関東ふれあいの道 茨城県コース11 筑波山めぐりから旧参道へのみち
2018年03月28日(水)8:42~9:27、9:50~13:00 晴
茨城県コース11 筑波山めぐりから旧参道へのみち
距離:10.0km→11.1/難易度:2/標準時間:3時間00分→実際時間:3時間55分/撮影ポイント:男女川の案内板
ルート:筑波山神社入口バス停~筑波梅林~筑波山神社~大御堂~宮脇駅-筑波山ケーブルカー-筑波山頂駅~男女川(みなのがわ)~平沢管衙遺跡~北条大池
筑波山頂を起点とし、北条大池を終点とするコースです。見所は、筑波山と中腹に鎮座する筑波山神社です。筑波山神社は、イザナギノミコト(男体山)、イザナミノミコト(女体山)の二神を祀る夫婦和合、縁結びの神として信仰が厚く、参拝者で賑わっています。歴史的にも古く、常陸風土記や万葉集、古今和歌集に記されるなど、非常に由緒ある名社です。
今回1日目はコース11と12を回り、土浦で一泊して2日目はコース18を回ることにしました。2日間合計で50kmを超える長い距離です。
まず電車でつくばまで行きます。先日つくばに泊まった時は土浦からバスで行ったので、つくばエキスプレスに乗るのは初めてです。
7:02 北千住駅、つくばエキスプレスに乗り換え
7:03 7:08発つくばエキスプレス快速つくば行に乗ります。
つくばエキスプレス
秋葉原〜つくば間58.3kmを最高運転速度130km/h最速45分で結ぶため、高速走行安定性、急曲線・急勾配通過性能を重視した設計を行うとともに、沿線における振動・騒音の軽減など環境面にも配慮しています。
7:45 つくば駅A4番出口のすぐ前にあるつくばバスセンター1番のりば
山の格好をした数人が並んでいます。このあとすぐ後ろに長い列ができました。
8:39 筑波山神社入口バス停、大勢の登山客がここで下車しました。720円ICカード可
8:40 バス停前の観光案内所
8:42 コース11スタートしました。まず筑波梅林に行くため鳥居の方ではなく左に向かいます。
8:48 筑波山梅林入口
8:55 登山道、ここで一人すれ違いました。
8:56 筑波山梅林方面
8:57 筑波山梅林散策マップ
8:59 筑波山梅林
筑波山梅林は筑波山中腹(標高約250メートル付近)に位置する市営の梅林です。
4,5ヘクタールの園内には,白梅・紅梅・緑がく梅などが植えられており,早咲きのものは1月下旬に見頃となるものもあります。園内のいたるところには筑波石の巨岩が散在し,梅とのコントラストも素晴らしく,独特の野趣があります。林道から梅林最上部の「展望四阿(あずまや)」までは,木道(全長130メートル)が整備してあり,緩やかな傾斜でお年寄りの方や足の不自由な方でも登ることが出来ます。
9:00 筑波山梅林展望あずまや
9:06 来た時とは別の道で下ります。
9:09 下りてきた所の市営第3駐車場上にあった筑波山梅林方面の看板
9:10 駐車場前の案内図
9:11 神社方面近道
9:15 大御堂、工事中2020年3月完成予定
筑波山神社から徒歩5分程の場所にある大御堂は、坂東三十三観音霊場の 第二十五番札所になっている。
延暦の頃に、徳一法師の開山によって創建され、その後、弘法大師が入山し、 知足院中禅寺と号したといわれている。
9:18 参道、つくば道と書かれています。
9:18 紫峰牛(しほうぎゅう)
紫峰牛牧場は、茨城県の筑波山麓にあり約1500頭の黒毛和牛を肥育しております。日本百名山の一つとされる筑波山が朝日の光加減によって紫色に映ることから別名(紫峰・しほう)と呼ばれております。その麓で育ったところから(紫峰牛)と名付けられました。
9:19 参道
9:20 随神門
9:20 観光案内図
9:21 コース案内、筑波山神社周辺案内
9:22 筑波山神社
筑波山神社は坂東無双の名嶽とうたわれた筑波山を境内とし、万葉集に「二神の貴き御山と神代より人の言い継ぎ」と崇められているように、古代山岳信仰に始る国内屈指の古社である。西峯男体山頂(871m)の磐座に筑波男大神(伊弉諾尊)を、東峯女体山頂(877m)の磐座に筑波女大神(伊弉冊尊)を祀る。
9:24 男体山登山道入り口
山肌の色が朝は藍,昼は緑,夕は紫と,一日に幾度も表情を変えることから”紫峰”と呼ばれている筑波山。男体山,女体山の二峰を持つことから,生産のシンボル,神の住む山として,古くから多くの人々に愛され,信仰されてきました。
水郷筑波国定公園 筑波山案内図
9:26 筑波山ケーブルカー宮脇駅
筑波山神社隣の宮脇駅から筑波山頂駅を結びます。全長1,634m、高低差495mを毎秒3.6m、所要時間8分で一気に山頂駅の御幸ヶ原まで運行するわが国有数のケーブルカーです。
9:31 筑波山ケーブルカー切符 片道580円
9:42 ケーブルカー車内、皆上を向いています。
9:43 発車3分後、林の中を進みます。
9:45 下りとすれ違いました
9:50 ケーブルカー筑波山頂駅
9:51 御幸ヶ原展望台からの眺め。かすんでいて見通せません。
9:52 御幸ヶ原から女体山方面
9:52 男体山山頂方面
御幸ヶ原コースで下山開始です。
9:55 かなり岩がゴツゴツしています
9:59 御幸ヶ原から220m
10:07 御幸ヶ原から0.5km、筑波山神社まで1.6km
10:07 上を見るとこんな感じです。
10:10 男女川(みなのがわ)案内板
「みなの川」に、美那乃川・水無川・男女川などさまざまな当て字が行われた。ということは、それが、文字の使用される以前から、言葉のみで表されてきた川名であり、しかも、意味が分からなくなっていることを示していること。縄文語「メナ」があり、茨城の地ではイとエの中間音が多用されてきたことから、文字で表記する際、イを当てた。それが「ミナ」であること。アイヌ語で「メナ」は上流の細い枝川」という意味であること。
「女男」と書いて「メナ」、「男女」と書いて「ナメ」と読む地名があること。「男女川」については表記は「男女(ナメ)」を使いながら、読みは「女男(メ(ミ)ナ)」を採っていること。これは一旦「メ(ミ)ナ」に「女男」をあてながら、男尊女卑の意識から読みはそのままにしながら表記だけを男優先に書き換えてしまったのであろうこと。
撮影ポイント:男女川(みなのがわ)の案内板
10:16 これが男女川の源流
10:21 御幸ヶ原から0.7km、筑波山神社まで1.4km
何ヶ所か狭いところがあり、上りの列が途切れるのを待つほど混みあっていました。
10:27 里程標、山頂から1.0km、北条大池まで8.5km
10:30 ケーブルカーの線路
この場所に広場のような休憩所があり、大勢の人が休んでいました。平日ですが春休みなので子供連れの家族が多いです。
10:43 ケーブルカーが登ってきました。
11:13 御幸ヶ原から2.0km
11:16 再び筑波山神社の境内に戻ってきました。
11:17 さざれ石、なぜか君が代の碑がありました。
11:17 裏側から見た随神門
11:19 御神橋(ごしんきょう)
切妻造小羽葺屋根付(間口一間 奥行四間)、寛永10年11月(1633)三代将軍家光公寄進、元禄15年6月(1703)五代将軍綱吉公改修、安土桃山時代の豪壮な遺風が見られる。
天正18年徳川家康公が江戸城に入城され、筑波山を仰いで江戸城鎮護の霊山と崇められた。この御神橋は春秋の御座替祭(4月1日・11月1日)・年越祭2月10日11日)に参拝者の渡橋が許される。
このあと道を間違えました。神田屋のところをまっすぐ下りなければいけないのに、右折してバス停の方に行ってしまいました。あわてて県道をつくば道の方に戻ります。
11:29 登山道筑波山口方面2.3km、戻る途中にあったこの道を下りようとしましたが、地図で確認するとここはつくば道ではありません。
11:32 目印の郵便局の看板がありました。つくば道です。本来は真上にある横断歩道橋の下に出てくるはずでした。
11:32 つくば道、狭い道を下りていきます。
11:33 郵便局の看板の反対側に案内板がありました。
11:34 旧筑波山郵便局
筑波山麓フットパス 筑波山口~筑波山神社コース (PDF 2.5MB)
昭和14年に建てられた洋風の建物。入口や鬼瓦に「〒」印がある。平成20年に改修が行われ、イベント時に公開、裏手にはバイオトイレも設置された。舗装道になる前の石段が今も残る。家屋の中央に土間があり、裏の沢に抜けられる独特の間取りになっている。
11:39 つくば道の三叉路、筑波山神社から760m
正岡子規「赤とんぼ句碑」、「福来る水琴窟」の看板、奥のこげ茶色した柱が筑波山麓フットパスの標識。
市ではフットパスコースを設定し、道標の設置・フットパスマップの作成を行っております。ぜひ、歩きながら気軽に市内の魅力を散策してみてください。
※フットパスとは、イギリスを発祥とする森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと「Foot」ができる小径(こみち)「Path」のことです。
11:44 一の鳥居(六丁目の石鳥居)、満開の桜と筑波山が見えます。
11:53 臼井 夫内(ぶうち)、筑波山神社から1.5km
この先の四つ角の民家の軒先に筑波山麓フットパスと、これから向う北条・平沢フットパスのパンフレットが置いてあり、それを見ながら歩きました。
11:56 筑波山神社から2.0km、北条大池まで4.2km
12:00 後ろを振り返ると左に男体山、右に女体山がよく見えました
12:05 神郡 上町(かんごおり かみちょう)、筑波山神社から2.2km
筑波山麓フットバスの標識はいたるところにあり、大変助かりました。関東ふれあいの道の標識も茨城県の他のコースに比べればあるほうですが、フットバスの標識にはかないません。
12:06 田井地区お散歩マップ
12:16 また筑波山を振り返ってみました
12:18 普門寺
12:23 ここを左折します
12:33 北条 永瀬、平沢官衙(かんがい)遺跡まで1.0km
12:40 指導標、意味不明な方向を指しています、全くいい加減です
12:44 平沢 門田
12:48 平沢管衙(かんがい)遺跡が見えてきました
平沢官衙遺跡は、奈良・平安時代の常陸国筑波郡の郡役所跡と想定される遺跡である。昭和55年12月に国指定文化財に指定された。歴史公園として復原整備するための資料収集を目的に1993~1994年(平成5~6年)、発掘調査が実施され、掘立柱建物跡が55棟、礎石建物基壇跡4基、大溝跡や柵列跡、竪穴住居跡25軒が確認された。 1997年(平成9年)より校倉、土倉、板倉3棟の復元工事が始まり、2003 年(平成15年)4 月より歴史公園として一般解放されている。
平沢管衙遺跡復元建物
12:50
12:51 平沢管衙遺跡説明板
12:51 平沢管衙遺跡
12:54 大池公園、桜の名所で丁度満開でした。
筑波山に一番近いのがこの大池公園です。園内には桜で有名な北条大池があって、特に春は大勢の人たちの憩いの場として人気です。体育館、野球場、そして人工芝テニスコートが2面あり、気軽にスポーツができる公園として親しまれています。
12:55 北条大池
12:57 コース案内図
12:58 北条大池の桜
13:00 平沢管衙入口バス停、後から調べたらコースマップの大池公園前バス停はどうやら正面の道の先にあるようです。
ゴールしました。
距離:10.0km→11.1/難易度:2/標準時間:3時間00分→実際時間:3時間55分
コース11の感想(2018年03月28日(水)8:42~9:27、9:50~13:00 晴)
人気のある筑波山だけあって、平日にもかかわらず大勢の人で賑わっていました。高尾山より高さはあってもせいぜい稲荷山コース程度の道だと思っていましたが、岩や根っこが多く勾配もありかなり険しいと感じました。
いたる所にあったフットバスの標識は実に分り易く、距離表示もあり本当に参考になりました。大池公園の桜は満開で、時期的には最高でした。ゴール後すぐにコース12に向いました。
コースタイム
都県 | NO | みち | 地点名 | 標高m | 区間km | 累計km | 正味h | 休憩h | 着t | 発t | 備考 |
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | 筑波山神社入口 | 219.3 | 0.0 | 8:42 | |||||
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | 筑波梅林 | 234.5 | 1.1 | 1.1 | 0:11 | 0:07 | 8:53 | 9:00 | |
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | 筑波山神社 | 268.3 | 1.3 | 2.4 | 0:21 | 0:01 | 9:21 | 9:22 | |
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | ケーブル宮脇駅 | 297.9 | 0.2 | 2.6 | 0:05 | 9:27 | ケーブル | ||
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | 筑波山頂駅 | 790.6 | 9:50 | ||||||
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | 男女川P | 591.2 | 0.5 | 3.1 | 0:20 | 0:05 | 10:10 | 10:15 | 案内板 |
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | 筑波山神社 | 268.3 | 1.6 | 4.7 | 0:50 | 0:10 | 11:05 | 11:15 | |
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | 平沢管衙遺跡 | 26.0 | 6.0 | 10.7 | 1:35 | 0:02 | 12:50 | 12:52 | |
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | 北条大池バス停 | 20.0 | 0.4 | 11.1 | 0:08 | 13:00 | 昼食 | ||
茨城 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | コース12へ | ||||||||
集計 | 11 | 筑波山めぐりから旧参道 | H30.03.28水 | 10.0→ | 11.1km | 3:30 | 0:25 | 3:55 | ←総h | 晴 |
以上です。















































































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