mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

2019.12.26 住宅街の緑道に緑の潤いを求めて 小田急沿線自然ふれあい歩道2-26

2019.12.26(木) 小田急相模原駅~小田急相模原駅  8.9+1.0=9.9km  曇
ルート:小田急相模原駅~①二宮神社~②米軍相模原住宅周辺~③水道みち緑道(横浜水道道緑道)~④相模原麻溝公園~⑤さがみの仲よし小道~サブルート分岐点~⑥相模台団地のサクラ~サブルート分岐点~小田急相模原駅


午前中2-25を歩いてから相模大野駅前で昼食、小田急線に乗り一つ目の小田急相模原駅へ移動しました。雨はまだ降っていませんが、このままもってくれればいいのですが。


2-26 小田急相模原駅コース
小田急相模原駅コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄
相模原台地は相模川がつくった扇状地が隆起して形成された洪積台地で、関東ローム層と言われる赤褐色の赤土で一面覆われています。この層は、富士火山や箱根火山などにより噴き上げられた灰が数万年の歳月をかけてつくり上げたものです。この台地は水の便が悪く、近年まで開発が入らなかったことから「相模野」と呼ばれ、原野の様相を見せていました。原野の広がった台地の開発は17世紀半ば以降の新田開発により始まり、水が乏しいため新田は水田ではなく畑地として開拓され、新田集落の周りには薪炭供給のための雑木林がつくられました。相模原に広がる雑木林はこうして植林された人工林です。明治以降も新開と言われる開拓が進められ、主要な収入源として養蚕が盛んに行われました。戦後の食糧難を解決するために相模川の水を引き込んだ相模原開発畑地かんがい事業の名残の「さがみの仲よし小道」や、貿易港を中心とする横浜の発展のため道志川を水源として敷設された横浜水道道を歩き、相模原台地の土地利用の変遷を学ぶコースです。


コースマップ



12:57  小田急相模原駅 スタートして北側へ進みます


小田急相模原駅 周辺案内図


13:01  バスロータリー、右側が駅です


13:04  ①二宮神社 、歩いてすぐのところにありました

この地域の開拓者たちの心のよりどころとして小田原市にある報徳二宮神社より分霊し、1947年に創建されました。境内には祭神である二宮尊徳の像があり、初詣や七五三、例大祭などで多くの人が参拝し、地域の氏神様として親しまれています。
二宮神社 拝殿 、順番待ちしている人がいました


二宮神社祭神 二宮尊徳像


13:10  サウザンロード相模原 、約1km続く長い商店街です


「サウザンロード相模台」は、神奈川県相模原市の南東端、小田急小田原線「小田急相模原駅」北口から「独立行政法人相模原病院」までの街区に沿って、バラエティに富む商店が切れ間無く連なる商店街です。
その長さが約1kmあることから、英語の1000(サウザンド)より命名されました。


13:20  ②米軍相模原住宅周辺 、狭い通路をフェンス沿いに進みます

米軍相模原住宅の西側の通路からは、米軍敷地内のソメイヨシノや民家のアジサイ、路傍のヘビイチゴなどが見られます。相模台小学校の外周に植栽されたイチョウ、南台6丁目公園のケヤキなども楽しむことができます。


在日米陸軍の管理下で、米軍人、軍属及びその家族の住宅専用施設として使用されている。
  土地面積(平成30年1月1日現在・単位 平方メートル)
    国有 506,693  県有 -  市町村有 4,929   私有 81,796   計 593,419


13:33  ③水道みち緑道(横浜水道道緑道) 

相模原市の中心的な緑道で、散策、ハイキング、ジョギング、緑化運動の場として市民に幅広く利用されています。緑道には遊具やベンチがあるほか、アジサイやシャリンバイなどが植栽されています。


水道みち「トロッコ」の歴史


相模原市における横浜水道道緑道は、南区上鶴間4丁目から中央区田名地内までの12.2キロメートルを平均12メートルの幅員で相模原市内を縦断しています。この緑道は、市民への有効利用を図るため、昭和57年に横浜市と「横浜水道道の使用に関する協定」を結び整備されました。
全域(約37.3km)    始点 相模原市緑区青山3482番             施設名 横浜市水道局青山水源事務所
                                終点 横浜市保土ケ谷区川島町522番    施設名   横浜市水道局西谷浄水場


ここに麻溝台分校ありき


1949年(昭和24年)に麻溝台小学校の分校としてこの地に開校し、1959年(昭和34年)新設の相模台小学校の開校に伴い統合され、9月に廃校となった


13:54  麻溝台交差点、直進します


14:02  ④相模原麻溝公園 の中に入ります

県立相模原公園と隣接し、市内の代表的な公園として親しまれています。園内の「グリーンタワー相模原」の展望台からは、市内の町並みを一望することができます。5月ごろにはクレマチスが咲き始め、梅雨の時期にはアジサイのスポットとしてもにぎわいます。


フィールドアスレチックの設備がありました

豊かな緑の中に繰り広げられるアスレチックは、19基25種。つり橋や丸太渡りなどで思いっきり汗を流せます。対象:小学生以上


14:09  高さ55mのグリーンタワー が見えてきました

高さ55メートルの展望塔は公園のシンボル(展望室38メートル)。晴れた日には、丹沢、多摩丘陵、横浜、湘南の大パノラマが広がります。
第9回全国緑化かながわフェアー「グリーンウェーブ・相模原'92」の開催を記念して建設されました。


グリーンタワーのエレベーター内部、右上の高さ表示が38mを示しています


東側:エレベータ-前からの眺め
                                              新宿            町田             横浜                          三浦 方面


南側の眺め
                  横浜                  三浦                伊豆大島    厚木       箱根  方面        


西側の眺め
             箱根         大山                                                              津久井   方面   


大山は雲に覆われていました


北側の眺め
                     津久井                          八王子                                                       新宿 方面


相模原市麻溝地区 近隣施設マップ、相模原麻溝公園は右中央にあります


北側の県立相模原公園方面


西側の女子美術大学方面


展望室エレベーター前の説明板


伝説の巨人 でいらぼっち

むかし「でいらぼっち」という力持ちの巨人が、富士山を背負ってはるか西から相模野までやって来ました。一休みしようと、大山へどっかと腰を下ろし、相模川の水をすくって飲んで一息入れました。やがて出かけようとして、立ち上がろうとしましたが、富士山に根が生えてしまいどうしても持ち上がりません。・・・そのとき立ち上がって出来た足跡が、淵野辺にある鹿沼であると言われています。


関東ふれあいの道埼玉県コース5には「ダイダラボッチの伝説」というのがありました
秩父地方にある大霧山へ向う旧定峰峠近くに説明板があります
関東ふれあいの道 埼玉県コース5 大霧山に登るみち - mesetaのブログ
昔、武蔵野に大太坊(だいだぼう)という巨人がいて羽黒山に行く途中、秩父の山にさしかかりその時巨人は定峰峠に腰をかけ、かぶっていた笠を笠山の頂におき、両足をニュッと伸ばし槻川(つきかわ)のあたりに足をつき粥仁田(かゆにた)峠で粥を煮て昼食をとりました。食べ終わって粥を煮た釜を伏せたのが釜伏山、二本の・・・


14:50  ⑤さがみの仲よし小道 

かつての畑地かんがい水路施設が1977年「水路敷き利用による子供広場等整備事業」により、緑道として整備されました。緑道の両側には、ヒメシャラ、イロハモミジなどが植栽されています。


14:57  相模原青陵高等学校(旧相武台高等学校)が見えました


県立高校再編計画:相模原青陵高校は平成32年度に弥栄高校と統合し、統合後は弥栄高校の敷地・校舎を利用します。
神奈川県立相武台高等学校は2010年(平成22年)4月新磯高等学校と併合し、単位制高校(神奈川県立相模原青陵高等学校)として新設。丁度10年後の2020年に今度は弥栄高校と統合し、統合後は弥栄高校の敷地・校舎を利用するためなくなってしまうそうです。
2年前から募集をせず新入生がいないので、2019年度は3年生のみとなり生徒230人、職員数も20数人と少なく、部活でも苦労が多かったようです。


さがみの仲よし小道を進みます


15:13  サブルート分岐点 、左折します


相模台団地入口


相模台団地みどりの散歩道


15:22  ⑥相模台団地のサクラ 、ここから分岐点に戻ります

コミュニティ通路はサクラ、クスノキ、スダジイなどの大木が緑豊かな心地よい雰囲気をつくり、快適な歩行空間となっています。並木状のサクラは周囲のサクラと一体になり、開花時は見事です。


15:26  サブルート分岐点 へ戻り、再びさがみの仲よし小道を進みます


相模が丘仲よし小道 さくら百華の道 歴史


2015(平成27)年3月に完成した道には、カワヅザクラ、オモイガワザクラ、アマノガワ、舞姫など64品種、220本のサクラが植えられており、2月下旬から5月上旬まで約3ヵ月間、順次見頃のサクラを楽しめる。4月上旬には、相模が丘さくら祭り実行委員会主催の「さくら祭り」が催される


県道51号線に出て左折します、小田急相模原駅まで680m


15:48  サウザンロード相模原入口を通過


階段を上り駅へ向います


15:52  小田急相模原駅 ゴールしました


コースタイム:2-26 住宅街の緑道に緑の潤いを求めて

経由地・日付・天気 距離 累計 総h 所要h 見学h 着t 発t
小田急相模原駅        0m  0:00  12:57
①二宮神社    260m    260m  0:08  0:07  0:01  13:04  13:05
②米軍相模原住宅周辺    950m  1210m  0:23  0:15  0:00  13:20  13:20
③水道みち緑道(横浜水道道緑道)    740m  1950m  0:36  0:13  0:00  13:33  13:33
④相模原麻溝公園  1870m  3820m  1:13  0:29  0:08  14:02  14:10
⑤さがみの仲よし小道  2320m  6140m  1:53  0:40  0:00  14:50  14:50
サブルート分岐点  1280m  7420m  2:16  0:23  0:00  15:13  15:13
⑥相模台団地のサクラ    500m  7920m  2:23  0:06  0:01  15:19  15:20
サブルート分岐点    500m  8420m  2:29  0:06  0:00  15:26  15:26 
小田急相模原駅  1480m  9900m  2:55  0:26  15:52 
2019/12/26(木) 曇  9900m  2:55   2:45  0:10


2-26 小田急相模原駅コース の感想
途中では日差しも見えていたのに、相模原麻溝公園を過ぎたあたりでぽつぽつと雨が降ってきました。持ち歩いていたマップを濡れないようにビニール袋に入れます。また、用意していた傘を取出しましたが、すぐにあがったためさすことはありませんでした。
旧マップの「さがみの仲よし小道」近くに相武台高校と書かれている場所があります。帰ってから調べてみると、今は相模原青陵高校に名前が変っていました。さらに来年には弥栄高校と統合して相模原弥栄高校となり、この場所から消えてしまうようです。少子化の時代で学校の統合はやむを得ないと思いますが、10年で2回も繰返すというのには驚きました。もっと計画的に出来なかったのかと思ってしまいます。自分も経験しましたが、卒業した校名がなくなるというのは寂しいものです。校名変更と同時に自分たちで立ち上げた同窓会が消えてなくなってしまいました。


以上です。
                                        前のコース1-25 ⇦   26  ⇨次のコース 2-27
                                             相模大野駅~相模大野駅               相武台前駅~相武台前駅