世界遺産白神山地と東北一周 3日目
ブログを始める前に行ったところの振り返りです。
1日目 2015.10.1(木)北上駅~十二湖~鯵ヶ沢~大鰐温泉 曇(夜風雨:爆弾低気圧)
2日目 2015.10.2(金)大鰐温泉~弘前~白神山地~大鰐温泉 晴時々曇 (夜雨)
3日目 2015.10.3(土)大鰐温泉~酸ヶ湯~奥入瀬~十和田湖~種差海岸~盛岡駅
朝雷雨 曇時々雨
ツアー名:花の渚 種差(たねさし)海岸 人気の五能線と世界遺産白神山地 暗門(あんもん)の滝 3日間(総勢46名)
3日目 2015.10.3(土)大鰐温泉~酸ヶ湯~奥入瀬~十和田湖 ~種差海岸~盛岡駅
最終日の今日は大鰐温泉から北上し、八甲田山の近くで折り返し、紅葉の始まった酸ヶ湯から南下、奥入瀬を歩いたあと十和田湖で昼食をとります。さらに太平洋側に出て種差海岸のハイキングコースを歩いて、盛岡駅から新幹線に乗りました。
6:03 青森ロイヤルホテル(現 青森ワイナリーホテル):朝の散歩に出かけました
ホテルを出て、ゴルフ場の横を通り、阿闍羅(あじゃら)山山頂方面に歩きだしました。ところが10分もしないうちに雷とともに大粒の雨が降ってきました。傘を借りて出たのですが、余りにも強い雨だったので、しばらく立ち止まっていました。止みそうにないため、あきらめてホテルへ戻ることにしました。
7:44 朝食後ホテルを出発し、奥入瀬へ向う予定でした。しかし、運転手さんとガイドさんが気をきかせてくれて、急遽八甲田まで行って見ようということになりました。今朝の新聞に酸ヶ湯温泉で紅葉が始まったという記事が載ったということでした。これはもうけものです。
大鰐弘前ICー8:15黒石ICー城ヶ倉大橋アーチ支間長が255m日本一の長さー8:40八甲田
という経路です
8:48 八甲田に着きました:強い雨が降っています
8:56 酸ヶ湯に着きました: 雨が降り続いていますが、紅葉が始まっているのが分ります
八甲田山の主峰のすぐ南を通る国道103号線笠松峠標高1040m(青森県内国道最高地点)を通り、猿倉温泉ー蔦温泉を経由します
9:28 奥入瀬渓流 石ヶ戸(いしげど)休憩所(駐車場)に着きました:トイレ休憩
その昔美しい鬼女が地名の由来となった大きな岩に隠れて旅人を襲ったと伝えられている奥入瀬渓流の観光スポットです。奥入瀬渓流のほぼ中間地点にあり、駐車場、バス停、トイレ、食事と一通り施設がそろっている便利な休憩所となっています。
9:32 奥入瀬歩道案内図
奥入瀬渓流とは十和田湖畔子の口から流れ出る奥入瀬川で子の口から焼山までの14kmの流れです。
9:33 石ヶ戸休憩所のすぐ裏を渓流が流れています
9:40 自然情報ボード
9:42 石ヶ戸休憩所の内部:ここにもクマゲラがいました
9:42 奥入瀬渓流マップ
9:50 奥入瀬渓流 石ヶ戸から九段の滝まで バスの車窓から見学
石ヶ戸から九段の滝までの見所
R石ヶ戸の滝→R屏風岩→L馬門岩→L九十九島→L阿修羅の流れ→L平成の流れ→L飛金の流れ→ L千筋の滝→L雲井の滝→L双竜の滝→R天狗岩→R白布の滝→R白銀の流れ→L岩菅の滝→ L玉簾の滝→R白絹の滝→R白糸の滝→L双白髪の滝→R不老の滝→L姉妹の滝→R九段の滝 注:道路の進行方向に対してR=右側、L=左側(道路は2回渓流を横切ります)
9:58 バスの車窓から
10:00 九段の滝手前でバスを降りました
ここから銚子の滝まで遊歩道を歩きます
10:05 渓流歩きスタートです
九段の滝から銚子の滝までの見所
R九段の滝→R銚子の滝
注:進行方向に対して、R=右側(遊歩道は途中で渓流を横切ります)
10:08 九段の滝手前の奥入瀬渓流
10:09 九段の滝
岩の表面が段々になっていることから名付けられた九段の滝。落差は10mほどあり、滝の近くまで行って眺められます。
10:18 銚子の滝
清流の流れる静かな奥入瀬の中で一番、迫力のある銚子大滝。奥入瀬にはたくさんの滝がありますが、すべて周りの山々から流れ落ちて渓流に注いでいますが、銚子大滝だけは別で渓流(本流)を流れ落ちる唯一の滝となっています。そのため、水量は多く、近くで見ると、水や音に圧倒されます。
10:19 銚子の滝
10:20 銚子の滝で遊歩道歩きは終りです
駐車場がないので、狭い道路に観光バスがびっちりです
10:23 銚子の滝前を出発しました
10:40 十和田湖 休屋に着き
10:45 降り続く雨の中、十和田湖 散策に出かけます
10:52 十和田湖 乙女の像
十和田湖国立公園指定15周年を記念して、昭和28年に建てられたこの「乙女の像」のブロンズ像は、彫刻家であり詩人でもある高村光太郎の最後の作品としても知られ、完成まで1年余りかかったと言われています。
高さ2.1mの2人の裸婦が左手を会わせ向かい合っており、モデルは光太郎の愛妻で詩集「智恵子抄」で知られる智恵子夫人です。台座には婦人の故郷、福島産の黒御影石を利用しています。
10:53 十和田湖休屋の周辺を散策します
休屋周辺
十和田湖南部の湖畔に位置し、宿泊施設や食事処、お土産売り場が集まるエリアです。
御前ケ浜は、静かな湖の眺望、美しい砂浜と湖畔の自然林、十和田神社など十和田湖の自然を手軽に探勝できるコース。探勝路入り口からは、車も自転車も乗り入れ禁止の静かなウオーキングエリアで、歩き進めていくと、十和田湖のシンボル「乙女の像」がやさしく出迎えてくれます。
左の小さい方が 溶岩の島「恵比寿大黒島」
コースを入ってすぐ目につくのが、湖上に浮かぶ美しい小島「恵比須大黒島」です。この島は、十和田火山の活動の際の中央火口丘溶岩が露出したもの。島には、乾燥した養分の乏しい悪条件の環境に耐えることのできる植物しか生育することができません。樹木はキタゴヨウという五葉松の一種とツツジ類が多く、湖面に映える秋の紅葉は見事です。
御前ケ浜
冬期、御前ケ浜近くの湖面には、 ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、カイツブリなどの水鳥が集まります。浅瀬の少ないこの湖には、潜水して餌をとることのできる鳥たちが適しています。また、湖畔の林内では、一年中、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アカゲラ、コゲラなど森林性の鳥が見られます。
10:58 十和田神社
十和田神社は、鎌倉時代以前から修験宗徒(山伏)の修行場として知られ、江戸時代には南部藩の霊場として発展した神社。神社へ至る女坂の途中から、細木階段の急坂を160メートル登ると「中ノ湖展望台」です。展望台下の湖岸には占場があり、昔、ここで賽銭やこよりを湖に投げ入れ、その沈み方で運勢を占ったといわれています。占場への道は鉄ばしごがあるが、危険なため立ち入り禁止となっている。
11:02 参道の杉並木
神社から、杉の大木の並ぶ参道を大鳥居へ向かいます。この杉は、推定樹令250年ほどで、江戸時代に植えられたもの。国道まで途中とぎれているところもありますが、約900メートルつづき、昔の参道の様子がうかがえます。大鳥居までの参道の右手には、溶岩の岩山がせまり、その割れ目に荒々しく根を張るカツラの大木と、整然とした杉並木のコントラストが面白いです。
昼食 11:15~ 稲庭うどん定食
11:42 再び散策に出かけます
11:42 休屋地区案内図
11:52 開運の小道 火ノ神
11:52 開運の小道 風ノ神
現在は開運の小道にあるそれぞれの神様に鳥居が設置されています
十和田湖歴史散策マップ 青森県
開運の小道:十和田湖が霊山と呼ばれた時代、修験者たちが修行や祈祷を行っていた修験窟の跡で、現在は天地諸神の神を祀っています。
風の神:罪やけがれを吹き払ってくれ、すべてを清新にしてくれる神様です。また、台風による災害を封じる神様でもあります。
火の神:鍛冶・焼き物、鎮火・防火の神様。かまどの火を守るという事から家財を守るとも言われています。
他にも山の神、金の神、天の岩戸、日の神などがあります。
12:08 十和田湖 休屋を出発
464号線ー新郷村ー13:15五戸ー13:40八戸ー蕪島
を経由して
14:00 種差海岸 に着きました:葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)
葦毛崎展望台:鮫角灯台前の岬にある葦毛崎展望台。太平洋戦争末期には旧日本軍が軍事施設として使用していましたが、現在は展望台として一般開放されています。太平洋を見渡す素晴らしい眺望が満喫できるビュースポットです。
14:00 花の渚ウォーキングのスタートです
葦毛崎展望台ー中須賀ー大須賀浜手前までの散策
14:01 東北自然歩道 19番 種差海岸と うみねこのみち
昨日の 6番阿闍羅行者修行のみち に続き、ここにも東北自然歩道のみちがありました
名勝種差海岸の天然芝生地は波打ち際まで生い茂り、リアス式海岸とともに見る人を感嘆させる。遊歩道内には奇岩怪石や約400種の海浜植物が自生している。〈距離〉8.9km 〈コース適期〉5月~11月中旬 〈難易度〉初級者向け〈区間〉JR鮫駅 ~ 蕪島 ~ 八戸市水産科学館(マリエント) ~ 鮫角灯台 ~ 葦毛崎展望台 ~ 東山魁夷「道」記念碑 ~ 大須賀海岸 ~ 白浜海水浴場 ~ 種差海岸 ~ 種差バス停
14:01 葦毛崎展望台に上ってみます
14:02 葦毛崎展望台から見た鮫角灯台(さめかどとうだい)
昭和13年(1938)に建造された、「日本の灯台50選」にも選ばれている白亜の美しい灯台。太平洋を一望できる種差海岸屈指のビュースポットです。
14:03 葦毛崎展望台からのパノラマ
14:37 中須賀(なかすか)
岩礁の入り江に整備された遊歩道沿いに花々が咲き誇る、「花の渚」とも呼ばれる種差海岸を代表する景観の一つ。 初夏の遊歩道沿いにはハマヒルガオ・スカシユリなどの海浜植物と、ニッコウキスゲ・ノハナショウブなどの高山植物が隣り合って咲く希少な場所で、幻想的な雰囲気を醸し出します。
14:49 中須賀方面
14:50 岩礁
14:53 大須賀浜
約2.3キロにわたって広がる砂浜は、散歩できる砂浜として東北北部では最大規模。歩くとキュッと音がする「鳴砂」の浜としても知られ、不純物の少ない綺麗な砂浜の証であるといわれています。遊泳は禁止されていますが、夏季の天候がいい時には多くの人が散策し、浜辺で鳴砂の体験を楽しむ人の姿も見られます。
14:56 日本の渚・百選 大須賀浜
14:56 八戸うみねこライン碑
14:56 バスが先回りして待っていました
15:00 種差海岸出発
15:14階上ICー(八戸南道路)ー15:35八戸JCTー(八戸自動車道)ー15:40折詰SA16:00ー16:25安代JCTー16:58盛岡IC
の経路で進みます
15:46 折詰SA
17:10 盛岡駅に到着です
18:40 盛岡駅発新幹線やまびこ56号に乗り、東京駅に22:00着でした
3日目 2015.10.3(土)大鰐温泉~酸ヶ湯~奥入瀬~十和田湖~種差海岸~盛岡駅の感想
朝から雨模様で傘が手放せない状況でした。折角バスの運転手さんのご厚意で、紅葉を見に八甲田・酸ヶ湯まで行ってくれたのですが、雨でぼんやり眺めるだけでした。
奥入瀬に入ったとたん渋滞に巻き込まれました。そういえば今日は土曜日ですので、狭い道路に車とバスが溢れています。
奥入瀬・十和田湖は50年ぶりです。前回は車で東北一周する際に通りました。奥入瀬渓流や休屋周辺を散策をしたのは初めてです。
前回蕪島のウミネコは見ましたが、すぐそばにある種差海岸のことは知りませんでした。昭和12年に国の名勝に指定されているそうで、海岸線の遊歩道はきれいに整備されていました。
3日間に歩いたところをあげてみると、十二湖ブナ自然林散策路、白神山地ブナ林散策道、東北自然歩道阿闍羅行者修行のみち、奥入瀬遊歩道、十和田湖休屋周辺散策、種差海岸花の渚ウォーキングなどがあります。歩くのが趣味なのでまだまだ歩き足りませんでしたが、ツアーではやむを得ないと思います。
以上です。








































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