mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

2022.03.25 高尾山ピンバッジ~滝巡り(蛇滝~御主殿の滝~棚沢の滝~青龍寺の滝)

2022.03.25(金)晴  13.3km
ルート:高尾山口駅~高尾病院~ケーブル高尾山駅~蛇滝~高尾梅郷~城山林道~御主殿の滝~八王子城跡~柵門台~棚沢の滝~清龍寺の滝~松竹橋~川原宿大橋


高尾山トクトクブックの2021年度ピンバッジ引き換え初日です。5:45に家を出て高尾山口駅へ向いました。
昨年、一昨年は新型コロナウイルスの影響で引き換え日が延期になりましたが、今年は予定通りの日程です。
「2021年度高尾山トクトクブック」ピンバッジ引換えについて お知らせ|京王グループ
2022.03.17  東京都の「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」は3月21日で解除される見込みになりました。この政府の発表を受け「2021年度高尾山トクトクブック」のピンバッジ引換えは、予定どおり実施いたします。なお、スタンプの救済処置は下記のとおりとさせていただきますので、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
                                           記
1.ピンバッジの引換え日程に変更はありません。
   ・3月25日(金)、26日(土) 8時30分~11時 ケーブルカー 高尾山駅特設会場
  各日1200個引換え予定、無くなり次第終了
 ・3月27日(日)以降 9時~16時 ケーブルカー 高尾山駅  600個 無くなり次第終了
   今回は1~3月のスタンプは押印不要措置※としますので、3月28日(月)以降はケーブルカー清滝駅

          でも引換えさせていただきます。9~16時 無くなり次第終了


今日はピンバッジをもらった後、滝巡りをします。きっかけは昨年2021.11.20に八王子いちょう祭り関所オリエンテーリングに参加した際、起点追分近くの出版社の前に置かれた一冊の本です。甲州街道のいちょう並木通りにあるその揺籃社は八王子城に関する本を何冊も出版しています。その中の「改訂新版八王子城」を購入しました。
揺籃社発行 改訂新版八王子城 1989.12.301刷  1990.03.202刷  2001.12.013改訂新版発行

その中に八王子城周辺のマップがいくつか載っています。「城を知る5つのコース」のマップに聞いたことのない滝が二つ描かれていました。


城を知る5つのコース 拡大  八王子城跡の西側に「棚沢の滝」「清龍寺の滝」 


これはぜひ訪ねてみたいと思い、春を待って今日行くことにしたのです。
途中道が険しいと説明文にあったので、引返すのを覚悟で恐る恐る出かけました。


7:08  高尾山口駅  標高190m スタートしました  ピンバッジ目的と思われる人が多くいます


7:13  ケーブル清滝駅  通過  既にケーブルを待つ人がいました


7:51  霞台園地  


7:55  ケーブル高尾山駅  標高473m


3月分のスタンプを押しました


7:55  ピンバッジ引換所  引き換えは8:30からです


既に長い列ができています


霞台園地を過ぎても列が続きます


サル園を過ぎてタコ杉前でもこの列です


終りが見えません


切株の上の折り紙は桜でした


7:59  ようやく最後尾です  すぐ先は浄心門  列の長さは約300m


8:30の配布開始まで、ここで待ちます


しばらくするとスタンプのチェックと整理券を持った人が回ってきました

昨年までは人数と思われる番号が書かれていましたが、「2」しか書かれていません
通りがかりの人がこれは200番台を表していると説明していました


整理券の裏面


8:34  ようやく列が動き出しました


8:40  列が進んでサル園前  続々と人が来ます


8:53  ピンバッジ をもらいました


列が続いていますが、八王子城跡へ向うため ここを右へ曲り蛇滝へ下りていきます


2号路分岐点から蛇滝線歩道へ


福王稲荷大明神  


9:16  蛇滝  標高308m  立入禁止で近寄れません  奥にかすかに見えます


9:28  高尾梅郷  梅がまだ少し残っていました


湯の花梅林 も見えます 


9:33  蛇滝バス停前 標高201m を左折


いのはなトンネル列車銃撃慰霊碑の案内


ちょっと寄り道して右の「いのはな慰霊碑」へ行ってみます


ここにも梅林がありました


いのはな慰霊碑  

総務省|一般戦災死没者の追悼|いのはな慰霊碑、戦災死者供養塔
終戦間近の昭和二十年(一九四五)八月五日 真夏の太陽が照りつける午後十二時二十分頃 満員の新宿発長野行き四一九列車が いのはなトンネル東側入口に差しかかったとき米軍戦闘機P51二機または三機の銃撃を受け 五十二名以上の方々が死没し 百三十三名の方々が重軽傷を負いました この空襲は日本最大の列車銃撃といわれています  私どもは この戦争の惨禍を決して忘れることができません  ここに 確認された犠牲者のお名前を書きとどめ ご遺族とともに心からご冥福をお祈り申し上げ 現在の平和の日々をかみしめ 戦争を知らない世代へこのことを語り伝えます   平成四年八月五日 いのはなトンネル列車銃撃遭難者慰霊の会


中央線の踏切を渡ります


このトンネルは閉鎖されています  前回も通れませんでした  大きく迂回します


中央線 の向うは高尾山方面


ここを左折して八王子城山方面へ  右下に荒井梅林が見えます


このトンネルを抜けます


トンネルを抜けたところにあった荷物運搬用レール  山の上の方まで続いています


ここで折り返します


中央高速道と圏央道のインターチェンジ


先ほどの閉鎖されていたトンネルの出口  かなり大回りしてきました


10:06  摺指分岐点  標高272m  ここから本格的な山道に入ります



10:28  駒木野バス停方面分岐点  標高415m  八王子城山方面へ


八王子城山方面へ左折して約200m地点から城山林道方面へ入ります


御主殿跡方面分岐点 標高405m  案内標識がありました


狭い急坂でロープが張られています  かなりの急こう配です


道はかなり荒れています


10:51  ようやく道が広くなりました


御主殿跡入口 です


11:05  すぐ右にある御主殿の滝  標高248m

御主殿の滝 | お城めぐりFAN
八王子城は、天正18年(1590)、豊臣秀吉の武将、前田利家、上杉景勝らの攻撃で落城する。この時、御主殿にいた女子供が、滝の上で自刃、滝に身を投じ、その血で城山川の水は三日三晩、赤く染まったと言い伝えが残る。


曳橋(ひきばし) をくぐります


御主殿跡  


11:14  八王子城跡 管理棟  標高234m


マンホール  


エントランス広場  


立体模型がありました


八王子城本丸方面へ  山道へ入ります


かなりの急こう配を上っていきます


金子丸 (金子曲輪)標高311m


開けたところから八王子中心部が一望できます


11:47  柵門台  標高366m  松竹方面へ右折します


通行注意  木橋


炭窯跡  ?


12:14  棚沢の滝分岐点 標高236m 案内板はありません


12:23  清流不動跡  標高257m  かなり朽ちています


道が不明瞭になり、沢伝いに上っていきました  この辺りは水が流れていません


かなり荒れています


12:54  棚沢の滝に着きました  標高342m 水量が少なく今ひとつ迫力に欠けます


道なき道を上ってきてかなり足にきたので、ここで休憩を兼ねて昼食をとりました


一緒に行ったTさんと


来た道を戻ります  下りるのも一苦労です


13:43  分岐点 標高236m に戻ってきました


13:44  清龍寺の滝分岐点 標高234m 前の分岐点から数10m、 こちらには案内板があります


こちらの道は棚沢の滝の道よりは分り易くはっきりしています


振返ると一人の男性がついてきています
途中で追い抜かれ、どこまで行くのか問いかけたところ、分岐点に清龍寺の滝の案内があったので、滝を見に行くとのこと。後から聞いたら八王子城跡の駐車場に車を止めてきたと言っていました。


ピンクリボンも目につくところにありました


13:59  清龍寺の滝 標高292m が見えてきました  


落石注意(自己責任)



下段がよく見えるところまで近づくと、中段・上段の滝が見えません



全体が見えるところに行くと中段が見えにくくなります


14:26  清流寺の滝分岐点に戻ってきました  松竹方面へ行きます


14:40  松嶽稲荷神社 前を通過


14:50  松竹橋 標高194m を渡って陣馬街道に出ました


松竹バス停高尾駅北口行は14:44発で次は15:44なので、川原宿まで歩きます


途中のバス停  上川原宿 


川原宿大橋 


川原宿大橋バス停 標高181m  15:09発高尾駅北口行に乗りました


Google マイマップ Geographica のトラックデータ


カシミール3Dのグラフ 距離 13.3km

ピーク左からケーブル高尾山駅、駒木野バス停方面分岐点、柵門台、棚沢の滝、清龍寺の滝

カシミール3Dのグラフ 時間 7時間8分


2022.03.25 高尾山ピンバッジ~滝巡り(蛇滝~御主殿の滝~棚沢の滝~青龍寺の滝)の感想
昨年11月20日八王子いちょう祭り関所オリエンテーリングで手に入れた「改訂新版八王子城」に、棚沢の滝と清龍寺の滝が書かれています。訪ねたいと思っていたのですが、冬場は避けていました。桜も開花し季節もよく、しかも今日は快晴です。
いつも一緒に外秩父七峰縦走ハイキング大会に参加しているTさんに声をかけました。Tさんも棚沢の滝と清龍寺の滝のことは知らないといい、興味を持ってくれたようです。聞くところによるとこれら滝の周辺で過去死亡事故も発生しているというほど危険性もあります。荒れた道、大きな岩場がごろごろした沢伝いの道、落石の危険など、一人では躊躇してしまいそうな場所ですが、Tさんが一緒なので心強いです。
案の定棚沢の滝・清龍寺の滝は観光案内書に載せられない秘境の滝でした。危険性からして、道標も設置できないのだと思います。あまり知られていない場所へ行った変な優越感がある一方、また行きたいかと問われたら、正直言って「もう結構です」と言ってしまいそうです。帰りのバスで足がつりそうになり、じっとしていても痛みを感じました。さらに帰って靴下を脱いだところ、なれていない新しい登山靴で左足に大きな血豆ができていました。満足感がありつつ、かなりダメージを感じて変な気分です。


以上です。
2019.3.9 高尾山ピンバッジ  2020.08.07 高尾山ピンバッジ  2021.04.02 高尾山ピンバッジ