mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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国立市08 谷保田圃の原風景を探して TOKYO Walking Map 2021.10.15

2021.10.15 (金)  晴  5.7+(0.6)=6.3km→5.6+(0.6)=6.2km
ルート:谷保駅南口~谷保天満宮~第三中学校~高速道路下~処理場広場~石田大橋北~寺之下親水公園~谷保堰~府中用水取水口~青柳稲荷神社~青柳福祉センター~矢川いこいの広場~矢川駅北口


コース05のゴール谷保駅北口から改札を通り南口へ移動しました


東京都福祉保健局のサイト

国立市08 谷保田圃の原風景を探して
谷保天満宮から流れ出す湧水沿いに南下すると、府中用水と谷保田圃に出会います。城山地区から処理場広場を抜け、寺之下親水公園を経て矢川駅へのコース設定ですが、青柳稲荷から府中用水取水口へ足を延ばしてもいいでしょう。
最寄駅:谷保駅(JR) 谷保駅(立川バス) 谷保駅(京王バス)   所要時間:約1時間25分/1時間10分   距離:約5.7/4.4km   消費カロリー:約260/210kcal   歩数:約8100/6300歩


12:03  谷保駅  南口  スタートしました


12:08  谷保天満宮  やぼてんまんぐう

関東三大天神の一つで1100年の歴史を刻む東日本最古の天満宮。大宰府に左遷された右大臣菅原道真が、延喜3年(903)配流の地で没したとの報に、谷保・栗原郷に流されていた三男・道武が亡父の木像を刻み、天神島に祀ったのが谷保天満宮の起源です。道武の裔孫・津戸為守(鎌倉幕府御家人)が霊夢により、養和元年(1181)現在地に遷しました。立川崖線と青柳崖線の終末が交わるハケの地に立地し、甲州街道の鳥居から石段を下ると拝殿が立つという珍しい配置は、街道がのちにハケ上に移ったことによるものです。
野暮天は谷保天から生まれたとも・・

交通安全発祥と学業の神 谷保天満宮
明治十八年には府社に昇格し東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神と称される。
境内案内図


コース03で来た時に梅林の中をよく見なかったので、立寄ってみました


梅林


梅林前の売店


山口瞳文学碑


神楽殿


拝殿


天神橋 


出井の橋  コース05で通りました


田圃風景  

・谷保田圃~都市整備と谷保の原風景~
青柳崖線と立川崖線の南、多摩川沖積低地にはかつて米どころであった谷保田圃が広がり、コメ作りのための水を温める米池と呼ばれる水たまりと、巡らされた水路が、独特の風景をつくっていました。昭和40年のはじめ、中央自動車道が谷保の地を貫く形で開通し、都市化の波が押し寄せ、住宅や道路などの都市基盤整備が進んでいきました。現在、田圃の風景は天神下や国立三中付近などの谷保の地に点在しています。
・天神米  かつては谷保百町歩とも言われた米どころ・・今、ブランド「天神米」をつくる農家もあります。
・昭和35 年頃の谷保田んぼの田植風景  この頃の水田面積はほぼ100ha、現在はその1/10 以下に減少しました。


12:26  第三中学校  


谷保浄水所 が見えます


ヤクルト中央研究所  


右には先ほどコース05で通った 城山さとのいえ が見えました


ヤクルト中央研究所の周囲には遊歩道が整備されています


12:39  高速道路下  


泉中央遊園交差点   日野バイパスを八王子方面へ


処理場広場入口


12:45  処理場広場  

処理場広場(空中公園)  北多摩2号水再生センターの屋上空間に設けられた、少年野球場、テニスコート、自由広場などからなる公園です。広場の一角には、ツイストボード・バランスハンガー・背延ばしベンチ・ローラーボードなど9種の健康遊具が備わっています。園路縁石に下水汚泥の焼却灰を成形焼成したメトロレンガを使い、溶融スラグや樹皮舗装など再生品を広場の基盤などに多用しています。年末年始の休みを除き、午前9時から午後9時まで開園しています。

この広場では園路の縁石や広場の舗装等に約50,000個のメトロレンガを使用しています


出口から見ると広場が建物の上にあるのがよく分ります


13:04  石田大橋北  


ここから分岐して寺之下親水公園を訪ね、戻ってきます


13:09  寺之下親水公園  


石田大橋北 へ戻ってきました


府中用水(清橋)


中央自動車道をくぐります


13:24  谷保堰  やぼぜき


コサギ がいました


武蔵野の路 是政・昭島コース 案内板


13:37  府中用水取水口  

府中用水は、多摩川の水を日野橋下流の青柳で取水した河川水と、青柳・立川崖線の湧水が合わさり、国立及び府中の田畑を潤し、是政の地で再び多摩川に戻る約6kmの農業用水です。七ヶ村用水(上下谷保・青柳、府中三宿と是政)とも呼ばれ、江戸時代初期の17世紀中頃に古多摩川の河床跡を利用し開削されたと思われます。
都市化と共に府中用水の利用も減少し、府中側ではほとんどが暗渠となる中、国立側に残る部分が開渠として残り、かつての里山風景を保っています。
府中用水取水口は、明治33年に造られたコンクリート製で、取水側は御影石張りで取水側4扉の樋門からなる大型なものです。毎年5月下旬に開かれ、稲作の終わる9月下旬頃閉められます。下流に谷保堰があり、府中用水本流と谷保分水に大きく二分されたあと、枝分かれして各地の田を潤します。
平成18年(2006)農林水産省が選定した疎水百選に、国立の開渠部が東京都で唯一選ばれています。


13:49  青柳稲荷神社  

<説明板あり>旧青柳村、旧石田村の鎮守です。青柳と石田は、明治22年(1889)の谷保村との合村まではそれぞれ村として独立していました。青柳村はもとは多摩川南岸の青柳島にありましたが、多摩川の洪水で青柳島が流され、寛文11年(1671 )この地に移転しました。二月初午、九月大祭などの例祭が行われています。


13:53  青柳福祉センター  


元青柳村の常夜燈  青柳福祉センターの前、甲州街道に面したところにあります


第六小学校


14:00  矢川いこいの広場  



南武線と矢川北団地  


矢川駅が見えてきました


14:10  矢川駅 北口  ゴールしました


14:17 発の南武線で帰りました


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dのグラフ  5.7+(0.6)=6.3km→5.6+(0.6)=6.2km


国立市08 谷保田圃の原風景を探して のコースタイム

経由地 距離km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
谷保駅  0.00km  0:00  12:03
谷保天満宮  0.25km  0.25km  0:10  0:05  0:05  12:08  12:13
第三中学校  0.70km  0.95km  0:23  0:13  0:00  12:26  12:26
高速道路下  0.55km  1.50km  0:36  0:13  0:00  12:39  12:39
処理場広場  0.30km  1.80km  0:43  0:06  0:01  12:45  12:46
石田大橋北  1.05km  2.85km  1:01  0:18  0:00  13:04  13:04
 <寺の下親水公園>   0.30km  3.15km  1:07  0:05  0:01  13:09  13:10
石田大橋北  0.30km  3.45km  1:11  0:04  0:00  13:14  13:14
谷保堰  0.60km  4.05km  1:21  0:10  0:00  13:24  13:24
府中用水取水口  0.70km  4.75km  1:39  0:13  0:05  13:37  13:42
青柳稲荷神社  0.30km  5.05km  1:47  0:07  0:01  13:49  13:50
青柳福祉センター  0.25km  5.30km  1:50  0:03  0:00  13:53  13:53
矢川いこいの広場  0.50km  5.80km  1:57  0:07  0:00  14:00  14:00 
矢川駅  0.50km  6.30km  2:07  0:10  14:10 
2021/10/15(金) 晴  6.30km  2:07   1:54  0:13


国立市08 谷保田圃の原風景を探して の感想
南武線の谷保駅は「やほえき」です。谷保天満宮の説明板をよく見ると「やぼてんまんぐう」とあり、谷保堰の説明標識は「やぼぜき」となっていました。今まで「やほ」とばかり思っていたので、「やぼ」とかなが振ってあるのに気づきませんでした。改めて写真を見直してみると、谷保駅の入口には「Yaho Station」と書かれています。甲州街道の谷保天満宮前交差点標識は「Yabo Tenmangu Shrine」となっていました。谷保の地名は昔「やぼ」と呼ばれていたのを、「野暮」に通じるということで「やほ」にしたといわれているのは本当でしょうか。
「野暮天」という言葉は「谷保天」からきているという説について、それは違うという反論がありました。  <参考>野暮/やぼ - 語源由来辞典
北多摩2号水再生センターの屋上空間に造られた処理場広場は国立市公共施設白書によれば平成4年に開設され、面積25,151.38㎡と広大な施設です。最近建物の上に公園などを造るこのような施設が多くなったと感じます。
これで国立市の全コースを歩き終え、歩行距離は40.6kmでした。


以上です。
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