12月５日富士山本宮浅間大社から令和４年富士山高齢登拝者名簿が送られてきました。

今年は８月21日（日）～22日（月）に御殿場ルートで山頂まで行き、浅間大社奥宮に参拝しました。2020年は新型コロナウイルスのため閉山、2021年は自粛したため実に３年ぶりの富士山です。
これまでは吉田ルート２回、須走ルート、プリンスルート、富士宮ルートでした。６回目の今回は難度の高い御殿場コースにチャレンジしました。一番距離が長く、しかも砂地で歩き難い登山者数の一番少ないルートです。これで富士山４ルート+プリンスルートの全てを歩いたことになります。

2022.08.22 富士山 剣ヶ峰

影富士  

今年も「高齢者（70歳以上）記帳所」で記帳しました。高齢者記帳所の存在を知ったのは３回目に登った2017年のことで、それから数えて４回目になります

富士山本宮浅間大社奥宮 高齢者（70歳以上）記帳所

記帳後「国鎮末廣（扇）」と「かわらけ（盃）」をいただきました

今回送られてきた挨拶文  

同封されていた霊峰冨士  

令和四年富士山高齢登拝者名簿  

統計データをもとに資料を作成しました
＜男女別＞2022年の合計は2019年の58.0%に減少
2022年の７割男性・３割女性、女性の比率は2019年比3.0ポイント増加

＜年齢別＞数え年70歳以上：2022年の最高齢96歳は女性です

＜都道府県別＞３年前に続き東京が１位、神奈川が２位でした

＜登数順＞（2022年100回以上）：やはり地元静岡・山梨が多いです

※ １位2140回の方は2019年が2050回だったので、３年間(実質２年間)で90回ということになります

＜女性の登数順＞2022年ベスト10：男性と違って地元が少ないです

※ 10位のかたは最高齢者です

2022年の富士山登山者数（ルート別）  

富士山登山者数調査結果  環境省関東地方環境事務所
平成17年度より、富士山の4登山道の各八合目付近に赤外線カウンターを設置し、八合目以上への登山者実数調査を実施しています。

富士山の登山者数（ルート別）2005年～2022年

※富士山登山者数調査 環境省関東地方環境事務所 各年の調査結果より作成

感想  
今年の登山者数は2021年に比べれば203.9％と二倍以上に増えています。しかし、コロナ前の2019年と比較すると、登山者全体は68.0％で高齢登拝者が58.0％と大きく減少しました。やはり依然として新型コロナウイルスの影響が大きいと思われます。各山小屋でも間仕切りの設置や宿泊数を減らして対応していました。
今年の最高齢は96歳の女性で、これまでの４回のうち最も高かったです。自力で山頂まで行ったのだとすれば、すごいことだと感心しました。
登数回数トップ2140回の男性は「伝説の男」と呼ばれる有名人です。

富士山と伝説の男　「♯１　富士山を２千回登った男」
インタビューではこれまでの最高について、年間248回、31日間で62回、１日４往復 と答えていました。

以上です。
＜参考＞
富士山御殿場ルート（前編）2022.8.21 御殿場口新五合目～七合九勺 - mesetaのブログ