国分寺市02 武蔵国分寺跡コース TOKYO Walking Map 2021.9.15
2021.09.15 (水) 晴時々曇 4.6km→5.6km
ルート:西国分寺駅~東山道遺構再生展示~東山道武蔵路跡~都立武蔵国分寺公園~市立歴史公園 史跡東山道武蔵路~土師竪穴住居跡~国分寺薬師堂~木造薬師如来坐像~国分寺仁王門~国分寺のコウヤマキ~国分寺楼門~国分寺市おたかの道湧水園 旧本多家住宅長屋門・倉~国分寺市武蔵国分寺跡資料館~史跡の駅 おたカフェ~市立歴史公園 史跡武蔵国分寺跡(僧寺北東地域)~国分寺市文化財資料展示室~市立黒鐘公園~伝祥応寺跡・塚跡~武蔵台遺跡敷石住居跡(府中市)~西国分寺駅
国分寺市2日目は既に歩いたコース01と重複するところが多いため、前回立寄ったところはできるだけパスしました。
東京都福祉保健局のサイト
国分寺市02 武蔵国分寺跡コース~自然と歴史に包まれる~
広大な古代官道の東山道武蔵路や武蔵国分寺跡などの文化財が集中する市の中央部は、自然も豊か。自然と歴史が調和するまちの魅力を存分に味わってみては?
最寄駅:西国分寺駅(JR) 西国分寺駅(京王バス) 西国分寺駅(ぶんバス) 所要時間:約1時間9分 距離:約4.6km 消費カロリー:約207kcal 歩数:約6570歩
8:59 西国分寺駅 スタートしました
国分寺駅南入口 交差点 府中街道を渡り右へ
9:07 東山道遺構再生展示 見落としました
この写真の道路左側にあるビルの裏にあったようです
2019/4/13(土) 東山道武蔵路跡 遺構平面レプリカ野外展示施設 東京都 : ウシ子とウシ夫の牛歩旅
東山道武蔵路は、現在地付近から、北方の恋ヶ窪谷へ向かって下りながら次第に路面の中央がえぐれて切り通し状になり、側溝が失われていきます。ここでは、当時の道路造成面を型取りして復元したレプリカを作成し、遺構と同じ位置で高さを上げて展示しています。
Googleマップ 東山道遺構再生展示施設
9:09 東山道武蔵路跡 広い道です
【国指定史跡】駅制に基づいて7世紀後半から8世紀前半にかけて整備された都と地方の国府を結ぶ官道の支路です。道幅約12メートルの広大な官道が長さ約400メートルに渡って保存・整備され、当時の道幅を実感することができます。
ここでミス、本来は左に見える多摩図書館手前を左に曲るところを直進してしまいました
東山道武蔵路の説明板
東山道武蔵路跡【国指定史跡】|国分寺市
泉町二丁目の西国分寺住宅の東側にある東山道武蔵路跡は古代の道路遺構です。東山道武蔵路は上野国(現在の群馬県)から南下して武蔵国府に至る往還路(東山道の支路)です。発掘調査の結果、幅12mの道路跡が台地上から谷部にかけて490mの長さで確認されました。
東京都立公文書館
東山道武蔵路を振返ったところ
ここでミスに気付き戻ります
都立多摩図書館 に戻ってきました
9:21 都立武蔵国分寺公園 泉・北西口
武蔵国分寺公園 | むさしのの都立公園
一周500mの円形芝生広場を中心に、旧鉄道学園時代からのサクラ・ケヤキ・イチョウなどの巨木や滝、池、噴水がバランスよく配置された、水と緑のゆったりした公園です。池のまわりには延長33m・幅3mの藤棚やノウゼンカズラの棚があり、開花期には公園を彩ります。
円形広場
コースはここで戻るようになっていますが、公園の中を通ることにしました
武蔵の池
であい橋
都立武蔵国分寺公園を出ました
東山道武蔵路 ここでコースに復帰しました
9:34 市立歴史公園 史跡東山道武蔵路
国分寺市立歴史公園史跡東山道武蔵路-ぶらり国・府
泉町の東山道武蔵路の南側の延長上にあり、平成18年度の発掘調査では、3期に渡る道路の変遷状況や、道路に関わる祭祀の痕跡、道路側溝と重なる住居跡が見つかっています。平成23年4月に歴史公園として開園しました。
古代官道 東山道武蔵路
道路にまつわる祭祀の跡? 特殊遺構(SX281)
周辺地域の東山道武蔵路
都立武蔵国分寺公園 西元・南西口 ここからも入れます
9:40 土師竪穴住居跡 国分寺公園の中にあるようです 見落としました
土師竪穴住居跡ーぶらり国・府
薬師堂の西側で、武蔵国分寺跡を区画する北側の溝を発掘調査した際に見つかった4つの住居跡の一つです。名称の「土師」は、「土師器」を使用していた時代(古墳時代から平安時代)という意味です。
都立武蔵国分寺公園を過ぎると国分寺薬師堂脇に出てきました
9:42 国分寺薬師堂 ここから黒鐘公園まではコース01と重複します
【市重要有形文化財】建武2年(1335年)新田義貞の寄進により、僧寺金堂跡付近に建立されたと伝えられています。宝暦年間に現在の場所に建て替えられました。薬師堂の裏には、四国八十八ヵ所巡りを模した石仏群があります。
国分寺薬師堂【市重要有形文化財】|国分寺市
医王山縁起によれば、国分寺境内の薬師堂は、建武2年(1335年)新田義貞の寄進により、武蔵国分寺史跡の金堂跡付近に建立されたと伝えられています。現在の薬師堂は宝暦年間(1751年から1764年)に今の場所に移され、建て替えられたものです。
木造薬師如来坐像
【国重要文化財】平安時代末期頃の製作とされ、寄木造の漆箔仕上げで、像高は約1.91mあります。戦乱に巻き込まれて武蔵国分寺が焼失した際に、自ら逃げ出し無事であったという話も。
9:47 国分寺仁王門
国分寺仁王門【市重要有形文化財】|国分寺市
国分寺境内にあり、宝暦年間(1751から1764)に建てられた八脚門です。
9:49 国分寺
万葉植物園 国分寺の境内にあります
国分寺のコウヤマキ を探しましたが分らず案内にあった方面を撮りました
どうやら右手の白っぽい木のようです
国分寺市のホームページによれば木の近くには立ち入りできないということです
国分寺のコウヤマキ【市重要天然記念物】|国分寺市
国分寺のコウヤマキは、国分寺境内裏山に立ち、日本特産の常緑喬木(きょうぼく)です。近在の「まき」の木では最も古く、樹齢は約300年、高さ約14メ-トル、幹の周囲は約2.96メ-トルあります。(注釈)こうやまき付近は立ち入りをご遠慮いただいております。国分寺楼門付近からご覧いただきますようお願いいたします。
国分寺の門を出ると目の前に楼門があります
9:57 国分寺楼門
【市重要有形文化財】国分寺門前にあり、前沢村(現東久留米市)の米津寺の楼門を明治28年に移築したものです。三間一戸の楼門で、2階には十六羅漢像が安置されています。
国分寺楼門【市重要有形文化財】|国分寺市
国分寺境内にあり、前沢村(現東久留米市内)の米津寺(米津出羽守田盛によって菩提寺として創建された寺)の楼門を明治28年に移築したものです。板金葺の屋根で、江戸時代の建築様式をよくとどめた、風格ある建物です。三間一戸の楼門で、2階には十六羅漢像(現在13体)を安置しています。
お鷹の道
10:00 国分寺市おたかの道湧水園 旧本多家住宅長屋門・倉 前回中へ入りました
【市重要有形文化財】国分寺崖線の豊かな自然を残す園内は、崖線の下から流れ出た湧水が池をつくり、大木が生い茂るなど季節に彩られた景色が楽しめます。園内には、旧国分寺村の名主家の長屋門(江戸時代後期)と倉(明治時代)が残されています。(有料)
国分寺市武蔵国分寺跡資料館 前回中へ入りました
長年の発掘調査の成果をもとに、史跡から出土した資料を展示。※おたかの道湧水園の入園料が必要です
10:02 史跡の駅 おたカフェ
お鷹の道沿いにある無料休憩所。史跡ガイドの受付を行っているほか、こくベジを使ったメニューや市内の名産品、おたかの道湧水園の入園券などを販売しています。
お鷹の道
復元した七重の塔
真姿の池の先の国分寺崖線を上ります
10:08 市立歴史公園 史跡武蔵国分寺跡(僧寺北東地域)
武蔵国分寺跡【国指定史跡】|国分寺市
僧寺北東地域は、大型開発に対する緊急保存対応で平成14年度に史跡に追加指定された場所で、国分寺崖線上に位置し、崖下には真姿の池湧水群があります。公園内の北側には、僧寺伽藍地の北限を区画する溝が存在しています。溝の位置と規模を平面的に現地に表示してあり、その一角に地下の溝遺構の断面を観察できる施設があります。
真姿の池湧水群
お鷹の道・真姿の池湧水群【環境省選定名水百選・都名湧水 】|国分寺市
江戸時代に市内の村々は尾張徳川家の御鷹場に指定されていました。それにちなんで、崖線下の湧水が集 まり野川にそそぐ清流沿いの小径を“お鷹の道”と名づけ、現在約350メ-トルを遊歩道として整備 されています。
真姿の池をはじめとする崖線下の湧水群は、 上記の「お鷹の道」と合わせた環境の良さを評価され、環境省選定名水百選のひとつとしてに選ばれました。また、東京都 の名湧水57選にも入っています。嘉祥元年(848年)、絶世の美女といわれた玉造小町が病気に苦しみ、病の平癒を願い全国行脚をした際に、武蔵国分寺で願をかけたところ、「池で身を清めよ」との霊示を受けて快癒したとの言い伝えがあります。
お鷹の道を横切ります
10:18 七重塔跡
武蔵国分寺跡【国指定史跡】|国分寺市
七重塔跡は、金堂・講堂跡から東方200メ-トルのところに位置します。塔は、「金字金光明最勝王経(きんじこんこうみょうさいしょうおうきょう)」を安置する国分寺の重要な施設で した。3間(約10メートル)四方の礎石建物で、高さは約60メートルほどあったと推定されます。
史跡武蔵国分寺跡 中門跡
金堂跡
金堂は本尊仏を安置する建物です。桁行き7間(約36メートル)×梁行き4間(約17メートル)の礎石建物として建てられました。現在も多くの礎石が残されています。武蔵国分寺の金堂は、諸国国分寺中最大級の規模となります。
国分寺市立第四中の中にある文化財資料展示室 建物右下です
10:27 国分寺市文化財資料展示室 コース01で入ったので今回はパス
係の方から丁寧に説明していただき、パンフレットや絵葉書を一杯もらいました
そのなかに「こくぶんじウォーキングマップ」というトーキョーウォーキングマップの地図がありました いつもホームページからダウンロードしている地図で本物を見るのは初めてです いつも印刷するのはA4判で小さいと感じていましたが、本物はA2判で4倍もある大きさに驚いてしまいました
こくぶんじウォーキングマップ
黄土色に塗られたところが国分寺崖線です
国分寺四中入口交差点 府中街道を横切ります
武蔵野線のガードをくぐります
市立歴史公園武蔵国分尼寺跡
武蔵国分尼寺跡【国指定史跡】|国分寺市
西元町四丁目のJR武蔵野線西側に武蔵国分尼寺跡が広がっており、国指定史跡武蔵国分寺跡に一括して指定されています。史跡指定地は、公有地化と整備事業を終え、国分寺市最初の市立歴史公園として平成15年4月に開園しました。
10:35 市立黒鐘公園 中へ入ります
武蔵国分尼寺跡と伝鎌倉街道に隣接した公園です。桜の季節には花見の名所として、多くの方が訪れます。園内には高低差のある地形を利用した遊具が豊富に設置され、子供に人気の公園です。
黒鐘公園|国分寺市
国分寺崖線の南、遺跡地帯に位置する黒鐘公園は、 国分尼寺跡と伝鎌倉街道に隣接しています。桜の名所としても知られていますが、高低差のある地形を利用したローラーすべり台や、シーソー、鉄棒、砂場、ブランコなどの遊具が豊富に設置されており、子ども連れに人気のスポットです。
通りにあった武蔵国分尼寺跡説明板 右の地図に伝祥応寺跡があります
塚跡への分岐点
10:41 伝祥応寺跡
伝祥応寺跡・塚跡ーぶらり国・府
いずれも中世の遺跡で、鎌倉街道沿いに寺院と塚が残っている貴重な遺跡です。
伝鎌倉街道の先に塚跡へ上る階段が見えます
伝鎌倉街道
10:43 塚跡
先ほどの分岐点へ戻ります
階段の下が分岐点
かわごえどう広場 武蔵台遺跡敷石住居跡への分岐点
10:50 武蔵台遺跡敷石住居跡(府中市)
武蔵台遺跡敷石住居跡ーぶらり国・府
武蔵台東遺跡で発見された「縄文時代の敷石住居跡」が発掘時の状態で復元展示されています。これは、今から約4000年前の縄文時代中期後半に使われた住居で、大きさは約5メートルあります。居住部分中央に炉が設けられ、炉を囲むように平たい面を表にした川原石が敷かれています。
多喜窪通りを渡り左折して史蹟通りに入ります
史蹟通り
西国分寺駅バスのりば
11:05 西国分寺駅 ゴールしました
西国分寺駅から中央線でコース04の起点国立駅へ向います
Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ
カシミール3Dのグラフ 4.6km→5.6km
国分寺市02 武蔵国分寺跡コース のコースタイム
経由地 | 距離km | 累計km | 総h | 所要h | 見学h | 着t | 発t |
---|---|---|---|---|---|---|---|
西国分寺駅 | 0.00km | 0:00 | 8:59 | ||||
東山道遺構再生展示 | 0.40km | 0.40km | 0:08 | 0:08 | 0:00 | 9:07 | 9:07 |
東山道武蔵路跡 | 0.20km | 0.60km | 0:10 | 0:02 | 0:00 | 9:09 | 9:09 |
都立武蔵国分寺公園 | 0.20km | 0.80km | 0:22 | 0:12 | 0:00 | 9:21 | 9:21 |
市立歴史公園 史跡東山道武蔵路 | 0.60km | 1.40km | 0:37 | 0:13 | 0:02 | 9:34 | 9:36 |
土師竪穴住居跡 | 0.20km | 1.60km | 0:40 | 0:03 | 0:00 | 9:39 | 9:39 |
国分寺薬師堂 | 0.20km | 1.80km | 0:43 | 0:02 | 0:01 | 9:41 | 9:42 |
木造薬師如来坐像 | 0.00km | 1.80km | 0:43 | 0:00 | 0:00 | 9:42 | 9:42 |
国分寺仁王門 | 0.00km | 1.80km | 0:48 | 0:05 | 0:00 | 9:47 | 9:47 |
国分寺のコウヤマキ~国分寺楼門 | 0.00km | 1.80km | 0:57 | 0:02 | 0:07 | 9:49 | 9:56 |
国分寺市おたかの道湧水園 旧本多家住宅長屋門・倉 | 0.00km | 1.80km | 1:02 | 0:04 | 0:01 | 10:00 | 10:01 |
国分寺市武蔵国分寺跡資料館 | 0.00km | 1.80km | 1:03 | 0:00 | 0:01 | 10:01 | 10:02 |
史跡の駅 おたカフェ | 0.00km | 1.80km | 1:03 | 0:00 | 0:00 | 10:02 | 10:02 |
市立歴史公園 史跡武蔵国分寺跡(僧寺北東地域) | 0.20km | 2.00km | 1:11 | 0:06 | 0:02 | 10:08 | 10:10 |
国分寺市文化財資料展示室 | 0.80km | 2.80km | 1:28 | 0:17 | 0:00 | 10:27 | 10:27 |
市立黒鐘公園 | 0.40km | 3.20km | 1:37 | 0:08 | 0:01 | 10:35 | 10:36 |
伝祥応寺跡・塚跡(府中市) | 0.20km | 3.40km | 1:45 | 0:05 | 0:03 | 10:41 | 10:44 |
武蔵台遺跡敷石住居跡 | 0.20km | 3.60km | 1:52 | 0:06 | 0:01 | 10:50 | 10:51 |
西国分寺駅 | 1.00km | 4.60km | 2:06 | 0:14 | 11:05 | ||
コース04へ | |||||||
2021/09/15 (水) 晴時々曇 | 4.60km | 2:06 | 1:47 | 0:19 |
国分寺市02 武蔵国分寺跡コース の感想
距離の割には見どころが多く、コースルート上のいくつかは見落としてしまいました。まず出だしの東山道遺構再生展示はビルの一つ手前を通ったための、うっかりミスです。次の土師竪穴住居跡もコース線と離れたところに名前があったため見落としました
コース01と重複した部分で苦労したのは国分寺のコウヤマキです。コース01では国分寺としか書かれていないのに、コース02では国分寺のコウヤマキとなっています。市重要天然記念物とあり当然近くまで行けるものとばかり思って、山道を上っていきました。しかしどこを探しても見当りません。帰ってよく調べてみると「こうやまき付近は立ち入りをご遠慮いただいております」となっていました。それなら最初からコースマップにも書いてくれ、といいたくなります。
以上です。
国分寺市01 ⇦ 国分寺市02 ⇨ 国分寺市03
国分寺駅南 野川源流と武蔵野
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