mesetaのブログ

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2019.12.26 相模野の豊かな森につつまれて 小田急沿線自然ふれあい歩道2-25

2019.12.26(木) 相模大野駅~相模大野駅  9.2+1.48=10.68km   曇
ルート:相模大野駅~①相模緑道緑地~②木もれびの森~③森林ボランティア活動地~④相模原中央緑地~⑤畑地かんがい用水路跡~⑥慰霊塔~⑧大沼神社~⑥慰霊塔~⑦相模大野中央公園~相模大野駅


夕方から雨という天気予報なので、傘とレインウェアを持参しました。今日は2コース合わせると20kmを超えるので、何とか持ちこたえて欲しいと願いながら出かけました。


2-25 相模大野駅コース
相模大野駅コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄
このコースは、相模原台地上の平坦地に広がる木もれびの森の中を歩き、その心地よさを十分味わうことができるコースです。クヌギ・コナラが主体の雑木林は、かつて薪や炭などを得る薪炭林として人々の生活と密接なかかわりのある森林でしたが、ライフスタイルの変化により薪や炭の需要がなくなり、都市近郊の多くの雑木林は消滅してしまいました。しかし、最近では多くの動植物の貴重な生活空間として、雑木林の存在価値が見直されており、一部はレクリエーションや憩いの場として利用されています。木もれびの森の雑木林も、都市に残る貴重な緑として森林ボランティアによって維持管理されています。また、畑地かんがい用水路跡を利用した相模緑道緑地やわずかに残るクワの植物により、かつてこの地で展開されていた農業振興策や養蚕業の隆盛の歴史をうかがい知ることができます。


コースマップ

8:48  相模大野駅 、スタートしました


北口を出ます


8:52  2階デッキからエスカレーターで1階に下り線路に沿って進みます


8:57  左折して大野銀座商店街に入ります


9:07  ①相模緑道緑地 に着きました

緑道緑地は、相模川の水を引き込んだ畑地かんがい用水路の跡地を利用し1975年ごろから地域住民の生活の道として整備されたもので、四季折々のさまざまな樹木や草花が植えられています。


9:17  御園二丁目公園 脇を通ります


9:31  大沼地下道 です


地下道を出て振り返ったところ


9:35  ②木もれびの森 に入りました

コナラやクヌギを主体とした明るい雑木林で、一帯に広がる緑地帯です。「かながわの美林50選」にも選定されています。この森は、「相模原近郊緑地特別保全地区」に指定され、土地所有者の理解のもと、地域住民やボランティア団体が保全活動を行っています。

木もれびの森 は、大野台・大野台地区に広がる約73ヘクタールの平坦な樹林地です。


9:46  木もれびの森入口信号 を直進します


相模原緑道緑地


木もれび通り、左側はゴルフ場です


9:48  相模原ゴルフ倶楽部 が見えます


9:49  ここから再び͡木もれびの森に入ります


9:56  ③森林ボランティア活動地 

木もれびの森のような快適な林内環境は、森林ボランティアの適切な管理作業により実現しています。この方々のアイデアで、伐採木がベンチやカントリーヘッジ、園路の境界木として有効に活用されています。


10:00  ここでミス、右の正しい道ではなく左へ行ってしまいました


10:06  ④相模原中央緑地 の万葉集と植物の説明板:ミスしないとここは通りません

木もれびの森の核として、都市公園に位置づけられた場所で、散策路やトイレなどが整備されています。また、林内の植物の一部には、その植物にちなんだ「万葉の歌」の歌碑が建てられています。


10:07  つどいの森


万葉集、つつじの歌


万葉集、桜の歌


万葉集、ちさ(エゴノキ)の歌


万葉集、桜の歌


万葉集、女郎花(オミナエシ)の歌


10:10  森の中道、左折します、この手前でコースに復帰しました


10:13  相模原中央緑地 案内図


10:13  ⑤畑地かんがい用水路跡 

畑地かんがい用水は、戦後の食糧増産を目的に完成しましたが、その後の都市化の進行や農地の減少により、通水が中止され消滅してしまいました。この大野支線は、相模原市登録有形文化財に指定されています。


水路跡を右折します


10:26  十月桜

花は4月頃と10~12月頃に咲く 淡紅色~白色の八重咲

 


10:30  相模緑道緑地


10:46  ⑥慰霊塔 です

1952年に相模原市内の戦没者の冥福を祈るために建設され、毎年秋には、慰霊祭が行われています。敷地内の所々には大きなアカマツが勢いよく生育しており、薬剤などでその保護も続けられています。


市内戦没者を合祀し、その御霊を弔慰することを目的に相模原市慰霊塔を設置しています。


ここからサブルートの大沼神社に向います


細い道に入っていきます


特別緑地保全地区


11:04  ⑧大沼神社 

江戸時代の新田開発により生まれた集落の鎮守として1736年に創建されました。祭神は弁天様です。この付近は地下水層が浅い宙水地帯で、その名残として周囲にはお堀が残されています。

大沼神社は、元禄12年(1699)から開発が始められた大沼新田の鎮守として享保21年(1736)に辨財天と称して創建、明治4年に大沼神社と改称したといいます。


ここにも桜が咲いていました、右側にお堀が見えます


大沼神社 拝殿


11:18  木もれびの森を戻ります


11:22  ⑥慰霊塔 前に戻ってきました


11:55  相模原中等教育学校 の前を通ります


(平成25年度までは県立相模大野高等学校と併設)


11:57  ⑦相模大野中央公園 

1981年以降、相模大野周辺の再開発によってつくられた公園です。既存の松林を巧みに生かし、芝生広場や花壇などがある公園です。毎年10月には「相模大野まんどうまつり」が開催されます。


12:03  相模大野中央公園 を出たところにある交差点


相模大野駅前、エスカレーターで2階へ上ります


12:10  相模大野駅 、ゴールしました


コースタイム:2-25 相模野の豊かな森につつまれて

経由地・日付・天気 距離 累計 総h 所要h 見学h 着t 発t
相模大野駅          0m  0:00    8:48
①相模緑道緑地    1290m    1290m  0:19  0:19  0:00    9:07    9:07
②木もれびの森    1800m    3090m  0:47  0:28  0:00    9:35    9:35
③森林ボランティア活動地    3090m  1:08  0:21  0:00    9:56    9:56
④相模原中央緑地    1520m    4610m  1:19  0:10  0:01  10:06  10:07
⑤畑地かんがい用水路跡    4610m  1:25  0:06  0:00  10:13  10:13
⑥慰霊塔    1890m    6500m  1:59  0:33  0:01  10:46  10:47
⑧大沼神社      740m    7240m  2:20  0:17  0:04  11:04  11:08
⑥慰霊塔      740m    7980m  2:35  0:14  0:01  11:22  11:23
⑦相模大野中央公園    1870m    9850m  3:03  0:28  0:00  11:51  11:51 
相模大野駅      830m  10680m  3:22  0:19  12:10 
コース2-26へ
2019/12/26(木) 曇  10680m  3:22   3:15  0:07


2-25 相模大野駅コース の感想
このコースの見どころは大沼神社を除いて全て緑地か公園です。木もれびの森は広大な面積で何ヶ所にも分かれていました。
木もれびの森のパンフレットに歴史が載っています。そこには、
【相模原台地は「相模野」の呼び名のとおり、原野の広がる入会地(共同の草刈場)でした。江戸時代の新田開発により農地として開墾されましたが、水の便も悪く、土地が痩せていたため農作物があまり育たず、替わって炭焼きのためのクヌギ、コナラの植林が行われるようになりました。こうした雑木林が残っているのが「木もれびの森」です。】
となっていました。さらに、「手入れされなくなった森は荒れてゆきましたが、今再び、現代人の健康志向と、心のよりどころとして雑木林が見直されています。」とあります。
たしかに、森の中で多くの散歩している人を見かけました。市が保全管理を行っていますが、一部をボランティア団体の活動にゆだねている場所もあるそうです。


以上です。
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