mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

関東ふれあいの道 栃木県コース1 赤銅のみち

メセタ

2019年8月7日(水)曇後晴 11:06~17:10


距離:13.5km→17.4km/難易度:3/標準時間:5時間50分⇒実際時間6時間04分/撮影ポイント:備前楯山の解説標識
ルート:(逆)通洞駅~足尾駅~間藤駅~足尾ダム~本山~備前楯山~銀山平


栃木県コース1 赤銅のみち

このコースは、銀山平(国民宿舎かじか荘前)から本山を経て通洞駅まで 13.5kmあります。途中には足尾銅山の大鉱脈があった備前楯山や、足尾銅山の象徴とも言える足尾精錬所跡、古河橋や掛水倶楽部があり、鉱山の近代化を進め、銅の生産で栄華を極めた足尾銅山の歴史をたどるコースです。銅(あかがね)親水公園内にある足尾環境学習センターでは、銅山の歴史や環境問題を総合的に学ぶことができます。また、地場産業である足尾焼の陶板約 2,000枚を用いて描いた足尾ダムの巨大な壁画にも圧倒されるでしょう。


7月は雨が多く出かける機会がなかったので、6月以来2ヶ月ぶりの栃木県コースになります。


桐生駅 9:30発わたらせ渓谷鐵道トロッコわっしー号

わたらせ渓谷鐵道は群馬県コースでこれまでに7回乗っていますが、栃木県コースでは初めてになります、しかも運よく臨時のトロッコ列車に乗ることができました
自由席ですが座席定員制50名なので、乗れないときもあります
ドアの前にいた車掌さんに料金を払い乗り込みました


わたらせ渓谷鐵道株式会社

トロッコ わっしー号 パンフレット、運転席脇の棚に置いてあります

乗車券(通洞まで¥1,050)とトロッコ整理券(¥510)


車内は大半が家族連れです


車内に売店があり、車掌さんが販売します


相老駅から乗ってきた人達でほぼ席が埋まりました


10:24  小中駅を過ぎた所で徐行運転となり、道路からは見えない汽車見の滝と呼ばれる滝が見えますと車掌さんから案内がありました
ほんの一瞬ですので見逃さないようにといわれ、撮った一枚です


10:26  神戸(ごうど)駅、列車の待ち時間に昔懐かしい駅弁売りの姿がありました、肩からかけた立ち売り箱に弁当やコーヒーなどを入れ数人が行ったりきたりしていました 


沢入(そうり)駅の手前に約10分間のトンネル区間があります、イルミネーションが始まりました


10:45  渡良瀬川は大きな岩石が一杯です


10:54  神戸駅で何人か降りたので空席ができました


10:56  旧足尾銅山の施設が見えてきました


10:59  通洞駅に到着です


通洞駅

大正元 (1912)年 に開通 した足尾鉄道 (現わたらせ渓谷鐵道)の 旅客の中心駅で駅名に鉱出用語の 「通洞」をつけためずらしい駅です。
足尾町観光の拠点となる駅です。2009(H21)年11月2日に駅本屋及びプラットホームが登録有形文化財に登録されました。


11:06  関東ふれあいの道コース案内板

コース1スタートしました


コースはわたらせ渓谷鐵道の線路に沿って進みます


寶増寺の前を通ります



11:18  足尾駅です

大正元年 に桐生足尾間が開通 し、足尾銅山の物流拠点 として重要な駅 になりました。
昭和30 (1955)年 以降は、自熔製錬法や脱硫装置の導入にともない硫酸輸送の基地になりました。昭和63 (1988)年 貨物線廃 止。平成元 (1989)年に第 3セ クターわたらせ渓谷鐵道 になりました。


通洞駅から0.9km


掛水倶楽部:開館日は土・日・祝祭日で本日休館

古河鉱業が足尾銅山の隆盛時に華族、政府高官などを招いて接待や宿舎に使用していた迎賓館です。大正初期に改築された建物は外観は洋風、内部は和洋それぞれを用いた木造建築で、館内には 1924年(大正 13年)製のピアノや、国産第 1号のビリヤード台もあります。現在でも古河機械金属(株)が宿舎として使用しており、土曜日・日曜日・祝祭日には一般公開されています。(12月上旬〜3月下旬までは休館)


通洞駅から1.2km:ここを左折します


11:30  鉄橋を渡ります


わたらせ渓谷鐵道の鉄橋


11:32  さっき乗ってきたわたらせ渓谷鐵道の電車が折り返してきました


途中にあった堰


11:39  間藤駅

大正3(1914)年 に開設された駅で、足尾銅山工作課 (現古河キャステック)の 貨物取扱いと北部の玄関としてにぎわいました。これから先足尾本的駅ま がでは貨物専用線として利用されていました。


ホームから見た駅舎


丁度電車が入ってきました


旅客終着の間藤駅説明板:ホームにあります


通洞駅から2.2km:間藤駅の前です


北部の玄関口 下間藤 往時の賑い 説明板


廃線になった貨物専用線の跡 大正3年(1914)国鉄足尾線(現・わたらせ渓谷鐵道)足尾駅から旧足尾本山駅まで開通、間藤駅からは貨物専用線として使われていたそうです、1989年3月29日廃止


11:50  通洞駅から2.9km:間藤水力発電所跡


11:50  間藤水力発電所跡説明板

産業技術遺産探訪 間藤水力発電所跡
1890(明治23)年12月竣工、日本で3番目の水力発電所


足尾一の賑い 上間藤 往時の街並 説明板


11:57  足尾赤倉郵便局


足尾まちなか写真館:栃本屋


12:00  足尾まちなか写真館:足尾銅山学校跡


通洞駅から3.5km


12:05  コースマップの分岐点:直進します


12:01  古河橋:足尾ダムまで行ってここに戻ってきます


通洞駅から3.9km

ここで車で来ていた老夫婦に「どこから来たの?」声をかけられました
「通洞から歩いてきて足尾ダムに行き、その後かじか荘までいきます」と答えると
「我々は昨日かじか荘に泊ったんだよ」と言っていました


足尾まちなか写真館:山神祭


足尾ダムまで1.7km


足尾精錬所跡


大煙突


1989年に操業停止後、大煙突や一部設備が近代化遺産として保存されることになりました。工場から排出されていた亜硫酸ガスの影響で、周囲は緑が少ない荒廃した感じの風景になっています。


龍蔵寺


足尾銅山住宅 愛宕下 往時の様子

昭和34年(1959)には181世帯819人の人口を数えたが、経営合理化により徐徐に減少し、足尾銅山閉山時(昭和48年)110世帯377人、足尾製錬㈱設立時(昭和62年4月1日)49世帯127人、平成9年(1997)現在で13世帯24人が住むのみとなり、昔日を偲ぶ”つわものどもの夢の蹟”となりつつある。


カモシカが見える道


大畑沢緑の砂防ゾーン


足尾砂防えん堤の500メートルほど下流にあるのが、大畑沢です。足尾銅山の精錬工場から出る煙や山火事によって、山肌が荒れ果ててしまった大畑沢は、昭和40年頃から、砂防えん堤を始めとする砂防事業が進められました。しかし、まだまだ土石流災害に対して、不十分だったために、砂防えん堤の周辺に、クロマツ、ケヤキ、オオシマザクラなどの木々を植えて人口の森を作り、土砂が流れ落ちるのを防ぐことにしたのです。


12:22  足尾ダム全景

この付近の山地は、足尾銅山の煙害などにより「はげ山」と化し、そこから崩れ落ちる砂礫は谷を埋め、洪水のたびに下流に押し流されていきました。この被害を防止するため、足尾ダムは最も荒廃の著しい渡良瀬川上流の渡良瀬川(旧名松木川)・仁田元川・久蔵川の 3つの川の合流点に、昭和 25年から 5年近く年月をかけて造られました。計画貯砂量は 500万㎥にもなる日本を代表する巨大な重力式コンクリート砂防ダムです。


銅山住宅が並ぶ 高原木 往時の様子


銅親水公園:銅(あかがね)橋と足尾ダム

足尾ダムの下流に作られた公園で、園内には地域のシンボルとして架設された、県内初の人道用斜張橋「銅(あかがね)橋」や、銅山の歴史を紹介するとともに、自然の大切さと環境問題を学べる施設、「足尾環境学習センター」があり『見て・休んで・学べる』という総合的な学習施設です。また、ダム壁面の巨大な壁画は、地場産業である「足尾焼」の陶板約 2,000枚を用いて、この地に多数生息するニホンカモシカを描いています。

橋長106.6mの銅橋や大量の水が流れ落ちる足尾ダム、日本最大規模の陶板による壁画(幅25m高さ15mのサイズの中に陶板約2000枚を用いてニホンカモシカを描いてあります)等スケール感を感じられる公園です。


12:31  松木渓谷


この先 進入禁止!


わたらせ川源流の碑 説明板、全く読めません


足尾ダムは砂防ダムのためダム湖はありません


12:34  銅(あかがね)親水公園入口


銅(あかがね)橋


足尾環境学習センターの看板


銅親水公園駐車場


滝が見えます


本山精錬所全盛期


12:56  古河橋に戻ってきました

火災で焼失した木造の「直利橋」跡に、1890年(明治 23年)に架設された道路用鉄橋です。完成翌年には橋上に日本初の実用化した電気鉄道(単線)が敷設されました。ドイツ・ハーコート社製の長さ 50m、幅 4.6mのボストリング・ワーレントラス式、ピン結合、上弦材にH型鋼を使用した珍しい形式で、原位置に現存する道路用鉄橋としては日本最古の、足尾銅山の誇れる産業遺産です。

明治23年(1890年)、足尾銅山の近代化の一環として、渡良瀬川上流の松木川に架けられた古河橋。それまでの木造の橋が火事で焼失したことから、当時としては珍しい、橋材は鉄製・橋板は木製のものになりました。


足尾精錬所跡

かつては東洋一の銅山と呼ばれた「足尾銅山」の歴史と共に歩んだこの製錬所は、常に日本の先端を行く製錬法をつくり出し、国内はもとより世界中からも注目を集めていました。昭和 48年には資源の枯渇などにより事実上の閉山となりましたが、高さ 45メートルの大煙突がそびえる「足尾製錬所」は、銅の生産で栄華を極め、鉱山の近代化と公害問題の舞台となった「足尾銅山」の象徴となっています。


廃線になった貨物専用線の鉄橋:右上が旧足尾本山駅


通洞駅から4.0km+足尾ダム往復4.0km=8.0km


足尾まちなか写真館:本山病院


通洞駅から4.6km+足尾ダム往復4.0km=8.6km


足尾銅山 説明板


本山鉱山神社


閉山直前の 本山 のようす


長い上り坂です


狸堀り跡


水神宮碑


鷹の巣坑


大きくカーブします


備前楯山方面


14:08  舟石峠駐車場:標高1027.1m、中央に見えるのが備前楯山


通洞駅から7.4km+足尾ダム往復4.0km=11.4km


足尾まち歩き 説明板


舟石峠駐車場全景、車は一台もいません


舟石、駐車場の中にあります


もともとこの一帯は岩魚が多くとれたことから魚の沢と呼んでいたが、明治30年代に足尾銅山を開発した古河市兵衛がここを訪れた際にこの石をみて舟に似ていることから「舟石といったらどうか」と言ったので「舟石」の地名になったという。


備前楯山まで1.4km、標高差にして245mです


備前楯山まで1.3km、ここまでは道が分らないほど草で覆われていました


備前楯山まで1.2km


備前楯山まで1.0km


傾斜がきつくなってきました


細い道で足場もよくありません


備前楯山まで0.6km


備前楯山まで0.3km、残りあと僅かです


15:17  備前楯山:標高1,272m、山頂に着きました、先の方に解説標識が見えます

備前楯山(1272m)は、日光市足尾町の中央に位置する山で、かつての足尾銅山採鉱の主要地域として有名です。慶長 15年(1610年)、現在の岡山県東南部の出身で当時の足尾郷の農民であった冶部(じぶ)と内蔵(くら)がこの山で露頭している銅鉱石を発見し、日光座禅院座主に報告しました。座主は二人の功績を記念して、この山を農民の生まれた国の名前をとって「備前楯(びぜんたて)」と名付けました。


撮影ポイント:備前楯山の解説標識、狭いところにあります

                                                         黒檜岳    社山   男体山  半月山



備前楯山から0.3km、一気に下ります


備前楯山から0.6km


備前楯山から0.7km


備前楯山から1.0km


備前楯山から1.2km


備前楯山から1.3km


草に覆われた道


舟石峠駐車場が見えてきました


備前楯山解説板、ここから緩い下り坂になります


通洞駅から7.9km+足尾ダム往復4.0km=11.9km


鳥獣観察舎


関東ふれあいの道標識、平成の字が読み取れます


通洞駅から8.9km+足尾ダム往復4.0km=12.9km


16:40  銀山平展望台分岐点


階段を上がったところ


すごく荒れていて道がよく分りません、何度かミスしながらようやくそれらしい道に出てきました
迷っているとき3~40m先の山の上を大きな薄茶色の動物が左から右に通りすぎました
あわててカメラを取出しましたが、間に合いませんでした
かじか荘のホームページに「また、宿舎の周りでは「猿」「鹿」「狸」や、時には天然記念物の「カモシカ」の姿も見られます」とあります
間違いなくニホンカモシカだと思うのですが、残念ながら証拠の写真がありません


時計を見ると16:50、かじか荘予約時に17:00までにチェックインするよう案内があったので、おそらく展望台まであと100m位だと思われますがここで引返すことにしました


戻るときも道が分らずミスしながら下りました


道路へ出た所に蛇がいました


17:03  銀山平まで0.2km


かじか荘の駐車場が見えてきました


関東ふれあいの道コース案内板


17:10 銀山平

コース1ゴールしました


国民宿舎かじか荘

豊かな自然に囲まれた国民宿舎「かじか荘」は、庚申山登山の拠点になっています。足尾温泉庚申の湯から引湯している温泉の泉質は「アルカリ性単純泉」といい、神経痛・筋肉痛・冷え性に効能があります。露天風呂からは眼下に庚申川の渓谷美を眺めることができ、新緑から紅葉、さらには冬景色まで、四季の移ろいを十分に楽しむことができます。

日光市営 かじか荘 < 平成29年10月1日リニューアルオープン!>
信仰の山、庚申山麓に湧く温泉 豊かな自然を感じながら味わう天然温泉と山の幸

2017年9月27日下野新聞:老朽化のため昨冬から全面改修されていた市営「国民宿舎かじか荘」の工事が完了し、10月1日にリニューアルオープンする。営業開始から50年の節目を迎えた今年、耐震補強した上で内外装を一新し、新たな一歩を踏み出す。


夕食は豪華です、領収書の明細を見ると夕食代は3,780円となっていました


ビーフシチュー

右は日光ひみつ豚陶板焼


2017.10にリニューアルしたばかりなので、部屋はきれいです


庚申の湯:露天風呂は真っ暗でした


コースタイム

都県 NO みち 地点名 標高m 区間km 累計km 正味h 休憩h 着t 発t 備考
栃木 1 赤銅のみち 通洞駅   638.5      0.0  11:06
栃木 1 赤銅のみち 足尾駅   640.8      0.9      0.9  0:12  0:00  11:18   11:18
栃木 1 赤銅のみち 間藤駅   662.5      1.3      2.2  0:21  0:01  11:39  11:40
栃木 1 赤銅のみち 分岐1古河橋   690.1      1.3      3.5  0:21  0:00  12:01  12:01
栃木 1 赤銅のみち 足尾ダム   752.4      2.0      5.5  0:30  0:03  12:31  12:34
栃木 1 赤銅のみち 分岐1古河橋   690.1      2.0      7.5  0:22  0:01  12:56  12:57
栃木 1 赤銅のみち 舟石峠駐車場 1027.1      3.9    11.4  1:11  0:03  14:08  14:11
栃木 1 赤銅のみち 備前楯山P 1272.5      1.5    12.9  1:07  0:01  15:18  15:19 標識
栃木 1 赤銅のみち 舟石峠駐車場 1027.1      1.5    14.4  0:48  0:00  16:07  16:07
栃木 1 赤銅のみち 分岐2   861.2      2.0    16.4  0:29  0:00  16:36  16:36
栃木 1 赤銅のみち 銀山平展望台   982.3      0.4    16.8  0:09  0:00  16:45  16:45
栃木 1 赤銅のみち 分岐2   861.2      0.4    17.2  0:20  0:00  17:05  17:05
栃木 1 赤銅のみち 銀山平   827.2      0.2    17.4  0:05  17:10 かじか荘泊
栃木 1 赤銅のみち 翌日コース23へ
集計 1 赤銅のみち 2019/8/7(水) 13.5km 17.4km     逆  5:55  0:09  6:04 ←総h


栃木県コース1 赤銅のみち の感想
梅雨が長引き動けなかったのですが、かじか荘の予約がとれ2ヶ月ぶりの栃木です。丁度よいタイミングで桐生駅に着き、わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車に初めて乗ることができました。帽子を飛ばしそうになりながら、ガラスのない窓から吹き込む風は気持ちよかったです。観光スポットでの徐行運転、車掌さんのガイドなどがあり、これまで気付かなかった汽車見の滝を知りました。
足尾ダムの銅親水公園では観光バスを含む車が数台停まっていました。古河橋など観光地には人が出ていましたが、山道に入った途端誰一人見かけなくなりました。先週富士山に行った疲れが残っているのか、備前楯山の狭い上り坂はかなりきつく感じました。
銀山平展望台までの道はとぎれとぎれで、その間標識は一つもありません。結局たどりつけませんでしたが、途中見かけた動物は間違いなくカモシカだと思っています。


以上です。

スペインの旅6日目 セビリア市内~マドリード

メセタ

ブログを始める前に行ったところの振り返りです。
1997年2月11日(火)6日目 セビリア市内~マドリード


6日目はスペイン広場・アルカサル・大聖堂などのセビリア市内観光です。その後バスを降りてスペイン版新幹線AVEでマドリードに戻りました。


日程は下記のとおりです。
1997年2月6日(木)1日目 成田~フランクフルト~マドリード
1997年2月7日(金)2日目 マドリッド市内
1997年2月8日(土)3日目 マドリード~トレド市内~コルドバ
1997年2月9日(日)4日目 コルドバ市内~グラナダ・フラメンコ
1997年2月10日(月)5日目 グラナダ市内~セビリア・フラメンコ
1997年2月11日(火)6日目 セビリア市内~マドリード
1997年2月12日(水)7日目 マドリード市内~アムステルダム
1997年2月13日(木)8日目 アムステルダム~成田


ツアー名:「スペイン・アンダルシア周遊 ハイライト8日間の旅」


6日目日程表

セビリアの基本情報 - JTB
グアダルキビール川の左岸に位置する、アンダルシアの中心都市。古くから要衝の地として栄え、ローマ、イスラムの支配をうける。ベラスケスをはじめ多くの芸術家を生んだ町。


まずスペイン広場に向います


スペイン広場

スペイン広場 Plaza de España - JTB
マリア・ルイス公園の敷地内にある、近代的なセビリアを象徴する広場。柱廊がある半円形の建物と、その前に水路が設けられている。水路に架かる橋の欄干や建物に使用されたタイル装飾が美しいアクセントとなっている。映画「アラビアのロレンス」および「スター・ウォーズ エピソード2」のロケ地として使用されたのが有名だ。


タイル画


スペイン広場にある塔



スペイン広場からアルカサルに移動します


移動途中に大聖堂ヒラルダの塔が見えました


Real Alcázar de Sevilla アルカサルに着きました

アルカサル (Real Alcazar)  JTB
9~11世紀のイスラム時代に建てられたカリフの王宮跡地に、キリスト教王の宮殿を建造。ムデハル様式の建物の大部分はカスティーリャ王ペドロ1世時代のものだが、歴代の王たちによって増改築が繰り返された。一番のみどころは14世紀に完成したペドロ1世宮殿。壁の腰板を飾る鮮やかなモザイクタイルをはじめ、グラナダやトレドの職人による精緻な漆喰細工やアラベスク模様は必見。宮殿を取り囲む庭にもさまざまな趣向が凝らされている。


謁見の間(Sala de las Audiencias)の聖母マリアがアメリカ大陸への航海を見守る姿


ペドロ1世の宮殿



ガラス張りの吹き抜け天井


ドーム型の天井


アルカサルから大聖堂へ移動します


Catedral de Sevilla 大聖堂と Torre de la Giralda ヒラルダの塔

セビリア カテドラル - JTB
イスラム時代に建てられたモスクを基礎にして、1402年から約1世紀もの歳月をかけて建造された大聖堂。完成までにファン・ノルマンやペドロ・デ・トレドなど多くの建築家が携わった。奥行き116m、幅76mのゴシック様式とルネッサンス様式が混合する建物は、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール寺院に次ぐ規模。聖杯の礼拝堂や主聖具納室などに展示された、スペインを代表する画家たちの宗教画は必見。


セビリア カテドラルのパンフレット

 


セビリア カテドラルの入場券


セビリア カテドラルのステンドグラス


ヒラルダの塔からの眺め

ヒラルダの塔 (La Giralda) - JTB
セビリアのシンボル的存在でもあるカテドラルに付随する鐘楼で、高さは94m。12世紀末にモスクのミナレット(塔)として建設され、キリスト教時代になった16世紀に上の鐘楼部分(バルコニーや女神像)が付け加えられた。内部は階段ではなく、らせん状のスロープが上まで続いている。


ヒラルダの塔の鐘


パノラマでも撮りました


こんなスロープが続いています


ステンドグラス、ヒラルダの塔を支える聖フスタと聖ルフィーナ姉妹
1686(年)の文字があります


4人の国王が担ぐコロンブスの棺


大聖堂を出た通路で若い男性がギターを弾いていました


今上ってきたヒラルダの塔が見えます


昼食後バスでセビリア駅へ向います


途中セビージャFC のサッカー場の前を通りました

Estadio Ramón Sánchez-Pizjuán  ラモン・サンチェス・ピズファン・スタジアム

Sevilla FCは創立1890年の、セビージャに本部を置くサッカークラブです。1890年1月25日、文化とスポーツ両面のプライベート協会として産声をあげました。



Sevilla セビージャ(セビリア)駅に着きました


新幹線AVE


「スペイン高速」の略称から、AVE(アヴェ)と命名された列車は、スペイン初の高速鉄道として1992年に登場しました。純白の車体をイベリア半島の日射しに輝かせながら、マドリッドを拠点に第二の都市バルセロナ、さらに南部の町セビーリャ、コルドバや、東部の町リェイダ、サラゴサなど、主要都市を最高時速300kmで結びます。


Sevilla - Huelva - Zafra  セビージャ - ウェルバ - サフラ 線


タバコの自販機


AVE 時刻表


乗る電車はセビリア16:00 発、マドリッド18:30 着です


構内をぶらついてみました


Loterías 宝くじ売場


指名手配写真?:凶悪犯罪者 E.T.Aのメンバー


「バスク祖国と自由」(ETA)は,1959年7月,スペイン北東部からフランス南西部にまたがるバスク地方に社会主義独立国家を樹立することを目的として結成された分離主義過激組織である。


Córdoba コルドバ


Puertollano


Ciudad Real


AVEの中


Estacion de Madrid Puerta de Atocha  マドリッド・アトーチャ駅に着きました


乗ってきた電車です


アトーチャ駅の構内は巨大な温室のようです
ミストのように霧が立ち込めています


構内にあったオブジェ


この後初日に泊った Hotel Agumar ホテルアグマールに向いました


ホテルに荷物を置いて外に出てみます
ホテルから少し行ったところにセブンイレブンがありました
さらに行くと Bar バル があったので入ってみます
客は他になく一人だけでした、店の人に 
Cerveza,por favor. ビールをください
と言ったら通じました
つまみはカウンターに置いてあるお皿を指さしてもらいます
しばらくいても誰一人入ってきません
バル初体験はこんな調子でした


1997年2月11日(火)6日目 セビリア市内~マドリード の感想
一昨日のフラメンコショーに続き、昨夜のフラメンコタブラオ見物も深夜になったせいで、朝の散歩はできませんでした。
ここセビリアでもアルカサル・カテドラルといった、イスラムとキリストに関わる歴史的な建造物を見ることができました。コルドバのメスキータやグラナダのアルハンブラ宮殿とどことなく雰囲気が似ています。
夜の散歩は裏通りを歩きました。人通りが少ないところにあったバルは立ったまま飲み食いするお店です。閉店時間なのでしょうか、2杯目を頼もうと思ったら断られてしまいました。


以上です。
                                                                                 スペインの旅
5 グラナダ市内~セビリア・フラメンコ ← 6 セビリア市内~マドリード 
                                                                                                                  → 7 マドリード市内~アムステルダム

2019富士山富士宮ルート 後半 朝日岳ご来光~剣ヶ峰~宝永山

メセタ

日程
2019年7月28日(日)富士宮口五合目~九合五勺 曇時々雨
2019年7月29日(月)九合五勺~朝日岳(ご来光)~剣ヶ峰~お鉢巡り~宝永山~富士宮口五合目  晴後曇


昨日食事の時にツアーのガイドが「明日は2:20起床、2:50には出発できるようにしてください」と言っていたので、混雑を避けるためそれより前に起きることにしました。
2:00丁度に起きて出発の準備を始めました。


今日のルートは九合五勺胸突山荘~朝日岳(ご来光)~剣ヶ峰~お鉢巡り~御殿場ルート山頂~宝永山~富士宮口五合目 です。御殿場口山頂からはプリンスルートを逆に行き、富士宮口五合目に戻ります。


2:00 起床後すぐ外に出てみたところ月が出ています、これは期待できそうです


2:19  九合五勺胸突山荘、ヘッドライトを付けて出発です:標高3,590m


富士宮口山頂 3,710mまでの高低差はたったの130mですが、かなり急です


3:00  下の方に多数のヘッドライトが見えています、団体が出発したようです


3:19   富士宮口山頂到着:標高3,720m


ご来光ポイントの朝日岳に向け吉田口山頂方面へ進みます
3:33  昨年の場所に近いところを確保して座り込みます
今日の日の出時間は4:39です
まだ1時間以上あるのに既に数人が三脚をセットして待機しています
じっとしていると寒いので、ダウンの上にレインウェアを着ました


山荘で用意した朝食はパン2個とジュースです


4:21  大分明るくなってきました、右上には月が見えます


4:44  太陽が顔を出し始めました


4:46  縞模様になっています


4:47  雲と雲の間に挟まれています


4:47  今度は上の雲に隠れ始めました


4:51  上の雲から再び顔を出し、二度目のご来光です


4:52  完全に出てきました


皆立ち上って見ています


この後一人の男性が大声で万歳三唱を呼びかけ、皆がそれに応じました


4:56  ご来光ショーが終り、剣ヶ峰に向います


5:00  右側の剣ヶ峰に向う長い列です、


すぐ下は銀名水、その先は万年雪が残る大内院


御殿場ルート山頂にある御殿場口下山道の石碑は倒れこんでいました


5:09  浅間大社奥宮はごった返しています


今年も高齢者(70歳以上)記帳所で記帳をします、先客がいたので順番を待ちます


浅間大社奥宮祈祷殿


記入内容は 生年月日・数え年年齢・踏拝回数・住所・姓名・電話の6項目です
記入後一項目ごと念入りにチェックしていました


記帳後いつものようにかわらけで御神酒をいただき


記念の扇とともに持ち帰りました


すぐ隣の富士山頂郵便局、まだ5:19なのにこの混雑ぶりです

列に並んで「世界遺産 富士山 登頂記念」絵葉書・切手各5枚セットを1,000円で購入


外のポストに投函  ※思ったより早く31日には届きました


頂上富士館前


大内院の万年雪


剣ヶ峰が近づいてきました


馬の背はすごい人だかりです


昨年はこの先で影富士を見ることができましたが、今年は曇っていてダメでした


馬の背を上り始めました、下ってくる人も多くいます


剣ヶ峰手前から見た大内院


5:50  剣ヶ峰に着きました、早速撮影待ちの列に並びます


この左上に剣ヶ峰標識があります


一番上まできました


日本最高峰富士山剣ヶ峰


Tさんと一緒に


富士山頂有人観測2004年秋終了のお知らせ


撮影が終ったので、時計回りにお鉢巡りをします


西安河原、ここでも昨年は影富士を見ることができました


振り返ると剣ヶ峰はまだ長い列ができています


大澤崩れの万年雪


大内院、剣ヶ峰が遠くなってきました


雲行きが怪しくなってきました


6:51  吉田ルート山頂


久須志神社(富士山頂奥宮)


山口屋


吉田口・須走口下山道


剣ヶ峰の丁度反対側になります


ガスがでてきました


お鉢巡りを続けます


ここからも大内院の万年雪がよく見えます


先ほどご来光を見た地点です


雲の合間に宝永山が見えました


銀名水、お鉢巡りを一周しました


倒れた御殿場口下山道石碑の前で休む人


7:37  御殿場口下山道から下山開始です:標高3,700m


結構混みあっています


長田尾根登山路建設記念碑も倒れていました


八合目 見晴館


8:40  八合目  見晴館:標高3,400m、見晴館は閉館中です


赤岩八合館の屋根が近づいてきました


8:57   赤岩八合館に着きました、昨年泊ったところです


御殿場口七合九勺:標高3,290m


測候所の建物、またガスが出てきました


9:31  七合五勺 砂走館:標高3,090m

ここで休憩中にトラブル発見!靴底がボロボロと剥がれ落ち、底のつなぎ部分に隙間が空いて、今にも落ちそうな状態になっていました。まだ3,000m以上のところです。出かける前に一応点検したのですが、甘かったようです。
いざという時に備えてひもを持参していましたが、何とかゆっくり下りていくことにしました。


9:41  砂走館通過


御殿場口下山道、またガスが出てきました


9:46  七合四勺 わらじ館:標高3,050m


9:55  七合目 日ノ出館休業中:標高3,030m 


9:59  ここから分岐して下山道に入ります


下山道の途中にある標識


剥がれた右の靴底を気にしながら、ゆっくり進んで行きます


大砂走り、靴がズズっと砂にめり込みます


足をとられて転びそうになり、この後トレッキングポールを取出しました


宝永山山頂が見えてきました


プリンスルートの富士山頂方面、左は御殿場ルート大砂走り

左の大砂走りを下りてきてプリンスルートと交差します、右がプリンスルート
昨年ミスしたところです、左の大砂走りを100mほど上がってしまい下山してきた人に注意されました


10:43  御殿場口下り六合目、ここで御殿場ルートと別れてプリンスルートに入ります


10:52  宝永山馬の背に着きました、宝永山山頂が霞んでいます


宝永山馬の背から御殿場ルート下り六合方面を振り返ったところ、富士山頂は見えません


11:05  宝永山山頂に着きました

よく見ると土台から大分崩れているようです

昨年の写真と見比べるとかなり傷んでいます


富士山頂をバックに、残念ながらガスが濃くなってきました


斜めに下りる近道がありますが、地図にないし標識もないのでパスします


時折富士山頂が顔を出しますが


すぐに隠れてしまいます


11:25  宝永山馬の背、ここから長い下りになります


正面が宝永山頂、右へ下っていきます


宝永第一火口に向って長い坂を下ります、大砂走りのように歩きにくい道です

この坂を上ってくるグループの半分以上は親子連れです
なかにはまだ小学校にも行っていないような小さな子供もいました
靴はまだなんとかもっています


宝永火口です


馬の背方面を振返りました


宝永山第一火口には休憩所があります


12:08  宝永山第一火口標識


宝永山第一火口からは上りになります


12:29  宝永第一火口縁、相変わらずガスっています


六合目方面


宝永山方面


カラマツ越しに六合目雲海荘が見えています


六合目、山頂方面はこれから上る人で一杯です


12:47  六合目雲海荘です:標高2,490m


13:15  富士宮口五合目に着きました:標高2,400m


靴は最後まで何とか持ちました


今日の富士山、山頂の気温10℃、5合目の気温19℃


レストハウスの食堂で昼食です、ミニうどん付のおにぎりセット¥1,000 にしました


富士宮口五合目バスのりば 14:00発のバスが停まっています

バスに乗り込んだ13:45頃には5~6人しかいなかったのですが、たちまち満席になってしまいました。往便の車両は観光バスで満席打ち止めだったのに、復便は路線バスであふれた人は通路に座り込むよう運転手が案内していました。


14:30  水ヶ塚駐車場に着きました


山の上では感じなかった蒸し暑さが、駐車場に下りてきたら一気にきて体にこたえます。
剥がれそうになった登山靴を履き替え、帰途につきました。


富士山富士宮ルート 後半 朝日岳ご来光~剣ヶ峰~宝永山 の感想
今年もご来光を拝むことができました。これで5回のうち4回成功したことになります。雲と雲の間に挟まった縞模様の太陽と、上の雲から抜け出た時のご来光と2回も見たようで得した気分になりました。
その後は曇り空やガスによって視界がさえぎられ、山頂や宝永山、宝永火口などの景観が望めなかったのは残念でした。
靴の底が剥がれてきた時にはびっくりしました。昨年はトレッキングポールが抜け落ちて止まらなくなり、2年連続のトラブルです。事前に道具の点検を念入りに行う必要があることを痛感しました。


以上です。