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ウォーキングとフラメンコ
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スペインの旅 3日目 マドリード~トレド市内~コルドバ

ブログを始める前に行ったところの振り返りです。
1997年2月8日(土)3日目 マドリード~トレド市内~コルドバ


3日目はマドリードのホテルからバスで移動します。約70km離れたトレドまで高速道路で行き、大聖堂や教会などを見学しました。その後風車で有名なコンスエグラの丘に立ち寄った後、再び高速道路でマドリードから400km離れたコルドバに向います。


日程は次のとおりです。
1997年2月6日(木)1日目 成田~フランクフルト~マドリード
1997年2月7日(金)2日目 マドリード市内
1997年2月8日(土)3日目 マドリード~トレド市内~コルドバ
1997年2月9日(日)4日目 コルドバ市内~グラナダ・フラメンコ
1997年2月10日(月)5日目 グラナダ市内~セビリア・フラメンコ
1997年2月11日(火)6日目 セビリア市内~マドリード
1997年2月12日(水)7日目 マドリード市内~アムステルダム
1997年2月13日(木)8日目 アムステルダム~成田


ツアー名:「スペイン・アンダルシア周遊 ハイライト8日間の旅」


3日目の日程表

マドリードのホテルをバスで 9:00に出発し、高速道路を南に進みます


高速道路の途中で突然バスが停まりました。窓から見ると、小銃を肩にかけている警官が運転手に話しかけています。検問をするような何か事件があったのでしょうが、それほど時間はかからずバスは走り出しました。何事もなくほっとしました。


10:20 トレドの町に入ってきました。バスは細い坂道を上っていきます


バスがすれ違えないような狭い道です


トレドの絵葉書:タホ川に囲まれ、島のような感じです

トレドの基本情報 - JTB
マドリードの南約70km、カスティーリャ・ラ・マンチャ州の中心地にあるトレドは、スペインの代表的な観光地として知られている。1500年以上の歴史があるこの地には、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の3つの文化が混在している。7つの丘とタホ川に囲まれた高台に広がる旧市街は世界遺産に登録されていて、街全体を取り巻く城壁の内側に、トレド大聖堂、サント・トメ教会、エル・グレコ美術館など、美しい建物が連なっている。ローマ時代から裁判所があった場所に立つ城アルカーサルは、カスティーリャ王国の軍事拠点として栄え、1936年のスペイン内戦で倒壊したが現在は再建され、パティオを囲んだ宮殿となっている。


トレドに着くとすぐ土産物屋に案内されました


土産物屋の包装紙


トレドの伝統工芸金銀象嵌(ぞうがん)細工を買いました

  


絵葉書を買ったキヨスクの袋


最初の見学はカテドラル(大聖堂)です


大聖堂の絵葉書

トレド大聖堂 (Catedral Primada)
1227年にフェルナンド3世が建設を命じ、1593年に完成したスペイン カトリックの総本山というべき寺院。トレドの昔日の栄華を象徴するようにそびえる高さ90mの鐘楼が壮観。建築様式はフランス ゴシック調。中は荘厳でステンドグラスも素晴らしい。


絵葉書:大聖堂の夜景

大聖堂を出てからエル・グレコの絵を見にサントトメ教会へ行きました


サントトメ教会:
エル・グレコの傑作「オルガース伯爵の埋葬(THE BURIAL OFTHE COUNT OF ORGAZ)」は入口を入ってすぐのところにあります


絵葉書 サントトメ教会

トレド サントトメ教会 (Iglesia De Santo Tome)
同名の通りに面した教会。小さくてこじんまりした教会だが、14世紀に建てられたもので、エル・グレコの傑作「オルガース伯爵の埋葬(THE BURIAL OFTHE COUNT OF ORGAZ)」は必見。グレコ自身とその息子も描かれているので探してみるのも面白い。


サントトメ教会を出て、バスが待っているサン・マルティン橋の向うまで歩いて行きます


Puente de san martin サン・マルティン橋 へ向って坂を下ります
川の向うに多くのバスが停まっています


Río hota  ホタ川


サン・マルティン橋まで下りてきました


サン・マルティン橋は、トレド市の西側に位置し、14世紀のゴシック様式の橋である。ペドロ1世とエンリケ2世の兄弟戦争の際、破壊されたものを司教の命令により、再建築された。元々あった橋は、1165年に建設されているのではないかと推測されているそうだ。スペイン・アブスブルゴ家の最後の国王カルロス2世の時代に、その通路の幅を拡張しているそうだ。その1世紀後に、舗装された。5つのアーチを持ち、真ん中のアーチは、27メートルの高さがあり際立っている。


サン・マルティン橋の上からの眺め


Iglesia de San Juan de los Reyes  サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会


昼食はサン・マルティン橋近くの CIGARRAL MONTE REY です


CIGARRAL MONTE REY のカード


El Restaurante Cigarral Monte Rey en su privilegiada ubicación panorámica, contempla toda la ciudad monumental y moderna de Toledo. パノラマの絶好のロケーションにあるCigarral Monte Reyレストランでは、歴史的でモダンなトレドの街を一望できます。


昼食後バスでトレドの町が一望できる展望台に行きました


展望台に近づいていきます


展望台から見たアルカサル:一番上の大きな建物です

アルカサル(軍事博物館)|古都トレド |世界遺産オンラインガイド

スペインの「古都トレド」にあるアルカサルは、元は3世紀にローマ帝国の宮殿があった場所に、11世紀にイスラムの支配からトレドを奪還したアルフォンソ6世が要塞に改築したもの。この町で最も高い標高548mの丘に立つ長方形の建物です。アラブ式のサファードには銃眼胸壁が残されていますが、中世の城としての機能はなく、スペインのルネサンス様式が表われています。スペイン内戦中の1936年、共和国軍の包囲戦によって破壊されましたが、再建され、現在は軍事博物館となっています。

トレド軍事博物館 (Museo Del Ejercito)
現在、軍事博物館としてトレドの街にそびえたつ王城。裏手に回ると一般にも開放している図書館の入口がある。図書館の9階のカフェテリアもしくは8階のトイレにつながる回廊から眺めるトレドの街の景色は必見。図書館とカフェテリアは無料で入場できる。夜はライトアップされる。


展望台から見た大聖堂


展望台から見たサン・マルティン橋方面

トレド展望台 (Mirador Del Valle)

世界遺産の旧市街が見渡せる展望台で、絶景の写真ポイント。近くにバルがあるので休憩もできる。車以外での行き方は、軍事博物館前のバス停から7.1番のバスもしくはソコドベール広場からタクシーを利用。展望台を経由して、そのままバスでさらに奥にあるパラドールで休憩や食事をしてみるのもいい。


展望台はこんな感じです


展望台からの眺め:アルカサル


大聖堂


大聖堂とアルカサル


サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会と大聖堂


コルドバを後にしてバスでドン・キホーテゆかりのコンスエグラに向います


コンスエグラの風車が見えてきました

コンスエグラの風車 (Molinos de Consuegra)

コンスエグラは、ラ・マンチャ地方の丘の上にある小さな街だが、丘上に並ぶ復元された風車群で知られている。風車の高さまで登れば見晴らしが良く、遠くまで見える。丘下にはブドウ畑が広がる。


風車の近くまでバスで行けます


小高い丘になっているので周囲を見渡せます


近くのドン・キホーテ亭と呼ばれるお店に寄りました


Venta del Quijote :レストランや土産物店があります


ここで乾燥フルーツを買いました、干しイチジクのようです


近くの教会です


これで見学は終り、バスでコルドバに向います


バスの中の様子


山の中に入ってきました


夕陽が沈んでいきます


コルドバの市内に着いたときは真っ暗になっていました


大きなグアダルキビル川を渡ります


ホテルが近づいてくるにつれ、交通量が多くなってきました


19:20 ホテルに着きました

添乗員に食事を誘ったところ後片付けをしてからということで、結局出かけたのは 8:30 

頃になってしまいました


BAR RESTAURANTE SIENA の領収書


ホテル Sol Gallos へ戻ったのは 22:00 頃でした、3日目終了です


1997年2月8日(土)3日目 マドリード~トレド市内~コルドバ の感想

この日はバスで400km以上移動する長旅です。

トレドはローマ時代から城塞都市だったということで、町の周囲は城壁で囲まれていました。6世紀に西ゴート王国の首都にもなっている歴史のある街です。狭い道が網のように張り巡らされ、どこへ行くのにも坂道を通るような感じでした。展望台からはこの一角だけ異様なほど建物が密集している様子を見ることができました。広場はいくつかありますが、大きな公園はないように思います。

コンスエグラの風車は好天に恵まれたにもかかわらず、バスで来ているのは我々だけで貸切状態でした。

通算すると5時間近くバスに乗っていましたが、添乗員さんは飽きさせないよう当地にまつわる歴史や人物・食べ物・文化など様々な角度から話をしてくれました。


以上です。

                                                                     スペインの旅
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