mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

2020.7.29 江の島散策

2020.7.29(日)曇 江の島散策
ルート:片瀬江ノ島駅~江の島弁天橋~青銅の鳥居~弁財天仲見世通り~朱の鳥居~瑞心門~エスカー~江島神社(辺津宮)~奉安殿(弁財天)~八坂神社~江島神社(中津宮)~江の島サムエル・コッキング苑~江の島シーキャンドル(展望灯台)~江の島大師~御岩屋道通り~江島神社(奥津宮)~竜宮大神~稚児ヶ淵~江の島岩屋~御岩屋道通り~弁財天仲見世通り~江の島弁天橋~片瀬江ノ島駅


小田急沿線自然ふれあい歩道4-61 片瀬江ノ島駅コースは江ノ島へ行きません。
そのためコースを回る前に、江ノ島へ行ってみることにしました。


観光パンフレット | インフォメーション | 藤沢市観光公式ホームページ
江ノ島イラストマップ

9:40  片瀬江ノ島駅 今年5月にリニューアルしたばかりの竜宮城駅です


片瀬橋 人通りは殆どありません


片瀬橋から見た江ノ島


9:47  江島神社御鎮座記念龍燈籠 

江島神社御鎮座記念龍燈籠 - 江ノ島観光 おすすめスポット!
江の島は弁財天と五頭龍の伝説があります。この龍燈籠は「江島縁起」による江の島湧出の時から、数え1450年を記念に平成13年(2001年)に建てられたものです。


江ノ島べんてん丸 乗り場 

岩屋洞窟からの帰りに乗ろうと思っていましたが、切符売り場は閉まっていました
べんてん丸 | アクセス | 藤沢市観光公式ホームページ
江の島弁天橋のたもとから稚児ヶ淵までをつなぐ遊覧船。約6分の海上遊覧を楽しみながら江の島や天気の良い日には富士山も一望できます。江の島岩屋に行かれるお客様はご利用になると便利です。江の島観光の後に江の島岩屋からのお帰りの船としてのご利用もできます。大人400円(中学生以上)


江の島弁天橋 

江の島弁天橋ー境内案内 | 【公式】日本三大弁財天・江島神社
明治の時代になって木橋が架けられ、現在の橋(全長389m)は、昭和三十九年(1964年)に開催された東京オリンピックのヨット競技に合わせ完成したものです。


10:02  青銅の鳥居 をくぐり、弁財天仲見世通りを進みます

青銅の鳥居ー境内案内 | 【公式】日本三大弁財天・江島神社
江の島の入口にある鳥居で、延享四年(1747年)に創建、多くの寄進者によって文政四年(1821年)に再建され、その名が柱に刻まれています。江の島道においては三の鳥居で、一の鳥居は遊行寺前に、二の鳥居は洲鼻通りにありましたが、現存するのはこの三の鳥居のみです。


江島神社 朱の鳥居 

朱の鳥居ー境内案内 | 【公式】日本三大弁財天・江島神社
青銅の鳥居から歩いて約2~3分。江戸時代から今日まで変わらない幅1.5間(約2.75m)の賑やかな参道を通り抜けると見えてくるのが、鮮やかな朱の鳥居です。現在の鳥居は、昭和十一年(1936年)山田流筝曲の家元・林敏子が再建・寄進したものです。


10:06  瑞心門(ずいしんもん) 

瑞心門:朱の鳥居の正面、石段を上ったところにある龍宮城を模した楼門。人々が瑞々しい心でお参りできるようにと名付けられています。壁や天井には、片岡華陽が描いた牡丹や唐獅子の絵画が飾られていますが、唐獅子はご祭神の守護と参拝者に厄災がふりかからないよう、祈願の意味が込められています。


弁財天童子石像 

瑞心門をくぐると、江島神社ご鎮座1450年を記念して奉献された「弁財天童子石像」があります。


エスカーのりば 瑞心門の左側にあります

江の島エスカー | 観光スポット-江の島 | 藤沢市観光公式ホームページ
昭和34年(1959)に国内初の屋外エスカレーターとして登場しました。高低差46mを4分ほどで上れます。4連で結ぶエスカレーターの長さは全長106mあり、高齢者や小さな子供連れのファミリーが江の島頂上部へ行く際の頼もしい足となっています。


江の島サムエル・コッキング苑 + 江の島シーキャンドル + 江の島エスカーがセットになっている江の島シーキャンドルセット券 大人 800円を買いました

格子に見えるのはエスカーの踏板です


エスカーの中


龍神と弁財天 お賽銭箱の位置が微妙です、手が届きません

以前は「銭洗い白龍王」という看板があったようです。今はなくなっていました
銭を洗うザルも置いてありません、何かあったのでしょうか


10:14  辺津宮(へつみや) 

境内案内 | 【公式】日本三大弁財天・江島神社
辺津宮:田寸津比賣命たぎつひめのみこと をお祀りしています。高低差のある江の島(神域内)では、一番下に位置していることから『下之宮(しものみや)』とも呼ばれ、神社でのご祈祷は主にこちらでご奉仕されます。拝殿前の巾着の形をした珍しい賽銭箱は、相模彫りと言われる独特の彫り物で、地元の商店によって奉納されたものです。


奉安殿(ほうあんでん)この中に弁天様がいます

辺津宮境内の八角のお堂・奉安殿には、日本三大弁財天として有名な八臂弁財天はっぴべんざいてん(国指定重要文化財)と裸弁財天・妙音弁財天(市指定重要文化財)が祀られています。


中は撮影禁止でした 


入場券(200円)とパンフレット、このように並んでいました
上左が妙音弁財天、上右が八臂弁財天(国指定重要文化財)、周りに十五童子

江島「八臂弁財天坐像」国指定重要文化財に - えのぽ;江の島・藤沢ポータルサイト
日本三大弁才天の一つである江島神社の「八臂(はっぴ)弁才天坐像」が、2019年3月に国指定重要文化財に指定された。6月19日(水)、これを記念して講演会が江島神社で開催された。


10:21  八坂神社 

奉安殿の隣にある江島神社の末社。建速須佐之男命たけはやすさのおのみことが祀られています。社殿は銅葺の入母屋造りで、江戸時代には天王社として祀られ、弘化元年(1844年)に再建。明治六年(1873年)に「八坂神社」と改称され、平成十三年(2001年)に改築されました。


八坂神社の脇にいたリス

 


10:27  中津宮(なかつみや)

境内案内 | 【公式】日本三大弁財天・江島神社
辺津宮から歩いて約5分。市寸島比賣命いちきしまひめのみことをお祀りしています。度々の改修により、元禄二年当時の朱色が鮮明な社殿を再現。中津宮へ続く参道の両側には、江戸歌舞伎「市村座」と「中村座」が奉献した一対の石燈籠があり、昭和六十年(1985年)には燈籠奉献二百年を記念して音羽屋七代目がしだれ梅を植樹。歌舞伎役者の手形も残されています。


江の島歌舞伎 


江の島ガイドマップ 


10:31  江の島サムエル・コッキング苑 入口

サムエル・コッキング苑ー江の島歴史散策マップ:みゆネットふじさわ
エスカーの終点で降りるとコッキング苑があります。明治15年(1882)に英国貿易商のサムエル・コッキングが建設した「コッキング植物園」が、後に「江の島植物園」として藤沢市営となり、平成15年(2003)に展望灯台の建て替えに伴ってリニューアルオープンしました。園内には、発掘されたコッキング植物園温室跡、藤沢市と姉妹都市・友好都市となっている各市のメモリアル広場があります。また、藤沢市指定の天然記念物が4種あります。


友好都市:中華人民共和国・昆明市(建造物)

中国国歌「義勇軍行進曲」の作曲者で中国現代音楽の先駆者といわれたニエ・アル(聶耳、1912~1935)は、雲南省昆明市から来日し、映画、舞台劇の音楽分野で大きな足跡を残しましたが、昭和10年(1935)に鵠沼で遊泳中に水死しました。これが機縁となり、昭和56年(1981)に友好都市提携を結びました。建物は中国の伝統建築様式の四阿(あずまや)の騁碧亭(ていへきてい)です。


姉妹都市:大韓民国・保寧市(石塔) 

韓国最大の海水浴場で、風光明媚な観光都市「ポリヨン」は藤沢市と類似点が多い都市で、平成14年(2002)に姉妹都市となりました。塔は同市の聖住寺跡にあるものを模しています。また、韓国の国花ムクゲが植えられました。


旧江の島展望灯台跡 


江の島サムエル・コッキング苑と江の島シーキャンドルの公式サイト
湘南のシンボルとして親しまれる江の島シーキャンドル(展望灯台)は、2002年の江ノ電開業100周年事業の一環として、【景観・自然への配慮】・【公共的な利用価値の追求】・【地域の観光振興】を基本コンセプトに建設され、2003年4月29日にリニューアルオープンしました。


江の島シーキャンドル(展望灯台)からの眺め、高さ59.8m、海抜100mの展望灯台
10:40  江の島弁天橋方面


三浦半島方面


江の島岩屋方面


真鶴半島方面  


江の島から見える範囲


富士山方面 残念ながら曇っていて見えません


展望台の様子


江の島シーキャンドル(展望灯台)


江の島シーキャンドル(Google Street View) 回転すると周囲を見渡せます


江の島サムエル・コッキング苑 スタジイの木


姉妹都市:アメリカ・マイアミビーチ(広場)


サムエル・コッキング苑を出て、御岩屋道通りの階段と坂道を一気に海岸まで下っていきます


11:03  山ふたつ 

山ふたつー江の島歴史散策マップ:みゆネットふじさわ
江の島大師を過ぎて奥津宮への道を行くと、「山二つ」と呼ばれる江の島のくびれた部分があります。眼下に絶景が展開し、道の脇には関東ローム層が露出しています。


11:09  奥津宮(おくつみや) 

奥津宮ー境内案内 | 【公式】日本三大弁財天・江島神社
島内にある三つのお宮(奥津宮、中津宮、辺津宮)には、三姉妹の女神様が祀られ、ここ奥津宮には一番上の姉神の、多紀理比賣命たぎりひめのみことが祀られています。拝殿天井には「八方睨みの亀」が描かれ、奥津宮に向かって右側の燈籠には竜宮の乙姫、左側の燈籠には亀に乗った浦島太郎が精巧に掘り出されています。


竜宮大神 


龍恋の鐘入口 、寄りませんでした

恋人の丘:島の伝説「天女と五頭龍」にちなみ、岩屋の上部の竜野ヶ丘に平成8年(1996)に設けられました。龍恋の鐘があり、新たな名所となっています。


この先も階段が続き、ようやく海岸沿いに出てきました


11:14  稚児ヶ淵 

稚児ヶ淵ー江の島歴史散策マップ:みゆネットふじさわ
稚児ヶ淵は、幅50mにわたって隆起した海食台地です。大島、伊豆半島、富士山が一望でき、神奈川景勝50選の一つに選ばれています。万治2年(1659)の中川喜雲の『鎌倉物語』などに見られる鎌倉相承院の稚児白菊と建長寺広徳院の自休蔵主が相次いで身を投げたとする話は、文化14年(1817)初演の四世鶴屋南北の「桜姫東文章」にも取り入れられて広まりました。


江の島岩屋入口の看板


岩屋橋 


11:18  江の島岩屋 

岩屋ー江の島歴史散策マップ:みゆネットふじさわ
波の浸食によってできた自然の洞窟で、寿永元年(1182)には源頼朝や鎌倉武士が文覚上人を招いて岩屋にて戦勝祈願を行っています。古くから信仰の対象として親しまれてきました。現在、第一岩屋(152m)と第二岩屋(112m)が公開されています(有料)。


江の島岩屋 入洞券 (500円)



左が第一岩屋、右が第二岩屋、順路どおり左へ行きます


与謝野晶子歌碑 

平成14年(2002)に岩屋へ設けられたもので、与謝野晶子(1878~1942)が 明治44年(1911)に詠んだ「沖つ風 吹けば またたく 蝋の灯に しづく散るなり 江の島の洞」があります。晶子には「片瀬より 白き羊の 歩むごと なみの寄りゆく 秋の江の島」 、「江の嶋や 蘭の花ほど 青みたる 波がしら立つ 桟橋のもと」など、江の島を詠んだものが多くあります。


江島神社の発祥の場所 


第二岩屋へ移動します


11:29  第二岩屋 


奥にいる龍神


戻ります


洞窟の中では誰にも出会いませんでした


11:35  出てきて振返ると、 Social Distance の張り紙がありました


江の島べんてん丸は「本日欠航」でした、残念!

仕方なくさっき来た道を戻ります


稚児ヶ淵 


ここから急な階段を上っていきます


詩碑 左から 龍燈松碑、ー、服部南郭詩碑、佐羽淡斉詩碑


江の島大師 

コッキング苑の隣には、平成5年(1993)に開かれた高野山真言宗最福寺別院の通称「江の島大師」があります。本堂には本尊の赤不動像が安置されています。入り口の右側には福島漁村句碑があります。


エスカーに下りはないので、階段・坂道を下りていきます


弁財天仲見世通り 


江ノ島郵便局 明治時代の郵便差出箱「ポスト」


12:05  江の島弁天橋 


12:18  片瀬江ノ島駅 に戻ってきました


この後すぐ小田急沿線自然ふれあい歩道4-61 片瀬江ノ島駅コースへ向いました。


Google マイマップで作成

スタート時に「開始」を押し忘れたため、江の島弁天橋の途中からになっています。
カシミール3Dのグラフ

標高100mを越えているところはエレベーターで江の島シーキャンドル(展望灯台)に上った部分です


SUUNTOのGPSデータ使用


2020.7.29 江の島散策 の感想
最後に江ノ島へ行ったのはいつだったか、全く思い出せないのです。学生時代に行ったことがあるので、もしかすると55年以上前のことかもしれません。
以前来たとき銭洗い弁財天の池にお金を入れる「ザル」が置いてあったように思うのですが、どこにも見当りませんでした。銭洗いそのものが禁止になったのでしょうか。気になりました。
エスカー乗り場の券売機に江の島シーキャンドルセット券 大人1名 800円というのがあり、それを買いました。江の島サムエル・コッキング苑 (200円)+ 江の島シーキャンドル (700円)+ 江の島エスカー(360円)がセットで、得したと思っていました。ところが、帰ってから調べてみたとろ、岩屋洞窟(500円)も入れる江の島1dayパスポート「eno=pass」1.000円というのがあったようです。個別だと1.560円なのでかなり得です。もっと事前に調べておけばよかったと、悔やまれます。
平日とはいえガラガラで3蜜はなく、エスカー・エレベーターや岩屋洞窟も他のお客さんはいませんでした。お土産屋や食事処の呼び込みがありましたが、どことなく寂しそうに感じました。


以上です。