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ウォーキングとフラメンコ
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宮前区8有馬北コース 川崎市各区の散策 2025.07.31

メセタ

2025.07.31(木)晴  4.9km→5.5km

ルート:①宮前平駅~②小台公園~③有馬中央公園~④福王寺~⑤有馬神明神社~⑥アリーノ~⑦下有馬不動尊~⑧つげ・もみじの里~⑨宮前休日急患診療所


宮前区4日目はコース8・7・9の3コースを歩きます


川崎市:ウォーキングのススメ

各区のウォーキングマップや散策コースを集めてみました!

<参考>

川崎市宮前区 : 宮前区ガイドブック改訂版「ガイドブック片手に出かけよう」(平成24年9月発行)

宮前区を3つの地域に分けて、それぞれ地域ごとにエリア地図を作成し、その地域の特徴を生かしたお散歩コース(全10コース)や歳時記を掲載しました。

有馬・野川エリア  

丘陵に広がる植木の里、水田をはぐくむ2つの川。天平の名刹(めいさつ)影向寺(ようこうじ)や、古道のあちこちに佇(ただず)む遥拝塔や庚申塔に、いにしえから伝わる進行に思いを馳(は)せる。

有馬北コース(PDF形式, 617.47KB)


宮前区8有馬北コース

有馬・野川エリア  

村里の残る、 有馬を行く

宮前平から小台の尾根を越え、有馬に入り、台地の南にある社寺を経て、さらにアリーノ (有馬・野川生涯学習支援施設) から東有馬に進んで、野川との境を上り、宮前休日急患診療所に至るコース。起伏が多く変化に富んだ散歩道であり、新しい住宅地と昔ながらの里を訪れることができる。公園には元気に遊ぶ子どもの声が聞かれ、植木園や雑木林も多く、季節を問わず楽しめるコースである。


9:39  ①宮前平駅 南口  スタートしました


駅を出て右 尻手黒川道路へ   


東急田園都市線手前 宮前下ガード下交差点 左折 


旧大山街道へ  


小台坂 

坂の上部になるほど急傾斜で道幅が狭かった。坂の半ばからは水が湧き出し、旅人の喉を潤していた。坂の麓には「下の店」があり、茶・地酒・草鞋(わらじ)などを売っていた。その前には稲毛三十三ヶ所観音霊場第26番札所もあった。 明治時代中期仁長雨のため坂が崩れ通行が困難になったため高山から旧国道246号を利用して迂(う)回していた。高山からは、秋から冬にかけた晴天の日に品川の海や多摩川の帆掛け舟が眺望できたという。


左に 小台公園 が見えてきました 


9:51  ②小台公園  

公園の中は、ボール遊びをする子どもたちの明るい声が絶えない。周りは桜に埋めつくされ、花見の季節にはお弁当を広げる多くの人々でにぎわう。


突当り 左折  


有馬交差点 右折  


右折して 急坂を下ります  


有馬1丁目こども公園先 左折  

国道246号線 ガード 


有馬こども文化センター・有馬老人いこいの家 


有馬つつじ公園先 右折  


左折


10:18  ③有馬中央公園  

住宅街にある広々とした公園。地域のさまざまなイベント(盆踊りなど)の会場としても利用されている。また子育て中の親子連れやペットの散歩道としても交流の場になっている。周辺には樹木も多く、四季折々の変化が楽しめる。


突当り 右折  


坂の途中に 福王寺 があります


10:23  ④福王寺  

古くからあるお寺で、準西国稲毛三十三ヶ所観音霊場の一つ12番札所である。本堂には十一面観音が安置され、12年に一度、午(うま)の年に御開帳される。「新編武蔵風土記稿」によれば、「慶長7年開山僧没す」とあるだけで、開山の時期や僧の名前などは不明。ここには、鎌倉・室町時代の武士階級だけが卒塔姿(そとうば)や五輪塔を簡略化して建てたと言われる、板碑(いたび)がたくさん残っている。建武4(1337)年と年号の彫られた周辺地域最大級の板碑があることで知られる。階段の下の旧道はかつては馬車が走っていたという。


福王寺 本堂 


福王寺 健武4年(1337) 銘の板碑 

福王寺 吾妻大権現 


福王寺 を出て右へ 

  

神明坂  

profile/神明坂

有馬5丁目にある福王寺の西側から北側に回り東に進む。南側の神明神社の先を左に曲がり川崎天満宮付近まで。


10:30  ⑤有馬神明神社  

金属製の白い手すりの付いた傾斜の急な48段の石段を上ると、正面に平成14年9月に改築された本殿が見える。創建年代は不詳だが、文政6(1823)年以前と推定されている。現在の神社について「新編武蔵風土記稿」には、「当時の有馬村に神明神社2社と杉山神社があったが、明治43年に合併された」と記されている。有馬神明神社からは、有馬の街並みや有馬ふるさと公園を望むことが出来る。


有馬神明神社 社殿 


有馬神明神社 神輿殿 


有馬神明神社 参道 


有馬神明神社 稲荷神社 


突当り 左折  せと園  


右折  右に 天満宮 が見えています 


有馬荒井谷戸天満宮  

有馬荒井谷戸天満宮。川崎市宮前区有馬の神社

江戸時代(二五〇~三〇〇前)から当時の宮前村字有馬通称、荒井谷戸(現在の有馬三丁目二六番地付近)に三〇数戸の住民(氏子と言う)の手によって近くの天満宮より『菅原道真公』を分けて祭り、田畑お雨乞い等の農業信仰として建立信じ奉されました。


有馬荒井谷戸天満宮 社殿 

有馬荒井谷戸天満宮 かわさき大神 


有馬荒井谷戸天満宮 参道 途中にある石像 


突当り 右折  中有馬のユリノキ並木  

中有馬の交差点から、南は市境まで、北は有馬つつじ公までのユリノキの並木道。春から夏には大きな葉の緑陰が涼を与え、秋には黄褐色に紅葉して行く人の目を楽しませてくれる。 幹の太い並木は時を感じさせ、両側の住宅街に安らぎを与えている。


左折  


突当り 左折  


有馬療養温泉  


10:56  ⑥アリーノ(有馬・野川 生涯学習支援施設)  

地域における市民の主体的な学習を支援することにより、生涯学習の振興を図り、個性豊かで活力に満ちた地域社会づくりに寄与するための施設である。市民活動支援コーナー内のフリースペースは、 毎日開放されている。

アリーノは、有馬・野川地区の生涯学習支援施設として平成21年5月に開設された。瀟酒(しょうしゃ)な3階建ての建物には図書室もありサークル活動も盛んだ。


コンビニ先 左折 


先へ進むと いきなり未舗装の道へ


小さな看板 

この道は下有馬不動尊への「参道」です。  公道(市道190号線)です。沿道の冬至梅は1月中旬~2月中旬が見ごろで梅吹雪が見られます。境内の「ヤブ椿・銀杏・百日紅」などもご覧ください。又この杜は龍宿山と称し龍が宿る山「パワースポット」として報道されました。


階段手前にも小さな看板が 

この右奥は「お滝不動尊」です。  約250年前、明和6年(1769年)の制作です。かつては、4丈(12m)の高さの崖から滝が落ち「水垢離場(みずごりば:心身を清める場)」でした。

不動明王は、怖い眼や形相をしていますがこれは悪魔を打ち払い、善良な参拝者を守ってくれるものです。

下有馬不動尊 お滝不動尊 


戻って階段を上ります 


11:05  ⑦下有馬不動尊  

不動尊の前身は在間(有馬)西明寺にあったとされ、仏道を修行する修験者の霊験あらたかなお寺として信仰を集めていた。だが、二度の大地震を経て倒壊したままの状態が続き、西明寺が小杉御殿町(中原区)に移転したあとも、本尊の不動明王は有馬に残り、地元住民が建てた小さな祠(ほこら)に安置されたという。この不動尊は、1~2月にかけて深紅の花が咲くツバキで知られている。数本あるうちの1本は、ツバキの原種の「ヤブツバキ」だ。境内の裏側にある階段を下ると、江戸時代の村人たちの水垢離場(みずごりば)の脇に、石造りの白い不動明王が立っている。山道をさらに進んで南面丘陵を下ると、梅林があり、1~2月には紅梅や白梅、ロウバイが咲き、大勢の見物客でにぎわう。

境内に稲荷社、御獄社、庚申塔などがある。


下有馬不動尊 御獄社 

昭和中期まで有馬川沿いに鎮座していました。青梅市の武蔵御嶽山が本社です。オオカミの護符は厄除け・盗難除けとして信仰が厚いです。


下有馬不動尊 地神塔  

この地神塔は、土地の神・農耕の神・村人の守り神として明治21年(1888年)に製作されました。


下有馬不動尊 ヤブツバキ(藪椿) 

ヤブツバキは日本原産の椿です。冬から早春にかけて花が咲き、その実は椿油として食用・整髪用・薬用などに使われます。下有馬不動尊のヤブツバキは樹齢300年と推定され回先氏まちの樹50選に指定されています。


下有馬不動尊  銀杏(いちょう)の樹 

樹齢100年以上と推定されます。この実は「不動尊の厄除けぎんなん」と呼ばれ美味です。


下有馬不動尊 道標 不動尊道 


下有馬不動尊の護摩焚き  

堂内では、護摩焚きの講が今でも年二回、春と夏に行われる。4/15 13:00~  7/28 13:00

左折  


県立川崎北高校  


右折  


右折  


11:23  ⑧つげ・もみじの里  

下有馬不動尊を経て、東有馬1丁目付近には住宅街の中に植木畑が点在する。ここはつげやもみじが有名で、1年中鑑賞できる.新緑の頃は特に美しい。


突当り 左折 


右折して すぐ左折  


突当り 大きく左折  


左折して 登戸野川線へ  


  ⑨宮前休日急患診療所 

日曜日・祝日・年末年始(12/30~1/4)に、区内の当番医が、急病人の診療・診断に当る。


宮前休日急患診療所バス停から東急バスに乗り、終点鷺沼駅まで行きコース7へ向います


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dの標高グラフ  4.9km→5.5km


宮前区8有馬北コース のコースタイム

経由地 距離km 見学km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
①宮前平駅  0.0km  0:00    9:39
②小台公園  0.6km  0.0km  0.6km  0:15  0:12  0:03    9:51    9:54
③有馬中央公園  1.3km  0.0km  1.9km  0:39  0:24  0:00  10:18  10:18
④福王寺  0.2km  0.0km  2.1km  0:47  0:05  0:03  10:23  10:26
⑤有馬神明神社  0.2km  0.0km  2.3km  0:54  0:04  0:03  10:30  10:33
⑥アリーノ  1.0km  0.0km  3.3km  1:18  0:23  0:01  10:56  10:57
⑦下有馬不動尊  0.2km  0.1km  3.6km  1:34  0:08  0:08  11:05 1 1:13
⑧つげ・もみじの里  0.5km  0.0km  4.1km  1:44  0:10  0:00  11:23  11:23 
⑨宮前休日急患診療所   1.4km  5.5km  2:11  0:27  11:50 
コース7へ
2025/7/31(木) 晴  5.4km  0.1km  5.5km  2:11   1:53  0:18


宮前区8有馬北コース の感想

相変わらず坂道と階段の連続です。

このコースの圧巻は⑦下有馬不動尊だと思います。舗装道路からいきなり細い土の道になると、そこには低い小さな説明板があります。ここは公道で市道190号線と書かれているのですが、どうみても田舎の山道にしか見えません。梅林を見ながら先へ進むと、今度は高い木に覆われ昼でも暗い、長くて狭い階段道に出ます。コースマップに「お化け階段!」と記されているのはそのせいでしょうか。

その手前にも小さな説明板がありました。右奥にお滝不動尊なるものがあるというので行ってみると、崖に囲まれた下のコンクリートの中に庚申塔のような不動明王像がいました。説明文ではパワースポットとして報道されたとあります。確かに神秘的な雰囲気のある場所でした。


以上です。92

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鷺沼駅~稲荷坂 能満寺~和田八幡宮下