関東ふれあいの道 群馬県コース23 山里のいで湯のみち
2018年7月18日(水)07:27~09:09 晴
距離:2.6km/難易度:1/標準時間:1時間20分→実際時間:1時間42分/撮影ポイント:不動大滝(標識)
ルート:赤城温泉~三宝堂~不動大滝~粕川~忠治温泉
群馬県コース23 山里のいで湯のみち
コースは赤城温泉から忠治温泉に至る約2.6kmの歩道です。四季を通じて楽しめ、遠くそびえる富士山や関東平野のパノラマが見られます。忠治温泉から三宝堂の谷間を埋める燃えるような紅葉や、落差50メートルの壮大な不動大滝は見事です! 起点:前橋市赤城温泉 →終点:前橋市忠治温泉
朝4:30過ぎから歩き始めたので、まだ7:00です。コース22を終えてすぐスタートしようとしたのですが、起点が見つかりません。コース22コース略図の前にあるトイレあたりに指導標でもあればもっと分り易いと思いました。結局数百m下って振出しに戻り、再スタートしました。
7:00 まえばし赤城山観光案内:赤城温泉入口にあります
この案内の脇に車が停まり、女性が降りてきました。どこへ行くのか聞かれたので、「赤城山から下りてきたところ」と伝えると、「まだそんなに暑くないけど、これから暑くなるから気をつけたほうがいい」と言われました。さらに「熊には十分気をつけて」と注意してくれました。早速熊鈴を取出し、ラジオのボリュームをあげました。
赤城温泉郷は、上毛三山のひとつ赤城山の南麓、標高700から900mに位置し、赤城温泉・忠治温泉・滝沢温泉の5件の小さな宿の集まりです。古くは奈良時代の書物にも「赤城山に霊泉あり、傷病の禽獣集まる」とその効能が紹介されており“上州の薬湯“として、湯守衆により今に伝えている小さな温泉郷。山々に囲まれた小さな宿は、赤城山の大自然に抱かれ四季折々の景観と移り変わりが楽しめます。
7:08 にごり湯の宿 赤城温泉ホテル入口
さて、コース23の起点がどこか分りません。コースマップを見るとふれあい橋から階段を上がった所にあるトイレ付近なのですが、裏は崖で上るような道は見当りません。しばらく道に沿ってT字路まで下りてみましたが、分らないため再び元に戻り今度は上のほうに行ってみました。花の宿湯之沢館の手前に細い登山口がありました。
7:27 ここです!関東ふれあいの道指導標識です、忠治温泉まで2.6kmと読めます
7:28 上から見たところ:入口にはロープが張られています
ホームページ http://www.pref.gunma.jp/01/e2310139.html に「このページについてのお問い合わせ」が掲載されていたので、先日このコースについて群馬県環境森林部自然環境課に質問しました。質問内容は4点
1..迂回路について:迂回路がどこなのか教えてください。
2.暫定的な撮影ポイントについて:解説標識の位置が分りません。
3.本来の撮影ポイントについて:不動大滝がコースルートに入っていない理由は。
4.距離と高度について:全長約2.6kmに不動大滝までの距離は含まれているのでしょう
か。マップ上にある起点から終点までの高度グラフは「下る一方」になっています
が、どういうルートを行けば「下る一方」になるのか教えてください。
それに対し、丁寧な回答がありました。
1.迂回路について
お問い合わせいただいた「赤城温泉~三宝堂」間の通行止めにつきましては、林道工事を実施している前橋市に確認したところ、林道工事が完了し、現在は通行できると のことでした。県ホームページの情報が更新されておらず、申し訳ありませんでした。
2.暫定的な撮影ポイントについて
「不動大滝」解説標識の位置につきましては、別添地図のとおりです。コース上にあるので、見落とす可能性は低いと思います。
3.撮影ポイントについて
コース外に撮影ポイントが設定されており、申し訳ありません。コース外に撮影ポイントを設定した経緯は不明ですが、本コースにつきましては、林道工事に伴い不動大滝までの歩道が通行止めだったこともありますが、コース外に撮影ポイントが設定されていることや不動大滝までのルートが川を渡ったり足場の悪いところもあり、行くのが多少困難な状況であったため、「不動大滝」解説標識を暫定的な撮影ポイントにしたところです。
4.距離と高度について
ご指摘のとおりコース全長には不動大滝までの距離は含まれていないと思います。
という訳で、現在は通行できるということを信じ、ロープの脇をすり抜けました。
7:29 コース略図
7:41 少し狭いですが、普通に歩けます
7:44 県道16号線に出てきました、道路を横切ったところに入口が見えます
7:44 三宝堂入口、ここもロープで塞がれています
通行止めは解除されているということなので、そのまま通過します
7:45 入口を入ってすぐの所に関東ふれあいの道石碑があります
7:47 忠治温泉まで1.9km
7:54 この先を左に曲ると極端に狭くなり、はみ出した木を避けるためにはロープを使わないと怖くて通ることができません、左に曲った右側は舗装道路の崖上になります
7:57 舗装道路から不動大滝へ向う入口は鉄パイプで塞がれています
ここは跨いで通過しました
8:01 かなり痛んでいる鳥居と祠がありました
8:01 少し離れた所にも祠のようなものが
8:03 里程標:赤城温泉から1.1km、忠治温泉まで1.6km
8:03 巨大な岩:見晴らし岩というらしいです
8:05 これが三宝堂のようです、コースマップでは不動大滝の近くにマークがありますが、実際はルート上にありました
8:05 しばらく下るとまた巨大な岩がありました
この辺りから渓流の音が聞こえてきて、段々大きくなってきました
8:10 不動大滝-忠治温泉の分岐点です:出口は何重にもロープが張られていました
8:10 不動大滝解説標識
不動大滝 | 群馬県赤城山ポータルサイト
粕川上流にかかる落差50m、赤城山随一といわれる不動大滝。直下から見上げる滝の姿は圧倒的な迫力が。夏は霧と虹が織りなす幻想的な風景が美しく、冬は凍結した氷柱が見事です。滝沢不動尊のさらに奥に位置し、途中には国定忠治が身を隠したと言われる岩屋も。
8:15 撮影ポイント:不動大滝解説標識
ホームページに(不動大滝に至るルートは通行困難であるため、撮影ポイントをコース上にある「不動大滝」解説標識でも可とします。)とあります。
この解説標識の位置については群馬県環境森林部自然環境課に問合せたところ、PDF ファイルを添付していただき事前に確認していました。
「不動大滝」解説標識の位置
8:19 折角なので少しでも大滝に近づこうと粕川の渓流が見える所まで行ってみました
大滝までは諦め、ここでクールタオルを冷やして頭に水をかけました。
8:40 不動大滝解説標識前を通り過ぎてしばらく行ったところ:忠治温泉まで0.9km
アップダウンのある細い道を少しずつ下って行きます
9:02 コース略図:ここで舗装道路に出ました
9:04 忠治館の大きな看板が見えます
赤城山 赤城温泉 旅籠 忠治館【公式サイト】
赤城の山も今宵限り・・・・国定忠治の名文句で名前が知られる赤城山。 雄大な自然の赤城山の麓、江戸時代の古民家風の建物、旅籠 忠治館はあります。落ち着きある和の佇まいが 旅人を極上の休日へと誘います。 風光明媚な景色を望む露天風呂、効能豊かな温泉、薬膳忠治鍋と旬の食材を使用した繊細な会席料理。
9:08 向うからきてT字路を右(写真では左)に行くと忠治館、左(写真では右)に行くと三夜沢赤城神社です
9:09 忠治館前
コース23ゴールしました。このあと連絡コースを三夜沢赤城神社まで行きます。
コース23感想
2018年7月18日(水)07:27~09:09 晴
距離:2.6km/難易度:1/標準時間:1時間20分→実際時間:1時間42分
事前に群馬県環境森林部自然環境課より通行止め解除の情報を得ていたので、余計な迂回をせずに済み助かりました。起点を探すのに苦労しましたが、迂回するのに比べたら楽なものです。1ヶ所だけ崖上の狭い箇所があり、ロープ場になっていました。それ以外は概ね順調でした。本来の撮影ポイントは不動大滝そのものですが、そこはコースルートに入っていません。なぜコース外をポイントにしたか尋ねましたが、理由は分らないそうです。不動大滝標識から不動大滝を往復すればとても2.6kmでは収まらないはずです。
コースタイム詳細
都県 | NO | みち | 地点名 | 標高m | 区間km | 累計km | 正味h | 休憩h | 着t | 発t | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
群馬 | 23 | 山里のいで湯の | 赤城温泉郷 | 862.7 | 0.0 | 7:27 | |||||
群馬 | 23 | 山里のいで湯の | 三宝堂 | 808.1 | 1.5 | 1.5 | 0:38 | 0:00 | 8:05 | 8:05 | |
群馬 | 23 | 山里のいで湯の | 不動大滝P | 796.9 | 0.2 | 1.7 | 0:05 | 0:00 | 8:10 | 8:10 | 標識 |
群馬 | 23 | 山里のいで湯の | 忠治温泉 | 687.8 | 0.9 | 2.6 | 0:59 | 9:09 | |||
群馬 | 23 | 山里のいで湯の | コース24へ | ||||||||
集計 | 23 | 山里のいで湯の | 2018/7/18(水) | 2.6km | 2.6km | 1:42 | 0:00 | 1:42 | ←総h | 晴 |
以上です。
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