関東ふれあいの道 茨城県コース7 御嶽山から坂東24番札所へのみち
2018年05月17日(木)9:01~12:10 曇時々晴
距離:8.2km→9.5km/難易度:2/標準時間:3時間30→実際時間:3時間09分/撮影ポイント:雨引山休憩所の地名板
ルート:岩瀬駅~御嶽山~雨引山~雨引観音~雨引千勝神社~祥光寺~旧雨引駅(りんりんロード雨引休憩所)
茨城県コース7 御嶽山から坂東24番札所へのみち
桜川市岩瀬駅から雨引観音入口バス停を起終点とするこのコースは、雨引観音や雨引千勝神社を訪れながら、筑波連山のいちばん北に位置する御嶽山を歩くコースです。
このコースの見所は展望がすばらしく岩瀬、笠間の盆地とその反対側に見られる常総平野の風景です。
茨城県16コース目になります。そもそもこのコースは今年1月10日に逆回りでコース8からコース7へ続けて回る予定をしていました。しかしコース8に思わぬ時間がかかり、途中で断念せざるを得なかったのです。今回は午前中に回り終え、ゴール地点からバスに乗ってコース9起点に向かうつもりです。
赤羽6:58発宇都宮線宇都宮行に乗りました。
小山で水戸線8:22発水戸行に乗換えます。8:05は下館止まりです。
ガラガラでした。
8:58 岩瀬駅に到着
9:01 駅前のコース案内板
コース7スタートです。
9:04 駅前大通りを直進して100mほど先のここを右折します、指導標識はありません
9:10 商店街を400mほど進みここを右折します、指導標識はありません
9:11 すぐ踏切に出ます
正面に岩瀬駅が見えます
9:13 関東ふれあいの道ハイキングコース入口の看板がありました
9:21 御嶽山(おんたけさん)の案内板、筑波山系の県北端に位置する標高230mの山
関東ふれあいの道案内板、筑波山系全体の説明
ここが登山口、不動の滝はここを右へ進んだ先にあるようです
9;28 岩瀬駅から1.4km、御嶽山まで0.4km、雨引山まで2.7km
9:33 岩瀬駅から1.6km、御嶽山まで0.2km、雨引山まで2.5km
曇り空ですが暑くなって汗もかき、この辺りでベストを脱ぎました。
9:37 御嶽山山頂にある御嶽神社、標高230.9m
登山道の途中にあり、どうみても山頂には見えません。山頂標識も見当たらず通り過ぎてから気がつきました。
ここへ来るまでに男性1名と男女4人組み、夫婦と思われる2人とすれ違いました。なかにはエプロン姿で登山靴をはいている人もいて、近くの人に人気がある山なのだと感じました。
9:38 岩瀬駅から1.8km、雨引山まで2.3km
距離からするとこの位置が御嶽山山頂のようです。他県ではこの柱に地名が書かれているケースが多いのですが、茨城県では殆どありません。
9:40 岩瀬駅から1.9km、御嶽山から0.1km、雨引山まで2.2km
ゆるやかな坂道をどんどん登っていきます
9:41 高速?見晴台
9:52 岩瀬駅から2.4km、御嶽山から0.6km、雨引山まで1.7km
この手前に「採石場があるので注意」の看板がありました。
9:54 雨引山まで1.6km
9:58 岩瀬駅から2.7km、御嶽山から0.9km、雨引山まで1.4km
10:06 雨引山まで1.2km
山道に入って指導標識の数が増えてきました、他のコースと比べると大きな違いです
10:21 NTT中継所
10:21 岩瀬駅から3.7km、御嶽山から1.9km、雨引山まで0.4km
10:26 長い上り階段です
10:34 雨引山山頂に到着、標高409m、コース案内板と休憩所
10:39 撮影ポイント:雨引山休憩所の地名板
10:41 雨引山からの眺望
10:41 休憩所の様子
ここでも男性一人が上ってきました。
10:50 コース8分岐点、御嶽山から2.8km、雨引山から0.5km、雨引観音まで1.7km
ここからは前回のコース8と同じ道になります。
10:54 雨引山から0.8km、雨引観音まで1.4km
ウグイスの大きな声が聞こえてきました。
10:56 雨引観音左へ、関東ふれあいの標識はありません
11:02 雨引観音左へ、関東ふれあいの標識はありません、前回は看板の矢印方面に行きましたが、今回はコースマップ通り右へ行きました
11:04 すぐ舗装道路に出るので左折します、関東ふれあいの標識はありません
11:05 雨引観音の裏手に出ました、屋根瓦の修理をしているようです
11:06 通路の下をくぐり抜けます
11:07 奥の院(客殿):屋根瓦を修理しているのはこの建物でした
11:07 境内からの眺め
雨引観音は雨引山楽法寺と申し、用明天皇2年(587年)梁の国人の法輪独守居士によって開かれた、厄除延命安産子育の霊験あらたかな延命観世音菩薩(国指定重要文化財)を本尊佛として、おまつり申し上げる坂東観音霊場第二十四番札所の名刹である。
11:07 千手観音菩薩像
11:09 多宝塔
天平年中(730)聖武天皇の后、光明皇后の造建したものが嚆矢です。天和3年(1683)当山十四世堯長が、三重塔を再建しようとして良材を集めて塔の第二重目まで建設したが、病のため果たせず、十五世堯宗は先師の遺命を奉じて翌 貞享元年正月、工事を進めて円成しました。ところが不思議にも、本堂が震動して観世音が自然開帳となり、群衆は数十日にわたって雲集し建築の費用もとめざるに集まった といわれています。嘉永6年(1853)元盛暢光両師協力して十万人講を勧進して、三重塔を改め多宝塔としたのが現在の塔です。
11:09 本堂(観音堂)
文明6年(1474)真壁城主真壁久幹及び舎弟高幹の両名の合力によって五間四面の本堂が落成しました。その後本堂狭隘をつげるに及んで大永6年(1526)真壁治幹大檀那として七間四面の堂宇に改築されました。天和2年(1682)第十七世文昭は十万人講を勧進してその資金を得て、遂に現存の大本堂を建立するにいたりました。
孔雀です、前回も境内を自由に歩き回っていましたが、今回は見事な羽を広げていました
後ろから見たところ
クジャクが羽を広げるのはオスで,繁殖期(春から夏)だけです。繁殖期でメスに求愛するために羽を広げてメスの気を引くのです。繁殖期が終わると,求愛の必要がないのでこの背中から生えた美しく長い羽(上尾筒といいます)が抜けていきます。背中の羽が抜けると次は尾羽が抜けます。その頃にはすでに上尾筒の羽は次の春に向けて伸び始めているのです。
「羽を広げるのはオスで,繁殖期(春から夏)だけです。繁殖期でメスに求愛するために羽を広げてメスの気を引くのです。」・・・どおりで孔雀の目の前にはメスの孔雀?が、でもどう見てもニワトリにしか見えません
前回(2018年01月11日)の時の孔雀、2羽いましたが羽は広げていませんでした
前回(2018年01月11日)の時のニワトリ:調べてみると「オールドイングリッシュゲーム」という種類に似ています
11:14 孔雀放し飼いの看板
11:14 仁王門
建長6年(1254)宗尊親王の建立した門で、鎌倉時代の仏師康慶の彫刻した仁王尊を祠っています。 仁王尊は二躯であり、一体は阿の字一体は吽の字を示現すといい、力感溢れる 名彫刻です。門の周囲の彫刻は、宝永(1704)年中無関堂円哲が彫刻したもので、豪壮華麗の彫刻は日光のそれと対比されます。現在の建物は、天和2年(1628)十四世堯長が再建したものであり、茨城県指定文化財です。
11:14 鐘楼堂
145段の石段を登りながら右手を望めば、華麗な鐘楼堂を見ることが出来ます。この建物は、建長6年(1254)宗尊親王の御願によって建立し、その後天和2年(1682)当山第14世堯長が再建したが、又大破したため文政13年(1830)第24世元盛が再度建立したものです。昭和50年瓦葺きに葺き替えられたが、他は文政年中建設のままです。
11:16 雨引観音入口
11:16 桜川市観光マップ
11:21 雨引観音から0.6km、雨引駅まで2.6km
11:22 雨引観音から1.0km、雨引駅まで2.2km
車道から離れショ-トカットで駐車場を通り抜けます
11:33 左の道を下りてきて、ここで右折します
11:34 雨引千勝神社
この反対側にある休憩所でおにぎりを食べました
11:46 左から来て右折します
右に見える関東ふれあいの道木柱は方向を示す矢印がなく、指導標識の役割を果たしていません。
11:49 左から来て右折します、ここも木柱だけで指導標識はありません
11:50 祥光寺、通りから離れているので望遠で撮りました
11:55 雨引山、先ほど通ってきたNTT中継所が見えます
11:57 直進です、ここも木柱だけで指導標識はありません
12:04 ここを左折します、ここも木柱だけで指導標識はありません
12:06 雨引小学校裏門
12:06 雨引観音から1.9km、雨引駅まで0.3km
12:07 雨引小学校の壁面には絵が一杯描かれています
12:08 雨引小学校正門
12:10 関東鉄道筑波線(昭和62年3月31日廃線)旧雨引駅、コース案内板
コース7ゴールです。
りんりんロード
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、自転車道として設置されていた「つくばりんりんロード(40km)」と「霞ヶ浦湖岸道路(140km)」を結び、全長約180kmにも及ぶ日本最大の長さを誇るサイクリングロードです。2016年11月25日に開通式が行われました。
12:17 りんりんロード雨引休憩所前
休憩所で昼食後、コース9起点へ移動するためバス停に向います。
12:28 本木バス停、岩瀬方面(下り)
岩瀬方面の乗り場なので、筑波山口方面の時刻表がありません。
上りの停留所がどこか、左手にあるコンビニで聞いてみることにしました。
丁度飲み物が切れたので、スポーツ飲料を1本とパンを買いました。店員に上りバス停を尋ねると、わざわざ外に出てきて時刻表にあるQRコードを読取ったり、ホームページで調べてくれましたが、停留所の位置までは分りませんでした。ここで待っていればいいのではないかと何とも心もとないため、丁重にお礼を述べて自分で探すことにしました。しばらく岩瀬方面に歩いて行くと、郵便局の前に上りのバス停がありました。
12:48 本木バス停、筑波山口方面(上り)
筑波山口方面時刻表
次は13:00発なので少し時間があるため先ほどのコンビニへ行き、郵便局の前にあったことと、今度聞かれたら案内してほしい旨を告げて、バス停に戻りました。3分遅れできたバスに乗り、コース9起点の真壁城跡へ向います。
この桜川市バスは、平成29年10月1日より本格運行を開始しており、今年1月コース8で利用したときにはICカ-ド不可でしたが、今回は使えるようになっていました。バスの名称も「ヤマザクラGO」となっています。車内アナウンスはさくらがわ応援大使を務める声優が担当しており、何ともユニークな内容が駅間でずっと流れています。「健康にいいことしていますか?」などと呼びかけているのですが、段々うるさく感じてしまいました。むしろ車窓から見える景色やスポットなどの紹介の方がふさわしいのではないかと思いました。
平成30年2月には愛称が「ヤマザクラGO」に決定しました。ぜひ、通学や通勤、通院などの移動には、便利な「ヤマザクラGO」をご利用ください。1乗車200円均一。
距離:8.2km→9.5km/難易度:2/標準時間:3時間30→実際時間:3時間09分
コース7の感想(2018年05月17日(木)9:01~12:10 曇時々晴)
茨城県では初めてのノーミスでした。それというのも雨引山の下からはコース8と同じで、前回ミスした所を重点的にチェックしたことによるものです。山道には指導標識が多数あり充実していましたが、出だしの駅前をはじめ市街地は相変わらず設置されていませんでした。
今まで登山では殆ど人に出会いませんでしたが、雨引山までの上りで多くの人とすれ違いました。また雨引観音は観光客で賑わっていました。孔雀にも久しぶりに会えて、しかもこの季節でしかないという羽を広げているのを見られたのはラッキーでした。
コースタイム
都県 | NO | みち | 地点名 | 標高m | 区間km | 累計km | 正味h | 休憩h | 着t | 発t | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
茨城 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | 岩瀬駅 | 64.6 | 0.0 | 9:01 | |||||
茨城 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | 御嶽山 | 66.6 | 1.8 | 1.8 | 0:36 | 0:03 | 9:37 | 9:40 | |
茨城 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | 雨引山P | 194.7 | 2.3 | 4.1 | 0:54 | 0:08 | 10:34 | 10:42 | 地名板 |
茨城 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | 雨引観音 | 409.3 | 2.2 | 6.3 | 0:25 | 0:05 | 11:07 | 11:12 | |
茨城 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | 雨引千勝神社 | 230.9 | 1.0 | 7.3 | 0:22 | 0:06 | 11:34 | 11:40 | |
茨城 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | 祥光院 | 53.3 | 0.9 | 8.2 | 0:10 | 0:00 | 11:50 | 11:50 | |
茨城 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | 旧雨引バス停 | 49.7 | 1.3 | 9.5 | 0:20 | 12:10 | |||
茨城 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | 本木バス停へ | ||||||||
集計 | 7 | 御嶽山から坂東24番札所へ | H30.05.17木 | 8.2→ | 9.5km | 2:47 | 0:22 | 3:09 | ←総h | 曇時々晴 |
以上です。








































































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