mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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関東ふれあいの道 群馬県コース29 大滝へのみち

2018年6月13日(水)  晴  11:01~15:17


距離:7.4km+(8.2km)=15.6km/難易度:1/標準時間:2時間30分+(2時間)=4時間30分→実際時間:4時間16分/撮影ポイント:袈裟懸橋
ルート:<小中駅>~小中追付橋~大滝~けさかけ橋~小中追付橋(往復コース)~<小中駅>


群馬県コース29 大滝へのみち

起点の追付橋に立って山あいを見上げると、雑木林の中から異様に突き出た『むれ杉』がひときわ目に映ります。この先、つづら折れの林道を進んでいくと静かな山あいを野鳥の澄んださえずりがひびき渡り、ハイカーを楽しませてくれます。トンネルを抜けて林道から川原に下りれば、季節によって彩りを変える木々の姿が清流に映え、川を渡り遊歩道のトンネルを抜けて吊り橋「けさかけ橋」を進むと落差96mメートルを誇る大滝が眼前に見られます。新緑や紅葉に映える大滝の壮大な景観はしばし夢幻の境地に引き込んでくれることでしょう。
これよりみちは折り返しとなり、追付橋で終点となります。


先月まで茨城県を回っていたので、久しぶりの群馬県になります。2017/12/19以来実に6ヶ月ぶりです。
群馬県24コース目、全体では108コース目です。


7:27  北千住駅:7:29発東武スカイツリー線区間急行舘林行に乗換えます、舘林駅8:47着


8:53  舘林駅:8:59発東武伊勢崎線伊勢崎行に乗換えます、太田駅9:27着


9:29  太田駅:9:38発東武桐生線桐生行に乗換えます、相老駅10:04着


10:07  相老駅:10:15発わたらせ渓谷鐵道間藤駅行に乗換えます、小中駅10:56着

乗る電車、桐生発間藤行「あかがねⅡ号」が入ってきました。

普段は後乗り、前降りのワンマンカーです。バスと同様整理券を受取ります。ICカードは使えません。


今日はトロッコ列車の運行はありません。

トロッコ列車とは
窓ガラスのないオープンタイプの列車で、爽やかな風に吹かれながら渓谷の景色をお楽しみ頂くことができます(冬期は窓にガラスを取り付けて運転します)。
わたらせ渓谷鐵道には、平成10年10月10日から運転している「トロッコわたらせ渓谷号」と、平成24年4月1日にデビューした「トロッコわっしー号」の2種類のトロッコ列車があります。


相老ではガラガラでしたが次の大間々で観光客がどっさり乗ってきて、たちまち満員になりました。そのためか今日は車掌が乗込み記念グッズの販売を始め、また車内補充券を切ってくれました。料金660円です。

進行方向右側下には渡良瀬川のわたらせ渓谷がずっと続いています。


10:59  小中駅:ホーム一つの無人駅です。

降車時先ほどの車内補充券を運転手に渡しました。


11:01  スタートしました。
起点の追付橋までは4km以上ありますが、バスの便が悪いため連絡道を歩きます。
ホームを進行方向に進むと細い道路があります。


11:02  踏切と反対方向に進むとすぐ県道122号線に出ます。

突当りが県道122号線です。ここを左折するとすぐ信号があります。


11:03  小中:小中橋手前の信号、ここを右折します


11:04  小中橋バス停、

上り神戸(ごうど)行は7:22,7:46,8:19の3本、下りは7:36,8:04,19:00の3本が書いてありますが、目的地の追付橋へ行くのは下り19:00の1本だけです。従って全く使い物になりません。


ゆるやかな長い上り坂が続きます。


11:15  阿入橋


11:27  花小橋:直進します

左に流れる小中川に沿って進み、水の流れる音が絶え間なく聞こえます。たまに小鳥のさえずりも聞こえてきます。


11:51  大滝まであと4km

この辺りで上からおりてきた二人の女性が乗る黒い軽自動車が急に停まりました。運転席の女性が「どこへ行かれるのですか」と言ってきました。「大滝です」と返事したら、「さっき追い抜いたときに、もしかしたらそうかなと思って聞いてみました」というのです。「今大滝へ行ってきたんだけど、道が狭くてあきらめました。それをお伝えしたくて」というのです。「けさかけ橋もだめですか」と問うと、「橋までも行けません」とのこと。「有難うございます。でも行ってみます」と言って別れました。
やな予感です。せっかくここまで来たのに撮影ポイントの写真を撮れなかったらどうしようと不安になりました。


12:05  左側下には渓流があり、水音がよく聞こえます


12:07  追付橋バス停


みどり市東町路線バスだが、便数が少なくハイキングには使えない。


12:08  大滝まで3.4km

ここがコース29の起点です。


12:08  追付橋上からの眺め


12:09  コース略図


12:16  ここは直進です


12:16  大滝まで2.9km

右の大滝まで2.4kmは大滝駐車場までの距離のようです。


12:46  大滝まで1.1km


12:53  大滝トンネル


12:55  小中大滝県自然環境保全地域


12:55  大滝自然公園


この先に大滝駐車場があり、そこからも大滝に行くことができます。先ほどの車の女性は恐らくこの駐車場に車を停めて向ったと思われます。
関東ふれあいの道はさらに北へ進み大きく回り込んで大滝へ向います。


12:58  この先を右折します

左は袈裟丸山登山口に向うようです。
小中橋からここまで約8kmで出会った車の数は、上りが7台下りが6台でした。先ほど声をかけてくれた女性の車も上り・下りに各1台含まれています。


12:59  コース略図


13:00  大滝まで0.4km


13:01  大滝入口まで0.3km

この狭い道を下りていきます。


13:03  あずまやがあったので、昼食をとりました


13:11  橋を渡りさらに進むと幻想的な風景が

この先は靴1足分がようやく置けるほどの狭いところを進んでいきます。右は崖、足元は枯葉でふかふかです。かなり怖い思いをしながら、左にある岩や根っこをつかみながら懸命に前進です。
先ほどの女性はこちらから行ったのでしょうか、それなら無理なことは分ります。登山靴を履いていても転落が気になるようなすごいところでした。


13:21  さらに道が狭くなりました、通り過ぎて振り返ったところです、右の岩伝いに下りてきました


13:23  吊り橋が見えてきました、男女二人が渡っています


13:25  大滝展望台:分りにくいですが、中央やや左に白い筋が見えます


13:25  大滝説明版、展望台入口にありました

展望台で先ほどの男女と出会いました。


13:27  大岩:上に見えるのが展望台


13:27  展望台下からの大滝:樹が邪魔で全体を見ることができません


壮大なスケールを誇る滝。階段式つり橋「けさかけ橋」からの眺めは最高 。


13:29  けさかけ橋 

最大傾斜44%、ちょっぴりスリルあるつり橋です。大滝を見るためには、この橋を渡らなくてはなりません。


13:31  撮影ポイント:袈裟懸橋

さっきまで展望台にいた二人が橋の上の方に見えます。


13:35  けさかけ橋から見た大滝


13:36  橋は途中から急な階段になります


13:38  けさかけ橋を上から見たところ


13:40  下りてくると開けたところに出ます

こちらのルートは少し岩場でごつごつしたところはありますが、そんなにきついところはありませんでした。あきらめた女性はこちらを通ったのではないのでしょうか。


13:41  この橋を渡ると駐車場に出ます


13:42  大滝駐車場

ここからさっき来た道を一気に下ります


13:43  大滝トンネル


13:55  蛇がいました:動いていないので死んでいるようです


14:09  追付橋バス停まで0.5km


14:14  先ほども撮ったコース略図


14:15  むれ杉とむれ杉の説明版

後方に見える木がむれ杉かどうか定かではありません。

ムレスギはスギの変種といい、主幹の上に細かな枝が群がり立っていることから呼ばれるようになったと考えられ、えん形の樹幹をもっていることが特徴という。
 小中のムレスギは、根本から約5メートルほどの高さまで伸びた主幹の上に枝が群がり立っているもので、樹高は約20メートル。樹齢は約200年と推定されている。一般的には栽培品が多く、庭木や盆栽とするものが多い。一般のスギと比べて競争力が弱いことや、木材としての利用価値が低いため、自生のものは少ない。


14:52  花小橋


15:10  小中橋が見えてきました


15:12  小中橋バス停


15:16  小中駅:踏切を渡って撮りました


15:17  小中駅

コース29ゴールしました。
続いてコース31を回るため沢入駅に向かいます。


コース29の感想
2018年6月13日(水) 晴 11:01~15:17
距離:7.4km+(8.2km)=15.6km/難易度:1/標準時間:2時間30分+(2時間)=4時間30分→実際時間:4時間16分
久しぶりの群馬県です。茨城県の案内標識の不備にさんざん悩まされてきましたので、何かほっとした気分です。
大滝周辺を除いて、大半は舗装道路です。標高差460m、約8kmを往復するのですが、単調な道が続きます。北側から大滝へ回り込む道で様子が一変します。道とはいえない、崖沿いの狭い道はとても難易度1とは思えません。ようやくたどり着いた大滝は周りの木々で全容を見ることができず、何とも残念でした。落差96mという実感はなく、ただ流れ落ちる音だけを聞いている感じです。


コースタイム詳細

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t
群馬 29 大滝への <小中駅>  317.0      0.0  11:01
群馬 29 大滝への 小中追付橋  492.4      4.1      4.1   1:06   0:00   12:07   12:07
群馬 29 大滝への 大滝トンネル  736.3      3.1      7.2   0:46   0:00  12:53  12:53
群馬 29 大滝への 大滝  777.3      0.9      8.1   0:31   0:11  13:24  13:35
群馬 29 大滝への 大滝トンネル  736.3      0.3      8.4   0:08   0:00  13:43  13:43
群馬 29 大滝への 小中追付橋  492.4      3.1    11.5   0:31   0:01  14:14  14:15
群馬 29 大滝への <小中駅>  317.0      4.1    15.6   1:02  15:17
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集計 29 大滝への 2018.6.13水  7.4km  15.6km   4:04   0:12    4:16 ←総h


以上です。