mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

世界遺産 石見銀山へ 3日目 松江~境港~鳥取砂丘

ブログを始める前に行ったところの振り返りです。


2012年4月9日(月)1日目 萩・石見空港~温泉津温泉
2012年4月10日(火)2日目-1 温泉津温泉~石見銀山
2012年4月10日(火)2日目-2 出雲大社~松江
2012年4月11日(水)3日目 松江~境港~鳥取砂丘
3日間を4回に分けて記します


3日目です。
2012年4月11日(水)3日目 松江~境港~鳥取砂丘 
まだ薄暗いなか朝の散歩で宍道湖へ行き、その後松江城をお堀に沿って一周しました。


5:38  ホテルを出た時はまだ夜明け前でした、あいにくの雨です


5:41  宍道湖大橋:宍道湖に架かる橋です


5:42  宍道湖のすぐ脇を道路が通っています


宍道湖は、周囲約45km、全国で7番目に大きい湖で、わずかに塩分を含む汽水湖のため魚種が豊富。特にシジミ、白魚などの宍道湖七珍は松江を代表する味覚として有名です。


5:42  道路からホテルを見たところ


5:59  見どころを示す案内標識がありました


5:59  芥川龍之介と志賀直哉の説明板

大正初期、志賀直哉と芥川龍之介が相次いで松江を訪れ、内中原町で暮らした・・・


6:00  城山西堀川:松江城のお堀

すれ違うのは犬の散歩をしている人ぐらいです


6:06  小泉八雲記念館:右側道路の向うはお堀です


初代の小泉八雲記念館開館から82年、日本人小泉八雲が誕生して120年になる2016年の夏、展示構成を拡充・一新し、ライブラリーやホール、ミュージアムショップを備えた小泉八雲記念館に生まれ変わりました。


6:07  小泉八雲旧居:約5ヶ月間住んでいたそうです


『怪談』や『骨董』などの著作で知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と元松江藩士の娘セツが、明治24年6月から11月までの約5ヶ月間新婚生活を過ごした邸宅。江戸時代中後期に建てられた松江藩士の武家屋敷で、母屋を取り囲むように、自然の山水を絡めた造りの日本庭園があります。


6:08  塩見縄手公園:お堀に沿った細長い公園です


6:07  小泉八雲銅像:お堀沿いにあります


6:09  田部美術館:小泉八雲旧居の右隣です


田部美術館は日本の茶の湯文化が盛んな松江の地に、田部家伝来の美術品の寄贈を受け、田部長右衛門朋之氏により設立され、1979年11月3日に開館しました。江戸時代の松江藩7代藩主であり大名茶人の松平不昧公ゆかりの品々を含む茶道具や、楽山焼や布志名焼をはじめとする出雲地方の美術工芸品が主なコレクションであり、季節に合わせた茶道具の取り合わせや、出雲地方の美術工芸品を紹介展示しています。


6:09  北田川:塩見縄手の道が続きます


6:10  そば処 八雲庵:高級料亭のような感じです


松江藩の剣術指南役・大石源内の屋敷跡。樹齢450年もの出雲黒松、裏山の竹林からの心地よい風、四季を五感で味わえる空間でのおそばは格別です。


6:10  松の枝の下を通り抜けます


6:10  武家屋敷:当時のまま保存されているそうです


松江城の北側堀沿いに、長屋門、塀が続き、松江でも最も城下町らしい面影を残す武家屋敷。塩見縄手と呼ばれるこの地域は、江戸時代、中級武士の屋敷が建ち並んでいたところで、その中で唯一、当時のまま保存されているのがこの屋敷です。


6:12  塩見縄手説明板:「日本の道百選」に選ばれているとのことです


松江城北側のお堀端沿い、松江藩第7代藩主である松平不昧公ゆかりの古庵「明々庵」から「小泉八雲記念館」までの約500mの道。武家屋敷が江戸時代の姿のまま建ち並んでいます。松江で最も城下町らしい佇まいを残すこの通りは、市の伝統美観地区に指定されており、昭和61年には「日本の道百選」にも選定されています。


6:18  北惣門橋:古そうに見えますが平成6年に架け替えられた木橋です


この場所の橋は明治中期に石造アーチ橋に架け替えられ使われてきましたが、松江城の入り口にふあわしい橋として、様々な史料をもとに平成6年11月木橋として架け替えられました。橋長:18.54m,幅員:3.82m


6:20  城山内堀川


6:22  堀川めぐり:堀川遊覧船:コースの全長は約3.7km、遊覧時間は約50分です


城と堀が当時のまま現存する城下町は全国でも珍しく、この堀を小船でめぐる「堀川めぐり」の醍醐味は、船に揺られながら見る松江城下の懐かしい日本の風景、 築城400年の時を越えその姿をいまだに残す森の自然や堀の美しさを四季を通じて楽しめることです。


6:22  松江市中心市街地図


6:24  松江城駐車場入口


6:25  岸清一銅像:渋谷にある岸記念体育会館に名前が残されています


岸清一先生は、慶応3年7月4日、松江市雑賀町で出生されました。明治、大正、昭和にわたり、わが国法曹界の第一人者として活躍される一方、日本体育協会会長、国際オリンピック委員会委員として、日本スポーツ界の育成と、その国際的地位の向上に半生を捧げられ、「近代スポーツの父」として敬慕されています。


6:26  県庁前


6:27  松平直正公騎馬像


平成21(2009)年11月3日 松江開府400年祭・市制施行120周年事業として建立されました。


6:29  幸橋(さいわいばし):真直ぐ行くと宍道湖大橋です


6:31  須衛都久(すえつぐ)神社:鳥居の前の出雲構え獅子


この神社は宍道湖大橋北側のすぐ近く、末次公園の隣に鎮座しております。
出雲風土記にも出てくる歴史のある神社で、末次地区 の氏神様です。


6:32  須衛都久神社


7:00  ホテルへ戻り朝食をとりました


8:20  降り続く雨の中、431号線を利用して鳥取県境港に向け出発です
ホテルを出て駐車場へ行こうとしたとき、係の人が16本骨の洒落た傘を持ってきてこれをお使いくださいと言って差し出してくれました
折り畳み傘は持っていたのですが、それより大きいので遠慮なくいただくことにしました


9:20  境港に到着、松江から約28kmでした
水木しげる記念館には駐車場が無く、日ノ出駐車場というところを探します
周辺をぐるぐる回り、ようやく見つけました


9:34  水木しげる記念館:料金 一般700円です


平成15年(2003年)、老若男女問わず愛され続けている水木ワールドの集大成として「水木しげるロード」に造られたのが、水木しげる記念館です。100年の歴史を誇る料亭を改装して作られた館内には、迫力満点の妖怪オブジェやジオラマ、映像が溢れ、重厚な雰囲気とともに水木ワールドの魅力を満喫できるようになっています。


9:39  水木しげる記念館2階水木しげる漫画ワールド


9:43  冒険家水木しげる

これまでの冒険旅行写真を展示するほか、愛用の「旅行トランク」で旅に出かける先生の超絶梱包術も解説。
そのほかにも、これまで旅先で集めた現地のお面等の展示など、「冒険家のなかの冒険家、水木しげる」がここに伺われます。


9:44  ストーリーボード: パプアニューギニアの民芸品


ストーリーボードとは、大きな板に歴史を追った物語を彫り込んだもの。民話や神話を題材にすることもあれば個人の歴史をテーマにすることもあるそうです。


9:45  精霊と妖怪の仮面と置物


10:14  中庭


10:15  妖怪庭園

水木しげるロードを少し歩いて駐車場に戻りました、料金は1時間で¥200です


10:25  次の目的地白兎神社へ向け境港を出発です


12:25  道の駅 神話の里 白うさぎに着きました
境港からここまで431号線と国道9号線を使い約94kmです


道の駅の中にある おさかなダイニングぎんりん亭 で昼食をとりました
その後すぐ隣にある白兎神社の見学です


13:32  白兎神社(はくとじんじゃ)


白兎神社は、大兎大明神あるいは兎の宮白兎大明神といわれ、神話「因幡の白うさぎ」の舞台であり、古事記や日本書記に記される由緒明らかな神社です。神話にちなみ、皮膚病ややけどなどに効く神社として信仰されてきました。


13:33  大国主・八上姫と白うさぎ:砂の像

神話に登場する大国主と八上姫の縁結びの神様といわれている白うさぎ。最近では、日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定されました。


13.34  御身洗池(みたらしいけ)

境内へ続く道沿いには、神話・因幡の白うさぎで、うさぎが傷口を洗い、治療したといわれる「御身洗(みたらし)池」があり、季節を問わず水位が一定のため、不減不増の池といわれています。


13:36  白兎神社(はくと じんじゃ)



13:50  道の駅 神話の風 白うさぎ:白兎神社は右奥にあります


目の前には神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸が広がる。2階は地元の特産品を使った料理を提供する海鮮活魚いけす料理レストラン。白兎にちなんだみやげも豊富。


13:55  最後の目的地鳥取砂丘に向けて出発です
鳥取砂丘までは約14kmです


14:20  鳥取砂丘  有島武郎の歌碑


「浜坂の遠き砂丘の中にして さびしき我を見いでけるかな」有島武郎(大正12年4月)
この歌を詠んだ1ヶ月後に武郎は自ら命を絶った。


14:54  鳥取砂丘はみんなの財産です


14:57  鳥取砂丘:雨が降っているのであまり歩き回ることができませんでした


四季に応じて、また昼夜で、砂丘は刻々とその姿を変えてゆきます。豊かな表情をみせる砂丘の魅力を紹介します。


15:10  鳥取砂丘を出ました
満タンにするため途中で給油してから、鳥取空港そばのレンタカー事務所まで行きます
鳥取砂丘から約10kmです


15:25  レンタカー事務所に着き、延長料金¥4,500、乗捨て料金¥4,000をとられました
ツアー代金には2日分のレンタカー代金が含まれていますが、3日目は別料金でした


16:13  鳥取空港:時間があるので駐車場脇にある空港公園を回ってみました


16:53  ビーチクラフト65-80クイーンエア JA5127:2017/05現在 撤去


16:54  空港ターミナル方面



16:54  世界地図が描かれています


16:55  世界地図の上から見た空港ターミナル方面


17:05  麒麟獅子舞の碑:陽が差してきました


17:40  18:10発のANA便です


19:30  羽田空港に着きました


2012年4月11日(水)3日目 松江~境港~鳥取砂丘の感想
松江では松江城のライトアップと満開の夜桜を楽しみ、翌朝のお堀一周も見どころが一杯ありました。
水木しげる記念館は2010年度上半期NHK連続テレビ小説で放送された「ゲゲゲの女房」の影響か、なかなか盛況でした。
残念だったのは雨で鳥取砂丘を十分に見ることができなかったことです。観光客は誰一人といませんでした。


初めての山陰地方の旅はレンタカーを利用しました。走行距離は1日目94.0km、2日目108.1km、3日目146.3km、合計348.4mとなっています。結構走りがいがありました。
一番の目的だった石見銀山は旅館の人の助言で、無料ガイドを申込みました。2時間の行程を親切丁寧に解説していただき、感謝しています。現在は有料(ワンコイン=500円)になっていますが、有料でも依頼するべきだと思いました。


以上です。