高千穂神楽と高千穂峡 2日目 高千穂峡~白川水源
ブログを始める前に行ったところの振り返りです。
1日目 2013.4.21(日)熊本空港~熊本城~水前寺成趣園~阿蘇山~高千穂神社 晴
2日目 2013.4.22(月)高千穂峡~国見ヶ丘~白川水源~熊本空港 晴
ツアー名:ANAザ☆バーゲン九州 ベストドライブ2日間(羽田発)
2日目 高千穂峡~国見が丘~白川水源
2日目は高千穂の町を車で移動しながら何ヶ所も回ります。主なところは高千穂峡、高千穂神社、槵觸(くしふる)神社、高千穂碑(万葉の丘)、高天原遥拝所、四皇子峯(しおうじがみね)、天真名井(あまのまない)、荒立神社(あらたてじんじゃ)、天岩戸神社、国見ヶ丘などです。
6:06 国民宿舎 ホテル高千穂 を出発、朝の散歩に出かけました
駐車場に置いたレンタカーは FIT でした
高千穂観光イラストマップ を頼りに高千穂峡を目指します
6:24 途中の道路からの眺めです
6:28 案内板があるところを左折して、真名井の滝・ボートのりば方面に向います
6:33 御橋から見た真名井の滝
6:37 駐車場にあった 九州自然歩道 高千穂峡コース 案内板
九州を一周するこの歩道は、総延長約2,600キロメートルにも及び、九州7県にある国立公園3ヶ所、国定公園4ヶ所、県立自然公園29ヶ所を経由します。
高千穂コース: このコースは、祖母傾国定公園、祖母傾県立自然公園の「九州の尾根」とも呼ばれる九州一の山岳地帯を経由します。大分県との県境高千穂町国見峠から三秀台、四季見原(しきみばる)を経由して日之影町の雲海橋までの約53キロメートルの歩道です。
6:39 御橋からボートのりば方面を見たところ
6:41 神橋久太郎水神
古くより、高千穂郷を貫流する五ヶ瀬川流域の要地五ヶ所に 「鵜葺草葺不合命」の御子「五瀬命」に命じられた、五人の兄弟水神の一人 「神橋久太郎水神」がこの地、三田井・御塩井に中央守護のため配され、 鎮座されたのが始まりと伝えられています。
他の四水神は、東は見立・川の詰に「神太郎水神」、 西は三ヶ所・廻淵に「雑貨小路安長水神」、 南は七折・簗崎に「綱ノ瀬弥十郎水神」、 北は桑野内・波帰に「漣三郎水神」と配祀・鎮座され、 それぞれに霊験あらたかで人々それなりの願いを込めてお参りされています。
6:43 遊歩道を進むと真名井の滝展望台があります
6:47 鬼八(きはち)の力石(重量約200トン)
高千穂神社の祭神(さいじん)三毛入野命(みけぬのみこと)は 弟の神武天皇(じんむてんのう)とともに大和に行かれますが、 伝説では再びお帰りになり、高千穂郷一帯で悪行をはたらいていた鬼八を退治し、 この地を治めたといわれています。 この時、鬼八が三毛入野命に投げ、力自慢をしたという石といわれています。
6:51 高千穂三橋(神都高千穂大橋、高千穂大橋、神橋)
槍飛橋を渡ったところから見ると3つの橋が並んで見えます
一つの渓谷に3本のアーチ橋が架かるのは全国でも初めてで、昭和時代の「神橋」、昭和時代の「高千穂大橋」(鋼橋)、そして平成時代の「神都高千穂大橋」(コンクリート橋)と三代の橋が架かっている。
6:56 神橋から見た 高千穂峡
7:06 高千穂町の観光おすすめスポット
ホテルへ戻って朝食
7:50 ホテルを出て今度は車で高千穂峡へ向います
7:55 高千穂峡に着き、歩きはじめます
8:30 高千穂峡と仙人の屏風岩:柱状節理
太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が、長い年月をかけて侵食され、 観光客の目を圧倒する柱状節理や深いV字型の美しい峡谷を見ることができます。
また、柱状節理でできた断崖「仙人の屏風岩」は迫力満点です。
高千穂遊歩道を歩きます
高千穂峡内は約1キロの遊歩道が整備されております。
8:38 勾玉を買いました
8:43 ボートのりばから見た五ヶ瀬川
8:45 人気の貸しボートに救命胴衣を着用して乗りました、30分 2,000円です
真名井の滝のしぶきがかかりそうなほど近くから滝を見上げながらボートを楽しむことができる。
深い緑色を帯びた川面から望む柱状節理の渓谷は迫力満点。時期によっては2-3時間の待ち時間が発生することもしばしば。時間に余裕を持って利用されることをお勧めします。
※救命胴衣を着用しての乗船となります。 所要時間 30分 利用料金 2,000円
9:04 真名井の滝
9:05 ボートの上から撮りました
9:06 ボート乗り場の近くに戻ってきました
9:09 御橋と真名井の滝
ボートを降りて売店・レストランの方に行きます
9:30 和歌山牧水歌碑
「幾山河 こえさりゆかば 寂しさの はてなむ国ぞ けふも旅ゆく」
高千穂峡にある牧水歌碑。東京から陸路中国地方を回って帰郷した際に詠まれたもので処女歌集「海の声」に掲載されています。
9:30 北原白秋 歌碑
ひ く水に 麻のをひてて 月まつは 清き河原の 天地根元作りの家 北原白秋
9:35 高千穂峡から高千穂神社へ車で移動9:40着
9:47 高千穂神社参道
9:48 高千穂宮御由緒
9:50 高千穂神社拝殿、右に見えるのは昨日高千穂神楽をみた神楽殿です
約1900年前の垂仁天皇時代に創建されました。高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。
9:53 秩父杉と狛犬
巨木:樹齢約800年の「秩父杉」
9:54 鉄製の狛犬、国の重要文化財に指定
9:55 鉄製の狛犬
9:57 鉄製の狛犬説明板
9:58 高千穂神社から道の駅 高千穂へ移動10:05着
10:10 道の駅 高千穂から槵觸(くしふる)神社へ向い10:25着
10:33 槵觸(くしふる)神社
天孫降臨の地として伝えられる槵觸の峯にある槵觸神社です。
古事記の一文に「筑紫日向高千穂之久士布流多気に天り坐しき」と書かれており、古くは「槵觸の峯」を御神体としてお祀りしていましたが、元禄7年(1694年)社殿を建立しました。
10:34 槵觸(くしふる)神社の下
10:37 マムシ草がありました
歩いて行ける距離に高千穂碑があります
10:38 高千穂建碑概要
くしふる峰の中腹あたりにある、奈良時代から皇祖発祥の地と伝承された事を立証するため、風土記・万葉の古歌を刻した碑。
10:38 風土記・万葉の丘 説明板
10:39 風土記・万葉の古歌を刻した高千穂碑。
さらに歩いてすぐのところに高天原遙拝所があります
10:44 高天原遙拝所
くしふる神社の南に連なる小高い丘で、天孫降臨をした神々がこの丘に立って高天原を遥拝したところと伝えられる。
10:44 高天原
高天原(タカマガハラ)
地上界が造られる前に存在したといわれる天上界。古事記の冒頭で神々が誕生していく場所。後に伊弉諾命(イザナギノミコト)の禊ぎにより誕生した天照大神(アマテラスオオミカミ)が治める。
高天原遙拝所のすぐ近くに四皇子峰があります
10:50 四皇子峰(しおうじがみね)
神武天皇の兄弟神(四皇子)誕生の地と伝えられ、御陵がある。彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)の御子鵜鵝草葦不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)は玉依姫(タマヨリヒメ)と結婚されて、神日本磐余彦尊(カムヤマトイワレビコノミコト)を含めた四皇子がお生まれになっている。神日本磐余彦尊は後に日向から大和に入られ、神武天皇となられる。
10:53 高千穂の注連縄
高千穂の注連縄(標縄・七五三縄とも書くようです)には特徴があり、右から7本、5本、3本の標(藁茎)がさがっています。これは高千穂の神楽の祭場や舞いの由来を述べる唱教に由来し「七は天神七代、五は地神五代、三は御祖(みおや)の神(日向三代)」を表しており、標一本が一柱の神を意味しているとの事です。
10:55 四皇子峰石碑
少し離れた天真名井まで歩いて行きます
11:08 高千穂夜神楽 彦舞 の像
11:11 天真名井(あまのまない)に着きました
天孫降臨の時、この地に水がなかったため、天村雲命(アメノムラクモノミコト)が再び天上に上がられ、水種を移されたと伝えられる。けやきの老木の根元から今も天然水が湧き出ている。この地を訪れた北原白秋は、晩年の心情と神代川・天真名井の様子を歌に表し、高千穂峡にその短歌と長歌を刻んだ碑文が建立されている。
さらに少し歩くと荒立神社があります
11:16 荒立神社(あらたてじんじゃ)
瓊々杵尊(ににぎのみこと)が天照大神の命を受けてこの国に降臨される途中で天孫一行を道案内をされた猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)が結婚して住まわれた地と伝えられ、切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造ったため、荒立宮と名付けられたといわれています。
11:20 荒立神社から駐車場に戻り、今度は車で県道7号線を通り天岩戸神社へ
11:45 天岩戸神社の駐車場に着きました
12:02 天岩戸神社 西宮
12:05 天岩戸神社 西宮 の内部
12:07 天安河原遙拝所 神楽殿
天照大神がお隠れになられた天岩戸を御神体としてお祀りしている。古事記・日本書紀に記される天岩戸神話を伝える神社。古事記・日本書紀には天照大神(アマテラスオオミカミ)は弟の素戔嗚命(スサノオノミコト)の乱暴に怒り、天岩戸に籠もられた事が記してあり、その天岩戸を祀る神社と伝えられる。御神体である「天岩戸」は西本宮から拝観することができます。(社務所にて受付必要)岩戸川を挟み対岸に東本宮があり、東本宮は天照大神をお祀りしています。
12:08 天安河原遙拝所 神楽殿 の中
天安河原遙拝所からさらに奥まで進んで行くと、雰囲気がガラッと変ります
12:21 天安河原宮
振返ると通ってきた階段が見えます
12:25 殺風景な天安河原
小石が積まれています
天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って徒歩で約10分、天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸にお隠れになったさい、天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟。別名「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ばれています。以前は社のみがあり信仰の対象となっていたが、いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになりました。現在では無数にある積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を一層引き立てています。
12:35 出発、途中のジョイフル で昼食をとって 13:43 国見ヶ丘に到着
宮崎高千穂店|宮崎県|九州南部地区|店舗検索|ファミリーレストラン ジョイフル [Joyfull] 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井6178-3
13:56 国見ヶ丘:標高513m
標高513mの国見ヶ丘は、雲海の名所として有名です。雲海の見頃は秋の早朝で、快晴無風の冷え込んだ日に見られます。霧が高千穂盆地や、とりまく山々を覆い隠し、まるで墨絵のような世界を演出します。また民謡「正調刈干切唄」の発祥地でもあり、阿蘇の五岳や祖母連山など、大パノラマが楽しめます。
13:57 天孫降臨と高千穂
14:01 阿蘇涅槃(ねはん)像
なるほど、霞んだ山は寝顔に見えました:お釈迦様の顔は根子岳
14:04 国見ヶ丘:標高513m、高千穂町方面
神武天皇の孫・建磐龍命(たていわたつのみこと)が九州統治の際に立ち寄って、国見をされたという伝説の丘。「雲海」の名所として全国的に知られています。標高513mのこの丘からは、西に阿蘇の五岳、北に祖母の連山、東に天香具山、高天原、四皇子峰や高千穂盆地、眼下に五ヶ瀬川の渓流が一目で見渡せるなど眺望が特に優れています。
14:15 天津彦々火瓊々杵尊(アマツヒコヒコホノ ニニギノミコト)・大鉗(オオクハ)・小鉗(オクハ)像:日向風土記 逸文、天孫降臨の様子
遠い神代の昔、この地上界があまりにも乱れていましたので、高天原の天照大神は大変ご心配になりました。そこで天照大神は孫にあたる瓊々杵尊に地上界へ降りて国を治めるように命じました。
多くの神々を従え、高天原を出発した瓊々杵尊は日向の高千穂の二上峯に到着されました。しかし、霧が深く夜や昼の区別もつかず、道もわからず、物の色もよく分かりません。その時、この地に住む大鉗・小鉗という二人があらわれて、「尊が手に持たれている稲千穂を籾にして、あたり一面にまかれるとこの霧は必ず晴れるでしょう」と進言しました。尊がその通りにすると、霧が晴れ地上界に無事におりることが出来ました。それでこの地は智鋪(高千穂)といわれるようになったそうです。
14:18 国見ヶ丘出発、昨日と同じ国道325号線を南阿蘇方面に戻ります
15:05 白川水源に到着。駐車場は少し離れています
15:25 白川水源
水汲み場所もあります
白川吉見神社
南阿蘇の湧水の代名詞とも言える水源で、一級河川白川の総水源。毎分60トンもの湧水が地底の砂とともに、勢いよく湧き上がり、とうとうと流れる水音は、絶えることなく木々の間に心地よく響き渡ります。
16:15 白川水源出発、国道325号線で熊本空港に向います
16:55 ニッポンレンタカー 熊本空港営業所着
18:45 熊本空港発 ANA 3722 便、20:05 羽田空港 に着きました
2日目 高千穂峡~国見が丘~白川水源 の感想
2日目は高千穂峡周辺ガイドマップや高千穂観光イラストマップを見ながら高千穂の町を端から端まで動き回りました。まずは朝食前の散歩で高千穂峡の下見です。御橋から神橋まで五ヶ瀬川に沿って高千穂遊歩道を歩きました。人は殆どいません。朝食後に再び訪ねると人は増えてきましたが、月曜日ということもあって混みあうほどではありませんでした。ボートも待たずにすぐ乗れました。
行く先々の見どころは神話に関わるものばかりです。天照大神が籠もられたという天岩戸は神社の裏手にあり、見えませんでした。神社の社務所に申込めば見られるということです。その奥にある天安河原の光景は小石が積まれた不気味で異様な雰囲気でした。
目的の一つにしていた高天原神社は事前にネットで検索しても建物が見つからず、現地での手がかりもなかったので行くのをあきらめました。
以上です
































































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