福生市03 熊川分水巡りコース TOKYO Walking Map 2022.3.2
2022.3.2 (水) 晴時々曇 3.9km→4.4km
ルート:(逆)熊川駅→地頭井戸→千手院→福生南公園→熊川神社→福生第二小学校→共光稲荷→拝島駅
コース02のゴールと同じ熊川駅前がスタート地点です
東京都福祉保健局のサイト
福生市03 熊川分水巡りコース
最寄駅:拝島駅(JR) 拝島駅(立川バス) 拝島駅(西東京バス) 所要時間:約58.5分 距離:約3.9km 消費カロリー:約175.5kcal 歩数:約5600歩
13:37 熊川駅 スタートしました
奥多摩街道を渡って左に見える細い道へ入ります
鍋ヶ谷戸交差点 再び奥多摩街道に出て右折します
消防署前を過ぎて右折します
福生院 熊川通りにあります
福生院|福生市熊川にある臨済宗建長寺派寺院
鎌倉五山寿福寺派。寺伝によれば応永18年(1411年)開山。足利四代将軍足利義持を開基として創建されたと伝えられています。
福生院の向いに何やら石柱のようなものがいっぱい立っています
遺跡かと思って中へ入ったのですが、どうやら個人の敷地らしく何の説明板もありません
熊川通り
12:07 地頭井戸
市登録文化財。江戸時代の旗本(地頭)の長塩氏が水不足に悩む領民の為に井戸を掘り与えたとの伝承を持つ。
伝 地頭井戸 | 福生市郷土資料室
この井戸は古くから熊川地域で「地頭井戸」と呼ばれています。名の由来は、江戸時代に熊川鍋ヶ谷戸地区を知行した徳川幕府の旗本長塩氏が、水不足に悩む領民のために井戸を掘り与えたと伝えられる伝承に基づいています。旗本長塩氏と村民との支配体制や当時の社会構造を考える上でも貴重な資料です。
熊川公園 熊川神社の境内にあります
熊川神社 後でまた来ます
熊川分水周辺案内図
熊川分水を「景観重要資源 第1号」に指定しました|東京都福生市公式ホームページ
熊川分水は、熊牛稲荷児童遊園に隣接する玉川上水からの取水口を起点とし、福生南公園東側のどうどうの滝から下の川に注ぐ、全長約2,075mの水路で、熊川地区の生活用水、灌漑用水として明治23年(1890年)に完成し、以後、地域の生活になくてはならない用水として利用されてきました。
熊川分水
睦橋通り を横切ります
石川酒造
石川酒造 入口 中の様子を覗いて見ました
【石川酒造株式会社】歴史ある地酒・地ビールを楽しめます
国の登録有形文化財に指定された建造物を6 棟有する歴史ある酒蔵。大きなケヤキが見守る敷地には、ゆるやかに時間が流れ、季節ごとの日本酒やビールの魅力に出会うことができます。
本蔵
国登録有形文化財。「多満自慢」が醸造されている本蔵は、明治13年の建築。約25m×28m の規模をもち、高さは約13m。300坪の瓦が敷き詰められています。石川酒造の発展を見守る大切な建物です。
熊川分水
熊川分水:明治19(1886)年から明治23 年にかけて、玉川上水から生活用水としてひかれたもの。この工事には、石川家を中心とする熊川村の人々が携わりました。
夫婦欅
夫婦欅:樹齢400年を超える欅です。 根元にお祀りされているのは、お米の神様「大黒天」様と、お水の神様「弁財天」様。この二柱の神様はお酒造りのいわばベストカップル。石川酒造では毎朝タ、酒造りの精進を祈っています。
仕込み水(右の欅の前) 文庫蔵(後方の白い建物)
仕込み水:「水」は日本酒の甘辛の決定や酒の品質を左右する上で最も重要な位置付けにあり、当蔵では150m 地下より汲み上げる上総層群・東久留米層下部層より汲み上げた地下天然水(中硬水)を使用しています。
文庫蔵:面は一般公開していませんが、文久3(1863)年の建築で文庫を収納する土蔵。国登録有形文化財。
麦酒釜の館 と 御神木
麦酒釜の館:1887年(明治20)にビール醸造事業に着手。翌年「日本麦酒」の商標で麦酒を発売した石川酒造。その時使用していたビール釜です。時期尚早であったため、ビール醸造はわずかな期間しか行われませんでした。この「麦酒釜の館」はそんな歴史の証として、最初の醸造から奇しくも100年目にあたる1987年(昭和62)に塩野谷博山氏に依頼し建立しました。
御神木:樹齢700年を経た御神木。樹高、幹周ともに市内最大級の樹木である御神木は「石川家のケヤキ」として平成2年2月22日福生市指定天然記念物に指定されました。幹周は4.48メートル!
南稲荷神社 石川酒造の目の前です
すごい迫力です
ケヤキ 福生市指定天然記念物
南稲荷神社境内のケヤキ | 福生市郷土資料室
南稲荷神社のケヤキは、細枝の伸張がよく、直径約20mにもおよぶ天蓋が特に目立ちます。市内最大級のケヤキです。樹高26.6m・幹周4.28m。
12:33 千手院 中へ入ります 境内の向う側は多摩川です
枝垂れ桜の山門をくぐると本堂があり、夷春楓伯禅師坐像と達磨大師坐像は市の有形文化財に指定されている。お立ち寄りの際は、御参りしてみてはいかがでしようか。
寺院概要 | 福生市にある臨済宗建長寺派 大慈山 千手院
山号:大慈山 院号:千手院 宗派:臨済宗建長寺派 本尊:千手観世音菩薩 開山:夷春伯禅師
開創:元和元年(1615年)
崖を下ると多摩川に出ます
階段の途中に「どうどうの滝」の文字が見えます
福生の風景~どうどうの滝~... - 福生市観光案内所まちなかおもてなしステーション
福生を流れる玉川上水の分水のひとつ『熊川分水』その終点近くに位置するのが『どうどうの滝』です。南稲荷神社のお隣、石川酒造の中を通り抜ける熊川分水がその先の畑や住宅の横を通り、多摩川沿いの河岸段丘を滝となって下っていきます。“滝”と言っても断崖絶壁から落ちているのではなく、水路が坂道になっているイメージです。
12:42 福生南公園 現在地は案内図の中央やや右側になります
施設案内 多摩川緑地福生南公園|東京都福生市公式ホームページ
野球、テニス、ゲートボール、1.5キロの周回ジョギングコース、本格的なアスレチック遊具など運動公園としても充実しています。
じゃぶじゃぶ池 から おひさま広場 方面
福生南公園 の一番北側 から レンガの広場 方面
福生南公園 入口そばの遊具
6.コスミック・エレベーション 作:鹿田 淳史、箱根彫刻の森美術館監修
場所:福生南公園 入口
睦橋東交差点 を渡ります
睦橋通りに出てすぐこの階段を下ります
12:56 下の川緑地せせらぎ遊歩道公園
福生第五小学校
せせらぎ通り に沿った遊歩道を進みます
この階段を上ります
展望広場に出ました
先ほど通過した熊川神社に戻ってきました
13:05 熊川神社 参道手前左側になんかの門が見えます
杜の美術館 でしたが休館中でした
熊川神社 に入るとすぐ目につくのは七福神 の石像です
恵比寿
大黒天
寿老人
稲荷神社・山神社
弁財天
福禄寿
毘沙門天
布袋
熊川神社拝殿 と本殿
熊川神社 | 神社と御朱印
創建年代は不詳。平安時代初期、多摩川で産鉄を営んでいた部族が、鉄神として白蛇神(宇賀神)を祀った礼拝塚(糠塚)が起源といわれる。幕末までは礼拝大明神と称していたが、1870(明治3)年に熊川神社と改称した。
熊川公園
熊川神社を出るとすぐ奥多摩街道に出ますが、横断歩道がないため地下道に入ります
13:16 福生第二小学校 前を通過
五日市線の線路脇に出ました 向うに見える林は工事中で通れなかった日光橋公園です
手前が五日市線、その次が青梅線、一番向うは八高線です
16号線をくぐります
13:33 共光稲荷 に着きました
1906年に創建された社は、拝島駅周辺住民の信仰を集め、先人達により修復が施されながら現在に至る。
共光稲荷神社|福生市熊川の神社
共光稲荷神社は、明治39年に創建、拝島駅周辺の方々により護持されているといいます。
13:37 拝島駅 南口 ゴールしました
Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ
カシミール3Dのグラフ 3.9km→4.4km
福生市03 熊川分水巡りコース のコースタイム
経由地 | 距離km | 累計km | 総h | 所要h | 見学h | 着t | 発t |
---|---|---|---|---|---|---|---|
熊川駅 | 0.0km | 0:00 | 11:56 | ||||
地頭井戸 | 0.6km | 0.6km | 0:12 | 0:11 | 0:01 | 12:07 | 12:08 |
石川酒造、南稲荷神社 | 0.8km | 1.4km | 0:34 | 0:17 | 0:05 | 12:25 | 12:30 |
千手院 | 0.2km | 1.6km | 0:39 | 0:03 | 0:02 | 12:33 | 12:35 |
福生南公園 | 0.7km | 2.3km | 0:48 | 0:07 | 0:02 | 12:42 | 12:44 |
熊川神社 | 0.4km | 2.7km | 1:16 | 0:21 | 0:07 | 13:05 | 13:12 |
福生第二小学校 | 0.2km | 2.9km | 1:20 | 0:04 | 0:00 | 13:16 | 13:16 |
共光稲荷 | 0.8km | 3.7km | 1:38 | 0:17 | 0:01 | 13:33 | 13:34 |
拝島駅 | 0.2km | 3.9km | 1:41 | 0:03 | 13:37 | ||
2022/03/02 (水) 晴時々曇 | 3.9km | 1:41 | 1:23 | 0:18 |
福生市03 熊川分水巡りコース の感想
熊川分水は熊川駅近くの玉川上水から取水し、生活用水、灌漑用水として熊川地区を経て、福生南公園手前のどうどうの滝を通り下の川経由多摩川に注いでいます。明治23年(1890年)に完成したとのことですが、きれいに整備されていました。地元の「熊川分水に親しむ会」の努力がうかがえます。熊川分水に親しむ会 – ふっさボランティア・市民活動センター
暗渠で見えないところもありますが、道路沿いだけでなく石川酒造の敷地内も通っていました。福生市のホームページでは「全長約2,075mの指定箇所には、景観重要資源指定の表示板を設置し、熊川分水が地域の貴重な財産であることを周知していく」とありました。
これで福生市5コースを歩き終え、実際歩行距離は25.7kmでした。
以上です。
福生市02 ⇨ 福生市03 ⇨ 福生市04
水辺散策 文化と森
























































































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