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ウォーキングとフラメンコ
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関東ふれあいの道 栃木県コース10 かかしの里・ぶどうのみち

2018年10月31日(水) 晴 11:33~15:30


距離:10.8km/難易度:2/標準時間:3時間00分→実際時間3時間57分/撮影ポイント:桜峠の四阿
ルート:村檜神社~大慈寺~桜峠~清水寺~大中寺~西山田ブドウ団地~大平下駅


栃木県コース10 かかしの里・ぶどうのみち

村檜神社を出発してまもなく東北自動車道をくぐり、ゴルフ場のある小高い山を越え、里道を行くと杉林の中の登り道になります。まもなく、ヤマザクラの大木がある桜峠に着きます。 ここは、「稜線をたどるみち」との交差点で、右に行くと岩舟駅、左に行くと太平山神社です。
桜の点在する山道を下って清水寺でひと休みしたあと、雑木林と農家の裏山をぬって進むと大中寺の山門前に出ます。さらにぶどう畑の中を進むと、終点の大平下駅に到着します。


11:33  コース9をゴールし、少し休憩してからスタートしました


11:33  村檜神社

本殿は三間社春日造、屋根は檜皮葺で天文 22年(1553)に建てられたものです。
室町時代後期の傑作として、国の重要文化財に指定されています。


11:33  参道の階段を下りてきたところです


11:35  大慈寺:村檜神社のすぐ隣にあります


平安時代随一の学僧といわれる慈覚大師円仁が9才から6年間修行したこの寺には、聖観音菩薩坐像をはじめ、相輪橖や華鬘など、多くの文化財が保存されています。


11:36  小野寺山 大慈寺 案内図


11:38  大慈寺 本堂


11:40  七石 大黒石:大慈寺を出た道路脇にありました


11:41  大慈寺の山門が見えます


近くに
  小野小町の墓があるはずですが、通り過ぎてしまいました

小野小町はこの地で身投げをしたという伝説があり、今は、近くに身投げ堂という地名が残っています。村人が哀れんで供養したと伝えられています。


11:43  桜峠まで5.2km


11:46  桜峠まで5.0km:この先東北自動車道のガードをくぐります


11:49  桜峠まで4.8km:ガードを出た所です


11:55  桜峠まで4.5km:ここで東北自動車道に沿った道から離れます


12:03  桜峠まで3.8km


12:08  道路に大きな松ぼっくりが落ちていました


12:09  桜峠まで3.7km:ゴルフ場のカート道路の下を通ります


12:11  金網越しに見たゴルフ場


12:19  岩舟ゴルフ倶楽部 入口


12:21  ここは通行不能:コースマップではヘアピンカーブの舗装された坂道をショートカットするようになっています。しかし荒れ放題の道で通ることができませんでした。


12:27  桜峠まで2.9km


12:29  桜峠まで2.7km:ここから舗装された広い道を約1.6km進みます


12:31  桜峠まで2.6km


12:46  桜峠まで1.7km:平地が続きます


12:52  桜峠まで1.3km


12:56  桜峠まで1.1km:ここから山道に入ります


12:59  錦鯉放養池:錦鯉が見えます、この後同様の池がいくつもありましたが水があったのはここだけでした


13:08  毒きのこ?:道の真ん中に、派手な色で目立ちます


13:13   桜峠まで0.3km


13:21  里程標:村檜神社から5.2km


13:22  桜峠に着きました

13:22  桜峠:標高 291m、ここは明日コース25でまた通ります


晃石山と馬不入山の間にある峠であり、表東山道と裏東山道との連絡路で山桜があるところからこの名がついています。民話では、皆川城が上杉勢に攻められて、落城した際、一人の武士が荷物を、桜峠の繁みに埋めました。その後、里人の間では、「桜峠に金の鹿の置物が埋められた」と言われていました。また、山に雪が積もった時、一番早く融けた所に埋められているとも言われています。昔は岩舟や葛生方面への大切な道でした。
十字路になっていて、東は晃石山、太平山 西は馬不入山 北は村桧神社 南は清水寺
最近、残念ながら北西方面が伐採されてしまい、その結果展望が良くなりました。


13:29  撮影ポイント:桜峠の四阿


13:29  桜峠からの眺め


13:32 清水寺まで1.1km


13:41  清水寺まで0.6km


13:47  桜峠から0.4km:ここから下りてきました


13:49  清水寺まで0.9km


13:51  清水寺 本堂まで0.1km


13:52  清水寺(せいすいじ)


清水寺は、下野坂東26番の札所として昔から参詣人が多く、観音堂には十一面千手観音があり、僧行基の作と伝えられてる。この観音堂は、別名「滝の観音」とも言われ、滝を背景とした風景も美しく多くの人が訪れてる。周辺に観光ぶどう園がある。


13:54  清水寺 仏足石


13:55  清水寺の森・案内図


14:21  あじさい林道


14:21  清水寺から1.7km


14:25  清水寺から1.9km:この狭い道を通ってきました

大中寺へ行ってまたここに戻ってきます


14:37  大中寺入口


14:28  太平山南山麓観光案内図


14:31  大中寺 山門


14:36  大中寺 本堂

延徳元年(1489)に開創された歴史ある寺で、この寺の縁起は「雨月物語」の青頭巾などとして名高く、境内にある七不思議伝説も有名です。

七不思議が伝わる曹洞宗の寺  太平山南麓の山懐につつまれた名刹大中寺は、はじめ真言宗の寺として久寿(きゅうじゅ)年間(1154~1155)に建てられたが、その後、衰退していたのを快庵妙慶禅師(かいあんみょうけいぜんし)が延徳(えんとく)元年(1489)に曹洞宗の寺として再興したという。


14:43  大中寺 七不思議 案内図

1.東山一口拍子木  2.馬首の井戸  3.不開の雪隠  4.不断のかまど  5.油坂  6.枕返しの間
7.根なしの藤

14:44  馬首の井戸

戦国時代大平のあたりでも戦いはありました。この話の主人公は,佐竹小太郎という将軍です。この将軍が,当時の大中寺の住職(彼のおじにあたる)に助けを求めて逃げ込んできます。しかし住職は,そんな将軍をかくまうことを拒否します。将軍は住職をうらみながら,自分の愛馬の首を切り,その死体を傍らの井戸に隠し,みずからも腹を切って果てました。その後霧のたちこめた時など,その井戸に馬の首が浮かび上がるので「馬首の井戸」と呼ばれるようになりました。


14:45  東山一口拍子木

佐竹小次郎の最後の言葉は「わが魂はここに残って,この寺を何度でも焼き払ってやる。」だったと伝えられています。寺の裏山で拍子木の音が二(一)つ鳴ると大中寺は火事になるといわれています。戦国時代以降何度も火事になっているこの寺では,今ではわざと本堂に本尊を祭らず,寺が完成していない印としています。


14:46  油坂:本堂正面の階段が通行止めになっています

昔大中寺には多くの学問僧がいました。その僧たちも多くの仕事があり,勉強できる時間も少なかったようです。そんな中でとても熱心な僧がこっそり油を盗み夜書物を読んでいました。ある日,油をもって本堂へ戻ろうとした時,石段にこぼした油にすべり,石段を落ち死んでしまいます。その後,この石段を登ろうとした人たちは落ちて大けがをするようになってしまいました。わらじの鼻先をかかとのほうへまわして履き,仏様にお祈りしながら上がると良いともいわれています。


14:48  大中寺から0.1km:太平山神社は明日コース11で通ります


14:49  大平下駅まで2.4km


14:52  先ほどの細い道に戻ってきました


14:54  西山田ブドウ団地:ブドウ畑がいくつもあります。


太平山南山麓ではぶどうの栽培が盛んであり、栃木市大平町西部にぶどう団地が広がります。品種は巨峰をはじめ、お店では並んでいない珍しい品種もあります。6月下旬から9月下旬まで、ぶどう狩りが楽しめます。


14:55  里程標:栃木~大平下はコース11です


14:56  道路を横断し遊歩道に入ります


14:57  遊歩道入口の左にある小さな神社


14:57  大平下まで2.0km


15:02  大平下まで1.7km


15:03  杉林を通り抜ける遊歩道のような道です


15:12  大平下まで1.1km:ここから舗装道路になりました


15:17  ブドウ団地のブドウ畑


15:19  大平下まで0.7km


15:22  判読不能です


15:24  太平山・晃石山 を歩こう!!


15:25  小学生が挨拶してくれました


15:26  JR両毛線踏切


15:30  大平下駅に着きました


15:30  コース案内図

ゴールしました。


15:30  Welcome to OHIRA town !!


15:45  大平下駅:無人駅でした、次の電車は16:07発小山行です


15:45  大平下駅 ホーム

16:23 小山駅に到着、泊まるのは西口ですが東口に行ってみました


16:30  小山駅東口 白鴎大学


16:36  早めの夕食は とんこつラーメン半炒飯セットに餃子です


17:06  小山駅西口:すっかり暗くなりました


駅ビルのお店で おやま駅西口 MAP をもらいました

暗くなりましたが、この地図を頼りに散歩します


17:17  須賀神社参道


17:18  須賀神社 一の鳥居


17:23  須賀神社 神門:中へは入れませんでした


須賀神社は、「祇園さん」とも「天王さま」とも称されます。創建は、天慶3年(940)4月、藤原秀郷公が京都の八坂神社より御分霊を迎えてまつったことによります。
御祭神は、素盞鳴命・大己貴命(大国主神)・誉田別命(八幡神)の三神です。


17:23  須賀神社 境内図


17:34  現聲寺(げんしょうじ)


天慶年間(940年頃)藤原秀郷公の開基で、当時は法相宗に属していました。永仁5(1297)年、時宗二祖他阿真教上人がこの地を巡錫した時より、時宗寺院(小山道場)となりました。


17:49  小山駅西口に戻ってきました

今日は駅前のホテルに泊まります


コース10の感想
2018年10月31日(水) 晴 11:33~15:30
距離:10.8km/難易度:2/標準時間:3時間00分→実際時間3時間57分


昼前にコース9のゴール村檜神社に着いたので、昼食を取ろうとお店を探しましたが、全く見当たりませんでした。仕方なくコンビニで買ったパンを食べて、すぐコース10をスタートしました。出だしこそ村檜神社と大慈寺など見るところがありますが、その先桜峠までの約5kmは見るべきものがありません。平坦で単調な道が延々と続きます。桜峠で写真を撮っていたら、晃石山の方から一人の男性が下りてきて、休まずに清水寺の方に消えて行きました。他には誰も出会いませんでした。清水寺からのあじさい林道は舗装された歩き易い道です。大中寺へ抜ける細い道は本当にここでいいのかと迷いながら進みました。ブドウ団地を過ぎる約2kmの道は遊歩道のような杉林で雰囲気のある道でした。


コースタイム詳細

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t 備考 
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち NO.9より
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 村檜神社    81.7     0.0  11:33
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 桜峠P  291.0     5.3     5.3  1:50  0:09  13:23   13:32 四阿
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 清水寺  107.6     1.0     6.3  0:20  0:03  13:52  13:55
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 大中寺    99.5     2.1     8.4  0:39  0:11  14:34  14:45
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 大平下駅    36.0     2.4   10.8  0:45  15:30
集計 10 かかしの里・ブドウのみち 2018/10/31(水) 10.8km 10.8km  3:34  0:23   3:57 ←総h


以上です。