mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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関東ふれあいの道 神奈川県コース12 丹沢山塊東辺のみち

ブログを始める前に行ったところの振り返りです。


平成28年2月21日(日)曇後晴 7:30 ~11:50
距離:11.3km/難易度:4/標準時間:3時間45分→実際時間:4時間20分/撮影ポイント:仏果山山頂の展望台
ルート:(本厚木駅5番6:55-神奈中厚20宮ヶ瀬行-7:30)→坂尻バス停~半原越~仏果山~物見峠~愛川ふれあいの村~半原バス停→(12:00-神奈中バス-12:04韮尾根)コース13へ


神奈川県コース12 丹沢山塊東辺のみち

丹沢山塊の東に位置する仏果山(ぶっかさん)に登り、山頂からの大展望と森林浴を楽しむ山岳コースです。


このコースは関東ふれあいの道全160コースの中で、唯一難易度が4になっています。最も難しいコースはどんなふうになっているのでしょうか。


6:52  本厚木駅バス乗り場案内

小田急線本厚木駅に6:48到着、5番乗り場から6:55発宮ヶ瀬行の神奈中バスに乗ります


7:30  起点の坂尻バス停に着きました

すぐスタートします


7:30  コース12・17の案内板がありました


7:32  コース12・17の案内図もあります


7:33  仏果山まで7.3km:コース12・17は4.8km先の半原越まで一緒です


7:35  ここを左折します


7:52  林道法論堂線 起点

半原越までの林道で何台も自転車とすれ違いました


8:52  半原越:標高 488m


半原越(488m)は、神奈川県の仏果山(747m)と経ヶ岳(633m)の鞍部で、愛川町田代と清川村煤ヶ屋を結んでいる峠。


8:52  法論堂(おろんど)と半原越(はんばらごえ)

法論堂:昔、修験者(山伏・僧侶)たちがこの地で法(教え)を論じ合ったことから、この名が起こったと伝えられています。現在『宿』と呼ばれている旧家がありますが恐らく修験者達が宿とした所からでしょう。煤ヶ谷(すすがや)の資料によれば「存円和尚(ぞんえんおしょう)、時々村舎に説法し村民をして輪回応報を聞知せしめ至法に遵わしむ。今の法論堂村是れ也」とありますが、存円和尚は仏果禅師(ぶっかぜんじ)のことです。
半原越:昭和の初期まで、煤ヶ谷(すすがや)は養蚕が盛んで、当時糸の町として栄えていた半原へ、繭を背負ってこの峠を越えたことから、この名が付いたと思われます。現在は法論堂(おろんど)林道として拡張整備されています。


8:52  愛川町観光案内図:ここでコース17と分れます

9:17  坂尻バス停から5.7km、仏果山まで1.6km


9:25  里程標:坂尻から6.0km、半原まで5.3km


9:34  革籠石山(かわごいしやま):仏果山まで1.1km、標高 640m


東丹沢、経ヶ岳と仏果山の間に位置する。


9:51  仏果山まで0.8km:この先道幅狭し 注意


9:58  山岳修験者のはなし

丹沢山塊のうち経ヶ岳・大山を中心とする一帯は昔、山岳修験者の修法の霊場であったという。ここより東方の八菅神社(愛川町八菅山)には入峰者(にゅうぶしゃ)の名称・位・入峰回数などを記録した古文書が残っている。伝説では大宝三年(七〇三年)に役の小角(えんのおづね)が八菅神社に来たときから、この地を基点に平山・塩川滝などを経て大山まで七宿三十か所をおよそ四十九日間かけ加持祈祷を唱えながら修法を行っていたという。煤ヶ谷(清川村)の人々は、修験者が行(ぎょう)の途中、村に入るとすすんで接待を申し出たり、「願い事がかなえられる」ということから特に行中で使用した草鞋などを所望したと伝えられている。また、この修法は、明治維新の神仏分離令によって廃止された。


10:03  仏果山まで0.4km:再びこの先道幅狭し 注意


10:11  コースマップに「ヤセ尾根注意 クサリ場有」と書かれた地点です

この辺りが難易度4となっている所以なのでしょうか
みたところではあまり怖さを感じませんが、この先には絶壁のようなところもあり写真を撮ることができませんでした
途中で向うから来る数人と出会いましたが、お互いに待機しながらすれ違いました


10:19  仏果山山頂手前


10:20  仏果山山頂展望台:標高 747m


山頂には名物の鉄塔が建っていて、鉄塔からは360度の展望が広がる。


あいにくの曇り空で眺めが期待できないため、展望台には上りませんでした。


10:24  撮影ポイント:仏果山山頂の展望台


10:33  仏果山のいわれ

この山は、室町時代のはじめ清川村煤ヶ谷にある正住寺(臨済宗鎌倉建長寺派)を開山した天鑑存円上人(仏果禅師)が、座禅修行をした山といわれている。天鑑存円上人が座禅をしたという座禅石は、いつの頃か煤ヶ谷側の仏果沢に落下してしまった。こうした由来から、この山を「仏果山」と呼ぶようになったという。(現在この座禅石は下の採石場わきにある。) また、この山は昔、煤ヶ谷の人々は南麓と呼び、半原越え(半原峠)から仏果山周辺までを南山と呼んだ。津久井町長竹・韮尾根などでは半原富士とも呼んでいた。


10:37  少し晴れてきて見通せるようになってきました


11:21  半原バス停まで2.0km


11:50  半原バス停に到着しました

コース12ゴールしました


コース12の感想
平成28年2月21日(日)曇後晴 7:30 ~11:50
距離:11.3km/難易度:4/標準時間:3時間45分→実際時間:4時間20分
07:30に坂尻バス停を出発、朝早いにもかかわらず峠を下ってくる自転車14~15台とすれ違いました。こんな時間にどこから来ているのでしょうか。
未明まで雨でした。しかし、足場はそれほど悪くありません。上っていくうちに霧が出てきましたが、それもすぐ消えました。半原越を過ぎると道が狭く、岩場では怖くなるような箇所がありました。さすが難易度4ということでしょうか。仏果山では上りで5人下りで13人と出会い、これまでで一番多い人数でした。山頂は曇り空で景観が望めないため、展望台には上りませんでした。


コースタイムの詳細

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t 備考
神奈川 12 丹沢山塊東辺の 坂尻バス停   151.0     0.0    7:30
神奈川 12 丹沢山塊東辺の 半原越   482.0     4.8     4.8  1:20  0:03    8:50     8:53
神奈川 12 丹沢山塊東辺の 仏果山P   745.0     2.6     7.4  1:25  0:12  10:18  10:30 展望台 
神奈川 12 丹沢山塊東辺の 半原バス停   124.0     3.9   11.3  1:20  11:50
神奈川 12 丹沢山塊東辺の NO.13へ
集計 12 丹沢山塊東辺の H28.02.21日 11.3km 11.3km  4:05  0:15   4:20 ←総h 曇後晴


以上です。