mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

世界遺産白神山地と東北一周 2日目

ブログを始める前に行ったところの振り返りです。


1日目 2015.10.1(木)北上駅~十二湖~鯵ヶ沢~大鰐温泉 曇(夜風雨:爆弾低気圧)
2日目 2015.10.2(金)大鰐温泉~弘前~白神山地~大鰐温泉 晴時々曇 (夜雨)
3日目 2015.10.3(土)大鰐温泉~酸ヶ湯~奥入瀬~十和田湖~種差海岸~盛岡駅
                                       朝雷雨 曇時々雨
ツアー名:花の渚 種差(たねさし)海岸 人気の五能線と世界遺産白神山地 暗門(あんもん)の滝 3日間(総勢46名)


2日目 2015.10.2(金)大鰐温泉~弘前~白神山地~大鰐温泉


1日目は日本海側の十二湖に寄り、五能線の鯵ヶ沢からバスで内陸の大鰐温泉まで行きました。泊ったのは青森ロイヤルホテル(現 青森ワイナリーホテル)です。今日はいよいよ白神山地を訪ねます。


8:00  ホテル前にある大鰐温泉スキー場、天気はなんとか晴れています


さまざまな変化に富んだゲレンデと、非常に滑りやすい極上の雪質に定評があります。コースも初級コースから中級コース、上級コースと様々ありますので家族連れからトップレベルの選手まで、どなたでもそれぞれのスキーを思う存分楽しむことができます。


8:00  青森ロイヤルホテル(現 青森ワイナリーホテル)玄関


青森ワイナリーホテルは阿闍羅(あじゃら)山の雄大な自然の中にたたずむ高原リゾートホテルです、ブロンズルーフに白亜の建物、まるで古い物語の1ページに出てくる北欧の城のような外観は壮麗にして静寂、雄大な大自然と最高のおもてなしでお客様を極上の時間へと誘います


8:02  展望・散策コースご案内:ホテル前にあります


8:05  ホテル前からゴルフ場が見えます


青森ロイヤルゴルフクラブは丘陵コース。大鰐スキー場として有名な阿闍羅山頂に展開し景観は抜群。山頂にありながら起伏はゆるやかで、リゾートの雰囲気が溢れている。


8:05  阿闍羅(あじゃら)山山頂まで1.9km


8:15  ホテルを出発、弘前中央青果に向います


8:41  沿道のリンゴ畑


8:45  弘前中央青果に着き、リンゴの競り市を見学しました


りんご部では、夏にはスイカ・メロン、秋にはりんごの競売が活発に行われます。年間約500万箱もの取扱いがあり、秋には場内がりんごでいっぱいになります。恒例ともいえる文字絵りんごの競売では、精密で色鮮やかなイラストや文字が描かれたりんごが並び、十数万円の高値で競り落とされることもあります。


市場の方が案内してくださいました

セリは符丁なので内容は分りません

その場で何種類かのリンゴを試食させていただきました
新鮮でおいしかったです、お土産に買って宅配便で送ることにしました


9:55  弘前中央青果を出発し、白神山地を目指します


11:00  白神山地 アクアグリーンビレッジ ANMON に着きました
ここで早めの昼食を済ませます

世界遺産の径(みち)ブナ林散策道、風光明媚な津軽峠など、白神山地散策の拠点にご利用下さい。世界遺産地域内を探索できる世界遺産の径ブナ林散策道は、ここしかありません。


11:45  白神山地 暗門神社:アクアグリーンビレッジ ANMONの前にあります


12:00  白神山地 散策に出発です


12:04  暗門川の前でコースの説明を受けます
残念ながらツアー名にある暗門(あんもん)の滝は落石のため通行禁止です
替わりにブナ林散策道を回ることになりました

中央の標柱に止まっている鳥は 白神山地の象徴クマゲラです
しかし4年間観察されていないという記事がありました

世界自然遺産の「象徴」はどこへ-。白神山地に生息するクマゲラが2014年を最後に確認されていない。白神山地周辺が世界遺産として注目を集め、入山者が増えたことで、警戒心が強いクマゲラの生息環境を奪った可能性も否定できず、観察を続けているNPO法人は「このままでは本州から絶滅する」と危機感を募らせる。


12:08  ぶな林に入っていきます


12:09  


12:10  


12:11  


12:14  ガイドさんの説明に耳を傾けます


12:17  暗門の滝歩道入口:暗門の滝は通行止めのためブナ林散策道を回ります

入山協力金300円を払います


12:17  ブナ林散策道を上っていきます


世界遺産の径 ブナ林散策道
世界自然遺産登録地域内に設置された遊歩道で、白神山地の自然環境・ブナ林を手軽に体感できる散策コースです。早春、雪がまだ歩道に残る時期から散策でき、萌黄色のブナの芽吹きやスプリングエフェメラルを観察できます。春・夏・秋を通じて日本海型ブナ林とその林床植物を観察できる格好のフィールドです。
ほど良く整備された歩道は、周回型でショートカットができるコースもあります。


12:22  ブナ林散策道の看板


12:55  ニホンサルがいました


12:56  ニホンサル


白神山地に生息するサルはオナガザル科のサルで、下北半島の北限のサル(天然記念物)と学術的に同様といわれています。白神山地のサルは、一般のサルとくらべて体・体重・体毛が 密生しています。これは、白神の厳しい冬に適応するためと言われています。吹雪が何日も続く間、身を寄せあい、遅い春を待つのです。


13:05  ブナ林


13:35  木に傷をつけてはいけません


13:58  ブナ林散策道を一周し、暗門大橋を渡ってアクアグリーンビレッジに戻ります


13:59  暗門大橋の上からみた暗門川


14:00  暗門~津軽峠 道路決壊のため通行禁止:車も通れません


14:28  白神山地 アクアグリーンビレッジ ANMON に戻り、ホテルへ向け出発です


14:58  車窓からの岩木山


15:48  西目屋村から弘前を経由して 青森ロイヤルホテル着


15:55  時間が早いのでホテル周辺を散歩します
大鰐温泉スキー場周辺を通り、阿闍羅山の登山道を下っていきます


16:03  東北自然歩道:阿闍羅(あじゃら)山山頂から2.1km、大鰐まで4.9km


阿闍羅(あじゃら)という名の由来には、諸説があり、阿遮羅(あしゃら=不動明王)、阿婆羅(あばら=五輪塔)、阿闍梨(あじゃり=修行を積んだ僧)、さらに聖徳太子が宮殿内に大日如来・不動尊・聖観音の三尊を祀り、阿闍羅不動と称したことなどです。この「阿闍羅」という名をもつ阿闍羅山には、現在では国際コースを有した大鰐温泉スキー場が展開されています。

東北自然歩道   青森県 6 阿闍羅行者修行のみち
りんご畑、岩木山が見渡せる一大パノラマを通り、茶臼山公園は高浜虚子などの石碑62基が整備され、俳句の小径と呼ばれ、町民の憩いの場となっている。〈距離〉12.6km 〈コース適期〉5月~11月中旬 〈難易度〉上級者向け〈区間〉JR長峰駅 ~ 苦木観音橋 ~ 苦木長谷観音堂 ~ 大鰐野営場(キャンプ場) ~ あじゃら山頂 ~ お花畑~ 若松会館 ~ 月見橋 ~ 茶臼山公園 ~ JR大鰐温泉駅


16:05  ホテルが段々遠くなっていきます


16:11  二番休み(前平)


16:17  阿闍羅山山頂から3.1km、大鰐まで4.7km


16:28  スキーゲレンデの表示


16:38  阿闍羅山山頂から3.2km、大鰐まで3.3km


16:51  スキーリフトの下


16:55  岩木山です


17:02  岩木山


18:05  青森ロイヤルホテルに戻りました


19:41  弘前城本丸石垣大改修を伝える地元の新聞


19:42  弘前城のねぶた


 夕食はバイキングでした


2日目 2015.10.2(金)大鰐温泉~弘前~白神山地~大鰐温泉 の感想
残念だったのは暗門の滝に行くことができなかったことです。一番楽しみにしていた場所でしたが、自然災害による通行止めということなので仕方ありません。替わりのブナ林散策道も見ごたえのある素晴らしい道でしたが、時間も距離も短すぎて物足りなさが残りました。資料によれば暗門の滝は下流から第三の滝(同26m)、第二の滝(同37m)、第一の滝(高さ42m)の3つの滝があるそうです。どれか一つでもよいからと思いましたが、それもかないませんでした。
明るいうちにホテルへ戻り、周辺を歩いていると東北自然歩道の標識がありました。調べてみると、関東ふれあいの道と同じ環境省自然環境局国立公園課国立公園利用推進室が進めている、長距離自然歩道の一つでした。現在北海道自然歩道と東北太平洋岸自然歩道の整備が進められており、整備が完了すれば全国の自然歩道の総延長は約27,000kmになるそうです。東北自然歩道(新・奥の細道)は東北6県229コース+連絡コースで4,368.7kmにもなります。そのうち青森県は37コース+連絡コースで911.8kmです。関東ふれあいの道で一番長い栃木県でも422.0kmですので、いかに多いかが分ります。この距離については連絡コースや選択ケースなどのとらえ方で違いがありますが、それにしても倍以上あることには驚いてしまいます。
<参考>平成28年長距離自然歩道利用者数(自然歩道別)PDF


以上です。