mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

世界遺産 石見銀山へ 1日目 萩・石見空港~温泉津温泉

ブログを始める前に行ったところの振り返りです。


2012年4月9日(月)1日目 萩・石見空港~温泉津温泉
2012年4月10日(火)2日目-1 温泉津温泉~石見銀山
2012年4月10日(火)2日目-2 出雲大社~松江
2012年4月11日(水)3日目 松江~境港~鳥取砂丘
3日間を4回に分けて記します


今回は生まれて初めての山陰の旅です。
2007年7月に世界遺産登録された石見銀山へ行くついでに、山陰道を約338kmレンタカーで走ります。
【冬・春ドカン】 スキたび 四国・山陰・山陽・関西(レンタカープラン)
        スキな旅が作れるわがままプラン!自由自在にアレンジOK!  
というツアーにしました。
萩・石見空港から温泉津温泉、石見銀山、出雲大社、松江・しんじ湖温泉、境港水木しげるロード、白兎神社、鳥取砂丘をレンタカーで回ります。


1日目です。 
2012年4月9日(月)萩・石見空港~温泉津温泉


11:15  羽田発のANA便萩・石見行に乗りました


11:48  富士山上空


11:48  富士山がよ~く見えました


12:45  萩・石見空港に着陸です


13:03  萩・石見空港


13:20  萩・石見空港近くのレンタカー石見空港店で手続きを済ませて、車で出発です
国道191号線から国道9号線山陰道に出てJR山陰線に沿うように北東へ進みます
高速道路はないのですが、交通量は少なく快適に車を走らせることができます
浜田市を過ぎて海沿いの道で石見疊ヶ浦という案内を見つけ、寄って見ることにしました
萩・石見空港から53.6kmでした


15:00  それほど広くない唐鐘海岸駐車場に車を止め、海辺を歩いていきます
すぐ先のトンネルを入ると賽の河原洞窟があり、さらに進みます


15:03  唐鐘海岸:石見畳ヶ浦案内板

左下の点線部分がトンネルで赤枠が現在地、中央に馬の背、その右が断層地帯

国の天然記念物に指定されている石見畳ヶ浦(いわみたたみがうら)。
トンネルを抜けると、およそ1,600万年前の地層を見て歩くことができます。
そこでは、無数の貝の化石や鯨の化石などを見ることができ、波の侵食によってできた腰掛け状の岩(ノジュール)やマグマの跡など普段は見ることのできない世界が広がっています。


15:07  中央に見えるトンネルを抜けたところに先ほどの案内板があります

石見畳ヶ浦は写真左方向に行った先にあります


唐鐘海岸石見畳ヶ浦の千畳敷とノジュール(腰かけのような丸い石(団塊(だんかい))


15:21  1,600万年前の地層?


15:22  3つ見つけると幸せになれる!? 貝の化石『ハッピーシェル』?


15:27  石見畳ヶ浦:馬の背

左にあるのがきのこ岩

石見畳ヶ浦はこの先まで続きます


15:44  唐鐘海岸駐車場:無人ですが駐車料金100円の料金箱があります

レンタカーはマツダデミオです


再び国道9号線を北東へ進み、JRゆのつ駅めがけて左へ曲ります
16:50  予約した旅館に着きました、石見畳ヶ浦から33.3kmです


19:56  温泉津(ゆのつ)温泉街:夕食を済ませて夜の散歩に出かけます

最初は温泉津を「ゆのつ」と読めませんでした

どこか昔懐かしい感じがする温泉街。2箇所ある源泉が温泉津温泉の特徴です。
また、もう1つの特徴が石州瓦と呼ばれる独特の赤瓦と渋い光沢の黒瓦でデザインされています


20:18  野口雨情の詩碑:後は温泉津湾です


温泉津湾のほとりにその詩碑が建ち、風情を醸し出しています。
「おれは河原の枯れススキ」や「夕焼け小焼けで日が暮れて」など、かつての時代に忘れえぬ流行歌や童謡を残した野口雨情が、昭和18年4月に温泉津の俳人、山口打聴(やまぐち だちょう)さんらの招きで、奥さんと二人で温泉津を訪れています。
このとき野口雨情が作詞した温泉津小唄は内藤淳作町長の尽力で、昭和32年に日の目を見て大村能章の作曲、市丸の歌、武原はんの振り付けでビクターからレコードになりました。雨情の温泉津小唄の原詩と、現在歌われている小唄とは、詩の一部が違っていますが、これは山口打聴さんが、グループの人たちと相談して部分的に手を加えたためだそうです。


20:28  温泉津温泉散策図


20:32  JA石見銀山温泉津支所


20:36  厳島神社


永禄9年(1566)月山富田城の尼子義久を滅ぼし出雲・石見の覇者となった毛利元就が、永禄11年(1568)温泉津町小浜に宮島から遷座、造営しました。


20:51  桜が満開です


20:55  庄屋屋敷のなまこ壁

毛利元就の家臣で鵜丸城の初代奉行として温泉津にやってきた内藤家の屋敷。その後代々庄屋を務め、回船問屋や酒屋なども営んできたという内藤家400年の歴史を伝える屋敷と土蔵群。
特徴のあるなまこ壁、玄関に掛けられた大きな縄のれん、格子窓や中2階の虫籠窓(むしこまど)などが往時の隆盛ぶりを今に残しています。延享4年(1747)に温泉津に大火があり、その後に建てられたため、主屋は塗籠造(ぬりかごづくり)の耐火建築となっています。
個人所有のため非公開となっており、中に入ることはできません。


20:57  龍御前神社

石見銀山華やかなりし頃、頻繁に温泉津港に出入りした北前船の守り神として信仰を集めた。温泉街を見下ろす岩山にあり背後の岩は龍が大きく口を開けた様に見える。


2012年4月9日(月)萩・石見空港~温泉津温泉の感想
山陰は一度も行ったことがありません。どこにしようか考えた結果、2007年世界遺産登録されて5年になる石見銀山へ行くことにしました。四国・山陰・山陽・関西ならどこでも乗捨て自由なレンタカープランで、ルートや宿泊場所はこちらで設定します。折角だからと欲張って鳥取砂丘まで足を延ばすことにしました。
初日は石見銀山とも関わりの深い温泉津(温泉津)に泊ります。
温泉津は派手さこそありませんが、歴史を感じる古い温泉街でした。


以上です。