mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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関東ふれあいの道 栃木県コース18 雲流れる桜花のみち &真岡駅周辺

2018年12月13日(木) 晴  9:46~14:04


距離:14.2km/難易度:2/標準時間:4時間20分⇒実際時間4時間18分/撮影ポイント:能仁寺山門
ルート:(逆)益子駅~瑞光寺~根本山~能仁寺~大前神社~五行川~真岡駅


栃木県コース18 雲流れる桜花のみち&真岡駅周辺

真岡駅より街中を進み、田町橋を経由して、春には桜の花と菜の花に彩られる五行川サイクリングロードに出ます。川沿いに進むと、やがて大きな鳥居のある大前(おおさき)神社に着きます。1500年有余の歴史を誇る延喜式内の名社です。参拝を終え、標識に従って進むと前方に根本山が見えてきます。麓にある足利尊氏ゆかりの能仁寺(のうにんじ)を過ぎると、山頂にかけて道路沿いに数千本の桜が植えられており、春には大勢の人で賑わいます。山頂のあずまやでひと休みしたあと、道を下ると瑞光寺に着きます。その後、田園風景の中を小貝川沿いに歩くと、時折前方に、真岡鉄道の列車を見ることができます。やがて、陶芸の里益子町の町並みに入り、益子駅に到着します。


栃木県9コース目は益子駅から真岡駅までの14.2kmです。1日2コースを回りたかったのですが、この時期どう組合わせても日没を過ぎてしまうので、仕方なく終点の真岡駅近くで泊まることにしました。


8:35  下館駅で真岡鐵道に乗換えます


8:37  真岡鐵道線運賃表:益子までは760円です、ICカードは使えないのですが右の券売機はJR兼用なのでICカード使用の案内が表示されています


8:45  真岡鐵道線車両の中:下館を出るときは2両連結でした


8:46  のんびり気ままにコットンウェイランド:車窓から見た下館駅ホームの前の看板


8:50  乗車券:ICカードは使えません、JR兼用の券売機で買ったため真岡鐵道線ではなく東日本会社線になっていました


単線でディーゼル車なので、架線がありません
途中真岡駅で後の車両を切り離し、1両での運行になりました、乗客は5~6人


9:36  益子駅到着


9:38  益子駅:立派な時計塔があります


益子駅は大正2年官設鉄道真岡軽便線益子駅として開設した。現在の駅は、平成10年3月に旧駅舎が老朽化したため改築され、平成11年に関東の駅100選に選定された。「焼き物の街に配慮した瓦屋根の駅舎にツインタワーをシンボルとした斬新な駅」という理由で選定された。


9:38  益子駅周辺案内図

この裏にある観光案内所にも寄って、いくつかパンフレットをもらいました


9:46  コース案内図:珍しく駅構内にあります

コース18スタートしました


9:48  道なりに左へカーブします

狭い道の割には車が頻繁に通ります


9:56  ここを右折します


9:59  ガードをくぐらずに左折し小貝川沿いに進みます


10:01  車は1台も通りません、散歩中の男性に出会いました


10:20  右折して新橋を渡ります


10:31  根本山まで2.9km:栃木県独特の指導柱です


10:34  根本山まで2.7km


10:38  根本山まで2.4km:この後坂を上っていきます


10:42  根本山まで2.1km:上り切ったところで、散歩している人を追い抜きます


10:46  坂を下ったところを左折です

振り向くと先ほどの男性もここを曲ってきました


10:51  瑞光寺


天台宗で松医山三宝院瑞光寺と称し、寺伝によれば、貞観2年(860)に慈覚大師の開基とされる。本尊は、勢至菩薩であるが、「下野国誌」には本尊は薬師如来であると記されている。


10:51  根本山まで1.5km:ここから上りが続きます


11:07  根本山の鉄塔:道路の最高点のところにあります

しかし、どこが山頂か分りませんでした


11:12  コース案内図


11:13  根本山休憩所


11:15  根本山いきものふれあいの里 イラストマップ


11:16  真岡市根本山自然観察センターの看板


11:19  途中のベンチからの眺め


11:20  ここを右折します


11:21  根本山鳥獣保護区


11:24  根本山自然観察センター:中へ入ってみます


根本山自然観察センターでは里山の生き物観察や自然散策、自然の恵みを素材に使ったクラフトづくり、里山の手入れ作業など、豊かな自然とふれあう楽しい行事を開催しております。


11:27  根本山自然観察センターの展示室

5分ほど見学しました


11:37  能仁寺 


南北朝期、足利尊氏を開祖とし、仏国国師(那須雲巌寺の開祖)の高弟、不職妙宥(ふしきみょうゆう)禅師の開山で康永2年(1343年)に建立されました。本尊は釈迦如来で県指定有形文化財となっています


11:41  撮影ポイント:能仁寺山門


11:45  能仁寺拝殿


11:58  大前神社まで4.0km:快晴です


12:07  大前神社まで3.5km


12:19  振返ると根本山の鉄塔が見えました


12:28  ここを左折します


12:30  本誓寺


12:41  大前神社まで1.6km


12:48  突然現れたロボット? 作業場のようなところにありましたが、何のためにあるのかよく分りません


12:51  信号を直進します


12:59  大前神社まで0.5km


13:01  五行川の御橋を渡ります:左側には大前神社の参道が、右奥には真岡鐵道の鉄橋が見えています


13:04  大前(おおさき)神社 一の鳥居


13:05  大前神社 二の鳥居、奥に両部鳥居・拝殿が見えます


13:07  大前神社 解説板:柵の向うは五行川です


13:08  大前神社の表参道にある子安神社


13:10  大前神社 拝殿


13:11  見事な龍の彫り物です


大前神社は1500年有余の歴史を誇る延喜式内の名社です。ご祭神は福の神様のだいこく様とえびす様で、開運招福の願いを叶えてくれる神様です。 欝蒼とおいしげる杜には、安土桃山時代末期に造られた、 極彩色の彫刻豊かな御本殿がそびえたち、名工藤田孫平治や島村円哲工人達の足跡が偲ばれます。


13:12  大前神社 唐金灯籠

江戸時代天明3年(1783)「大前大権現・荒樫大明神 御寶前」刻名、作者下野佐野天明町 丸山善太郎藤原重昌

龍に似た霊獣が蜃気楼を生み出すさま


13:17  大前神社 どでかい恵比寿様:日本一だそうです

高さ20メートル(台座7メートル、本体13メートル)、平成元年に完成


13:17  おもかるコイ石

願い事を祈念してコイの石を持ち上げ、そのときに感じる石の重さが、自分の予想していたよりも軽ければ願い事が叶い、重ければ願い事が叶わないとする試し石


大前神社のパンフレット:札所に置いてありました


13:22  里程標:真岡駅まで2.6km:五行川の手前にあります


13:22  五行川


五行川堤防を利用したコース。芳賀町の田園風景や季節の花や野草等を楽しみながらのんびりサイクリングができます。 道中に道の駅はががあるので、そこで一息休憩するのをオススメします。


13:30  なかよし学童橋の前を通ります


13:42  長瀬橋を渡ったところです:右向うから来て橋を渡り左に進みます


13:50  田町橋手前のコース案内図:右折して橋を渡ります


14:04  真岡駅 に着きました

コース18ゴールしました


蒸気機関車を模した駅舎には真岡市情報センターがあります


駅は、SLを形取った複合施設で、真岡市情報センター、真岡駅前 交番、真岡鐵道(本社)が併設され、関東の駅100選にも選ばれている。



真岡市情報センターは真岡駅の中にある地域情報化推進施設であり、観光施設です。
最新のIT技術を体験したり、SL関係の遊具で遊んだりできます。

各階のご案内 
開館時間:10:00~19:00  休館日:・火曜日(祝日の場合は開館、次の平日が休館日)・年末年始(12/29~1/3)
◆1階◆ 市政ガイド情報  藤棚
◆2階◆ 展示ギャラリー 
◆3階◆ 学習コーナー  体験学習ゾーン   編集機  研修室
◆4階◆ SLギャラリー  マルチ体験ゾーン  スタジオ  展望デッキ


14:15  駅舎の脇には同じく蒸気機関車の形をしたSLキューロク館があります
SLキューロク館の外にあったD51


真岡市SLの走るまち拠点施設「SLキューロク館」
 施設の名称は、館内に展示している9600形蒸気機関車が大正時代の代表的な蒸気機関車の一つであり、太いボイラー、短い化粧煙突、低い二つのドームにかたどられた雄姿で、「キューロク」の愛称で多くの人々に親しまれたことから「SLキューロク館」と名付けました。


14:15  SLキューロク館の中にある9600形蒸気機関車


14:16  SLキューロク館の中から外を見たら、先ほどのD51を試運転で動かすようです


14:17  まさに動き出そうとしたところです

係りの人に「これ以上近づかないで下さい」と注意されました


14:19  左に見えるのが動いているD51、右の建物がSLキューロク館

土・日に運行しているSLはC11 325とC12 66 で展示しているのとは別の蒸気機関車です


まだ昼食をとっていません。途中コンビニがあればおにぎりでも買おうと思ったのですが一軒も見当らず、食べるお店もありませんでした。真岡駅1階のパンフレット置き場に「真岡駅おもしろマップ」があり、飲食店がいくつも載っています。早速駅前を回ったのですが、いづれも扉が閉まっていました。


14:22  SLキューロク館前に石蔵 ログハウス 喫茶 レストランの看板を見つけました

しかし左の入口には表札がかかった門があり、お店のような感じではありません。
中へ入ると奥に建物があり DANCE SPACE と書かれた扉がありますが、閉まっているようです。あきらめて帰ろうとすると、隣にもお店がありました。


14:23  ここがレストランでした、残念ながら14:00を過ぎているのでランチタイムメニューのコーヒー又はサラダ付パスタ 500円は食べられません。


14:33  中は薄暗く、雰囲気のあるお店です:ボンゴやギターケース、大きなスピーカーなどがあり、ライブもやるようです

ランプシェードも洒落ています

サラダ・スープ付のオムライスにしました、1,000円、おいしかったです


腹ごしらえもできたので、市内見学に出かけます。駅でもらったパンフレットを頼りに県道47号線を益子方面に進み、真岡市木綿会館・久保記念 観光文化交流館を目指します


15:10  福姫 舞ちゃん

平成20年4月の真岡木綿会館オープンを機に、郷土の歴史的な資源「もおか木綿」を活かしたオンリーワンのまちづくりをしようと、市民が主体となった協働の「もおか元気まちづくり研究会」を組織しました。
この研究会が中心となり、「人が交流するまちの復活と賑わい創出」を目指して、広く真岡独自の資源や良さを紹介するためのさまざまなチャレンジが繰り広げられました。この一環として、木綿のまちをアピールする新たな観光のシンボルとなる「織姫キャラクターの石像」を作成し、「福姫舞ちゃん」と名づけました。
この名称は、訪れた人に福をもたらすよう織姫ならぬ「福姫」と、真岡の地名由来の一つである「舞丘」にちなみ「舞ちゃん」と併せたものです。石像には、観光客へのおもてなしの心と、市民として住んでいることに誇りをもってもらえるよう願いが込められています。


15:14  ようこそ いちごとSLと木綿の里「真岡市」へ


15:15  荒町・寿町交差点を左折し、県道47号線から県道46号線に入ります


15:22  真岡市木綿会館は工事中でした

◆真岡木綿会館増築工事のお知らせ
現在、真岡木綿会館では増築工事が行われております。
木綿会館は通常通り開館しておりますが、工事に伴い出入り口が変更になりました。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力くださいますようお願い申し上げます。

開館していると書かれていますが、中を覗くと机が山積みされていて見学できるような状況ではありませんでした

江戸時代から現代に悠久の歴史を“今”に受け継ぐ真岡もめん。
ひとつひとつ手作業で丹精を込めた真岡もめんは、独特の風合いが織り重なり、その質の良さに魅了されます。
真岡木綿会館では、機織りの工程見学や、機織り・染色の体験も可能です。
真岡もめんを実際にお手に取り、その質感をお確かめください。

真岡もめんの歴史~歴史と伝統を“今”に受け継ぐ~   かつて「真岡」といえば、そのまま木綿の代名詞として通用した時期がありました。丈夫で質が良く、絹のような肌ざわりの真岡木綿。染上がりを際立たせる“晒し(さらし)”という加工技術にも優れ、絶大な人気を誇りました。


15:24  木綿会館の奥にある岡部記念館「金鈴荘

岡部記念館「金鈴荘」
岡部記念館「金鈴荘」は、回遊式の日本庭園を備え、周囲に地元の磯山石(現在は生産されていない)を使用した石塀をめぐらしています。
建物は、明治中期に岡部呉服店2代目岡部久四郎氏(創業者から数えると3代目)が建築材料等を多年にわたって集め、大工、指物師は出入りの職人を3年間東京で修業させ、十年余の歳月を費やし建築したものです。木造2階建、徹底した防火土蔵造になっています。


15:25  金鈴荘 庭園


15:25  金鈴荘 建物


15:26  金鈴荘 入口


15:31  続いて 久保記念 観光文化交流館 に行ってみました


明治40年建築のこの建物は、「日本銀行宇都宮代理店真岡出張所真岡支金庫」として使われていたと言われています。エントランスから見える一枚板のカウンターや箪笥階段などが、当時の重厚感溢れる空間を今に伝えています。


15:32  1階にある観光案内所に寄ってみます


15:48  カラフルなマンホール


15:59  マンホールがきれいです、SLのまち もおか


16:03  まだ今晩の食事と明日の朝食・昼食の調達ができていません、そば・寿司・割烹とお店はありましたが、全て午後の休憩時間でどこも開いていないのです。コンビニもなく、駅の反対方面へと踏切を渡ります


16:26  さんざん歩いて、ようやくスーパーを見つけました、もう暗くなってきました

夜・朝・昼と三食分を買い込みました


真岡駅に戻り、真岡市情報センターの4階から1階まで順に見て回りました
4階 SLギャラリー

3階の学習コーナーでは多くの学生が勉強しており、満席でした


17:17  外に出ると蒸気機関車が火を噴いているように見えました


17:19  SLキューロク館もライトアップされています


17:23  駅から歩いて2分のここに泊ります

明日は4時起きで5時過ぎに出発予定なので、早めに寝ました


コース18の感想
距離:14.2km/難易度:2/標準時間:4時間20分⇒実際時間4時間18分


真岡鐵道線は10月にコース16で久下田駅まで乗って以来2回目ですが、乗客が少なく経営状況が気になりました。日本経済新聞によれば2018年3月期決算では売上高は2%減の381百万円、輸送人員は通学利用が落ち込み2%減の94万6000人、最終損益は68万円の赤字だったようです。1988年(昭和63年)4月11日第三セクター化して30年周年、何とか頑張ってもらいたいものです。
この日の真岡市日没時刻は16:25のため、1日2コースはあきらめて1コースにしました。余裕があったせいか珍しくノーミスで、しかも標準時間をわずかに切ることができました。根本山といっても標高150m足らずで大したことはなく、殆どが100m以下の平地でした。コースマップに示されているルート標高は根本山が90mほどになっており、益子駅・真岡駅50m以下になっています。しかし、実際と大きくズレています。表側の50を100、100を150とすれば丁度良いようです。
大前神社は奈良時代からの由緒ある延喜式内の名社で、ご祭神は福の神様のだいこく様とえびす様ということです。日本一というえびす様にはびっくりしましたが、群馬県妙義山麓で見た日本一の大黒様を思い出しました。だいこく様とえびす様は親子だそうですが、
こちらのえびす様は1989年生まれ、妙義山の大黒様は2005年生まれということで、えびす様の方が年上です。


<参考>妙義山と中之嶽大国神社の大黒様:群馬コース10  2017.09.14木

2005年に完成、高さ20メートル、重さ8.5トン


コースタイム詳細

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t 備考
栃木 18 雲流れる桜花のみち 益子駅    72.8     0.0    9:46
栃木 18 雲流れる桜花のみち 根本山  139.4     5.9     5.9  1:21  0:00  11:07   11:07
栃木 18 雲流れる桜花のみち 能仁寺P    74.7     0.7     6.6  0:30  0:10  11:37  11:47 山門  
栃木 18 雲流れる桜花のみち 大前神社    68.1     4.7   11.3  1:21  0:09  13:08  13:17
栃木 18 雲流れる桜花のみち 真岡駅    65.9     2.9   14.2  0:47  14:04
集計 18 雲流れる桜花のみち 2018/12/13(木) 14.2km 14.2km  3:59  0:19  4:18 ←総h


以上です。