mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

2020.07.19 駅近にある公園で豊かな自然とふれあって 小田急沿線自然ふれあい歩道4-59

2020.07.19 (日) 晴 本鵠沼駅~藤沢駅 4.1km
ルート:本鵠沼駅~①第二蓮池(桜小路公園)~②第一蓮池~柳小路駅~上山本橋~③新林公園~④奥田公園~⑤旧近藤邸~⑥石上(いしがみ)~藤沢駅


昨日の天気予報では今日は午前中強い雨になっていました。朝起きると曇り空です。テレビのニュースでも湿度100%と言っているので、傘を持って出かけました。ところが電車を降りたころには晴れ上がっていました。


4-59 本鵠沼駅~藤沢駅 コース
本鵠沼駅~藤沢駅コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄
「鵠」という字は「くぐい」と読み白鳥を表し、「沼」は「白鳥の飛来する沼」を意味しています。この地は、縄文時代に形成された入り江が境川の土砂と海からの海砂の堆積で次第に狭められ、古墳・平安期には潟湖化し、鎌倉期には広大な干潟を形成するに至りました。この干潟は水鳥の楽園で、飛来・越冬する水鳥にちなみ、「沼」と呼ばれるようになりました。昭和初期には、ほとんどの低湿地は埋め立てられてしまい、わずかに残された「蓮池」に往時の様子が偲ばれます。また、沼の地は在留外国人の保養地などとして利用され、芥川龍之介や佐藤春夫などの文人にも愛されました。このコースは、沼の地名に由来する自然の歴史と既存樹林、起伏に富んだ地形を利用した新林公園、近代的な奥田公園などを巡る、四季折々に楽しみのある散歩道です。

9:11  本鵠沼駅 東口 スタートしました

本鵠沼駅 東口(Google Street View) 回転すると周囲を見渡せます

9:19  ①第二蓮池(桜小路公園) 

かつて、鵠沼の地名の由来になったといわれる沼が七つもあったそうです。それが次第に埋められ、「蓮池」だけが残りました。住民運動などの努力で公園として整備され、第二蓮池には水上デッキや親水護岸があり、地域の憩いの場となっています。

ご案内 - はす池の自然を愛する会
●はす池の所在地  ・第一はす池:藤沢市鵠沼藤が谷4-4 桜小路公園予定地内
                             ・第二はす池:藤沢市鵠沼藤が谷4-3 桜小路公園内
 小田急江ノ島線 本鵠沼駅東口下車徒歩約8~10分
 江ノ島電鉄 柳小路駅下車徒歩約5~6分

9:23  ②第一蓮池 

住宅地内にあり、地域に親しまれている第一蓮池。この蓮池に広く繁茂しているヨシは代表的な抽水性大型多年草で、太い地下茎を張り巡らし、大群落をつくるのが特徴です。ヨシ原はオオヨシキリなどの野鳥にとって絶好の繁殖環境ともなり、多くの生物を育む場所として重要です。

遠くに水鳥もいました


江ノ電が通ります


9:32  柳小路駅 江ノ島電鉄 踏切を渡ります


境川 に出ました、上山本橋が見えます


9:42  上山本橋 を渡ります


9:53  ③新林公園 駐車場側の入口

市街地に比較的近い場所でありながら、自然樹林が残されている公園で、藤沢市の広域避難場所に指定されています。園内には自然散策路、冒険広場、芝生広場、川名池、湿性植物園などがあり、自然を存分に楽しめます。
新林公園の紹介|藤沢市
ここ新林公園は、藤沢の中心街にほど近い所に残された、緑の谷間に広がる公園で、山の尾根に沿う散策路には、時折リスが顔をのぞかせます。周辺の山からの湧水でできた溜め池「川名大池」はバードサンクチュアリになっており、市の鳥カワセミも観ることができます。この大池から流れ出す小川は小さな湿地帯と池に分かれ、花の季節には湿性植物が彩りを添えます。


冒険広場に上る階段


旧福原家長屋門


新林公園 正面入口 から出ます


奥田橋 を渡ります


10:06  ④奥田公園 入口

駐車場の屋上を公園として整備し、市民の意見により公園中央には「原っぱ」がつくられています。面積は約1.5haあり、原っぱの外周の園路に沿ってベンチが設置されています。境川沿いには桜並木もあります。

下に駐車場があるとはとても思えません
奥田公園|藤沢市エリアガイド|住みたい街がきっとみつかるエリアガイド【itot】
「藤沢」駅南口前駐車場は地下にあり、地上部分は「奥田公園」が整備されている。市民会館に隣接し、駐車場に合わせて丸い形をした市営の小公園は、おおまかに芝生の敷かれた多目的広場と遊具で遊べる広場に分かれている。周囲を遊歩道が囲む中に芝生が敷かれ、遊具広場に遊具が置かれ、散策していても地下に駐車場があるとは感じられない。


10:11  ⑤旧近藤邸 体育館前にあります

関東大震災の直後に、藤沢市辻堂の松林の中に近藤賢二氏の別荘として建てられた、建築家、遠藤 新の36歳の時の作品です。1980年、取り壊しが決定されましたが、市民の声を受けて、翌年3月に藤沢市によって現在地に移築されました。

旧近藤邸|藤沢市
旧近藤邸は、関東大震災の直後の1925年(大正14年)、藤沢市辻堂の松林に別荘として建てられました。当時の和洋折衷の代表的な建物といわれています。建て主の近藤賢二氏没後、所有者が変わり、老朽化に伴って取り壊しが決定されましたが、保存を望む声が近隣の住民や建築家から起こりました。


藤沢市民会館 右側に旧近藤邸があります


10:18  ⑥石上(いしがみ) 砥石公園

鵠沼を中心とした一帯は、天平時代には「高座郡土甘郷(たかくらごうりとがみごう)」と、鎌倉時代には「砥上が原(とかみがはら)」と呼び、西行法師や鴨長明が歌を残しています。江戸時代には、江の島や大山詣でにぎわった石上舟渡場がありました。


江ノ電藤沢駅 


JR藤沢駅


10:29  藤沢駅 ゴールしました


4-59 本鵠沼駅~藤沢駅 コース コースタイム

経由地 距離m 累計m 総h 所要h 見学h 着t 発t
本鵠沼駅        0m  0:00    9:11
①第二蓮池(桜小路公園)    810m    810m  0:10  0:08  0:02    9:19    9:21
②第一蓮池    150m    960m  0:14  0:02  0:02    9:23    9:25
柳小路駅    360m  1320m  0:21  0:07  0:00    9:32    9:32
上山本橋     670m  1990m  0:31  0:10  0:00    9:42    9:42
③新林公園    610m  2600m  0:50  0:11  0:08    9:53  10:01
④奥田公園    420m  3020m  0:55  0:05  0:00  10:06  10:06
⑤旧近藤邸    160m  3180m  1:01  0:05  0:01  10:11  10:12
⑥石上(いしがみ)    340m  3520m  1:07  0:06  0:00  10:18  10:18 
藤沢駅    580m  4100m  1:18  0:11  10:29 
コース4-60へ
2020/7/19(日) 晴  4100m  1:18   1:05  0:13


4-59 駅近にある公園で豊かな自然とふれあって の感想
今日は大雨の天気予報だったので、出かけるのはあきらめていました。ところがすっかり晴れわたって絶好のハイキング日和となりました。
本鵠沼駅で降りたのはたぶん初めてだと思います。東口は無人の改札でした。駅前の道路は狭く、一方通行ではないので車を気にしながら歩きます。
蓮池では赤やピンクの大きな蓮の花を見ることができましたが、盛りを過ぎているように感じました。第二蓮池の方では水面が見え池と分ります。しかし第二蓮池は蓮と水草が生い茂っていて水面を見ることができません。遠くで何かが動いているので写真を撮りました。どうやらカモのようです。
新林公園は公園マップをみると、散策路を一周することができます。今回はしなかったので、いつか行ってみたいと思います。


以上です。
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