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高津区3円筒分水と久地不動尊コース 川崎市各区の散策 2025.06.12

2025.6.12(木)曇  4.5km→4.3km

ルート:Ⓐ溝ノ口駅北口~Ⓑ宗隆寺~Ⓒ二ヶ領用水~Ⓓ久地円筒分水~Ⓔ久地神社~Ⓕ久地不動尊~Ⓖ久地梅林公園~Ⓗ養周院~Ⓘ久地かすみ堤~Ⓙ多摩川~Ⓚ岡本かの子文学碑~Ⓛ二子神社~Ⓜ二子新地駅東口


コース2のゴール梶が谷駅から田園都市線に乗り、一つ目の溝の口駅で降りました


川崎市:ウォーキングのススメ

各区のウォーキングマップや散策コースを集めてみました!

<参考>

川崎市高津区 : 高津区を歩こう

川崎市高津区 : 「高津のさんぽみち」

高津区には、川崎市初の国登録有形文化財である「久地円筒分水」や国史跡である「橘樹官衙遺跡群」をはじめ、大山街道や農のある風景など、魅力的なスポットがたくさんあります。こうした地域の歴史や魅力を多くの方にお伝えするために、高津区役所では区内の地域資源をめぐるウォーキングコース「高津のさんぽみち」を設けています。

「高津のさんぽみち」がナビタイムジャパンのアプリ「ウォーキングNAVITIME」でも利用できます

川崎市高津区 : 円筒分水と久地不動尊コース(水の歴史をしのぶ道)

円筒分水と久地不動尊コースは、 川崎市初の国登録有形文化財である「久地円筒分水 江戸時代に完成した「二ヶ領用水 多摩川の旧堤防である「かすみ堤」といった、古くから続く、水と人々との関わりの歴史を感じることができるルートです。なだらかな歩きやすいルートの随所にみられる、由緒ある神社仏閣や豊かな緑、春の桜なども大きな見どころです。


高津区3円筒分水と久地不動尊コース

  Ⓐ溝口駅北口  スタートしました   左:JR南武線武蔵溝ノ口駅   右:東急線溝の口駅

溝口駅というのは存在しないため、探してしまいました

その結果JR南武線武蔵溝ノ口駅北口に北口広場というのがあることが分りました


南武沿線道路に 円筒分水と久地不動尊コース の標識がありました


栄橋交差点先を右折 


14:17  Ⓑ宗隆寺  先ほどコース2で来たばかりです


宗隆寺 本堂 


宗隆寺 祖師堂 


宗隆寺を出て左へ


宗隆寺高津幼稚園 先を右折


濱田橋(二ヶ領用水)左折


14:26  Ⓒ二ヶ領用水  

徳川家康の新田開発の命を受けた代官小泉次大夫により開削された農業用水路。14年の歳月をかけ、慶長16年(1611年)に完成。当時の川崎領と稲毛領の広大な水田を潤し米の収穫量が飛躍的に伸びた。現在では農業用水の役割をほぼ終えつつあるが、憩いや安らぎを与える水と緑の空間として多くの市民に愛され、親しまれている。


跨線橋(246号線)を渡ります 

跨線橋は二ヶ領用水の真上を通っています


久地円筒分水 手前 


14:40  Ⓓ久地円筒分水  

二ヶ領用水は久地分量樋で4つの堀に分けられていたが、用水をめぐる水争いが絶えなかった。そこで、平瀬川の改修に際し、農業用水を正確な比率で分水する装置として平賀栄治が設計し、昭和16年(1941年)に完成した。 サイフォンの原理を応用して円筒の円周比により4つの堀に分水するしくみは、当時の科学技術の粋を集めたもので、各地の円筒分水のモデルとなった。


平瀬川 


14:44  Ⓔ久地神社  

新編武蔵風土記稿によれば、江戸時代は赤城社として久地村の鎮守であった。明治期に神仏分離によりご神体の毘沙門天を浄元寺に遷し、天照大御神を主祭神として久地神社と改称した。現社殿は昭和41年(1966年)に再建された。


少し戻って 右折 


久地東特別緑地保全地区  坂道を上って行きます


久地弁財天 と 弁天池  「私有地に着き立入禁止」です


14:51  Ⓕ久地不動尊  

元は、東京浅草の吉原にあったが、不動明王の「静かな場所に移せ」とのお告げを受け、久地の地に移った。移転の前に関東大震災がおこり、寺は全焼したが、不動明王は自ら古井戸に飛び込み難を逃れたという逸話が残っている。参道右手にある弁天池は、雨乞いの池として信仰された。


戻って坂を下ります 


突当り 右折 平瀬川を渡り 左折 


ニケ領本川合流点下流水位観測  手前は平瀬川


円筒分水前交差点 を渡り斜め右へ 


子育地蔵尊 


ここを左折 


橋(平瀬川)を渡ると


15:04  Ⓖ久地梅林公園  

享保年間に久地村の庄屋が屋敷内外に梅数百本を植えたのが久地梅林の始まり。その一部が平成14年(2002年)に公園として整備され、様々な種類の梅が植えられて往時をしのばせている。園内には北原白秋が当地で詠んだ歌碑もある。また、周辺の久地・宇奈根には日本のものづくりを支える町工場が多く立地し、 公園も使って地域の人々との交流を深める取組が進められている。


久地梅林公園 北原白秋歌碑 

養周院入口 


15:11  Ⓗ養周院  

安土桃山時代に建立されたと伝えられる曹洞宗の寺院。安政、文久年間の多摩川の大洪水で流失し、現在地へ移ったという。その後、度々の火災にも遭い、 現在の本堂は昭和52年(1977年)の建立である。境内に石持地蔵や古い地蔵型庚申塔 (寛文3年(1663年) ) 等がある。


養周院 本堂 


養周院 梅花観音 


養周院 身代り地蔵 


養周院 石持地蔵・観音  


養周院 水子地蔵尊 


戻って平瀬川先を 左折 

15:26  Ⓘ久地かすみ堤  

地域の人々から 「かすみ堤」 と呼ばれて親しまれてきた旧堤防。江戸時代中期の築造で、大正時代に拡張・改修されて現在の形状になったと考えられている。国が西側約250mの売却を予定していたが、地域住民の思いや、近年の温暖化の影響による豪雨災害の頻発なども踏まえ、改めて河川堤防として保全されることになった。


多摩沿線道路をくぐります 


15:42  Ⓙ多摩川  

源流は山梨県笠取山、 河口は羽田沖の東京湾。全長138km。流域面積1,240km。下流域において東京都と神奈川県の県境としての役割も担う。 川崎市では、川崎のシンボルである多摩川を生かしたまちづくりに、隣接した世田谷区・東急電鉄とも連携しながら取り組んでいる。


新二子橋(246号線) 


落書きではなく 二子の渡し の絵が描かれています


二子橋 手前 右折 階段を上り 多摩沿線道路を越えます


15:55  Ⓚ岡本かの子文学碑  

地元有志の発意により岡本太郎が丹下健三の協力を得て昭和37年(1962年) 11月に二子神社の境内に建立。父・岡本一平と母かの子がこよなく愛したこの地、二子の多摩川のほとりを懐かしみ、「誇り」と命名した。また、かの子の実績を讃える亀井勝一郎による文を川端康成の直筆により刻んだ石碑もある。


15:56  Ⓛ二子神社

二子新地駅入口交差点 直進  


二子大通り 東急線ガード下 


16:02  Ⓜ二子新地駅東口  ゴールしました


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dの標高グラフ   4.5km→4.3km


高津区3円筒分水と久地不動尊コース のコースタイム

経由地 距離km 見学km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
Ⓐ溝口駅北口  0.0km  0:00  14:11
Ⓑ宗隆寺  0.3km  0.0km  0.3km 0:09  0:06  0:03  14:17  14:20
Ⓒ二ヶ領用水  0.2km  0.0km  0.5km 0:15  0:06  0:00  14:26  14:26
Ⓓ久地円筒分水  0.6km  0.0km  1.1km 0:30  0:14  0:01  14:40  14:41
Ⓔ久地神社  0.1km  0.0km  1.2km 0:34  0:03  0:01  14:44  14:45
Ⓕ久地不動尊  0.2km  0.0km  1.4km 0:41  0:06  0:01  14:51  14:52
Ⓖ久地梅林公園  0.4km  0.1km  1.9km 0:56  0:12  0:03  15:04  15:07
Ⓗ養周院  0.2km  0.0km  2.1km 1:04  0:04  0:04  15:11  15:15
Ⓘ久地かすみ堤  0.6km  0.0km  2.7km 1:15  0:11  0:00  15:26  15:26
Ⓙ多摩川  0.8km  0.0km  3.5km 1:31  0:16  0:00  15:42  15:42
Ⓚ岡本かの子文学碑   0.5km  0.0km  4.0km 1:45  0:13  0:01  15:55  15:56
Ⓛ二子神社  0.0km  0.0km  4.0km 1:46  0:00  0:01  15:56  15:57 
Ⓜ二子新地駅東口  0.3km  4.3km 1:51  0:05  16:02 
2025/6/12(木) 曇  4.2km  0.1km  4.3km  1:51   1:36  0:15


高津区3円筒分水と久地不動尊コース の感想

コースマップのスタート地点は「溝口駅北口」と書かれています。ところが「溝口駅」というのは存在しません。駅名は東急線の「溝の口駅」か南武線「武蔵溝ノ口駅」のどちらかですが、住所はどちらも「高津区溝口」と分りにくくなっています。北口とあったので最も北になる東急線「溝の口駅」西口を出て北側に行ってしまいました。駅名は存在する名称を正確に書いてほしいものです。

コース2とⒷ宗隆寺・Ⓙ多摩川・Ⓚ岡本かの子文学碑・Ⓛ二子神社など重複しているところもありますが、異なるルートだったので結構楽しめました。

このコースも「ウォーキングNAVITIME」アプリが役にたっています。


以上です。 83

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二子新地駅~梶が谷駅 高津区役所~宮ノ下バス停