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多摩区5二ヶ領用水(宿河原堀)を歩く 川崎市各区の散策 2025.08.28

メセタ

2025.08.28(木)曇  3.7km→4.0km

ルート:①南武線・小田急線登戸駅~②宿河原堰と二ヶ領せせらぎ館~③船島稲荷神社~④二ヶ領用水の桜~⑤常照寺~⑥宿河原八幡宮~⑦八幡下圦樋の碑と用水四百年記念碑~⑧川崎市緑化センター~⑨新明国上教会~⑩南武線 久地駅


コース3のゴール登戸駅の中央口から多摩川口に移動しました


登戸駅 南武線のりば 前を通り 多摩川口へ 階段を下ります


川崎市:ウォーキングのススメ

各区のウォーキングマップや散策コースを集めてみました!

<参考>

多摩区5二ヶ領用水(宿河原堀)を歩く(PDF形式, 1.87MB)

多摩区観光ボランティアガイドによる、 多摩区の魅力発見! モデルコース ⑤

宿河原堰から続く二ヶ領用水沿いに桜並木が続き、沿線には宿河原の養蚕の歴史を伝える常照寺、市の都市緑化植物園である緑化センターなどがあります。春の桜、夏の緑陰、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季を通じて楽しめるコースです。


多摩区5二ヶ領用水(宿河原堀)を歩く

  ①南武線・小田急線登戸駅 多摩川口  スタートしました 多摩沿線道路へ  


川崎市立多摩病院  


宿河原一丁目交差点 左折  


11:38  ②宿河原堰と二ヶ領せせらぎ館  

二ヶ領せせらぎ館 

宿河原堰は二ヶ領用水宿河原線へ安定的に多摩川の水を供給するためにつくられました。昭和49年(1974年)の台風時に狛江側の堤防が決壊して大きな被害が出たために、平成11年(1999年)可動堰として完成。この堤の改築事業を機に地域と連携した川づくりの拠点として「二ヶ領せせらぎ館」が設けられ、市民活動の支援や情報発信を市民主体の運営で行っています。


二ヶ領用水取水口 


宿河原堰 


11:43  ③船島稲荷神社  

この付近を船島といいます。この社は古くより多摩川の水難と共にあり、祠に掛けてある沓(わらぞうり)を家の軒先に掛けておくと病に罹らないと言われ、そのお礼として新しい沓をお返ししたとのことです。また、昔鷹狩りにきた殿様の馬が病で倒れ、この地の左源太(伯楽・馬医)が直した事で褒美を授かったという伝承もあります。


宿河原一丁目交差点 まで戻り 左折 小杉菅線へ  


新船島橋 右折 二ヶ領用水に沿って進みます 

二ヶ領用水  

二ヶ領用水とは多摩川から中野島の上河原堰と宿河原の宿河原堰から取水している農業灌漑用水で、徳川家康が代官小泉次大夫に命じて14年の歳月をかけて慶長16年(1611 年)に完成しました。江戸時代の稲毛領と川崎領に亘る総延長32kmで神奈川県最古の人工用水であり、平成24年度(2012年)土木学会「選奨土木遺産」に認定されています。桜の名所としても知られ、毎年春には桜まつりが開かれ、多くの花見客で賑わいます。


南武線 船島川橋梁  背を屈めないと通れません


12:03  ④二ヶ領用水の桜  


宿河原橋を渡って 右折  

消防署先 左折 


12:16  ⑤常照寺  

常照寺は賢智和尚を開山とし明応6年(1497年)の創立以来、四度の火災に遭い、今の本堂は、明和元年(1764年)に再建されました。川崎市の重要歴史記念物「松寿弁財天図」が所蔵されています。境内の巨大な宝篋印塔は、土地の名主関山五郎衛門が寄進したもので、「養蚕実験録」を著述し養蚕業を実践した篤農家です。


突当り 左折  


12:22  ⑥宿河原八幡宮  

風土紀稿によると「村の中央字北村の内観音堂境内にあり、もと社地5畝6歩多摩川北岸に在りしが、流出した観音堂を常照寺に移し、その後社を建て村の鎮守となりました。祭神は応神天皇、例祭は10月です。


宿河原交番前を通り 宿河原橋に戻って 右折  


12:32  ⑦八幡下圦樋の碑と用水四百年記念碑  

この圦樋は、洪水の時に、溢れた余分の水を堰の長池に流し、多摩川に戻すためのものでした。宝暦の絵図では、多摩川は大きく湾曲していてこの近くに、宿河原の取り入れ口があったと考えられています。なお、平成23年(2011年)、この場所に、二ヶ領用水竣工四百年の記念碑が建てられました。


五ヶ村堀と八幡下の堰  立体交差している場所


12:37  ⑧川崎市緑化センター  

昭和11年(1936年)神奈川県農業試験場として設置。昭和24年(1949年)に川崎市に移管され、園芸技術普及場として発足しました。昭和45年(1970年)から緑化センターとして市民に開放されています。市民向けに園芸講習会や園芸相談が行われています。開園時間 9:00~16:30(11月~2月16:00まで) 休園日:月曜日、年末年始 料金:無料


川崎市緑化センター 正門 を出て左へ


12:46  ⑨新明国上教会  

現在の地に関山盛衆氏が「新明国上心様」から啓示を受け、難行苦行の勤めの結果、大正元年(1912年)11月に設立した新しい宗教団体です。昭和9年(1934年)南武鉄道が「宿河原不動駅」を設置し、多くの信者が訪れるようになりました。昭和59年(1984年)に新本堂が完成し、屋上の三重の塔は天の心、地の心、阿合の心を現していると言われています。


二ヶ領用水沿いの道を進みます 

東名高速道路 の手前 右に

   

徒然草第百十五段石碑  

徒然草第百十五段石碑|散歩日記

鎌倉時代末期〜室町時代初期頃に書かれたとされる古典『徒然草』。その中の一節に、この地「宿河原」の地名があるということ、またこの地で古くから念仏供養が行われてきたということから、地元の町内会によって建立されたのだそう。大きな石碑には、『徒然草』第百十五段の内容が記されています。

この石碑に刻まれている物語は、我が国古典の代表的な随筆作品といわれる『徒然草』の第百十五段である。「宿河原といふ所にて…」という書き出しではじまるこの物語では、ぼろぼろと称される遁世者が、自分の師の敵討ちをする話である。・・・・


東名高速道路をくぐり 右折 


左折 二ヶ領用水に沿って  


二ヶ領用水 合流点  宿河原堰から取水したのと 中野島の上河原堰からのが合流 


左折 して 踏切手前 右折 南武線に沿った狭い道へ


新明橋   


踏切を越えて 


13:08  ⑩南武線 久地駅  ゴールしました


同じ場所からコース6へ向います


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dの標高グラフ  3.7km→4.0km


多摩区5二ヶ領用水(宿河原堀)を歩く のコースタイム

経由地 距離km 見学km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
①南武線・小田急線登戸駅   0.0km  0:00  11:27
②宿河原堰と
二ヶ領せせらぎ館
 0.7km  0.1km  0.8km  0:15  0:12  0:03  11:39  11:42
③船島稲荷神社  0.1km  0.0km  0.9km  0:19  0:01  0:03  11:43  11:46
④二ヶ領用水の桜  0.8km  0.0km  1.7km  0:36  0:17  0:00  12:03  12:03
⑤常照寺  0.5km  0.0km  2.2km  0:51  0:13  0:02  12:16  12:18
⑥宿河原八幡宮  0.2km  0.0km  2.4km  0:56  0:04  0:01  12:22  12:23
⑦八幡下圦樋の碑と
用水四百年記念碑
 0.5km  0.0km  2.9km  1:07  0:09  0:02  12:32  12:34
⑧川崎市緑化センター  0.1km  0.1km  3.1km  1:13  0:03  0:03  12:37  12:40
⑨新明国上教会  0.2km  0.0km  3.3km  1:22  0:06  0:03  12:46  12:49 
⑩南武線 久地駅  0.7km  4.0km  1:41  0:19  13:08 
コース6へ
2025/8/28(木) 曇  3.8km  0.2km  4.0km  1:41   1:24  0:17


多摩区5二ヶ領用水(宿河原堀)を歩く の感想

このコースは何回も行ったところが多く、初めてのところは常照寺と新明国上教会くらいです。宿河原堰と二ヶ領せせらぎ館は午前中にコース3で行ったばかりのため、ほぼ素通りしました。

徒然草第百十五段石碑は以前来た時に説明をよく読まなかったので、何でこんなところにあるのだろうと思っていました。今回その理由が分ってよかったです。


以上です。 73

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