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関東ふれあいの道 栃木県コース28 山あげ祭の里をめぐるみち

2019年02月22日(金) 晴 11:25~14:23


距離:9.0km/難易度:2/標準時間:3時間40分⇒実際時間2時間58分/撮影ポイント:烏山城跡(案内標識)
ルート:(逆) 滝田ポケットパーク~烏山城跡~山あげ会館~愛宕台公園~龍門の滝~滝駅:おまけ=太平寺~龍門の滝


栃木県コース28 山あげ祭の里をめぐるみち

このコースは国の重要無形民俗文化財にも指定され400余年の歴史と伝統を誇る山あげ祭りの里、那須烏山をめぐります。途中には山あげ会館、烏山城址などがあり、永い歴史と伝統、豊かな自然を満喫できる9.0kmのコースです。


午前中のコース29に山はなかったのですが、このコースには山道が何ヶ所かあります。見所も結構あるので楽しみです。


11:25  滝田ポケットパーク:駐車場に1台も停まっていません

コース28スタートしました


国道294号線を手前側に長~い下り坂です


11:36  歩道にあった句碑:「赤垂に 猿の手本しや 底雲雀 蓼風」


この歩道は公園風になっており、ところどころ道路から離れてクランク状態に進みます
遠回りになり歩行者にとっては迷惑だと感じました


11:50  與野大橋:この先を右折します


11:51  滝田ポケットパークから1.9km、烏山城址まで1.5km

正面に見える小高いところが烏山城址です


12:01  突当りを右に曲ります


12:02  滝田ポケットパークから2.7km、烏山城址まで0.7km


12:04  烏山城址まで0.5km:ここから山道に入ります


12:10  十二曲 登城道


12:12  少し荒れています


12:16  烏山城址まで0.2km:かなり上ってきました


12:18  桜門跡


12:21  塩倉跡


12:21  烏山城跡の案内図

烏山城は応永25年(西暦1417年)に那須資重(那須与一の子孫)が築城したと伝えられています。約88haの山城を成し、街から見えるその形状から別名臥牛城とも呼ばれています。曲輪、空堀、堀切の規模が大きいだけでなく石垣、土塁などの遺構も良好に残されており、とても見応えのある城址です。

烏山城は、町の中心より北西に位置する八高山(206m)に築かれた山城で、山の形が牛の寝ている姿に似ていることから、別名臥牛城-がぎゅうじょう-とも呼ばれています。古記録、系譜等によりますと、沢村五郎資重-さわむらごろうすけしげ-(下那須氏)が兄の那須資之-なすすけゆき-(上那須氏)と不仲となり、本拠の城を追われ稲積城に移り、応永-おうえい-25年(1418)に現在の地に城を築き新たな拠点としたのが始まりとされています。


12:27  撮影ポイント:烏山城跡(案内標識)


案内図拡大


12:29  吹貫門跡


12:30  吹貫門脇石垣跡


12:32  常盤曲輪


12:32  車橋跡


12:34  毘沙門山方面に行きます


12:37  急な階段を上ります


12:39  筑紫山:標高199.4m


12:40  中継塔


12:43  宮原八幡宮


12:43  毘沙門山からの眺め


その昔、烏山城主が建立した毘沙門堂がその由来と言われています。八雲神社脇からの遊歩道は忠魂碑を横目におよそ400段で頂上にたどり着きます。頂上の展望台から南北を流れる那珂川と沿うように発展した烏山の街並み、境の山々が一望できます。


12:44  下りの階段

12:44  長い階段が続きます


12:49  烏山防空監視哨


12:50  まだ階段が続きます


12:50  毘沙門山遊歩道:最後の階段です


12:51  八雲神社の脇を通ります


12:53  毘沙門山:城山 入口


12:54  八雲神社参道


12:56  那須烏山市役所入口交差点を左折します


12:58  中央交差点を左折し


13:00  ここを右折します


13:07  商店街を東に進みます


13:09  和紙会館に着きました

烏山和紙の起源は、奈良時代まで遡ることができ、以来、絶えることなく和紙が漉きつがれてきました。和紙会館では和紙製品の展示即売や和紙に関する資料を展示しています。また、烏山和紙会館の建物は、市の近代化遺産として位置づけられています。

烏山和紙会館では奈良時代からの歴史を持つ烏山和紙の紹介や和紙製品の展示、販売などを行っています。烏山和紙は山あげ祭の山(背景画)や県内外の多くの学校の卒業証書にも使用されています。また、厚紙の至宝といわれる程村紙(ほどむらし)は、国選択無形文化財に指定されています。


13:10  旧烏山病院(烏山和紙会館)

施設は元々、大正12年(1923)烏山病院として立てられたものであり、市近代化遺産にも指定されています。特長は縦長の上げ下げ窓や半円状のドーマー窓など、大正後期から昭和初期に流行したドイツ表現派建築の影響が見られます。


13:10  営業中の札を見て中へ入ってみました

お雛様が飾られていました


13:11  展示室の内部


13:11 烏山和紙のあかり


13:12  和紙会館/クラフト館を出ました


13:14  烏山信用金庫前の交差点を左折します


13:18  山あげ会館前

山あげ祭を中心に那須烏山を紹介する白壁の武家蔵風の施設です。山あげ祭に使う屋台が 2台展示されているほか、本物の 5分の 1のミニチュア屋台が祭りを再現し、1年中祭りの雰囲気を満喫できます。


13:19  山あげ会館入口


「烏山の山あげ行事」を、年間を通してミニチュアや映像で紹介します。展示場では、山あげで使用される実際の大屋台を見ることができます。写真撮影もできます。実際の舞台と街並みを5分の1に縮尺した山あげ祭のミニチュア劇。名物ロボット「勘助じいさん」が栃木訛りで面白おかしく祭を説明してくれます。
大人/個人250円・団体200円


13:23  山あげ会館の内部:ここにもお雛様が飾られています

烏山城に関する資料をいただいてきました


13:31  右から来てコースは右折しますが、左に曲り烏山駅に行ってみます


13:12  烏山駅:JR烏山線の終点です

那須烏山市の近代化遺産:国鉄烏山駅舎(JR烏山線烏山駅舎)

・明治14年にわが国で初めての私鉄として、日本鉄道が開通した。
・日本鉄道の宝積寺駅から分岐し烏山駅までの烏山線が開通したのが大正12年で、これに伴って開設されたのが烏山駅舎である。この烏山線は宝積寺から烏山駅まで全長20.4㎞である。


13:33  駅前にあるコース案内板:コース外なのに案内板があります


13:39  烏山駅入口の交差点を右折します


13:41  ここを左折して狭い路地に入ります


13:43  泉渓寺


13:44  泉渓寺前を右折です


13:46  左折して坂道を上ります


13:50  西宮大神参道の前を通ります


14:00  愛宕台公園トイレ

愛宕台緑地公園


14:02  愛宕台公園からの眺め:中央に烏山大橋が見えます


14:02  句碑があり、


14:03  コース案内板もありました


14:06  愛宕台公園から0.2km、龍門の滝まで1.151km:那須烏山市こども館前です

これは古い標識です、新しいコースマップでは龍門の滝へは寄りません


14:10  愛宕台公園から0.5km、滝駅まで0.8km

これが新しいコースの標識です、直接滝駅へ行くようになっています
古いコースと全く違うルートです


14:21  長い坂道を下りて来たここで左折します


14:23  滝駅です

コース28ゴールしました


次の電車は昨日と同じ15:36発です、まだ1時間以上あるため昨日に続いてまた太平寺と龍門の滝へ行ってみることにしました


14:30  太平寺仁王門


太平寺仁王門説明板


仁王門は三間一戸の八脚楼門で、桁行3間、張間1間、入母屋、銅瓦葺き、外壁は真壁造り板張り木部朱塗り、下層部左右には仁王像安置、上層目には高欄が廻され開口部は眼象窓、「観普」の扁額が掲げられています。
左 仁王像

右 仁王像


奉納わらじ


14:33  太平寺本堂

現在の太平寺本堂と仁王門は享保10年(1725)に建てられた古建築物で、本堂は木造平屋建て、入母屋、銅瓦葺き、平入、桁行6間、正面3間向拝付、外壁は真壁造り板張り木部朱塗り、内陣には須弥壇が設置され、その上に置かれた厨子には本尊である木造千手観音菩薩立像が安置されています。


14:34  太平寺のかや:栃木名木百選


14:35  蛇姫様の墓

蛇姫様のモデル…太平寺には大久保家や重臣の関係者のみが埋葬を許される特殊墓域が設けられていました。その中に大久保忠胤-おおくぼただたね-(2代藩主)の四女「於志賀姫-おしかひめ-」の墓といわれる墓地も残されています。この於志賀姫が川口松太郎-かわぐちまつたろう-の小説「蛇姫様」のモデルとなった人物の一人といわれています。


14:36  通称蛇姫


14:36  師走八日の千本騒動


14:39  龍門の滝周辺案内図


14:41  龍門の滝

14:43  

14:44  下りてみました

14:45  

14:45  

14:46  

14:47  

14:48  


14:49   上の建物は龍門ふるさと民芸館です:この後3階の展望室に上ってみました


14:50  龍門の滝説明文


14:53  帰りがけに女性二人連れとすれ違い、下りて行きました


14:55   龍門ふるさと民芸館


14:57  龍門の鳴龍


14:57  3階の展望室から


15:02  龍について


15:02  龍門ふるさと民芸館館内


15:08  滝駅周辺案内板


15:12  蛇姫橋


15:13  江川:向うに見えるのは龍門橋


15:17  龍門の滝を上から見たところ:ここから20m下へ流れ落ちます


15:17  左が龍門の滝:江川に沿って遊歩道になっています


15:21  変更前のコース28の道:この先の踏切は車両の通行はできません


先まで行ってみました、踏切は閉鎖されているようです


15:26  滝駅へ戻ってきました


15:36発の宝積寺行きに乗りました


コース28の感想
2019年02月22日(金) 晴 11:25~14:23
距離:9.0km/難易度:2/標準時間:3時間40分⇒実際時間2時間58分


滝田ポケットパークからの国道294号線は左に那珂川を見ながら長い下り坂を進んで行きます。右は林で建物は一軒もなく、歩道は右側にしかありません。幅もあり気持ちいいのですが、まっすぐ進めずところどころクランク状態になり、歩行者のことを考えていない設計だと思います。
午前中は堤防沿いの平坦な道が続きました。烏山城跡に入りようやく山道になりました。山全体至る所に標識や看板があり、大変分り易くなっています。
コースマップには経由しない郷土資料館が書かれているのに、なぜか経由する筑紫山や毘沙門山が書かれていません。実際歩くことを意識したマップにしてほしいものです。
栃木県から送られてきたコース28のマップでは龍門の滝へ寄るようになっていますが、変更されていて別ルートで滝駅へ向います。烏山線踏切閉鎖による変更のようですが、何ら説明がありません。ホームページにも案内はなく、リンクして開くPDFファイルだけが変更後のマップになっています。
何ヶ所か見学のため入館したにもかかわらず、ノーミスで今回も標準時間を40分以上短縮できました。それにしても栃木県の充実した指導標識には感心してしまいます。2日間4コース全てノーミスで回ることができたのはおそらく初めてのことではないでしょうか。
これで栃木県18コース、全体で136コースをクリアし、歩行距離は1,600kmを超えました。


コースタイム詳細

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t 備考
栃木 28 山あげ祭の里をめぐる コース29より
栃木 28 山あげ祭の里をめぐる 滝田ポケットパーク  111.5      0.0  11:25
栃木 28 山あげ祭の里をめぐる 烏山城跡P  203.6    3.40      3.4   0:56   0:1112:21  12:32 案内標識
栃木 28 山あげ祭の里をめぐる 和紙会館    93.3    2.15      5.6   0:37   0:03 13:09  13:12
栃木 28 山あげ祭の里をめぐる 愛宕台公園  161.0    1.75      7.3   0:48   0:03 14:00  14:03
栃木 28 山あげ祭の里をめぐる 滝駅    97.1    1.70      9.0   0:20 14:23
集計 28 山あげ祭の里をめぐる    2019/2/22(金)  9.0km   2:41   0:17  2:58 ←総h  晴


以上です。