mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

世界遺産 屋久島 3日目:白谷雲水峡半日トレッキング

ブログを始める前に行ったところの振り返りです。


2015年4月4日(土)1日目 屋久島一周と皆既月食
2015年4月5日(日)2日目 縄文杉トレッキング
2015年4月6日(月)3日目 白谷雲水峡半日トレッキング
3日間を3回に分けて記します


今日は屋久島最終日です。午前中白谷広場から白谷雲水峡半日トレッキングに出かけ、午後の便で帰路につきます。
2015年4月6日(月)3日目 白谷雲水峡半日トレッキング


5:30に起床しました。朝食前に民宿の周辺を散歩します。


5:54  宮之浦川


5:55  宮之浦散策図


5:56  宮之浦川


6:01  益救神社(やくじんじゃ)通り(救いの宮)


屋久島の北東部、宮之浦港にある。社名の「益救」は、現在では「ヤク」と読むが、以前は「マスクヒ」「スクヒ」とも読んだ。また、以前は「一品宝球大権現」という呼名もあった。当社の神が、竜宮城より一品、宝珠を持ち帰った故事による。


6:03  式内益救神社由緒記

醍醐天皇の御代約千百年前勅名により国内の有名な神社を 調べた台帳に登載された神社 三千百三十二座の中の一座で 掖玖島(屋久島)に名神として 益救神社が記載されておりま す。是を式内社と言います。益々救って下さる神様「救の宮」 又掖玖島が龍宮であるとして 「一品宝珠大権現」として広く 尊崇されております。


6:07  境内の仁王像


6:08  ガジュマルもありました


6:09  桜も咲いていました


6:11  夜明けです


6:13  朝焼け


6:18  宮之浦港


6:19  宮之浦港全体


6:43  民宿 八重岳本館:県道77号線沿いにある民宿に戻ってきました


民宿八重岳本館は、利便性のよい宮之浦に位置し、縄文杉登山、宮之浦岳登山、白谷雲水峡散策、ヤクスギランド、紀元杉、島内観光など、すべての屋久島観光の拠点として、とても便利な場所にあります。


朝食をとるために食堂へ行きます


7:16  2015年晴雨表:〇晴れ ◎曇り ●雨

この表によると17日間雨が降っていないようです、今日はどうでしょうか


7:30  ガイドさんの車が迎えに来ました
今日のメンバーは昨日縄文杉トレッキングで一緒だった若い男性と二人です。
ガイドさんは地元の威勢の良いおじさんです。

白谷川の渓流沿いを進み、神秘の森「苔むす森」を堪能できるツアーです。光が差しても霧に包まれても美しい景色が広がり、時間のない方、体力に自信のない方でも、安心してご参加頂ける半日コースです。


7:45  白谷広場に向う車の中からの眺め


7:55  白谷広場に到着:標高 600m、白谷雲水峡入口で森林環境整備推進協力金300円を払います

雨の多い屋久島の中でもひときわ雨量が多く、宮之浦集落の水源にもなる白谷川水系の流れによって数千年の長い歳月をかけて創られたダイナミックな峡谷美と、樹齢3,000年を越える著名屋久杉“弥生杉”などを、整備された遊歩道でのんびり楽しめます。


8:03  憩いの大岩:花崗岩でできた大きな岩で、先に見えるのは飛流橋


8:04  二代杉

二代杉説明板

この杉は切株の上に種子が落下して発芽生育した二代杉です。このようにして世代交替が行われることを切株更新といいます。


8:11  苔がすごいです


8:12  ヒメシャラ


垂直によく伸び、高さ15m、胸高直径90cmに達する。若木のうちは灰色の細かくざらついた樹皮であるが、成長するに従いこのような樹皮ははがれ、次第に赤褐色のごく薄い樹皮に変わる。この樹皮は細かい鱗状にはがれるが、全体としては明るい赤褐色のつるつるしたものに見え、森林内ではひときわ目立つものである。


8:12  マムシグサ


8:17  楠川歩道


この歩道を上がっていくと昨日縄文杉トレッキングで通った楠川別れに行きます


8:18  イスノキを説明するガイドさん


高さ約20m。樹皮は灰白色。大木になると赤っぽくなる。葉は厚く長楕円形で互生、深緑で表面に強いつやがある。4月頃、葉腋に小花を総状花序につける。


8:20  崖にも苔がびっちりです


8:22  見渡す限り苔で覆われています


8:36  渓流を横切ります


8:41  別のパーティーに出会いました


8:44  くぐり杉:標高820m、樹高22.0m、胸高周囲3.1m


四方に分かれた根が根の下を人がくぐれるほどに地面からせり上がり、登山道自体がくぐり杉の下を通るようになっています。


8:47  シカの宿:標高830m

命名者:神奈川県横浜市(小学5年生)  穴の中でシカが雨宿りをする姿をイメージしました


8:47  携帯トイレ用ブース


8:55  苔むす森が近づいてきました


8:58  左に上ってくる人が見えます(赤い服)


8:59  登山道を示すピンクリボンがありました


9:01  苔むす森:標高870m

ガイドさんの小道具


映画“もののけ姫”の中で描かれている白谷雲水峡の森。宮崎駿監督が何度も訪れ、イメージを膨らませ、舞台のモデルとなった幽玄な世界がここにあります。


ここで折り返します。


9:32  下りる途中の景色


9:54  カエルがいました


下る途中から雨が降りだし、だんだん強くなってきました。ザックにカバーをし、傘をさして下山しました。ガイドさんの傘は柄が刀の鞘になっています。外人に受けるのだそうです。
途中で昨日縄文杉まで一緒に行った女性4人組に合いました。足が痛くないか聞いたところ、なんともないとのことでした。
出口でガイドさんが受付の女性と何やら話しをしています。後で聞いたら兄妹だそうです。どうりで親しげな口の聞き方をしていた訳だと思いました。
白谷広場の駐車場に着いた時には雨があがりました。青空も見えています。


10:20  この後一旦民宿に戻り、シャワーを浴びました。


12:00  ガイド会社の事務所までいき帰路の確認をします。
出発まで時間があるので、再び宮之浦港の方へ散歩に出かけました。
バス道路をまっすぐ進み港の入口を過ぎてさらに先まで行ってみます。


12:22  屋久電前バス停:県道78号線のここで折り返しました


12:47  屋久島環境文化村センター

入館無料ということなので入ってみました

屋久島環境文化村センターは、自然と共生する新しい地域づくりをめざす「 屋久島環境文化村構想 」を推進するための拠点施設です。宮之浦港入口にあり、屋久島の自然や文化に関する総合的な情報の提供、案内等を行います。


12:47  屋久杉染めの着物


12:50  鹿の角や川魚の展示


12:59  宮之浦港フェリーターミナル:鹿児島からフェリー屋久島2が到着


屋久島航路:鹿児島港(本港区南埠頭)- 屋久島(宮之浦港)
1日1往復。所要時間は屋久島行が4時間、鹿児島行が4時間10分である。ドック期間中は運休する。

総トン数 3,392 トン  全長 122.4 m  旅客定員 494名  車両搭載数 乗用車26台、バス17台


乗用車はもちろん大型トラックが何台も出てきます、郵便トラックもありました


13:03  フェリーターミナルから対岸を見たところ


13:03  山の方は雲に覆われています


屋久島観光センターにも寄ってみました

1階 やくしま市場でお土産を買い
2階 レストランで天ぷらそばを食べました


13:12  屋久島環境文化村センター前へ戻ってきました


13:14  世界遺産登録記念の碑


「日本初自然遺産の島」:屋久島の玄関口・宮之浦港に着くと、そう記された大きな岩が出迎えてくれる。
1993年のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界遺産登録を記念して建てられた石碑だ。


14:30  ガイド会社の事務所から空港に向いました


14:48  屋久島空港:15:50発鹿児島行に乗ります


16:02  屋久島空港:15分遅れの16:05に離陸しました


17:11  鹿児島空港:16:40に到着、17:30発羽田行に乗ります


19:10  無事羽田に着きました


白谷雲水峡半日トレッキングの感想
1日目・2日目とはうって変って、地元の威勢のいいガイドさんでした。歩きながらずっと話し続けています。昔はヤクシカをつかまえて、食べていたそうです。さすがに最近は食べたりはしないようです。
車を降りたときは青空も見える天気でしたが、ガイドさんの一言で傘を持参しました。案の定復路でかなり強い雨が降ってきました。刀の形をした傘が外人さんに受けるというのにはなるほどと思いました。
映画もののけ姫の内容はよく知らないのですが、白谷雲水峡がモデルになっているというのはガイドブックにも書かれています。名前のとおり苔むす森は見渡す限り苔に覆われた幻想的な場所でした。映画にもなったということで、なおさらイメージが膨らむのかも知れません。


連日朝早くから起きて歩き回りましたが、それほど疲れはありません。むしろ大自然に触れた感動の方が勝っていました。


以上です。