mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

関東ふれあいの道 栃木県コース11 桜咲くパノラマのみち

2018年11月01日(木) 晴 6:11~11:30


距離:12.7km/難易度:2/標準時間:4時間50分→実際時間5時間19分/撮影ポイント:錦着山慰霊塔
ルート:大平下駅~大中寺~謙信平~六角堂~太平山神社~錦着山~栃木駅


栃木県コース11 桜咲くパノラマのみち

大平下駅を出発し、ブドウ畑の中を進むと「雨月物語」や「七不思議」で有名な大中寺に着きます。舗装された歩道を東に進み、ゆるやかな坂道を登りきると、「陸の松島」と言われるすばらしい眺望の太平山謙信平に着きます。ここから一度六角堂まで下り、歩道の両側にアジサイの茂る長い石段を登りきると太平山神社です。桜並木の道を下ると郊外の住宅地に出ます。永野川を渡ると全山ツツジにおおわれた錦着山公園に至り、さらに市街地を進むと栃木駅に到着します。


今日は昨日のゴール地点JR両毛線大平下駅まで始発電車で行くため、4時半に起きました。ホテルを出て駅ビルの1階にあるコンビニによってから改札へ向います。


5:32  小山駅


5:39  小山発5:53両毛線高崎行に乗ります、始発電車です


5:59  小山からの乗車券

SUICAも使えたのですが、切符を買いました

IC運賃は現金と比べて同じか安いものと思っていたのですが、それは電車特定区間・山手線内だけで、幹線・地方交通線の場合「IC運賃は、きっぷの運賃と比較して、高い場合も安い場合(一部同額)もあります。」ということが分りました。
小山~大平下間は現金320円に対し、IC運賃324円です。わずか4円ですが、大した手間でもないので切符を買ったという訳です。


6:10  大平下駅に6:09着、無人駅なので切符入れに自分で入れます


6:11  コース案内図

スタートしました。


ここから大中寺までの2.4kmは昨日のコース9と全く同じ道です。


6:16  朝焼けです、この日栃木市の日の出時間は 6:03でした


6:16  大平下駅から0.3km:両毛線の踏切です


6:17  ご来光です


6:18  今日も晴れわたっています


6:21  大中寺まで1.7km:ブドウ畑を通り抜けます


6:26  大中寺まで1.3km:ここから山道に入ります


6:27  関東ふれあいの道 利用者の皆さんへ:この看板は頻繁に見かけます


6:30  杉林の山道


6:39  山道はここで終りです、道路を渡り直進します


6:41  途中のブドウ畑


6:43  冷しとうふのお店


6:43  コース10の合流点


6:45  大中寺入口:ここまでは順調にきました


ここで道を間違えました。手前の道を右折してしまったのです。5分ほど行ってミスに気がつきました。すぐ引き返します。


6:55  先ほどの場所に戻ってきました、丁度10分のロスです

大中寺

七不思議が伝わる曹洞宗の寺 太平山南麓の山懐につつまれた名刹大中寺は、はじめ真言宗の寺として久寿(きゅうじゅ)年間(1154~1155)に建てられたが、その後、衰退していたのを快庵妙慶禅師(かいあんみょうけいぜんし)が延徳(えんとく)元年(1489)に曹洞宗の寺として再興したという。


6:56  直進すれば大中寺ですが、昨日行っているのでパスしました。
ここが本来の右折する道です:昨日下見したにもかかわらず間違えるとは迂闊でした


6:56  太平山神社まで3.1km


7:07  太平山神社まで2.4km:ここを左折して道路から離れます


7:09  左折後振返ってみたところです


7:15  標識はありませんが、正面の道を進みます


7:16  休憩所があります


7:28  謙信平解説板


7:28  謙信平のT字路ですが、展望台がどこにあるのか分らずしばらく探しました

左に曲ったすぐのところに階段道があったので、上っていったら展望台がありました


7:31  謙信平 展望台:上ってみました

反対側に金属製のすべり台があります。一気に下りることができました

関東平野を見渡した上杉謙信が、あまりの広さに目を見張ったという故事から生まれた。
戦国時代の頃、関東平定を競い対立した越後の上杉謙信と、小田原の北条氏康は、当時の大中寺住職虎溪和尚(こけいおしょう)の斡旋により、永祿11年(1568)9月、大中寺において和議を結んだ。 そのあと、上杉謙信は太平山に登り、兵馬の訓練を行い太平山上から南の関東平野を見渡し、あまりの広さに目を見張ったという故事から謙信平の地名が生まれたいわれる。


7:32  展望台の上からの眺め:樹が邪魔で展望はありません

コースマップの解説に”「陸の松島」と言われるすばらしい眺望の太平山謙信平”とありますが、360度鬱蒼とした樹木に囲まれて全く眺望はありませんでした。


7:37  この階段を上ったところに展望台があります、入口には何の案内もありません


帰ってから調べてみると、どうやら謙信平展望台というのはここではなかったようです。右側の坂道を300mほど上がったところにあると思われます。何の案内もないのでたどり着けませんでした。


7:39  栃木県立 太平少年自然の家


7:40  太平山神社まで1.1km:ここで道路から離れて左折し階段を下りて行きます


7:40  長~い階段道です


7:43  六角堂まで0.3km:整備された石段が続きます

途中で上ってくる男性に会いました


7:48  六角堂:正面からだとどこが六角か分りません

当院は、連祥院と称していますが、六角堂の名で知られ、太平山の中腹、表参道の登り口にあります。慈覚大師が太平山創建の際、その本地仏として山城国、国宝寺にあった虚空菩薩を移したもので、作は聖徳太子と言われています。

太平山連祥院は、天長四年(八二七年)慈覚大師円仁により創建されました。その頃連祥院は、淳和天皇御宸筆の勅額を賜り永世勅願所となり、太平山の神事・仏事をすべてとりしきる別当寺院となりました。


7:49  六角堂:独特な建物です


7:49  あじさい坂:六角堂から太平山神社まで1,000段の石段が延々と続きます、


階段の両側に一面の紫陽花  太平山県立自然公園六角堂前から随神門に至る太平山神社表参道、約1,000段の石段両側に西洋あじさいをはじめ、額あじさい、山あじさいなど、約2,500株が咲き競います。


7:51  あじさい坂から見た六角堂


7:52  長~い石段です、両側には約2,500株のアジサイがあります


7:54  石段はまだまだ続きます


7:57  太平宮の鳥居


8:02  広い石段になり、随神門が見えてきました


8:04  随神門に着きました


8:05  随神門解説板


8:11  隨神門


太平山神社への入口 太平山神社の少し下にある門です。 1723年、太平山神社の下に寺院があった時に仁王門として建てられたものです。 明治の神仏分離令によって寺院は別の場所に移りましたが、門はそのまま残されました。 天井には雪舟の弟子磯辺等随によって描かれた龍の絵があり、門とともに市の指定文化財となっています。


8:12  まだ階段が続きます:上の方は反射してよく見えません


8:14  違う階段がまだ続きます


8:17  太平山神社(おおひらさんじんじゃ)にようやく着きました


天長 4年(827)慈覚大師により創建されたといわれています。武将、諸人の崇敬が高く、特に徳川 3代将軍家光以来代々当社を崇敬しました。神社拝殿の傍らに星宮神社があり建物が仏堂で、神仏混淆の名残となっています。神仏分離令以前は虚空蔵菩薩を祀っていました。


8:18  ご神石


当社本殿の正面には「御神石」がございます。こちらの神石を撫でると大きな霊験が得られるとされています。・・・・・ですが、撫でた後は神社へもお参りいただき、霊験を正しく受けられるようにしてください。


8:19  境内から南側の眺め:正面は筑波山です


8:20  奥宮入口:ここは午後コース25で再びきます


8:21  太平山神社解説板:表題は大に見えますが、よく見ると点が書かれています


8:23  境内から東側の眺め


8:25  この道は正規のルートではないようですがマップをみながら行ってみます


8:26  立派な階段を下りてきました


8:29  広い道路に出てきました


8:32  錦着山まで3.7km:正規ルートに戻りました


8:40  錦着山まで3.2km


8:43  錦着山まで3.0km


8:45  錦着山まで3.0km:私有地の手前を右折します


8:49  里程標:栃木駅まで5.7km


8:49  道が荒れています


8:52  ところどころで標識のない分岐があります:右側を直進します


8:54   錦着山まで2.5km


9:01   錦着山まで2.1km:市街地に入ってきました


9:03   錦着山まで1.7km:学校のようです


9:04  栃木県立栃木農業高校


9:08  関東ふれあいの道石碑:昭和58年3月:35年も前のものです


9:14  錦着山まで1.4km


9:17  錦着山まで1.2km

ここで痛恨のミスです。矢印は右を示しているのに、この辺から山道に入ると思い込んで迷わず左に行ってしまいました。進んだ先は行き止まりでした。


9:23  戻る途中にわき道を見つけ、中へ入ってみます


9:24  振返って標識がないか確認しましたが、見つかりません:あるはずがありません


9:30  給水塔の下に出てきました


9:31  いい眺めです、筑波山が見えます


9:31  錦着山が見えています


9:37  眺めている場合ではありません、下りる道がないのです


9:44  道なき道を進むと服にいっぱい草の種子がくっつき靴の中にも入ってしまいました

取っても草むらを通るたびにくっついてしまいます


9:50  道はないのですが、無理やり下りていきます


9:55  ようやく下まできたら、なんとフェンスに囲まれて向うに行けません

GPSでみるとルートからは100mも離れていません。間違いなくこの住宅の向うなのですが、どうやってもいけないのです。


9:57  回り込むと「関係者以外立入禁止」の看板が

仕方なく草むらを上の方に戻ります


10:04  上着までびっちり草がくっつきチクチクします

食い込んでいるので、はたいたくらいでは取れません、一つ一つ丁寧に取り外していきます。10分くらいかけましたが、全部は取りきれないので歩きながら続けました。


10:08  苦労してやっとのことで抜け出し、先ほどの標識まで戻って矢印と反対に行ったことを確認しました、実に51分のロスとなりました


10:12  錦着山まで0.8km


10:15  錦着山まで0.7km


10:18  錦着山まで0.6km:住宅の向うに先ほどのフェンスが見えます


10:18  この傾斜地をさまよいました


10:21  永野川 上人橋


10:25  ここを左折します


10:26  ここから錦着山に入ります


10:29  護国神社下


10:30  錦着山に着きました


旧名箱森山。山上の招魂社は戊辰西南両役における戦死者を祀り、その忠魂を慰めるために醵金(きょきん)をもって建設されたもので、明治11年10月土工を起こし、12年9月社殿・社務所等の建物が完成し、同月24日祭典を行い、以来この日を例祭、執行の定日としています。


10:32  撮影ポイント:錦着山慰霊塔


10:36  狛犬:左右まるで違う格好です


10:40  錦着山の反対側に下りてきました


10:43  薗部町歩道橋を右折します


11:01  県道309号線


11:04  歩道橋を渡ります


11:09  県立栃木商業高校


11:24  ここを右折します


11:26  東山道:律令時代の五畿七道の一つ。大宝1 (701) 年近江,美濃,飛騨,信濃,上野,武蔵,下野の7ヵ国の国府を連ねる街道


11:30  栃木駅に着きました


11:30  コース案内図

ゴールしました。


喜多川歌麿と栃木「歌麿ゆかりの地」案内図


このあと駅構内にある観光案内所に立ち寄り、「太平山・晃石山を歩こう !!」などのパンフレットをもらってきました。駅前のベンチで軽く昼食をとり、コース25に向います。


コース11の感想
2018年11月01日(木) 晴 6:11~11:30
距離:12.7km/難易度:2/標準時間:4時間50分→実際時間5時間19分


大失敗でした。思い込みは禁物だということです。標識はきちんとしているのに、ろくろく見もせずに左折したのがいけなかったのです。過去最大のミスかも知れません。大中寺手前のミスと合わせると1時間以上になってしまいました。それでも下り坂はできるだけ走ったので、約30分の超過で済みました。
謙信平展望台の位置が分りませんでした。コースはT字路を右なのですが、一度左に曲り展望台へ行って戻ってくるようです。標識も案内の看板もなく、コースマップもそのようになっていません。結局見通しの悪い展望台に上り、眺めの悪さにがっかりしてしまいました。もう少ししっかりした案内をしてほしいものです。


コースタイム詳細

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t 備考
栃木 11 花咲くパノラマのみち 大平下駅     36.0     0.0    6:11
栃木 11 花咲くパノラマのみち 大中寺     99.5     2.4     2.4  0:34  0:10    6:45     6:55
栃木 11 花咲くパノラマのみち 六角堂   114.9     2.5     4.9  0:53  0:01    7:48    7:49
栃木 11 花咲くパノラマのみち 太平山神社   246.2     0.6     5.5  0:29  0:05    8:18    8:23
栃木 11 花咲くパノラマのみち 錦着山P     80.0     4.3     9.8  2:07  0:08  10:30  10:38 慰霊塔
栃木 11 花咲くパノラマのみち 栃木駅     42.2     2.9   12.7  0:52  11:30
栃木 11 花咲くパノラマのみち NO.25へ
集計 11 花咲くパノラマのみち 2018/11/1(木) 12.7km 12.7km  4:55  0:24   5:19 ←総h


以上です。

関東ふれあいの道 栃木県コース10 かかしの里・ぶどうのみち

2018年10月31日(水) 晴 11:33~15:30


距離:10.8km/難易度:2/標準時間:3時間00分→実際時間3時間57分/撮影ポイント:桜峠の四阿
ルート:村檜神社~大慈寺~桜峠~清水寺~大中寺~西山田ブドウ団地~大平下駅


栃木県コース10 かかしの里・ぶどうのみち

村檜神社を出発してまもなく東北自動車道をくぐり、ゴルフ場のある小高い山を越え、里道を行くと杉林の中の登り道になります。まもなく、ヤマザクラの大木がある桜峠に着きます。 ここは、「稜線をたどるみち」との交差点で、右に行くと岩舟駅、左に行くと太平山神社です。
桜の点在する山道を下って清水寺でひと休みしたあと、雑木林と農家の裏山をぬって進むと大中寺の山門前に出ます。さらにぶどう畑の中を進むと、終点の大平下駅に到着します。


11:33  コース9をゴールし、少し休憩してからスタートしました


11:33  村檜神社

本殿は三間社春日造、屋根は檜皮葺で天文 22年(1553)に建てられたものです。
室町時代後期の傑作として、国の重要文化財に指定されています。


11:33  参道の階段を下りてきたところです


11:35  大慈寺:村檜神社のすぐ隣にあります


平安時代随一の学僧といわれる慈覚大師円仁が9才から6年間修行したこの寺には、聖観音菩薩坐像をはじめ、相輪橖や華鬘など、多くの文化財が保存されています。


11:36  小野寺山 大慈寺 案内図


11:38  大慈寺 本堂


11:40  七石 大黒石:大慈寺を出た道路脇にありました


11:41  大慈寺の山門が見えます


近くに
  小野小町の墓があるはずですが、通り過ぎてしまいました

小野小町はこの地で身投げをしたという伝説があり、今は、近くに身投げ堂という地名が残っています。村人が哀れんで供養したと伝えられています。


11:43  桜峠まで5.2km


11:46  桜峠まで5.0km:この先東北自動車道のガードをくぐります


11:49  桜峠まで4.8km:ガードを出た所です


11:55  桜峠まで4.5km:ここで東北自動車道に沿った道から離れます


12:03  桜峠まで3.8km


12:08  道路に大きな松ぼっくりが落ちていました


12:09  桜峠まで3.7km:ゴルフ場のカート道路の下を通ります


12:11  金網越しに見たゴルフ場


12:19  岩舟ゴルフ倶楽部 入口


12:21  ここは通行不能:コースマップではヘアピンカーブの舗装された坂道をショートカットするようになっています。しかし荒れ放題の道で通ることができませんでした。


12:27  桜峠まで2.9km


12:29  桜峠まで2.7km:ここから舗装された広い道を約1.6km進みます


12:31  桜峠まで2.6km


12:46  桜峠まで1.7km:平地が続きます


12:52  桜峠まで1.3km


12:56  桜峠まで1.1km:ここから山道に入ります


12:59  錦鯉放養池:錦鯉が見えます、この後同様の池がいくつもありましたが水があったのはここだけでした


13:08  毒きのこ?:道の真ん中に、派手な色で目立ちます


13:13   桜峠まで0.3km


13:21  里程標:村檜神社から5.2km


13:22  桜峠に着きました

13:22  桜峠:標高 291m、ここは明日コース25でまた通ります


晃石山と馬不入山の間にある峠であり、表東山道と裏東山道との連絡路で山桜があるところからこの名がついています。民話では、皆川城が上杉勢に攻められて、落城した際、一人の武士が荷物を、桜峠の繁みに埋めました。その後、里人の間では、「桜峠に金の鹿の置物が埋められた」と言われていました。また、山に雪が積もった時、一番早く融けた所に埋められているとも言われています。昔は岩舟や葛生方面への大切な道でした。
十字路になっていて、東は晃石山、太平山 西は馬不入山 北は村桧神社 南は清水寺
最近、残念ながら北西方面が伐採されてしまい、その結果展望が良くなりました。


13:29  撮影ポイント:桜峠の四阿


13:29  桜峠からの眺め


13:32 清水寺まで1.1km


13:41  清水寺まで0.6km


13:47  桜峠から0.4km:ここから下りてきました


13:49  清水寺まで0.9km


13:51  清水寺 本堂まで0.1km


13:52  清水寺(せいすいじ)


清水寺は、下野坂東26番の札所として昔から参詣人が多く、観音堂には十一面千手観音があり、僧行基の作と伝えられてる。この観音堂は、別名「滝の観音」とも言われ、滝を背景とした風景も美しく多くの人が訪れてる。周辺に観光ぶどう園がある。


13:54  清水寺 仏足石


13:55  清水寺の森・案内図


14:21  あじさい林道


14:21  清水寺から1.7km


14:25  清水寺から1.9km:この狭い道を通ってきました

大中寺へ行ってまたここに戻ってきます


14:37  大中寺入口


14:28  太平山南山麓観光案内図


14:31  大中寺 山門


14:36  大中寺 本堂

延徳元年(1489)に開創された歴史ある寺で、この寺の縁起は「雨月物語」の青頭巾などとして名高く、境内にある七不思議伝説も有名です。

七不思議が伝わる曹洞宗の寺  太平山南麓の山懐につつまれた名刹大中寺は、はじめ真言宗の寺として久寿(きゅうじゅ)年間(1154~1155)に建てられたが、その後、衰退していたのを快庵妙慶禅師(かいあんみょうけいぜんし)が延徳(えんとく)元年(1489)に曹洞宗の寺として再興したという。


14:43  大中寺 七不思議 案内図

1.東山一口拍子木  2.馬首の井戸  3.不開の雪隠  4.不断のかまど  5.油坂  6.枕返しの間
7.根なしの藤

14:44  馬首の井戸

戦国時代大平のあたりでも戦いはありました。この話の主人公は,佐竹小太郎という将軍です。この将軍が,当時の大中寺の住職(彼のおじにあたる)に助けを求めて逃げ込んできます。しかし住職は,そんな将軍をかくまうことを拒否します。将軍は住職をうらみながら,自分の愛馬の首を切り,その死体を傍らの井戸に隠し,みずからも腹を切って果てました。その後霧のたちこめた時など,その井戸に馬の首が浮かび上がるので「馬首の井戸」と呼ばれるようになりました。


14:45  東山一口拍子木

佐竹小次郎の最後の言葉は「わが魂はここに残って,この寺を何度でも焼き払ってやる。」だったと伝えられています。寺の裏山で拍子木の音が二(一)つ鳴ると大中寺は火事になるといわれています。戦国時代以降何度も火事になっているこの寺では,今ではわざと本堂に本尊を祭らず,寺が完成していない印としています。


14:46  油坂:本堂正面の階段が通行止めになっています

昔大中寺には多くの学問僧がいました。その僧たちも多くの仕事があり,勉強できる時間も少なかったようです。そんな中でとても熱心な僧がこっそり油を盗み夜書物を読んでいました。ある日,油をもって本堂へ戻ろうとした時,石段にこぼした油にすべり,石段を落ち死んでしまいます。その後,この石段を登ろうとした人たちは落ちて大けがをするようになってしまいました。わらじの鼻先をかかとのほうへまわして履き,仏様にお祈りしながら上がると良いともいわれています。


14:48  大中寺から0.1km:太平山神社は明日コース11で通ります


14:49  大平下駅まで2.4km


14:52  先ほどの細い道に戻ってきました


14:54  西山田ブドウ団地:ブドウ畑がいくつもあります。


太平山南山麓ではぶどうの栽培が盛んであり、栃木市大平町西部にぶどう団地が広がります。品種は巨峰をはじめ、お店では並んでいない珍しい品種もあります。6月下旬から9月下旬まで、ぶどう狩りが楽しめます。


14:55  里程標:栃木~大平下はコース11です


14:56  道路を横断し遊歩道に入ります


14:57  遊歩道入口の左にある小さな神社


14:57  大平下まで2.0km


15:02  大平下まで1.7km


15:03  杉林を通り抜ける遊歩道のような道です


15:12  大平下まで1.1km:ここから舗装道路になりました


15:17  ブドウ団地のブドウ畑


15:19  大平下まで0.7km


15:22  判読不能です


15:24  太平山・晃石山 を歩こう!!


15:25  小学生が挨拶してくれました


15:26  JR両毛線踏切


15:30  大平下駅に着きました


15:30  コース案内図

ゴールしました。


15:30  Welcome to OHIRA town !!


15:45  大平下駅:無人駅でした、次の電車は16:07発小山行です


15:45  大平下駅 ホーム

16:23 小山駅に到着、泊まるのは西口ですが東口に行ってみました


16:30  小山駅東口 白鴎大学


16:36  早めの夕食は とんこつラーメン半炒飯セットに餃子です


17:06  小山駅西口:すっかり暗くなりました


駅ビルのお店で おやま駅西口 MAP をもらいました

暗くなりましたが、この地図を頼りに散歩します


17:17  須賀神社参道


17:18  須賀神社 一の鳥居


17:23  須賀神社 神門:中へは入れませんでした


須賀神社は、「祇園さん」とも「天王さま」とも称されます。創建は、天慶3年(940)4月、藤原秀郷公が京都の八坂神社より御分霊を迎えてまつったことによります。
御祭神は、素盞鳴命・大己貴命(大国主神)・誉田別命(八幡神)の三神です。


17:23  須賀神社 境内図


17:34  現聲寺(げんしょうじ)


天慶年間(940年頃)藤原秀郷公の開基で、当時は法相宗に属していました。永仁5(1297)年、時宗二祖他阿真教上人がこの地を巡錫した時より、時宗寺院(小山道場)となりました。


17:49  小山駅西口に戻ってきました

今日は駅前のホテルに泊まります


コース10の感想
2018年10月31日(水) 晴 11:33~15:30
距離:10.8km/難易度:2/標準時間:3時間00分→実際時間3時間57分


昼前にコース9のゴール村檜神社に着いたので、昼食を取ろうとお店を探しましたが、全く見当たりませんでした。仕方なくコンビニで買ったパンを食べて、すぐコース10をスタートしました。出だしこそ村檜神社と大慈寺など見るところがありますが、その先桜峠までの約5kmは見るべきものがありません。平坦で単調な道が延々と続きます。桜峠で写真を撮っていたら、晃石山の方から一人の男性が下りてきて、休まずに清水寺の方に消えて行きました。他には誰も出会いませんでした。清水寺からのあじさい林道は舗装された歩き易い道です。大中寺へ抜ける細い道は本当にここでいいのかと迷いながら進みました。ブドウ団地を過ぎる約2kmの道は遊歩道のような杉林で雰囲気のある道でした。


コースタイム詳細

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t 備考 
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち NO.9より
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 村檜神社    81.7     0.0  11:33
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 桜峠P  291.0     5.3     5.3  1:50  0:09  13:23   13:32 四阿
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 清水寺  107.6     1.0     6.3  0:20  0:03  13:52  13:55
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 大中寺    99.5     2.1     8.4  0:39  0:11  14:34  14:45
栃木 10 かかしの里・ブドウのみち 大平下駅    36.0     2.4   10.8  0:45  15:30
集計 10 かかしの里・ブドウのみち 2018/10/31(水) 10.8km 10.8km  3:34  0:23   3:57 ←総h


以上です。

関東ふれあいの道 栃木県コース9 松風のみち

2018年10月31日(水) 晴  8:50~11:30


距離:7.3km/難易度:2/標準時間:3時間10分→実際時間2時間40分/撮影ポイント:唐沢山神社
ルート:東武佐野線田沼駅~唐沢山~唐沢山神社~京路戸峠~諏訪岳下~村檜神社


栃木県コース9 松風のみち

田沼駅を出発し市街地をぬけ、秋山川に架かる橋を渡ると山道にさしかかります。山道を登ると、藤原秀郷公の居城跡である唐沢山があります。ここからアカマツ林の尾根道を進み、京路戸(きょうろど)峠を越え、麓まで下ると村檜神社、大慈寺に到着します。山間に開ける田園風景や遠く日光連山を望むことのできる眺望の良いコースです。


2回目の栃木県になります。丁度2週間前の前回と同様一泊して4コースを回ります。
コース9と10は終点と起点が鉄道駅ではありませんが、連続で歩くことにより不便さは解消できます。


8:45  田沼駅のホームから:これから行く唐沢山方面です


8:49  東武佐野線田沼駅

駅前にある唐沢山神社の石碑


8:50  コース案内板

スタートしました。


8:51  唐沢山神社まで2.9km:この踏切を渡ります


8:51  田沼駅が見えます


8:53  たぬまふるさと館


市の観光資源の紹介や、地域の産業、文化に関する常設展示を行っています。


9:00  栃本町交差点:コンビニがありました


9:07  秋山川にかかる唐沢橋:直進します

唐沢橋を渡った右側に学校の建物がありますが、校舎には佐野市国際クリケット場の看板がかかっていました。調べてみるとここは栃木県立田沼高等学校の跡地で2013年3月31日に閉校後、2016年佐野市国際クリケット場となったそうです。

日本で唯一、国際規格の広さを備えるグラウンドです。佐野市では佐野市国際クリケット場と命名する条例が2016年に制定されました。多くの国際・国内大会が開催されています。


9:13  唐沢山県立自然公園

これから回る一帯が含まれているようです。

みどころ:唐沢城・唐沢山神社、大慈寺、村檜神社など


9:14  唐沢山神社まで1.2km


9:18  唐沢山神社まで0.9km:ここから山道に入ります


9:19  里程標:田沼駅から2.0km


9:28  結構きつい階段道です


9:28  唐沢山神社まで0.6km:上りが続きます


9:35  駐車場に出てきました:正面の山道を出たところです


9:39  史蹟「唐沢山城」沿革


9:39  唐沢山城跡碑:レストハウスの前です


9:40  天狗岩


天狗岩は山頂にあるレストハウスのすぐそばにあります。駐車場から城内に向って、石垣を伴う土塁で狭められた入口を鉤の手に折れ、右手に進むと天狗岩への登り口があります。天狗岩は「大険山」とも例えられる岩山ですが、ここからは比較的容易に登ることができます。


9:41  天狗岩からの眺め

パノラマ


9:44    唐沢山城跡を再発見しよう:山頂本丸の標高は242m


築城の時期については、下野の藤姓足利氏が「佐野庄」を統治、鎌倉時代に入り佐野氏としての勢力を拡大しつつ、その後、群雄割拠の時代的背景の中、山城を築き上げていったものだと考えられています。


9:45  唐沢山神社参道


9:47  唐沢山神社まで0.2km:左は三の丸跡です


9:50  唐沢山神社解説板


9:51  唐沢山神社参道:この右に社務所があります


9:52  唐沢山神社


9:57  撮影ポイント:唐沢山神社


10:00   唐沢山神社本殿


唐澤山は今より1000年の昔「むかで退治」の伝説や、天慶の乱で平将門を滅ぼした藤原秀郷公の居城址で標高240米ながら全山赤松におおわれ断崖と深い谷に囲まれた自然の要塞をなし、今なお当時をしのぶ遺跡が数多くあります。明治16年9月25日、本丸跡に神社を創建。


10:00  狛犬


10:03  京路戸峠まで2.9km:社務所前まで下りてきました


10:06  京路戸峠まで2.7km:


10:09  京路戸峠まで2.8km:二重の堀切


10:13  分岐点で迷いました


10:14  諏訪岳方面は右となっていますが、京路戸峠方面とは書いてありません

立入禁止 東京農工大 演習林:・・・演習林事務所の許可を受けてください。
現在は東京農工大学農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター(FSセンター)という長ったらしい名前に改称されていました。立入禁止となっていますが、下記の通り開放しているようです。

FSセンター概要:その前身である農学部附属農場、演習林、波丘地実験実習施設が今まで果たしてきた農業生産技術や森林管理技術に関する実習教育とともに、フィールドで起こる多様で複雑な現象を総合的・学際的に追求するフィールドサイエンス実験実習を開講しています。
FM唐沢山:栃木県佐野市に所在し、1,617,778m2の面積を有しています。 標高90~200mの丘が関東平野に突き出した場所で、山頂からは日光連山、秩父連峰はもとより田園風景がきれいに見えます。1985年頃までは50%を越える天然アカマツで有名なところでしたが、現在はスギ、ヒノキが50%、広葉樹30%程度です。南西斜面では スダジイ、ウラジロガシなど暖帯林があります。
環境省関東ふれあいの道や栃木県立自然公園の一部にあたり、一般の方に開放していて、ボランティアとの協同に力を入れています。


10:16  右に上がって行きました


10:16  京路戸峠まで2.2km:曲ったすぐのところにありました


10:23  京路戸峠まで1.9km


10:34  京路戸峠まで1.5km:関東ふれあいの道石碑がありました


10:41  京路戸峠まで1.3km


10:43  里程標:田沼駅から5.0km


10:45  南見明岳


10:50  北見明岳、京路戸峠まで0.4km


10:50  長い下り坂です


10:57  京路戸峠:標高144.2m


10:58  村檜神社まで1.4km:道は整備されています



11:05  村檜神社まで1.1km、:寄りませんが諏訪岳標高323mの登山口です


11:13  開けた所からは真下に東北自動車道や、左に午後回るコース10のゴルフ場が見えました。


11:14  村檜神社まで0.7km、諏訪岳からの合流点


11:23  村檜神社まで0.3km


11:27  村檜神社まで0.1km


11:29  クマ出没 注意!:6月22日にツキノワグマが捕獲されたそうです


11:30  村檜神社(むらひじんじゃ)


本殿は三間社春日造で屋根は檜皮葺です。1533年(天文22年)に建てられたもので、室町時代後期の傑作として、1908年(明治41年)に国の重要文化財として指定されました。また、本殿左方の柱には、飛騨の工匠左甚五郎の作と伝えられる瓜の彫刻があります。その昔、藤原秀郷が唐沢山に築城の際、鬼門にあたる当神社を守護神として厚く信仰し、天慶2年平将門を叛せし時も御神徳の賜物と弓矢を奉納したと伝えられています。


11:31  狛犬:唐沢山神社のとは全く表情が違います

村檜神社解説板


このあとすぐコース10に入りました。


<参考>
田沼駅にあった唐沢山 HIKING MAP

このコースが丸々含まれています。
唐沢山コース 東武線沿線:自然ハイキング「電車でハイキング」
唐沢山ハイキング コースマップ pdf


コース9感想
2018年10月31日(水) 晴  8:50~11:30
距離:7.3km/難易度:2/標準時間:3時間10分→実際時間2時間40分


朝最寄駅5:38発に乗り、東武佐野線田沼駅には8:44に着きました。所要2時間46分は栃木県にしては短い方です。無人駅で乗降客は少なく、ひっそりしていました。駅から2km弱の舗装道路を過ぎて唐沢山の麓から登山道に入ります。気温は15℃ほどですが、上るにつれて汗びっしょりになりました。駐車場に出てから少し迷いましたが、標識を見つけてレストハウスに向います。田沼駅に置いてあった「唐沢山 HIKING MAP」で天狗岩や神社の位置を確認し、スムーズに移動することができました。唐沢山神社では犬を連れた二人連れなど、数人が参拝に訪れていました。
京路戸峠までの山道で1人の男性と出会いましたが、それ以外は誰も見かけませんでした。途中分り難い箇所もありますが、指導標識がしっかりしているので標準時間よりも30分早く歩くことができました。


コースタイム詳細          

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t 備考
栃木 9 松風のみち 田沼駅    63.9     0.0    8:50
栃木 9 松風のみち 唐沢山神社P  214.7     2.9     2.9  1:03  0:10    9:53   10:03 神社    
栃木 9 松風のみち 京路戸峠  237.8     2.9     5.8  0:54  0:01  10:57  10:58
栃木 9 松風のみち 村檜神社    81.7     1.5     7.3  0:32  11:30
栃木 9 松風のみち NO.10へ
集計 9 松風のみち 2018/10/31(水) 7.3km  7.3km  2:29  0:11   2:40 ←総h     晴


以上です。