mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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2019.6.5 多摩森林科学園 徹底散策

2019.6.5(水) 曇


今日は八王子市にある多摩森林科学園に行ってきました。八王子市の「八王子八十八景選定委員会」で八王子八十八景にも選ばれている有料の施設です。高尾駅発陣馬高原下行バスの途中に多摩森林科学園前というバス停があるので前から場所は知っていましたが、入るのは初めてです。中は起伏が多く、入口でもらった見学ガイドには所要時間1~3時間くらいで、軽いハイキングの服装がおすすめと書いてありました。


高尾駅北口:開園の9:30に合せて9:20頃に着きました


バス通りの坂を上がっていくと廿里町という信号があります、とどりまちと読むのですね


後を振り返ると高尾駅の向うに高尾みころも霊堂が見えます


廿里古戦場説明板:多摩森林科学園の敷地内にあります

永禄十二年(一五六九)、武田信玄は小田原城の北条氏康を攻めるために甲州を出発し、碓氷峠を越えて北関東の北条氏の諸城を次々と攻撃し、滝山城攻撃のため拝島に陣した。一方、信玄の武将甲州岩殿城主小山田信茂は、甲州から小仏峠を越えて攻め込んだ。滝山城主北条氏照の家臣、横地監物・中山勘解由・布施出羽守らは、十月一日にこの付近で迎え撃ったが、一戦にしてもろくも敗れ去った。
この戦いの後、滝山城は三の丸まで攻め込まれ、落城の危機に瀕したが、信玄は途中で小田原城に向かい、落城はまぬがれた。この年の戦いで、氏照は滝山城の弱点と甲州口の重要性を感じ、小仏峠に近い八王子城の築城を計画したと言われている。  平成十七年三月三十一日  八王子市教育委員会


多摩森林科学園:ここは入園口ではなく、この100m先です


多摩森林科学園入園口:9:30過ぎに着きました


多摩森林科学園利用案内

入園料  大人300円 子供50円(高校生まで)
             大人400円 子供150円(4月のみ)
休園日  5月から2月の毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) ( 3月および4月は無休)
             年末年始(12月26日から1月6日まで)



多摩森林科学園は、1921年(大正10年)2月に宮内省帝室林野管理局林業試験場として発足しました。その後、「分室」、「実験林」と名称は変わりながらも研究を続け、1988年(昭和63年)に「多摩森林科学園」となりました。いまのような形で一般公開を始めたのは、1992年(平成4年)です。
現在は我が国最大の森林・林業・木材産業に係わる研究機関である国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所の支所の一つとして、都市近郊林が有する多面的機能を発揮させるための管理・利用技術の開発や、動植物の多様性保全・生態系の役割解明、サクラの遺伝資源に関する研究などを行っています。


園内マップ


八王子八十八景|八王子市公式ホームページ

森の科学館、樹木園(7ヘクタール、約1000種)、サクラ保存林(8ヘクタール、約250種、2000本)を一般公開している


入園料300円を払って中へ入るときに、上の園内案内図がもらえます


森の科学館:中へ入ってみます

森の科学館は、森林に関わる研究成果を皆さんに知っていただくための施設です。
パネルや映像、いろいろな資料を展示しています。他に皆さんとの交流の場、森林講座も開催しています。
建物は、2階建てで914m2、金属を少なくし、いろいろな種類の加工方法の木材を使った木材の利用法の展示物です。


1階展示室:樅ノ木円盤とツキノワグマ剥製


ニホンジカ剥製


ムササビの骨格


2階展示室:螺旋型階段を上ってきました


表に出て散策開始です:標識⑨から第2樹木園に入ります
外周を一周することにしました


標識⑩サクラ保存林方面に進みます


標識⑫:右はバス通りです


標識⑬:建物はトイレです


標識㉑サクラ保存林説明板


標識58:ここから階段を上っていきます


標識57:まだ続きます


標識56:右へ曲ります


標識91:第3樹木園に入ります


標識94:一旦下がります


標識96:道なりに左へ曲ります


何かの実が一杯落ちています


標識98:このヘアピンカーブが一番北になります


さらに上っていきます


標識99:右へ下っていきます


標識51:上から下りてきました、彼岸通りに出ます


標識㊾:外周を回るため右へ行きます


標識㊼:ここも右へ曲ります


標識㊹:里桜ベンチ


標識㊸:遠見通りを進みます


遠見通りから見た園内


標識㊷:左側が里桜園です


標識㊵:山の上あずまや、一番西にあり入口から最も遠いところです


ヤマザクラ


標識㊲:休憩所があります


標識㊱:外周を回るため見返り通りに入ります


八王子駅方面:40階建てのサザンタワーが見えました


標識㉝:一気に下ります


標識㉚:仲通りと釣船草通りの交差するところです


釣船草通りを下っていきます


標識65:釣船草通り


標識㉒:左の階段は夫婦坂からきた道です、直進します


標識⑳:右折したこの階段を上ります


標識⑲:上りが続きます


標識⑱:ここは第2樹木園です


標識⑯:森の科学館の裏に出てきました


標識⓪:第1樹木園へ入ります


標識⑥:第1樹木園


標識⑦:神社がありました


標識③:一番南になります


ヒサカキ


ヒサカキと書かれていた木になっていた実、第3樹木園で落ちていた実と似ています

ヒサカキの実をネットで検索してみると全く違うものが出てきます、実際はヒサカキの実ではないかもしれません


第1樹木園を一周して、森の科学館に戻ってきました


多摩森林科学園のジオラマ


アンケートを書きました、隣に入園記念と書かれたマツカサ等が入ったビニール袋が置かれています


ストローブマツ


アンケートを書いた人はもう一つどうぞということなので、もう一ついただきました
モミジバフウ:第3樹木園で見た実と似ています

モミジバフウの実で検索すると写真と同じものが出てきます、もしかすると第3樹木園で見た実はモミジバフウなのかもしれません


11:18:多摩森林科学園を出ました


この後歩いて八王子城へ向い、そのまま高尾山へ行きます


八王子城へ向うバス通りから多摩森林科学園を見たところ


2019.6.5 多摩森林科学園の感想
朝の天気予報では雷・にわか雨があるかもしれないということでしたが、何とかあたらずに済みました。また、曇っていたのでそれほど暑さを感じることはありませんでした。
広大な敷地ですので、めったに人と出会いません。それでも4~5人とすれ違いました。なかには大きな望遠レンズを付けたカメラをぶら下げていたので、野鳥観察に来たと思われます。
この後40分ほど歩いて八王子城により、さらに4時間かけて高尾山まで向います。


以上です。