関東ふれあいの道 千葉県コース25 九十九谷をたどるみち
ブログを始める前に行ったところの振り返りです。
2017年06月07日(水)10:22~14:30 曇
距離:17.7km→15.9km(通行止による迂回)/難易度:3/標準時間:5時間45分→実際時間:4時間08分/撮影ポイント:鹿野山神野寺 仁王門
ルート:佐貫町駅-バス→<神野寺バス停>~白鳥神社(九十九谷展望園地)~神野寺~マザー牧場~465号分岐~迂回路~日笠~<東粟倉> (通行止省略:石射太郎山)~(植畑上郷バス停)-バス→木更津駅
千葉県コース25 九十九谷をたどるみち(逆回り)
石射太郎山からクヌギ、コナラなどの雑木林、スギなどの人工林の中の山道を進むと芹集落に出ます。芹から一旦県道に出て、そのまま進むと林道に入ります。小鳥のさえずりを聞きながら更に進むとマザー牧場に出ます。ここから車に注意しながら県道を神野寺まで進みます。ここは、白鳳年間に聖徳太子により建立された名刹であり、その山門は、国の重要文化財に指定されています。さらに進むと白鳥神社があり、ここには九十九谷を一望できる展望園地があります。
No.25九十九谷をたどるみちでは、倒木等により通行止めとなっておりましたが、一部区間については規制解除となりました。この度の規制解除に伴い、新たに設定した国道465号を通過する迂回路は、歩道がありません。車両に十分注意して通行してください。全ルート開通までの暫定措置として、迂回路についてはタクシー等を利用し、分岐点からスタートした場合も踏破認定の対象とします。また、通行止めを継続している区間については、歩道が崩落しておりますので引き続き利用をお控えくださいますようお願いいたします。
千葉県コースのお知らせによると一部通行止めとなっているということなので、国道465号を通過する迂回路を行くことにしました。距離は大幅に短くなりますが、実際距離の15.9kmには神野寺バス停から起点の白鳥神社までと、終点そばの日笠から東粟倉バス停までを加えています。
9:50 内房線佐貫町駅9:47着
9:50 天羽日東バス鹿野山線神野寺行
バス時刻表では9:56発の10:24着です。少し早目に神野寺に着きました。料金570円。
10::22 起点は1.0km先の白鳥神社社ですが、バスが通っていないのでここから歩いて往復します。コース25スタートしました。
10::22 鹿野山(かのうざん)神野寺(じんやじ)の案内
推古天皇6年(598)聖徳太子の開山により始まりました。現在の地名ともなっている鹿野山は、当山の山号であり、太子が当寺を建立する際、野生の鹿が沢山集まった事からインドのお釈迦様の初転法輪の地(鹿野苑)にちなみ、山名を名付け「鹿野山」名称の発祥の寺院であります。
10:24 神野寺 仁王門
仁王門は諸堂伽藍へ向かうための結界です。門内には金剛力士像(仁王像)がお寺の守護神として安置されております。裏側には、多聞天・広目天が安置されています。
10:25 撮影ポイント:鹿野山神野寺 仁王門
10:40 白鳥神社
ここ白鳥神社は日本武尊に縁深く、その魂が白鳥となり飛来したとの伝説があります。神社奥の林内に、尊を祀った剣形の塚が建てられており、霊妙な空気が流れているかのようです。毎年4/28日の祭礼の際、神社の広場において「はしご獅子舞」が演じられます。この獅子舞の由来は、戦国時代永正元年(1504)に紀州高野山の名僧弘範上人が、真言密教布教のため、霊地鹿野山を訪れた時まで遡ります。 当時、奥高野には1匹の牡獅子とそれを慕う牝獅子が住んでおり、獅子が恋に燃え荒れ狂う様が、断崖を模したはしごの上で演じられます。
10:42 九十九谷(くじゅうくたに)展望園地
この公園からは、高宕山など上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景を眼下に一望することができます。これら山谷の織り成す景観を総称して九十九谷呼ばれており、夜明け前から日の出直後と日の入り前の情景は墨絵の世界にも例えられています。この景観は君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産及び、千葉県の眺望百景にも登録されています。
10:49 鹿野山ゴルフ倶楽部、白鳥神社から0.4km、マザー牧場バス停まで3.7km
10:59 白鳥神社から1.0km、マザー牧場バス停まで3.1km
11:16 鹿野山鳥居埼入口
丸みを帯びた小山の重なりと春霞の富士、のびやかな眺望を馬上で目にしている女性の感嘆が伝わってくる。広重の天保15年(1844)3月の房総の旅は、鹿野山(鹿埜山)の参詣が目的であった。この時に記した旅日記は『鹿野山行日記』と通称されている。「冨士三十六景」の「上総鹿楚山」では鳥居まで登ってきたところ、本図は先に進んで鳥居をくぐり、また下りだすところである。
11:17 山並みの向うに工場地帯が望めます
11:39 コース案内図
11:41 マザー牧場
11:49 白鳥神社から3.7km、神野寺から2.7km、マザー牧場バス停まで0.4km
12:21 マザー牧場バス停から1.9km、石射太郎山まで8.2km
通行止による迂回案内が見えます。
12:55 マザー牧場バス停から4.1km、石射太郎山まで6.0km
12:59 鹿野山トンネル
13:18
13:21 鹿野山から6.4km、石射太郎山まで4.2km
石射太郎山方面は通行止なので、迂回路として国道465号を植畑方面へ進みます。
13:33 九十九(つくも)トンネル
九十九谷展望園地は「くじゅうくたに」とかながふってあるのですが、九十九トンネルは「つくも」となっていました。近い場所なのに、なぜ読み方が違うのでしょうか。
13:59 根形、石射太郎山方面から来て左折し上総湊方面に進みます
逆に右折すれば終点の植畑上郷ですが、バスの時間が合いませんので日笠経由東粟倉へ向かいます。
14:30 東粟倉バス停
ゴールしました。
バスの時間まで20分以上あるので少し先まで行ってみます。
14:37 右折するとすぐ房総スカイライン料金所です。
また東粟倉バス停に戻り、14:54発の木更津行鴨川日東バスに乗りました。
15:31 バス車内
15:38 木更津駅西口、時刻表では15:40着なので少し早く着きました。料金800円。
15:40 千葉県国際観光モデルコース 上総コース
距離:17.7km→15.9km(通行止による迂回)/難易度:3/標準時間:5時間45分→実際時間:4時間08分
コース25の感想(2017年06月07日(水)10:22~14:30 曇)
内房線君津駅までは順調でしたが、乗継の各停が5分遅れたためバスに間に合うか心配しました。何とか乗れたバスは乗客5人、うち4人はマザー牧場で下車したので終点までは1人だけでした。神野寺から1km先の白鳥神社が起点ですが、そこには何の案内も見つけることができませんでした。九十九谷展望園地からの眺めは素晴らしかったです。神野寺からマザー牧場までコースマップでは2.8kmになっていますが、指導標では3.1kmとなっていました。歩いている途中で目の前を何か動物が横切りました。すぐに藪の中に消えたので写真を撮れませんでしたが、アナグマのような感じでした。国道465号線までの鹿野山林道は標高差200mの下りなので、バスの時間を気にしながら一気に駆け下りました。今度は大きな鳥が出てきて目の前を横切りましたが、メスのきじのようでした。前回No24石射太郎山にN025方面通行止めの看板があったため、迂回路465号線を根形~日笠~東粟倉まで向かいました。今日で千葉県全29コースを踏破しました。
コースタイム
都県 | NO | みち | 地点名 | 標高m | 区間km | 累計km | 正味h | 休憩h | 着t | 発t | 備考 |
千葉 | 25 | 九十九谷をたどる | <神野寺バス停> | 348.1 | 0.0 | 10:22 | |||||
千葉 | 25 | 九十九谷をたどる | 白鳥神社:九十九谷 | 351.5 | 1.0 | 1.0 | 0:18 | 0:05 | 10:40 | 10:45 | |
千葉 | 25 | 九十九谷をたどる | 神野寺 | 348.1 | 1.0 | 2.0 | 0:13 | 0:00 | 10:58 | 10:58 | 仁王門 |
千葉 | 25 | 九十九谷をたどる | マザー牧場 | 267.9 | 3.1 | 5.1 | 0:45 | 0:01 | 11:43 | 11:44 | |
千葉 | 25 | 九十九谷をたどる | 465号分岐 | 63.9 | 6.5 | 11.6 | 1:37 | 0:00 | 13:21 | 13:21 | |
千葉 | 25 | 九十九谷をたどる | <日笠> | 65.4 | 3.4 | 15.0 | 0:54 | 0:00 | 14:15 | 14:15 | |
千葉 | 25 | 九十九谷をたどる | <東粟倉> | 65.4 | 0.9 | 15.9 | 0:15 | 14:30 | |||
集計 | 25 | 九十九谷をたどる | H29.06.07水 | 17.7→ | 15.9km | 4:02 | 0:06 | 4:08 | ←総h | 曇 |
以上です。




























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