2019.7.3 都立平山城址公園 徹底散策
2019.7.3(水)曇
午前中は高尾山トクトクブックのスタンプを押しに行き、午後から長沼公園を歩きました。長沼公園・平山城址公園の案内マップを見ると、両方とも野猿の尾根道というのが書かれています、しかし、両方とも「野猿の尾根道は通り抜けできません」となっています。その間には私有地があり地主が通すことを認めていないようです。
長沼公園から平山城址公園は少し離れています。住宅街をスマホのナビを見ながら進んで行きました。
平山城址公園は駅から少々ありますが、ちょっとした自然散策に最適の公園です。
その昔、源氏方の侍大将・平山季重の見張所があったと伝えられる多摩丘陵の一画であることにちなんで、平山城址公園の名がつけられました。平山季重の墓は近くの宗印寺にあり都の旧跡に指定されています。
京王線平山城址公園から南へ、住宅地を通る坂道を登りつめたところから公園になります。公園は野猿の尾根道の南東斜面に広がるので、日当たりがよく、早 春や晩秋の日だまりを求めての散策に好適です。樹林はクヌギやコナラの雑木林が中心ですが、サクラが散在し、春には色を添えます。
平山城址公園マップ(番号は通過順)
長沼公園展望台下東口
ここから住宅街に入ります
はちバス 日本邸宅団地 バス停
スマホに示された季重(すえしげ)神社のマークを目印に歩いて行きます
ところが住宅街の道は突当りで先へ進めません、どうやら坂の上に神社があるようです
ナビを見ると少し迂回すれば行けそうです
住宅街が途切れた車止めの先に道がありました
平山京王緑地案内図:中央上に季重神社があります
広い道に出て、都立平山城址公園方面に行きます
坂の途中に「山道を経て 都立平山城址公園」の標識があったので曲ります
余り人が通らないような道でした
坂を上り終えると、いきなり季重神社の前に出ました
マップ① 季重神社:ここは日野市のようです
都立平山城址公園入口の北側、丘陵が少し突き出ている所に平山季重神社の小さな祠が建っています。古くは日奉明神社と呼ばれており、現在でも日奉神社とも呼ばれてます。平山季重が祖先の日奉を祀ったものとも、季重を子孫が祀ったものともいわれています。
この場所は丸山と呼ばれ、かっては平山氏の見張り台があった場所との言い伝えもあります。現在の祠は平成17年4月3日に落成したもので、祠正面に「平山季重」とくっきり刻まれています。平山八幡神社の氏子や地域の方々の協力で約50年ぶりに建て替えられ、総ヒバ造りの白木が眩しく光っています。
平山季重|コトバンク
ひらやま すえしげ 平安後期-鎌倉時代の武士。
武蔵(むさし)七党のひとつ西党に属す。治承(じしょう)4年(1180)源頼朝の挙兵にくわわる。一ノ谷の戦いなどで功をたて,平氏滅亡後,頼朝の奥州攻めに従軍。のち自領の平山郷(東京都日野市)の開発につくした。本姓は日奉(ひまつり)。武者所とよばれた。
季重神社の前の標識:左の細い道から上がってきました
七生丘陵散策路西コース 案内図
マップ② 都立平山城址公園北中央口:西園の入口です
通行止め区間 迂回路の案内:西園から東園へ行くヤマツツジの小径改修工事で通行止め
令和元年6月~10月と長い工事です
都立平山城址公園 案内板:現在地は西園の北、右下になります
ここにも右の箱にパンフレットが置いてありました
一番外側の 野猿の尾根道 を六国台方面に行きます
マップ③ 七生口 ここは入らず直進します
マップ④ 六国台入口:現在地は一番右側、西園の西端になります
六国台方面に上ります
マップ⑤ 六国台:展望台のようなものがありました
マップ⑥ 六国の道に合流後、ここを左折して七生口方面に行きます
マップ⑦ くぬぎの道に出て、右折します
マップ⑧ さくらの道に出ます
猿渡の池方面に進みます
むじな窪沢から猿渡の池方面
マップ⑨ 猿渡の池前の公園案内図:先ほどまでの案内図と違い南北が逆です
現在地は左側西園の右下あたりです
西園と東園をつなぐヤマツツジの小径 方面に行きます
マップ⑩ ここが通行止めの場所:西園の出口です、右のヤマツツジの小径入口が塞がれています、その左側は京王研修センター入口
「左右の門扉の先は私有地なので立ち入らないで」とかいてありますが、工事中の迂回路のため門が開かれているようです
こちらは右側の東京薬科大学入口:守衛さんがこちらを見ていました
カメラを向けたらボックスの陰に隠れてしまいました
マップ⑪ 迂回路の京王グランド脇を通ります
マップ⑫ 公園入口まで320m
マップ⑬ 都立平山城址公園 中央広場口 の案内板:また南北が逆になりました
現在地は中央やや左です、東園の入口で工事現場の内側にありました
雑木林の手入れ 説明板
こんな感じの工事です:先ほどの説明板が柵で囲まれた手前に見えます
マップ⑭ こちらも通行止め:展望広場に下りることができません
森の湿地方面に下りていくことにしました
長い階段道が続きます
この辺りで見られる木の実 説明板
マップ⑮ 谷戸と植生 説明板:ひだまりのデッキ
立派なデッキです
マップ⑯ 平山季重の道を上っていきます
長い階段道です
マップ⑰ ひとときのデッキ
マップ⑱ 一番上にきました
公園案内板:現在地は左下で東園の北になります
ここでスマホのナビで平山城址公園駅まで検索しました、その結果、マップ⑫まで戻り堀之内トンネル北からバス通りを行くのが最短と出てきました、その通りに進みます
マップ⑭ 中央広場口方面へ戻っていきます
平山季重の道です
マップ⑫を右折して、マップ⑲ 平山台健康・市民支援センター前を通ります
マップ⑳ 堀之内トンネル北交差点:向うに見えるのは堀之内第三トンネル
平山五丁目交差点:北野街道を越えて平山城址公園駅に向います、直進すると豊田駅方面
平山城址公園駅前の案内図:長沼公園からの連絡道も書かれていました
それによると六国台口から西園に入るのが一番近いようです
平山季重の道 説明板
平山季重の道 コース:京王線平山城址公園駅~宗印寺~季重神社~都立平山城址公園~多摩テック~多摩動物公園~高幡不動尊(多摩テック~かたらいの路経由~高幡不動尊)
平山城址公園駅につきました
2019.7.3 平山城址公園 の感想
平山城址公園も長沼公園と同様で森林と山の公園です。古くからあるのかと思ったら、長沼公園と一緒の1980年6月1日の開園だそうです。平山城址公園の入口は何ヶ所かありますが、どの入口も分りにくいところにあります。特に長沼公園から行こうとすると道順を示すものが何もなく、標識は一つも見かけませんでした。もう少し分り易い案内をした方が良いのではと思いました。
ここへ来るのは2回目ですが、前回より多くの道を回ってみました。しかし、ヤマツツジの小径など工事中のための通行止により、全てを歩けなかったのは残念でした。
以上です。
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