関東ふれあいの道 栃木県コース11 桜咲くパノラマのみち
2018年11月01日(木) 晴 6:11~11:30
距離:12.7km/難易度:2/標準時間:4時間50分→実際時間5時間19分/撮影ポイント:錦着山慰霊塔
ルート:大平下駅~大中寺~謙信平~六角堂~太平山神社~錦着山~栃木駅
栃木県コース11 桜咲くパノラマのみち
大平下駅を出発し、ブドウ畑の中を進むと「雨月物語」や「七不思議」で有名な大中寺に着きます。舗装された歩道を東に進み、ゆるやかな坂道を登りきると、「陸の松島」と言われるすばらしい眺望の太平山謙信平に着きます。ここから一度六角堂まで下り、歩道の両側にアジサイの茂る長い石段を登りきると太平山神社です。桜並木の道を下ると郊外の住宅地に出ます。永野川を渡ると全山ツツジにおおわれた錦着山公園に至り、さらに市街地を進むと栃木駅に到着します。
今日は昨日のゴール地点JR両毛線大平下駅まで始発電車で行くため、4時半に起きました。ホテルを出て駅ビルの1階にあるコンビニによってから改札へ向います。
5:32 小山駅
5:39 小山発5:53両毛線高崎行に乗ります、始発電車です
5:59 小山からの乗車券
SUICAも使えたのですが、切符を買いました
IC運賃は現金と比べて同じか安いものと思っていたのですが、それは電車特定区間・山手線内だけで、幹線・地方交通線の場合「IC運賃は、きっぷの運賃と比較して、高い場合も安い場合(一部同額)もあります。」ということが分りました。
小山~大平下間は現金320円に対し、IC運賃324円です。わずか4円ですが、大した手間でもないので切符を買ったという訳です。
6:10 大平下駅に6:09着、無人駅なので切符入れに自分で入れます
6:11 コース案内図
スタートしました。
ここから大中寺までの2.4kmは昨日のコース9と全く同じ道です。
6:16 朝焼けです、この日栃木市の日の出時間は 6:03でした
6:16 大平下駅から0.3km:両毛線の踏切です
6:17 ご来光です
6:18 今日も晴れわたっています
6:21 大中寺まで1.7km:ブドウ畑を通り抜けます
6:26 大中寺まで1.3km:ここから山道に入ります
6:27 関東ふれあいの道 利用者の皆さんへ:この看板は頻繁に見かけます
6:30 杉林の山道
6:39 山道はここで終りです、道路を渡り直進します
6:41 途中のブドウ畑
6:43 冷しとうふのお店
6:43 コース10の合流点
6:45 大中寺入口:ここまでは順調にきました
ここで道を間違えました。手前の道を右折してしまったのです。5分ほど行ってミスに気がつきました。すぐ引き返します。
6:55 先ほどの場所に戻ってきました、丁度10分のロスです
大中寺
七不思議が伝わる曹洞宗の寺 太平山南麓の山懐につつまれた名刹大中寺は、はじめ真言宗の寺として久寿(きゅうじゅ)年間(1154~1155)に建てられたが、その後、衰退していたのを快庵妙慶禅師(かいあんみょうけいぜんし)が延徳(えんとく)元年(1489)に曹洞宗の寺として再興したという。
6:56 直進すれば大中寺ですが、昨日行っているのでパスしました。
ここが本来の右折する道です:昨日下見したにもかかわらず間違えるとは迂闊でした
6:56 太平山神社まで3.1km
7:07 太平山神社まで2.4km:ここを左折して道路から離れます
7:09 左折後振返ってみたところです
7:15 標識はありませんが、正面の道を進みます
7:16 休憩所があります
7:28 謙信平解説板
7:28 謙信平のT字路ですが、展望台がどこにあるのか分らずしばらく探しました
左に曲ったすぐのところに階段道があったので、上っていったら展望台がありました
7:31 謙信平 展望台:上ってみました
反対側に金属製のすべり台があります。一気に下りることができました
関東平野を見渡した上杉謙信が、あまりの広さに目を見張ったという故事から生まれた。
戦国時代の頃、関東平定を競い対立した越後の上杉謙信と、小田原の北条氏康は、当時の大中寺住職虎溪和尚(こけいおしょう)の斡旋により、永祿11年(1568)9月、大中寺において和議を結んだ。 そのあと、上杉謙信は太平山に登り、兵馬の訓練を行い太平山上から南の関東平野を見渡し、あまりの広さに目を見張ったという故事から謙信平の地名が生まれたいわれる。
7:32 展望台の上からの眺め:樹が邪魔で展望はありません
コースマップの解説に”「陸の松島」と言われるすばらしい眺望の太平山謙信平”とありますが、360度鬱蒼とした樹木に囲まれて全く眺望はありませんでした。
7:37 この階段を上ったところに展望台があります、入口には何の案内もありません
帰ってから調べてみると、どうやら謙信平展望台というのはここではなかったようです。右側の坂道を300mほど上がったところにあると思われます。何の案内もないのでたどり着けませんでした。
7:39 栃木県立 太平少年自然の家
7:40 太平山神社まで1.1km:ここで道路から離れて左折し階段を下りて行きます
7:40 長~い階段道です
7:43 六角堂まで0.3km:整備された石段が続きます
途中で上ってくる男性に会いました
7:48 六角堂:正面からだとどこが六角か分りません
当院は、連祥院と称していますが、六角堂の名で知られ、太平山の中腹、表参道の登り口にあります。慈覚大師が太平山創建の際、その本地仏として山城国、国宝寺にあった虚空菩薩を移したもので、作は聖徳太子と言われています。
太平山連祥院は、天長四年(八二七年)慈覚大師円仁により創建されました。その頃連祥院は、淳和天皇御宸筆の勅額を賜り永世勅願所となり、太平山の神事・仏事をすべてとりしきる別当寺院となりました。
7:49 六角堂:独特な建物です
7:49 あじさい坂:六角堂から太平山神社まで1,000段の石段が延々と続きます、
階段の両側に一面の紫陽花 太平山県立自然公園六角堂前から随神門に至る太平山神社表参道、約1,000段の石段両側に西洋あじさいをはじめ、額あじさい、山あじさいなど、約2,500株が咲き競います。
7:51 あじさい坂から見た六角堂
7:52 長~い石段です、両側には約2,500株のアジサイがあります
7:54 石段はまだまだ続きます
7:57 太平宮の鳥居
8:02 広い石段になり、随神門が見えてきました
8:04 随神門に着きました
8:05 随神門解説板
8:11 隨神門
太平山神社への入口 太平山神社の少し下にある門です。 1723年、太平山神社の下に寺院があった時に仁王門として建てられたものです。 明治の神仏分離令によって寺院は別の場所に移りましたが、門はそのまま残されました。 天井には雪舟の弟子磯辺等随によって描かれた龍の絵があり、門とともに市の指定文化財となっています。
8:12 まだ階段が続きます:上の方は反射してよく見えません
8:14 違う階段がまだ続きます
8:17 太平山神社(おおひらさんじんじゃ)にようやく着きました
天長 4年(827)慈覚大師により創建されたといわれています。武将、諸人の崇敬が高く、特に徳川 3代将軍家光以来代々当社を崇敬しました。神社拝殿の傍らに星宮神社があり建物が仏堂で、神仏混淆の名残となっています。神仏分離令以前は虚空蔵菩薩を祀っていました。
8:18 ご神石
当社本殿の正面には「御神石」がございます。こちらの神石を撫でると大きな霊験が得られるとされています。・・・・・ですが、撫でた後は神社へもお参りいただき、霊験を正しく受けられるようにしてください。
8:19 境内から南側の眺め:正面は筑波山です
8:20 奥宮入口:ここは午後コース25で再びきます
8:21 太平山神社解説板:表題は大に見えますが、よく見ると点が書かれています
8:23 境内から東側の眺め
8:25 この道は正規のルートではないようですがマップをみながら行ってみます
8:26 立派な階段を下りてきました
8:29 広い道路に出てきました
8:32 錦着山まで3.7km:正規ルートに戻りました
8:40 錦着山まで3.2km
8:43 錦着山まで3.0km
8:45 錦着山まで3.0km:私有地の手前を右折します
8:49 里程標:栃木駅まで5.7km
8:49 道が荒れています
8:52 ところどころで標識のない分岐があります:右側を直進します
8:54 錦着山まで2.5km
9:01 錦着山まで2.1km:市街地に入ってきました
9:03 錦着山まで1.7km:学校のようです
9:04 栃木県立栃木農業高校
9:08 関東ふれあいの道石碑:昭和58年3月:35年も前のものです
9:14 錦着山まで1.4km
9:17 錦着山まで1.2km
ここで痛恨のミスです。矢印は右を示しているのに、この辺から山道に入ると思い込んで迷わず左に行ってしまいました。進んだ先は行き止まりでした。
9:23 戻る途中にわき道を見つけ、中へ入ってみます
9:24 振返って標識がないか確認しましたが、見つかりません:あるはずがありません
9:30 給水塔の下に出てきました
9:31 いい眺めです、筑波山が見えます
9:31 錦着山が見えています
9:37 眺めている場合ではありません、下りる道がないのです
9:44 道なき道を進むと服にいっぱい草の種子がくっつき靴の中にも入ってしまいました
取っても草むらを通るたびにくっついてしまいます
9:50 道はないのですが、無理やり下りていきます
9:55 ようやく下まできたら、なんとフェンスに囲まれて向うに行けません
GPSでみるとルートからは100mも離れていません。間違いなくこの住宅の向うなのですが、どうやってもいけないのです。
9:57 回り込むと「関係者以外立入禁止」の看板が
仕方なく草むらを上の方に戻ります
10:04 上着までびっちり草がくっつきチクチクします
食い込んでいるので、はたいたくらいでは取れません、一つ一つ丁寧に取り外していきます。10分くらいかけましたが、全部は取りきれないので歩きながら続けました。
10:08 苦労してやっとのことで抜け出し、先ほどの標識まで戻って矢印と反対に行ったことを確認しました、実に51分のロスとなりました
10:12 錦着山まで0.8km
10:15 錦着山まで0.7km
10:18 錦着山まで0.6km:住宅の向うに先ほどのフェンスが見えます
10:18 この傾斜地をさまよいました
10:21 永野川 上人橋
10:25 ここを左折します
10:26 ここから錦着山に入ります
10:29 護国神社下
10:30 錦着山に着きました
旧名箱森山。山上の招魂社は戊辰西南両役における戦死者を祀り、その忠魂を慰めるために醵金(きょきん)をもって建設されたもので、明治11年10月土工を起こし、12年9月社殿・社務所等の建物が完成し、同月24日祭典を行い、以来この日を例祭、執行の定日としています。
10:32 撮影ポイント:錦着山慰霊塔
10:36 狛犬:左右まるで違う格好です
10:40 錦着山の反対側に下りてきました
10:43 薗部町歩道橋を右折します
11:01 県道309号線
11:04 歩道橋を渡ります
11:09 県立栃木商業高校
11:24 ここを右折します
11:26 東山道:律令時代の五畿七道の一つ。大宝1 (701) 年近江,美濃,飛騨,信濃,上野,武蔵,下野の7ヵ国の国府を連ねる街道
11:30 栃木駅に着きました
11:30 コース案内図
ゴールしました。
喜多川歌麿と栃木「歌麿ゆかりの地」案内図
このあと駅構内にある観光案内所に立ち寄り、「太平山・晃石山を歩こう !!」などのパンフレットをもらってきました。駅前のベンチで軽く昼食をとり、コース25に向います。
コース11の感想
2018年11月01日(木) 晴 6:11~11:30
距離:12.7km/難易度:2/標準時間:4時間50分→実際時間5時間19分
大失敗でした。思い込みは禁物だということです。標識はきちんとしているのに、ろくろく見もせずに左折したのがいけなかったのです。過去最大のミスかも知れません。大中寺手前のミスと合わせると1時間以上になってしまいました。それでも下り坂はできるだけ走ったので、約30分の超過で済みました。
謙信平展望台の位置が分りませんでした。コースはT字路を右なのですが、一度左に曲り展望台へ行って戻ってくるようです。標識も案内の看板もなく、コースマップもそのようになっていません。結局見通しの悪い展望台に上り、眺めの悪さにがっかりしてしまいました。もう少ししっかりした案内をしてほしいものです。
コースタイム詳細
都県 | NO | みち | 地点名 | 標高m | 区間km | 累計km | 正味h | 休憩h | 着t | 発t | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
栃木 | 11 | 花咲くパノラマのみち | 大平下駅 | 36.0 | 0.0 | 6:11 | |||||
栃木 | 11 | 花咲くパノラマのみち | 大中寺 | 99.5 | 2.4 | 2.4 | 0:34 | 0:10 | 6:45 | 6:55 | |
栃木 | 11 | 花咲くパノラマのみち | 六角堂 | 114.9 | 2.5 | 4.9 | 0:53 | 0:01 | 7:48 | 7:49 | |
栃木 | 11 | 花咲くパノラマのみち | 太平山神社 | 246.2 | 0.6 | 5.5 | 0:29 | 0:05 | 8:18 | 8:23 | |
栃木 | 11 | 花咲くパノラマのみち | 錦着山P | 80.0 | 4.3 | 9.8 | 2:07 | 0:08 | 10:30 | 10:38 | 慰霊塔 |
栃木 | 11 | 花咲くパノラマのみち | 栃木駅 | 42.2 | 2.9 | 12.7 | 0:52 | 11:30 | |||
栃木 | 11 | 花咲くパノラマのみち | NO.25へ | ||||||||
集計 | 11 | 花咲くパノラマのみち | 2018/11/1(木) | 12.7km | 12.7km | 4:55 | 0:24 | 5:19 | ←総h | 晴 |
以上です。
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