多摩区6東高根森林公園と長尾の里めぐり 川崎市各区の散策 2025.08.28
2025.08.28(木)曇 3.6+(1.0)=4.6km→3.4+(1.0)=4.4km
ルート:①南武線 久地駅~②松寿弁財天社(下げ綱松)~③東高根森林公園(東高根遺跡)~④五所塚権現台遺跡(五所塚第一公園)~⑤長尾神社~⑥妙楽寺~⑦長尾台遺跡(ふじやま遺跡公園)~⑧長尾の天然氷~⑨長尾バス停~<久地駅>
コース5のゴール久地駅からスタートします
川崎市:ウォーキングのススメ
各区のウォーキングマップや散策コースを集めてみました!
<参考>
https://www.city.kawasaki.jp/250/cmsfiles/contents/0000055/55587/tama2-6.pdf
多摩区6東高根森林公園と長尾の里めぐり(PDF形式, 1.81MB)
自然豊かな古代の多摩丘陵を感じ、あじさい寺で知られる古刹をめぐるコース
東高根遺跡や天然記念物であるシラカシ林を有する、多摩丘陵の懐かしくも美しい自然を今に伝える東高根森林公園をはじめ、長尾の里の様々な遺跡、アジサイで有名な妙楽寺などをめぐる、歴史・花・自然を楽しめるコースです。
多摩区6東高根森林公園と長尾の里めぐり
13:11 ①南武線 久地駅 スタートしました
駅を出て 左 府中街道へ 踏切を渡り
すぐ 左折
突当り 右折したところ
左折 狭い道へ
松寿弁財天社 鳥居 急な長い階段を上ります
階段の途中 振返ったところ
一人の男性とすれ違いました
上り終えたら 右折 松寿弁財天社の脇に出ました
13:24 ②松寿弁財天社(下げ綱松)
松寿弁財天のあるこの場所は、多摩川を見下ろす急峻な台上で、この丘陵は古くは城塞の役目を果たしていました。「下げ綱松」については、稲毛三郎重成や豊臣秀吉の小田原攻めに参戦した上杉の兵人たちが多摩川で洪水に遭い、老松に綱を掛けて助かったという伝承があります。更に天保時代には、古木になった「下げ綱松」に強い霊験が宿るという信仰が集まり、江戸からの参拝者が絶えなかったといわれています。
緑ヶ丘霊園 長尾口 左折
鉄塔先 右折
右の階段と坂を下ります
東高根森林公園 湿性植物園 が見えてきました
ここを右折して 東高根森林公園 に入ります
東高根森林公園 湿性植物園 木道を越え
木の長い階段を上ります

東高根森林公園 古代芝生広場 に出ました
13:51 ③東高根森林公園(東高根遺跡)
多摩丘陵東部川崎市のほぼ中央に位置する東高根森林公園は、南北二つの台地と二つの谷戸がある丘陵地形の中にシラカシ林、クヌギ・コナラ林等の樹林地、水田湿生植物園等がある緑豊かで静かな公園です。現在の古代芝生広場は弥生時代から古墳時代にかけての竪穴住居跡を主とする集落跡が埋蔵保存されており、その周囲を天然記念物に指定されているシラカシ林が取り囲んでいます。
東高根森林公園 古代植物園を通り抜けます
東高根森林公園 を出て
高根橋 渡り 左折

長尾小学校
労働者健康安全機構
14:14 ④五所塚権現台遺跡(五所塚第一公園)
この場所は地元では古くから五所塚とよばれてきました。五所塚第一公園内には直径4m、高さ2mほどの塚が5つ南北に並んでおり、外観が古墳時代の高塚古墳に似ていることから、江戸時代の地誌等では墳墓と考えられていましたが、中世や近世になり、村境や尾根筋に築かれた十三塚と同様な信仰に基づく「境」信仰の塚であったと考えられています。
すぐ隣りの 中央に見える 坂道を上ります
14:18 ⑤長尾神社
長尾神社の社叢林は、いわゆる鎮守の森と称し、昭和53年(1978年)9月、指定第 21 号によって、川崎市により保存樹林に指定された貴重な森です。主な樹林はマツ・シラカシ・イヌシデ。この神社は五所権現社と赤城社が合祀されたもので、五穀豊饒を祈り、氏子2人と稚児2人が的を射る「マトー」と呼ばれる伝統行事で古くから知られています。地元の人々は親しみをもってこの神社を「権現様」とよんでいます。

階段を下りたら左へ
長尾台コミュニティバス あじさい号
14:23 ⑥妙楽寺
約 1,000 本のアジサイが咲く妙楽寺の歴史は古く、木造薬師如来両脇侍像(川崎市重要歴史文化財) を修復する際、日光菩薩像の胎内から発見された墨書により、この寺が長尾山威光寺の旧跡であることがわかりました。また鎌倉時代、源氏累代の祈祷所であった威光寺は、鎌倉時代初期に頼朝の弟・全成(幼名今若丸)をこの寺の住職にしていたことも歴史書「東鏡 (あずまかがみ)」から伝えられています。
妙楽寺 を出て 正面の道
すぐ左折
左折して すぐ右折

14:35 ⑦長尾台遺跡(ふじやま遺跡公園)
縄文・弥生・古墳時代の三時期の集落跡で昭和44年~45年(1969年~1970年)の頃の調査・発掘で竪穴住居跡が保存されています。この台地で最初に集落を営んだのは主に狩猟や植物食等の採集生活をした縄文人(紀元前4,000年頃)とされています。彼らの住居は地面を掘った中に炉がある半地下式の竪穴住居で、その後は稲作技術を習得した弥生人が、更にその後には古墳時代の人々がこの地に集落を営んだとされています。
長尾特別緑地保全地区 手前 左折
長い下り坂 階段を下りて右折
14:44 ⑧長尾の天然氷 このがけ下辺りに「長尾の天然氷」が作られていた
長尾では、冬に二ヶ領用水の水を利用して天然氷を作っていました。場所は旧向ヶ丘遊園正門そばの山裾からJR久地駅あたりまでの丘陵地帯で、日中も日陰の場所に溜め池が84ヶ所も作られていました。池は長方形で約5.6坪、深さは 尺程度、周囲に厚さ3寸以上の松板かレンガを積み、らに底には厚さ2寸5分~3寸以上の砂利かレンガを敷いたとされています。夏の盛りに東京渋谷方面へ出荷し、明治14年(1881年)頃~大正11年(1922年)まで続いたといわれています。
長尾の府中縣道沿いの山裾では、明治14年ごろから大正11年2月ごろまで天然氷を造っていた。
「長尾の里めぐり」 かわさきTEKTEKリアルコース05で歩きました
川崎市05 長尾の里めぐり かわさきTEKTEK 2025.01.22 - mesetaのブログ
左折
あじさい寺入口交差点(府中街道) 長尾バス停が見えます
14:49 ⑨長尾バス停 このコースのゴールです
「長尾の天然氷」説明板
ここから左へ 久地駅まで歩きます
府中街道
南武線 踏切を渡ると
15:10 <久地駅> 到着しました
Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ
カシミール3Dの標高グラフ 3.6+(1.0)=4.6km→3.4+(1.0)=4.4km
多摩区6東高根森林公園と長尾の里めぐり のコースタイム
| 経由地 | 距離km | 見学km | 累計km | 総h | 所要h | 見学h | 着t | 発t |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ①南武線 久地駅 | 0.0km | 0:00 | 13:11 | |||||
| ②松寿弁財天社 (下げ綱松) | 0.4km | 0.0km | 0.4km | 0:16 | 0:13 | 0:03 | 13:24 | 13:27 |
| ③東高根森林公園 (東高根遺跡) | 0.8km | 0.0km | 1.2km | 0:40 | 0:24 | 0:00 | 13:51 | 13:51 |
| ④五所塚権現台遺跡 (五所塚第一公園) | 1.0km | 0.0km | 2.2km | 1:05 | 0:23 | 0:02 | 14:14 | 14:16 |
| ⑤長尾神社 | 0.1km | 0.0km | 2.3km | 1:10 | 0:02 | 0:03 | 14:18 | 14:21 |
| ⑥妙楽寺 | 0.1km | 0.0km | 2.4km | 1:17 | 0:02 | 0:05 | 14:23 | 14:28 |
| ⑦長尾台遺跡 (ふじやま遺跡公園) | 0.4km | 0.1km | 2.9km | 1:27 | 0:07 | 0:03 | 14:35 | 14:38 |
| ⑧長尾の天然氷 | 0.3km | 0.0km | 3.2km | 1:33 | 0:06 | 0:00 | 14:44 | 14:44 |
| ⑨長尾バス停 | 0.2km | 0.0km | 3.4km | 1:39 | 0:05 | 0:01 | 14:49 | 14:50 |
| <久地駅> | 1.0km | 4.4km | 1:59 | 0:20 | 15:10 | |||
| 2025/8/28(木) 曇 | 4.3km | 0.1km | 4.4km | 1:59 | 1:42 | 0:17 |
多摩区6東高根森林公園と長尾の里めぐり の感想
このコースで初めての場所は長尾台遺跡(ふじやま遺跡公園)だけです。それ以外は何回も来たことのある場所でした。
松寿弁財天社へ向う階段や、東高根森林公園古代芝生広場へ向う階段、長尾神社の階段、長尾台遺跡から下る急な坂道など、高低差の多いコースでした。
これで多摩区の全7コースを歩き終え、実際歩行距離は39.2kmです。
以上です。 93
登戸駅~久地駅 南多摩駅~稲田公園
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