mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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小平市05 ROUTE5 小平ふるさとコース TOKYO Walking Map 2021.12.15

2021.12.15 (水)  晴  5.4km→6.0km
ルート:(逆)花小金井駅→円成院→小平ふるさと村→泉蔵院→ガスミュージアム→小平駅


コース04のゴール花小金井駅南口から北口へ移動します


花小金井駅改札口  北口へ


東京都福祉保健局のサイト

小平市05 ROUTE5 小平ふるさとコース
東京街道から歩き始め、FC東京グランド、ガスミュージアムで楽しんだら、小平ふるさと村へ入ります。小平の昔を再現したふるさと村を出て青梅街道を通り花小金井駅まで行きます。
最寄駅:小平駅(西武鉄道) 小平駅入口(ぶるべー号)   所要時間:約1時間21分   距離:約5.4km   消費カロリー:約220kcal   歩数:約7714歩


  花小金井駅 北口  スタートしました  コースマップとは逆に歩きます


13:48  4円成院  中へ入ります

円成院|小平市花小金井にある黄檗宗寺院 - 猫の足あと
黄檗宗寺院の円成院は、野中山と号します。円成院は、宝永2年(1705)に武蔵国多摩郡上谷保村(現国立市)に創建された円成院を享保12年(1727)に引寺、矢沢大堅(享保元年1716年)が開基となり、実山道伝を勧請して開山したといいます。


 地蔵菩薩  円成院の前の道路を挟んで向い側にありました


青梅街道に入り、小金井街道を越えます


 子守地蔵  コースマップに書かれていました


14:06 武蔵野神社  中へ入ります

武蔵野神社|小平市花小金井の神社 - 猫の足あと
武蔵野神社は、北野中新田の開発が一段落した享保9年(1724)に、上谷保村から毘沙門天を村の鎮守として遷宮したといいます。明治維新の際、末社の猿田彦大神を村の鎮守として祭祀、武蔵野神社と改号、明治41年諏訪神社を合祀したといいます。


 高橋定右衛門墓  扉が閉まっていて墓地に入れませんでした

高橋定右衛門墓小平市文化財(史跡)に指定  市報こだいら:2016年4月5日号5面(抜粋記事) - 小平市
高橋定右衛門は、野中新田与右衛門組の名主でしたが、御門訴(ごもんそ)事件のリーダーの一人として品川県により逮捕・投獄され、厳しい尋問を受けて獄中で亡くなりました。御門訴事件は、明治2年(1869年)から明治3年(1870年)にかけて、武蔵野新田十二か村の農民が、品川県庁の門前で社倉制度(凶作に備えた備蓄制度)改悪に対して訴願を行って弾圧された事件です。


 地蔵・地蔵堂供養塔  コースマップに書かれていました


西武新宿線の踏切を渡ります


 東小平駅跡  説明板がないので具体的にどこだかは定かではありません

昭和15年に開業した駅で多摩地域の農村部の肥料として都内の糞尿輸送に利用されたが昭和28年に小平駅に吸収され廃駅になった。


小平ふるさと村入口です  右が多摩湖自転車歩行者道


作品名「遺失物」


14:23  3小平ふるさと村  中をじっくり見学します

小平の歴史を後世に伝えるため、園内に古民家等を移築・復元して公開しています。
小平ふるさと村
小平市は、寄贈を受けた旧小川家住宅玄関棟ほか4棟の建物を解体保管してきました。市民の皆さんの郷土の文化に対する関心の高まりに応え、これらを文化遺産として後世に伝えていくために、「旧神山家住宅主屋」、「旧鈴木家住宅穀櫃」「旧小川家住宅玄関棟」「旧小平小川郵便局舎」を移築復元し、「開拓当初の復元住居」「水車小屋」「消防小屋」等を建築し、平成5年5月に小平ふるさと村として開村しました。
小平ふるさと村ホームページ


旧神山家住宅主屋  

この建物は江戸時代後期と推定される時期に、小金井から「廻り田新田」に移築されたものです。その際、間取りが広間型から喰違い四ツ間型に変更されました。したがって、江戸時代中期における武蔵野新田農家の特徴をとどめ、また後期にかけての移り変わりもよく示している建物です。小平市指定有形文化財第8号(平成4年3月27日指定)、延床面積:127.85平方メートル、旧所在地:回田町129番地、解体工事:昭和54年2月~4月。


旧鈴木家住宅穀櫃(こくびつ)

この穀櫃は、当初花小金井の秋山家にあったものを大沼町の鈴木家が譲り受けたものです。 大地主として財力のあった秋山家が、明治維新の動乱期に備えて建てたものと考えられ、江戸時代後期に、近郊各村に造られた稗倉の形式を伝える貴重なものです。小平市指定有形文化財第9号(平成4年3月27日指定)、木造平屋建茅葺寄棟造り、延床面積:14.87平方メートル、旧所在地:大沼町2丁目874番地、解体工事:昭和54年12月10日~22日。


水屋


開拓当初の復元住居  

この建物は、江戸時代初期の小平開拓当初の農民住居を復元したものです。 小平の開発にあたって、開発名主であった小川家に残る小川家文書(東京都指定有形文化財)によると、「間口を広く、奥行きを狭く建て、建方は丸太の柱を掘立にし、藁または茅麦藁(かやむぎわら)等で屋根を葺き、細竹を編んだ床、あるいは籾殻(もみがら)、藁屑(わらくず)等を敷きその上に莚(むしろ)を敷く。木造平屋建茅葺寄棟造り、葦壁、延床面積:43.66平方メートル。復元工事:平成3年5月~4年3月。


水車小屋  

享保年間以降に小川新田・大沼田新田が開かれると、その末流が村々の飲料水になりました。この分水には水車が盛んに仕掛けられるになりましたが、そのほとんどは自家用ではなく商売用として脱穀・製粉するためのもので、「上水記」によれば、天明8年(1788年)の調べで、玉川上水の分水にかかる水車は33か所にものぼりました。木造平屋建切妻杉皮葺、延床面積:9.93平方メートル、新築工事平成4年7月~11月、水輪直径272センチメートル


旧小川家住宅玄関棟  

この建物は、旧小川村及び小川新田村の開発事業の中心的役割を果たしてきた、名主の小川家に代々継承されてきたものです。 創建時の棟札によって、この建物が文化2年(1805年)3月13日着工、同年5月25日に完成したことが明らかになりました。小平市指定有形文化財第10号(平成5年3月1日指定)、木造平屋建茅葺入母屋造り、延床面積:36.99平方メートル、旧所在地:小川町1丁目2370番地。


かきの木公園  


旧小平小川郵便局舎  

局舎は、明治41年(1908年)建築の和風建築で、わが国に現存する郵便局舎の中でも、古いものの一つです。当初は集配業務を行い、また昭和初期からは電話交換業務も行っていました。和風平屋建、赤茶色の屋根、窓口は鉄格子、屋根の2か所に〒マークがあります。小平市指定有形文化財第1号(昭和58年3月31日指定)、木造平屋建、鉄板平茅葺入母屋造り、延床面積:128.88平方メートル、明治41年11月15日竣工、旧所在地:小平市小川町1丁目2072番地、解体工事:平成2年7月3日~。


消防小屋

消防小屋には、昭和3年(1928年)製作の手動ポンプ車や、「小平村第十六部地利水利図」と書かれた現在の回田町域内の地図が展示してあります。明治~昭和初期に製作されたもので、いずれも小平市内にあったものです。木造平屋建、延床面積:22.8平方メートル、新築工事平成2年5月~3年3月。


まるいポストのまち こだいら


14:36  花街道花壇  新小金井街道手前


 多摩湖自転車歩行者道 を振返ったところ


西武新宿線 新小金井街道跨線橋  


 歩行者用 地下道  


 大沼田用水築樋  

土地の高低差をなくして、用水の水が流れるように土手を作った様子がわかります。


 錦城高校南交差点  ここを右折します


東京街道に入ってすぐここを左へ


14:56  2泉蔵院  中へ入りました

1744年開創の天台宗延暦寺派の寺院で経塚跡(多宝塔)や當麻家の墓塔などがあります。

泉蔵院|小平市大沼町にある天台宗寺院 - 猫の足あと
台宗寺院の泉蔵院は、当麻山と号します。泉蔵院の創建年代等は不詳ながら、青梅市今寺報恩寺の塔頭だったといいます。大沼田新田開発に伴い、延享元年(1744)に泉蔵院を当地へ引寺、大沼田新田を開発した名主弥右衛門の先祖と百姓傳兵衛の先祖とを開基とし、運承法印を勧請して開祖としたといいます。


新青梅街道に出ました


15:13  1ガスミュージアム  に着きました  中へ入ります

赤レンガのガス灯館、くらし館、そして庭園のガスライトガーデンがあり、ガスの歴史を勉強できる趣のある施設です。
東京ガス:GAS MUSEUM ガスミュージアム
ガスミュージアムは、東京ガスの事業の歴史とくらしとガスのかかわりをご紹介する歴史博物館です。明治のはじめにガス灯が灯って以来、台所やお風呂・暖房などいつも私たちのくらしと共にあったガスの歴史を赤レンガの洋館の中でゆっくりお楽しみいただけます。開館時間 10:00 〜 17:00  休館日 月曜日、年末年始   無料

ガス灯館  

明治42年建築の東京ガス本郷出張所の建物を移設復元したものです。

受付で検温・手の洗浄・アンケート記入してから見学しました

ガス灯館:ガス灯館の場所文明開化のシンボル・ガス灯とその時代に描かれた錦絵等を展示し、日本のガス灯の誕生と普及事業、ガス灯とともにあった人々のくらしをご紹介します。
入口前にあったガス灯


ガスライトガーデン  外にも展示物がいくつかありました


続いて くらし館 に入ります

明治45年建築の東京ガス千住工場計量器室を移設復元したものです


 ガスミュージアム全景 


13:35  東京ガス武蔵野苑  ガスミュージアムの通りを挟んで向い側にあります


 FC東京 クラブハウス  関係者以外立入禁止の張り紙があり中へ入りませんでした
東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド(FC東京 小平グラウンド) | FC東京U-18ファンサイト|Club Youth Football.com

東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド(FC東京 小平グラウンド)では、主に新人戦予選や関東クラブユース選手権の予選が開催されます。 また、FC東京トップチームの練習場としても使用されています。


錦城高等学校  FC東京 小平グラウンドの真ん前にあります


稲荷神社  東京街道沿いにあります


だいぶ暗くなってきました


16:00  陣屋門  

いわゆる「ちぶさ門」で、名主家の門の中では馬に乗ったまま通ることができる代官屋敷の門に匹敵するものです。


多摩済生病院入口交差点   ここを左へ


16:04  小平駅  北口  ゴールしました


16:10発拝島行に乗りました


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dのグラフ  5.4km→6.0km


小平市05 ROUTE5 小平ふるさとコース のコースタイム

経由地 距離km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
花小金井駅  0.0km  0:00  13:42
円成院  0.3km  0.3km  0:08  0:06  0:02  13:48  13:50
小平ふるさと村  1.6km  1.9km  0:53  0:33  0:12  14:23  14:35
泉蔵院  1.1km  3.0km  1:19  0:21  0:05  14:56  15:01
ガスミュージアム  0.7km  3.7km  1:51  0:12  0:20  15:13  15:33 
小平駅  1.7km  5.4km  2:22  0:31  16:04 
2021/12/15 (水) 晴  5.4km  2:22   1:43  0:39


小平市05 ROUTE5 小平ふるさとコース の感想
コース04のゴールが花小金井駅なのに、コース05のスタートをなぜ一つ先の小平駅にしているのか理由が分りません。コースルートとは全く逆に歩くことにしました。
このコースも街道歩きが多く、青梅街道を1.3km、新青梅街道も1.3km、新小金井街道を1.1kmと全体の三分の二以上を占めています。小平ふるさと村は西東京市コース14の新町を起点とした多摩湖自転車歩行者道沿いにありました。この道は狭山・境緑道とも呼ばれ、小平グリーンロードにもなっています。
小平ふるさと村、ガスミュージアムは無料の施設です。時間をかけて見学したため、ゴールするころには陽が沈み始めていました。
これで小平市を歩き終え、実際歩行距離は5コースで32.0kmでした。


以上です。
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