関東ふれあいの道 茨城県コース18 水の恵みと水田地帯のみち
2018年03月29日(木)7:30~14:03 晴
茨城県コース18 水の恵みと水田地帯のみち
距離:(2.4km)+26.5km=28.9km→(2.4km)+25.7km=28.1km/難易度:2/標準時間:(35分)+5時間30分=6時間5分→実際時間:(31分)+6時間02分=6時間33分/撮影ポイント:関東ふれあいの道の看板前
ルート:<吹上バス停>古渡橋~西の洲船溜~浮島園地~和田公園~稲敷大橋~上之島~水郷大橋~<中島バス停>
旧桜川村の古渡橋から旧東町(どちらも現在の稲敷市)の水郷大橋までをつなぐ約26.5キロメートルのコースです。このコースの見所は今も残る水郷情緒あふれる風景とコジュリンの生息地としても知られる大湿原の妙岐ノ鼻です。特に妙岐ノ鼻は野鳥の宝庫としても知られ、野鳥の観察小屋などの施設もあるため、足休めに観察するのもよいでしょう。コースの終盤は茨城県と千葉県の境界でもある利根川の流れを見ながらの歩行となります。川の向こう側が千葉県であることを考えながら歩くと、茨城県の最後のコースであることを実感させられます。
コースは平坦で舗装されている場所がほとんどですが、歩行距離が関東ふれあいの道の中で最長の26.5キロメートルもあり、また、トイレなどの施設が少ないため、コースの中間地点にある和田公園では休憩をとることをおすすめします。このコースは関東ふれあいの道全160コース中一番距離が長く、26.5kmあります。
霞ケ浦に沿って土手の道をひたすら歩きます。標高はスタートのバス停26.6mが最高で、殆どが6m以下であり平坦かつ単調な道です。関東ふれあいの道全160コース中最長の26.5kmあるのに加え、バス停から起点までは2.4kmもあります。
バスに乗って30分ほどして急に霧が出てきました。車もライトをつけて走っています。
この調子だと見晴らしは期待できそうにありません。
関東ふれあいの道にチャレンジし始めて、ちょうど100コース目にあたります。コースに入る前桜川の満開の桜を見に行きました。
5:48 土浦のホテル、朝早く出発です
5:50 ホテルの裏は桜川でコース15終点、コース16起点の匂橋です
コース案内板、桜が満開できれいでした
5:51 桜の後ろにコース案内板
5:52 日の出です、逆光の桜
茨城県土浦市を流れる桜川 (さくらがわ)沿いに咲く桜並木は桜川橋から学園大橋の間に約500本程の桜が並び、お散歩やサイクリングをしながら楽しめるお花見スポットです。例年4月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。
5:53 桜のアップ
5:54 小鳥が飛んできました
5:58 ひっそりした街並みを通り土浦駅方面へ
6:03 再び桜川に出ると水鳥が陸に上がっていました
6:03 3月16日コース16で渡った匂橋
6:09 昨日夜食事をした麺屋華道
6:14 土浦駅西口1番のりば、6:50発江戸崎行の始発に乗ります、時間が早いので駅周辺をうろつきました
時刻表どおり6:50に発車、乗客は他に一人だけでした。
7:03 その乗客が降りた後は貸切り状態
7:09 3月15日コース17で降りた新屋敷の停留所を通り過ぎました
途中霧が立ち込めてきて車はライトをつけています。
7:29 時刻表どおり吹上に到着、ここから起点の古渡橋まで2.4kmを歩きます
7:30 コース18スタートしました。前回歩いているので道は分かっています。
7:56 途中にある大聖歓喜天
円密院は、開基以来1200年余の天台宗の寺院です。御本尊様は阿弥陀如来です。境内には本堂、聖天堂、 大師堂、庫裏などの建物があります。
8:01 古渡口バス停、霧が濃くなってきました
8:04 古渡橋を渡ります
8:58 古渡橋の歩道は片側しかありません、渡り終えるとすぐ左折ですが横断歩道がないので慎重に横断しました
8:07 霧が益々深くなってきて対岸は全く見えなくなりました
8:08 コース案内図、かなり古いもので距離が違っています
8:10 霞ヶ浦の土手の道、視界はおよそ40mほどです
8:17 古渡船溜、和田公園まで10.03km
8:21 取水口、3月16日コース16で強い雨風にやられたとき、足場の下に一時避難したのを思い出しました
8:31 堂崎鼻、霧は少し晴れてきました
8:52 霞ヶ浦(西浦)西岸20km地点
9:10 飯出船溜、古渡から3.1km、和田公園まで6.93km
9:31 三次船溜
9:34 古渡から4.7km、和田公園まで5.4km
9:37 古渡から4.8km、和田公園まで5.3km、ここで一旦霞ヶ浦を離れます
9:45 古渡から5.4km、和田公園まで4.7km
9:56 古渡から6.1km、和田公園まで4.0km、再び霞ヶ浦にでました
9:59 観音様?
10:02 ゴムボートで釣をする人
10:09 霞ヶ浦(西浦)西岸15km地点、5kmを1時間17分で歩いてきました
10:14 西の洲船溜、古渡から7.33km、和田公園まで2.7km
10:20 珍しい砂浜です、相変わらず見晴しはよくありません
10:26 荷台の上の大型犬は先程まで放し飼いになっていて、こちらに迫ってきたときは怖いのでなるべく目を合わさないようにしていました
10:39 平山船溜、古渡から9.03km、和田公園まで1.0km
10:52 水郷筑波国定公園浮島園地
先ほどから右側に公園が見えてきたので撮影ポイントが近いと思い下りてみたところ、こんな看板がありました。しかし案内板は見当りません
また土手に上ってしばらく進むと案内板が見えてきました。
11:01 関東ふれあいの道の案内板
撮影ポイント:関東ふれあいの道の案内板前
11:12 あずまやの前の桜は満開でした
11:14 浮島園地(和田公園)案内図
和田公園は、霞ヶ浦を望む場所に位置し、年間を通してチューリップ、コスモス など四季折々の花に彩られます。毎年4月には、いなしきチューリップ祭りが開催されます。
浮島はかつて稲敷台地の一部が侵食、分離されてできた島でしたが、近年になって干拓され陸続きとなりました。古く万葉時代から、常陸風土記を始め多くの歌に詠まれた景勝地で、風土記にはここで塩や焼き海苔等を産したとあります。
和田岬全体が公園になっており、広大な面積です。
11:17 和田公園
11:23 和田入船溜
11:34 霞ヶ浦(西浦)西岸10km地点
11:37 モーターボートで釣をする人
11:56 妙岐ノ鼻鳥類観察小屋案内板
この場所に小屋があると思ったら、ここは展望台だけで小屋はずっと先にありました。
妙岐ノ鼻とは、浮島地区の稲敷大橋付近に広がる湿地帯で、この場所が霞ヶ浦に鼻のようにつきだしていることからこう呼ばれています。 この妙岐ノ鼻一帯は、今では見かけることの少なくなった、かやぶき屋根の材料となる葦が生い茂る「茅場」です。その広さは50ha、東京ドーム約10個分もの広大な湿原で、関東では最大級のヨシ原といわれています。またここは、野鳥の宝庫。バードウォッチングの場所としても人気を集めています。
11:57 子どもいきいき自然体験 湿地原妙岐ノ鼻
11:59 妙岐ノ鼻の先に稲敷大橋が見えます
12:00 稲敷大橋、水郷大橋まで6.55km
12:02 稲敷大橋の上
12:07 稲敷大橋の上から見た鳥類観察小屋、右が妙岐ノ鼻の先端
12:10 稲敷大橋を渡りきったところ
和田公園から3.7km、水郷大橋まで5.79km
横断歩道のない道路を右折します。右折した道約2kmはこのコース唯一の未舗装道路です。
12:20 霞ヶ浦(西浦)西岸5km地点
未舗装で車が通ると砂埃が舞い上がります。前後を見渡しても歩いている人は見当たりません。
12:30 新利根河口閘門
12:37 和田公園から5.5km、水郷大橋まで4.2km
12:38 霞ヶ浦(西浦)西岸6km地点
ここで霞ケ浦とお別れです。
12:44 和田公園から6.1km、水郷大橋まで5.8km
水分がなくなりのどが渇いたので、この先にあった自動販売機で補給しました。
12:56 水神宮
12:59 和田公園から6.6km、水郷大橋まで4.6km
13:00 小ぶりなコース案内板
13:21 和田公園から7.9km、水郷大橋まで3.3km
13:29 和田公園から8.4km、水郷大橋まで2.8km
13:33 下石納(しもこくのう)
13:35 水郷大橋まで2.5km
三差路の道路を渡ったところの指導標識です。
13:35 和田公園から8.7km、上の標識の反対側です
13:45 利根川の土手、大利根東公園
利根川を一望できるスーパー堤防に整備された公園。遊具があり、季節によりチューリップやポーチュラカなどの花が楽しめます。
13:45 利根川に出るところの信号、本来はこの信号を左折するのですが、バスの時間が気になり、ここからショートカットして中島バス停へ向うことにしました
13:56 向うから来て手前に直進します
14:01 左から来てこのT字路を右折します
14:03 中島バス停到着
コース18のゴールです。
14:14 桜東バスの社内、
14:14
14:15 水郷大橋北交差点
乗客4人は途中で下車したため、またもや貸切状態でした。
14:27 佐原駅到着
佐原駅、風情があります。
佐原の町並みを形成する最大要素が軒を連続する町屋であることから、日本瓦屋根と杉赤身材(地場材)を取り入れた、町屋の意匠を感じられる駅舎デザインとしている。瓦屋根はいぶし瓦、棟積、鬼瓦、下り丸等本流仕様であるが、佐原の新しい顔としてシャープで端整なファサードとなっている。2011年竣工。
成田線佐原14:52発、成田15:25着、京成線に乗換えます。
15:28 成田駅前、周辺図
15:33 15:39発京成線上野行特急に乗ります
距離:(2.4km)+26.5km=28.9km→(2.4km)+25.7km=28.1km/難易度:1/標準時間:(35分)+5時間30分=6時間5分→実際時間:(31分)+6時間02分=6時間33分
コース18の感想(2018年03月29日(木)7:30~14:03 晴)
100コース目を無事歩き終えました。終盤はバスの時間を気にしてドタバタになってしまいました。
長い割には見るところは少なく退屈だったので、霞ケ浦沿いの約22kmで出会った数をかぞえることにしました。一番多かったのは自動車で37台、次は自転車で23台、人はわずか3人、最も少なかったのはオートバイで2台でした。自動車では軽自動車が多く、7~8割を占めていました。
浮島園地・和田公園は思っていたより広い公園で、満開の桜がきれいに咲いていました。
コースタイム
都県 | NO | みち | 地点名 | 標高m | 区間km | 累計km | 正味h | 休憩h | 着t | 発t | 備考 |
茨城 | 18 | 水の恵みと水田地帯のみち | <吹上バス停> | 26.6 | 0.0 | 7:30 | |||||
茨城 | 18 | 水の恵みと水田地帯のみち | 古渡橋 | 2.5 | 2.4 | 2.4 | 0:31 | 0:00 | 8:01 | 8:01 | |
茨城 | 18 | 水の恵みと水田地帯のみち | 西ノ洲船溜 | 3.2 | 7.2 | 9.6 | 2:13 | 0:00 | 10:14 | 10:14 | |
茨城 | 18 | 水の恵みと水田地帯のみち | 和田公園P | 1.1 | 6.5 | 16.1 | 0:47 | 0:09 | 11:01 | 11:10 | 案内板昼 |
茨城 | 18 | 水の恵みと水田地帯のみち | 稲敷大橋 | 5.9 | 4.0 | 20.1 | 0:50 | 0:00 | 12:00 | 12:00 | |
茨城 | 18 | 水の恵みと水田地帯のみち | (水郷大橋) | 5.7 | (8.6) | ||||||
茨城 | 18 | 水の恵みと水田地帯のみち | <中島バス停> | 2.9 | 8.0 | 28.1 | 2:03 | 14:03 | |||
集計 | 18 | 水の恵みと水田地帯のみち | H30.03.29木 | 26.5→ | 28.1km | 6:24 | 0:09 | 6:33 | ←総h | 晴 |
コース踏破メーター(2018.3.29現在)
踏破済 | 残数 | 踏破㌔数 | |
東京 | 7 | 0 | 97.6 |
埼玉 | 13 | 0 | 149.4 |
群馬 | 23 | 12 | 258.2 |
栃木 | 0 | 41 | 0.0 |
茨城 | 11 | 7 | 175.0 |
千葉 | 29 | 0 | 312.5 |
神奈川 | 17 | 0 | 166.8 |
計 | 100 | 60 | 1159.5 |
100コース目までの足跡
関東ふれあいの道全160コース中100コース目の節目にあたり、過去の足跡をたどってみました。
2015.5.14から月4コースを目標に歩き始め、当初は順調にこなしていました。
東 京: 7コース:2015. 5.14~2015. 7.12:全コース踏破済
埼 玉:13コース:2015. 8. 8~2015.11.26:全コース踏破済
神奈川:17コース:2015.12.20~2016. 3.12:全コース踏破済
群 馬:3コース:2016. 3.21~2016. 4.10
群馬を回り始めたこの頃、大腸内視鏡で腫瘍(後日悪性と判明)が見つかりました。入院手術を繰り返し、結局直腸からS状結腸にかけて25cm切除しました。その間7ヶ月にわたり出かけることができなかったため大幅に遅れることになりました。復帰できるようになった頃、群馬は雪が降り始めたので急遽千葉を回ることにしました。
千 葉:29コース:2016.11.12~2017. 6. 7:全コース踏破済
千葉を回り終えたので、再び群馬を目指しました。
群 馬:20コース:2017. 6.22~2017.12.14
ここでまた雪山のシーズンとなったため、群馬をあきらめ茨城に行き始め現在に至っています。
茨 城:11コース:2018. 1.10~2018. 3.29
茨城は残り7コースですので、このまま続けて回ろうと思います。
以上です。
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