mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

国分寺市01 こくぶんじ恋のみちコース TOKYO Walking Map 2021.9.10

2021.9.10 (金)  晴  6.0km→7.2km
ルート:国分寺駅~日立中央研究所南側遊歩道~姿見の池~西国分寺駅~伝鎌倉街道~市立黒鐘公園~市立歴史公園武蔵国分尼寺跡~国分寺市文化財資料展示室~市立歴史公園 史跡武蔵国分寺跡(僧寺中枢地域)・七重塔跡~国分寺薬師堂~国分寺~万葉植物園~お鷹の道~真姿の池湧水群~不動橋・石橋供養塔~都立殿ヶ谷戸庭園~国分寺駅


今日から国分寺市5コースを歩きます。このコースは史跡が多く見所が一杯ありそうです。


国分寺駅を降りて南口へ向います


東京都福祉保健局のサイト

国分寺市01 こくぶんじ恋のみちコース~天平ロマンに思いを馳せる~
古の歴史ロマン溢れる国分寺を知るならまずはこのコースがおすすめ。「美しい日本の歩きたくなるみち500選」の一つに選定されています。武蔵国分寺跡や湧水を間近に感じて歴史深いまちを体感してみましょう。
最寄駅:国分寺駅(JR) 国分寺駅(西武鉄道) 国分寺駅南口(京王バス) 国分寺駅南口(ぶんバス)   所要時間:約1時間30分   距離:約6.0km   消費カロリー:約270kcal   歩数:約8570歩


9:23  国分寺駅  南口  スタートしました


跨線橋から見た国分寺駅方面  左が西武国分寺線、右はJR中央線


野川の水源 説明板   水源は奥の日立中央研究所内にあり入れません

【野川の源流】チャンスは年に2回!日立中央研究所庭園の開放にいってきた | 多摩川を愛でる会通信
設立は昭和17年で、創業社長の「よい立木は切らず によけて建てよ」という意思から、もともとあった木々を残して建設された為、武蔵野の自然がそっくりそのまま保護されています。普段は一般には公開されていない特別な場所ですが、11月と4月に開放されていて自由に見学をすることができます。


9:36  日立中央研究所南側遊歩道  


羽根沢架道橋  西武線をくぐります


姿見の池 入口 


東山道武蔵路跡 説明板


9:46  姿見の池  

【東京の名湧水57選】遊女たちが池を鏡代わりに利用していたことから「姿見の池」と呼ばれるように。遊女の夙妻太夫が鎌倉武士・畠山重忠を慕ってこの池に身を投げたという「恋ヶ窪伝説」が残ります。

姿見の池【都名湧水】|国分寺市
姿見の池は、かつて付近の湧水や恋ヶ窪用水が流れ込み、清水を湛えていました。 現在の府中街道とほぼ同じ道筋にあたる東山道武蔵路や鎌倉上道の宿場町であった恋ヶ窪の遊女達が、朝な夕なに自らの姿を映して見ていた ことから、「姿見の池」と呼ばれるようになったと言い伝えられています。


恋ヶ窪用水の由来 


9:52  東福寺  中へ入ります


一葉の松  


西恋ヶ窪二丁目交差点  府中街道を渡り武蔵野線のガードをくぐります


西国分寺駅 に入ります


10:02  西国分寺駅  改札前を通過


西国分寺駅  南側ロータリー


史跡通り  


武蔵台遺跡公園  


敷石住居跡  


10:17  伝鎌倉街道  左は武蔵野線の線路です


10:21  市立黒鐘公園  中へ入ります

武蔵国分尼寺跡と伝鎌倉街道に隣接した公園です。桜の季節には花見の名所として、多くの方が訪れます。園内には高低差のある地形を利用した遊具が豊富に設置され、子供に人気の公園です。

黒鐘公園|国分寺市
国分寺崖線の南、遺跡地帯に位置する黒鐘公園は、 国分尼寺跡と伝鎌倉街道に隣接しています。


10:24  市立歴史公園武蔵国分尼寺跡  

武蔵国分尼寺跡【国指定史跡】|国分寺市
史跡指定地は、公有地化と整備事業を終え、国分寺市最初の市立歴史公園として平成15年4月に開園しました。確認調査の成果に基づき、尼寺伽藍の中枢部を構成する中門・金堂・尼坊など主要建物や区画施設である掘立柱塀を、埋没保存されているその位置で建物平面などを復元的に表示しています。尼坊は柱位置が判明しましたので、新たに石を配置してあります。


10:36  国分寺市文化財資料展示室  名前を書いて中へ入ります

文化財資料展示室|国分寺市
鍛冶工房跡が見つかった市立第四中学校内から出土した瓦、土師器、須恵器、灰釉陶器等の土器、鉄製品などを展示しています。


10:47  市立歴史公園 史跡武蔵国分寺跡(僧寺中枢地域)  

聖武天皇の命により、諸国に建てられた国分寺。武蔵国では、国府に近く、「北の国分寺崖線、南に広がる湿地、西は都へ通じる東山道武蔵路、東には清流」と四神相応の考えに基づいて、西元町一帯が好所として選ばれました。

武蔵国分寺跡【国指定史跡】|国分寺市
 武蔵国分寺跡は、全国の国分寺跡と比べても規模が大きく、その歴史的重要性はつとに認められており、大正11年に国指定史跡に指定されています。


金堂跡

金堂跡 武蔵国分寺跡【国指定史跡】|国分寺市
金堂は本尊仏を安置する建物です。桁行き7間(約36メートル)×梁行き4間(約17メートル)の礎石建物として建てられました。現在も多くの礎石が残されています。武蔵国分寺の金堂は、諸国国分寺中最大級の規模となります。


11:02  七重塔跡  

【国指定史跡】奈良時代に創建された武蔵国分寺。今も礎石が並び、当時の建物の大きさをうかがい知ることができる。

七重塔跡は、金堂・講堂跡から東方200メ-トルのところに位置します。塔は、「金字金光明最勝王経(きんじこんこうみょうさいしょうおうきょう)」を安置する国分寺の重要な施設で した。


11:10  国分寺 楼門  

【市重要有形文化財】建武2年(1335年)新田義貞の寄進により、僧寺金堂跡付近に建立されたと伝えられています。宝暦年間に現在の場所に建て替えられました。薬師堂の裏には、四国八十八ヵ所巡りを模した石仏群があります。


11:14  国分寺薬師堂  
国分寺薬師堂【市重要有形文化財】|国分寺市

単層寄棟造の建物で、昔は萱葺屋根でしたが、昭和60年に銅板葺の屋根になりました。正面厨子内には 国指定重要文化財の『木造薬師如来坐像』が安置されており、10月ごろ年に一度の開帳日があります。


11:21  国分寺  


万葉植物園  

万葉植物園【市重要天然記念物】|国分寺市
万葉集に詠まれている植物を集め、往時をしのぶよすがにとの意図で国分寺前住職星野亮勝氏により設置された植物園です。市の天然記念物に指定されています。


11:22  お鷹の道

江戸時代、付近が尾張徳川家の御鷹場だったことに由来して、「お鷹の道」と名付けられた散策道。国分寺市を代表する名所として親しまれ、四季折々の自然が楽しめます。「お鷹の道・真姿の池湧水群」【環境省選定名水百選】


お鷹の道・真姿の池湧水群【環境省選定名水百選・都名湧水 】|国分寺市
江戸時代に市内の村々は尾張徳川家の御鷹場に指定されていました。それにちなんで、崖線下の湧水が集 まり野川にそそぐ清流沿いの小径を“お鷹の道”と名づけ、現在約350メ-トルを遊歩道として整備 されています。


11:23  おたかの道湧水園  

おたかの道湧水園|国分寺市
現国分寺の東側の敷地一帯が史跡に追加指定され、市立歴史公園として整備されました。そのうち、お鷹の道の北側が「おたかの道湧水園」という有料公園施設です(平成21年10月18日オープン)一般100円


入園券を おたカフェ で買って中へ入ります


史跡の駅  おたカフェ 


おたかの道湧水園の中


武蔵国分寺七重塔推定復元模型  


湧水源観察ポイント   湧水源はこの先9mの場所です


11:31  武蔵国分寺跡資料館  


11:40  旧本多家住宅長屋門  おたかの道湧水園を出ました


お鷹の道  


11:45  真姿の池湧水群  

【東京の名湧水57選・都指定名勝】嘉祥元年(848年)絶世の美女・玉造小町が重い病気に苦しんでいました。国分寺の薬師如来に祈ると一人の童子が現れ池の水で身を清めるように言いました。小町が身体を洗うとたちまち病気が治り、元の美しい姿に戻ったという伝承からこの名がつきました。


12:00  不動橋・石橋供養塔  

国分寺村の元町用水と野川が合流するところに架かる橋です。橋の北側に不動明王碑が祭られていることから、名付けられました。碑の横には庚申塔があり、松の木をはさんで、石橋供養塔があります。供養塔は、かつて石橋だった不動橋を供養する意味と、村に災害の侵入を防ぐ意味から天保3年(1832)に建立(再建)されました。


12:01  庚申塔・石橋供養塔  

庚申塔・石橋供養塔・不動明王碑|国分寺市
不動橋の北側に位置し、庚申塔は延享(1745年)に国分寺村の人々が建て、隣に天保3年(1832年)の記念銘のある石橋供養塔と、 建立年月日不明の不動明王碑があります。


12:09  都立殿ヶ谷戸庭園   事前予約制のため中へ入ることができませんでした

【国指定名勝・東京の名湧水57選】武蔵野台地と国分寺崖線の自然をうまく利用した「回遊式林泉庭園」です。園内の次郎弁天池は野川の水源の一つ。平成23年9月に多摩地域初の国名勝に指定されました。(有料)

殿ヶ谷戸庭園|公園へ行こう!
大正2年~4年に江口定條(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。昭和40年代の開発計画に対し本庭園を守る住民運動が発端となり、昭和49年に都が買収し、整備後、有料庭園として昭和54年4月開園しました。


12:12  国分寺駅  ゴールしました


この後コース03起点の北口へ向います


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dのグラフ  6.0km→7.2km


国分寺市01 こくぶんじ恋のみちコース のコースタイム

経由地 距離km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
国分寺駅  0.0km  0:00    9:23
日立中央研究所南側遊歩道  0.8km  0.8km 0:13  0:13  0:00    9:36    9:36
姿見の池  0.4km  1.2km 0:25  0:10  0:02    9:46    9:48
西国分寺駅  0.6km  1.8km 0:39  0:14  0:00  10:02  10:02
伝鎌倉街道  0.8km  2.6km 0:54  0:15  0:00  10:17  10:17
市立黒鐘公園  0.2km  2.8km 0:59  0:04  0:01  10:21  10:22
市立歴史公園武蔵国分尼寺跡  0.2km  3.0km 1:10  0:02  0:09  10:24  10:33
国分寺市文化財資料展示室  0.2km  3.2km 1:20  0:03  0:07  10:36  10:43
史跡武蔵国分寺跡・七重塔跡  0.4km  3.6km 1:44  0:04  0:20  10:47  11:07
国分寺薬師堂  0.6km  4.2km 1:56  0:07  0:05  11:14  11:19
国分寺 万葉植物園  0.0km  4.2km 1:58  0:01  0:01  11:20  11:21
お鷹の道 おたかの道湧水園  0.1km  4.3km 2:17  0:02  0:17  11:23  11:40
真姿の池湧水群  0.1km  4.4km 2:23  0:05  0:01  11:45  11:46
不動橋・石橋供養塔  0.8km  5.2km 2:39  0:14  0:02  12:00  12:02
都立殿ヶ谷戸庭園  0.6km  5.8km 2:47  0:07  0:01  12:09  12:10 
国分寺駅  0.2km  6.0km 2:49  0:02  12:12 
コース03へ
2021/09/10(金) 晴  6.0km  2:49   1:43  1:06


国分寺市01 こくぶんじ恋のみちコース の感想
見所が多く、さすが史跡の多い国分寺市という感じがしました。
武蔵国分尼寺跡、武蔵国分寺跡、国分寺など広い史跡が多く、あちこち見回っていたので実際距離が大きく超過してしまいました。
殿ヶ谷戸庭園は新型コロナウイルスの影響で事前予約制となったため、残念ながら見学することができませんでした。
国分寺市のコースマップには他の市にはない特殊なものが描かれています。市内のいたるところに黄土色に塗られた、その名も「国分寺崖線」です。
国分寺崖線とは何ですか。市ではその保全にどのような取組みをしていますか。|国分寺市
国分寺崖線は、武蔵野を代表する地形であり、立川市から大田区まで連続する延長約30キロメートルに及ぶ「がけ地」(ハケともよばれています)です。市内にも北西端から南東部まで国分寺崖線が連続し、貴重な樹林地が形成されています。崖線の斜面地だけでなく、湧水・地下水の涵養域、崖線の崖下から見上げた景観及び崖上の台地からの眺望保全の観点を含め、国分寺市ではまちづくり条例における独自の「国分寺崖線区域」を設定し、重要な地域資産である国分寺崖線における緑地の保全、景観の形成、湧水の保全及び活用など独自の基準を設け、緑豊かな崖線の保全と再生に取り組んでいます。
豊富な湧水や緑地など国分寺市にとって重要な観光資源になっているようです。
国分寺崖線の名は小田急線ふれあい自然歩道で世田谷区を歩いたときに成城学園前周辺の何ヶ所かで目に触れていました。今回いわば本場を訪ねたということになるのでしょうか。


以上です。
国分寺市01  ⇨  国分寺市02
                         武蔵国分寺跡