関東ふれあいの道 栃木県コース9 松風のみち
2018年10月31日(水) 晴 8:50~11:30
距離:7.3km/難易度:2/標準時間:3時間10分→実際時間2時間40分/撮影ポイント:唐沢山神社
ルート:東武佐野線田沼駅~唐沢山~唐沢山神社~京路戸峠~諏訪岳下~村檜神社
栃木県コース9 松風のみち
田沼駅を出発し市街地をぬけ、秋山川に架かる橋を渡ると山道にさしかかります。山道を登ると、藤原秀郷公の居城跡である唐沢山があります。ここからアカマツ林の尾根道を進み、京路戸(きょうろど)峠を越え、麓まで下ると村檜神社、大慈寺に到着します。山間に開ける田園風景や遠く日光連山を望むことのできる眺望の良いコースです。
2回目の栃木県になります。丁度2週間前の前回と同様一泊して4コースを回ります。
コース9と10は終点と起点が鉄道駅ではありませんが、連続で歩くことにより不便さは解消できます。
8:45 田沼駅のホームから:これから行く唐沢山方面です
8:49 東武佐野線田沼駅
駅前にある唐沢山神社の石碑
8:50 コース案内板
スタートしました。
8:51 唐沢山神社まで2.9km:この踏切を渡ります
8:51 田沼駅が見えます
8:53 たぬまふるさと館
市の観光資源の紹介や、地域の産業、文化に関する常設展示を行っています。
9:00 栃本町交差点:コンビニがありました
9:07 秋山川にかかる唐沢橋:直進します
唐沢橋を渡った右側に学校の建物がありますが、校舎には佐野市国際クリケット場の看板がかかっていました。調べてみるとここは栃木県立田沼高等学校の跡地で2013年3月31日に閉校後、2016年佐野市国際クリケット場となったそうです。
日本で唯一、国際規格の広さを備えるグラウンドです。佐野市では佐野市国際クリケット場と命名する条例が2016年に制定されました。多くの国際・国内大会が開催されています。
9:13 唐沢山県立自然公園
これから回る一帯が含まれているようです。
みどころ:唐沢城・唐沢山神社、大慈寺、村檜神社など
9:14 唐沢山神社まで1.2km
9:18 唐沢山神社まで0.9km:ここから山道に入ります
9:19 里程標:田沼駅から2.0km
9:28 結構きつい階段道です
9:28 唐沢山神社まで0.6km:上りが続きます
9:35 駐車場に出てきました:正面の山道を出たところです
9:39 史蹟「唐沢山城」沿革
9:39 唐沢山城跡碑:レストハウスの前です
9:40 天狗岩
天狗岩は山頂にあるレストハウスのすぐそばにあります。駐車場から城内に向って、石垣を伴う土塁で狭められた入口を鉤の手に折れ、右手に進むと天狗岩への登り口があります。天狗岩は「大険山」とも例えられる岩山ですが、ここからは比較的容易に登ることができます。
9:41 天狗岩からの眺め
パノラマ
9:44 唐沢山城跡を再発見しよう:山頂本丸の標高は242m
築城の時期については、下野の藤姓足利氏が「佐野庄」を統治、鎌倉時代に入り佐野氏としての勢力を拡大しつつ、その後、群雄割拠の時代的背景の中、山城を築き上げていったものだと考えられています。
9:45 唐沢山神社参道
9:47 唐沢山神社まで0.2km:左は三の丸跡です
9:50 唐沢山神社解説板
9:51 唐沢山神社参道:この右に社務所があります
9:52 唐沢山神社
9:57 撮影ポイント:唐沢山神社
10:00 唐沢山神社本殿
唐澤山は今より1000年の昔「むかで退治」の伝説や、天慶の乱で平将門を滅ぼした藤原秀郷公の居城址で標高240米ながら全山赤松におおわれ断崖と深い谷に囲まれた自然の要塞をなし、今なお当時をしのぶ遺跡が数多くあります。明治16年9月25日、本丸跡に神社を創建。
10:00 狛犬
10:03 京路戸峠まで2.9km:社務所前まで下りてきました
10:06 京路戸峠まで2.7km:
10:09 京路戸峠まで2.8km:二重の堀切
10:13 分岐点で迷いました
10:14 諏訪岳方面は右となっていますが、京路戸峠方面とは書いてありません
立入禁止 東京農工大 演習林:・・・演習林事務所の許可を受けてください。
現在は東京農工大学農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター(FSセンター)という長ったらしい名前に改称されていました。立入禁止となっていますが、下記の通り開放しているようです。
FSセンター概要:その前身である農学部附属農場、演習林、波丘地実験実習施設が今まで果たしてきた農業生産技術や森林管理技術に関する実習教育とともに、フィールドで起こる多様で複雑な現象を総合的・学際的に追求するフィールドサイエンス実験実習を開講しています。
FM唐沢山:栃木県佐野市に所在し、1,617,778m2の面積を有しています。 標高90~200mの丘が関東平野に突き出した場所で、山頂からは日光連山、秩父連峰はもとより田園風景がきれいに見えます。1985年頃までは50%を越える天然アカマツで有名なところでしたが、現在はスギ、ヒノキが50%、広葉樹30%程度です。南西斜面では スダジイ、ウラジロガシなど暖帯林があります。
環境省関東ふれあいの道や栃木県立自然公園の一部にあたり、一般の方に開放していて、ボランティアとの協同に力を入れています。
10:16 右に上がって行きました
10:16 京路戸峠まで2.2km:曲ったすぐのところにありました
10:23 京路戸峠まで1.9km
10:34 京路戸峠まで1.5km:関東ふれあいの道石碑がありました
10:41 京路戸峠まで1.3km
10:43 里程標:田沼駅から5.0km
10:45 南見明岳
10:50 北見明岳、京路戸峠まで0.4km
10:50 長い下り坂です
10:57 京路戸峠:標高144.2m
10:58 村檜神社まで1.4km:道は整備されています
11:05 村檜神社まで1.1km、:寄りませんが諏訪岳標高323mの登山口です
11:13 開けた所からは真下に東北自動車道や、左に午後回るコース10のゴルフ場が見えました。
11:14 村檜神社まで0.7km、諏訪岳からの合流点
11:23 村檜神社まで0.3km
11:27 村檜神社まで0.1km
11:29 クマ出没 注意!:6月22日にツキノワグマが捕獲されたそうです
11:30 村檜神社(むらひじんじゃ)
本殿は三間社春日造で屋根は檜皮葺です。1533年(天文22年)に建てられたもので、室町時代後期の傑作として、1908年(明治41年)に国の重要文化財として指定されました。また、本殿左方の柱には、飛騨の工匠左甚五郎の作と伝えられる瓜の彫刻があります。その昔、藤原秀郷が唐沢山に築城の際、鬼門にあたる当神社を守護神として厚く信仰し、天慶2年平将門を叛せし時も御神徳の賜物と弓矢を奉納したと伝えられています。
11:31 狛犬:唐沢山神社のとは全く表情が違います
村檜神社解説板
このあとすぐコース10に入りました。
<参考>
田沼駅にあった唐沢山 HIKING MAP
このコースが丸々含まれています。
唐沢山コース 東武線沿線:自然ハイキング「電車でハイキング」
唐沢山ハイキング コースマップ pdf
コース9感想
2018年10月31日(水) 晴 8:50~11:30
距離:7.3km/難易度:2/標準時間:3時間10分→実際時間2時間40分
朝最寄駅5:38発に乗り、東武佐野線田沼駅には8:44に着きました。所要2時間46分は栃木県にしては短い方です。無人駅で乗降客は少なく、ひっそりしていました。駅から2km弱の舗装道路を過ぎて唐沢山の麓から登山道に入ります。気温は15℃ほどですが、上るにつれて汗びっしょりになりました。駐車場に出てから少し迷いましたが、標識を見つけてレストハウスに向います。田沼駅に置いてあった「唐沢山 HIKING MAP」で天狗岩や神社の位置を確認し、スムーズに移動することができました。唐沢山神社では犬を連れた二人連れなど、数人が参拝に訪れていました。
京路戸峠までの山道で1人の男性と出会いましたが、それ以外は誰も見かけませんでした。途中分り難い箇所もありますが、指導標識がしっかりしているので標準時間よりも30分早く歩くことができました。
コースタイム詳細
都県 | NO | みち | 地点名 | 標高m | 区間km | 累計km | 正味h | 休憩h | 着t | 発t | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
栃木 | 9 | 松風のみち | 田沼駅 | 63.9 | 0.0 | 8:50 | |||||
栃木 | 9 | 松風のみち | 唐沢山神社P | 214.7 | 2.9 | 2.9 | 1:03 | 0:10 | 9:53 | 10:03 | 神社 |
栃木 | 9 | 松風のみち | 京路戸峠 | 237.8 | 2.9 | 5.8 | 0:54 | 0:01 | 10:57 | 10:58 | |
栃木 | 9 | 松風のみち | 村檜神社 | 81.7 | 1.5 | 7.3 | 0:32 | 11:30 | |||
栃木 | 9 | 松風のみち | NO.10へ | ||||||||
集計 | 9 | 松風のみち | 2018/10/31(水) | 7.3km | 7.3km | 2:29 | 0:11 | 2:40 | ←総h | 晴 |
以上です。
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