mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

フラメンコとの出会い-シリーズ5 フラメンコ書籍との出会い

5.フラメンコ書籍との出会い
「フラメンコCD大全集5巻10枚組(Hispavox、東芝EMI)」を買い、さらに日本で唯一のフラメンコ月刊誌パセオフラメンコを買ったのと同じ頃、本屋で「フラメンコの歴史」を見つけました。


大作ですので、詳しく見てみます。
●フラメンコの歴史
著 者:濱田滋郎
版・頁:222 x 162 x 36 mm 、461頁
出版社:㈱晶文社
発行日:1983/06/25初版、1986/10/20二刷
価 格:4,200円

熱く激しい踊り、燃えあがるギター、そして魂の奥底を震わせる歌ーーフラメンコ。本書は、スペイン史の本流をさかのぼり、アンダルシアの地にジプシーたちが生み育てたこの情熱的な民俗芸術の歴史を壮大なスケールで描き出す。風土や人びとの生活ぶり、アーティストたちの人間味あふれるエピソードの数々をはじめ、フラメンコのさまざまなレパートリーや、節回し・リズムの特徴などを、多数の写真や楽譜を示しながら詳述する。魅力の真髄をきわめる決定版フラメンコ大全。
目次
第一章 フラメンコの先史時代
第二章 ジプシーとフラメンコ
第三章 「ミの旋法」について
第四章 フラメンコの草分け時代
第五章 草分け時代のレパートリー
第六章 カフェ・カンタンテの興隆期
第七章 カフェ・カンタンテの黄金時代
第八章 二十世紀のフラメンコ

参考文献 レコード目録、アーティスト名鑑
著者略歴:濱田滋郎(1935~)
1935年、東京に生まれる。日比谷高校病気中退。スペインおよびラテン・アメリカの文学、音楽を研究

(wikipedia)音楽評論家、スペイン文化研究家。東京都出身。日本フラメンコ協会会長、スペイン音楽こだまの会主宰。父親は童話作家の濱田広介である。


次に、パセオから発売されたガイドブックを購入しました。
●フラメンコ ハンドブック '88
発行所:パセオ編集部
版・頁:B5版、224頁
発行元:㈱新宿書房
発行日:1987/09/21
価 格:1,800円

決定版!日本初のフラメンコ実用ガイドブック
これ一冊でフラメンコが見えてくる!
目次
グラビア
フラメンコって何?
観客席のフラメンコ
フラメンコを習う
フラメンコを演出する
スペインへ
フラメンコ小辞典
邦人アルティスタ名鑑(181名)
※個人情報保護法ができる前のため、今では考えられない項目が並んでいます。
①連絡先②本名③愛称④出身地⑤生年月日⑥星座⑦血液型⑧身長⑨体重⑩好きな花⑪好きな色⑫好物⑬趣味⑭好きなお酒⑮好きな煙草⑯師匠名⑰渡西経験⑱略歴


次に出合ったのは翻訳本です。
●フラメンコの芸術(現代ギター2月増刊号)
著 者:ドン・E・ポーレン(Donn E.Pohren) /青木和美訳
版・頁:B5版、286頁
発行所:㈱現代ギター社
発行日:1988/02/29
価 格:2,500円

目次
第一部 フラメンコの生き方(驢馬の背;セビージャのフエルガ ほか)
第ニ部 フラメンコの成り立ち(起源と背景;フラメンコとは? ほか)
第三部 フラメンコの形式のすべて(カンテの歌詞について;カンテ・フラメンコの系図 ほか)
第四部 フラメンコ雑記帳(カンテ、バイレ、トーケの分類;フエルガ ほか)
著者略歴:Donn E.Pohren (1929–2007)

アメリカミネソタ州ミネアポリス生まれ、若い頃フラメンコとスペインに魅せられ、兵役終了後軍の奨学資金でメキシコとマドリードの大学に進んだ。その間フラメンコ・ギターを習得し、またマドリード出のバイラオーラ、ルイサ・マラビーリャと出会って結婚する。何年かの修行の後、一時期をダニエル・マラビーリャの名でプロのフラメンコ・ギタリスト、ギター教師として過ごし、フラメンコのグループとスペイン、メキシコ、米国を巡演したこともある。1958年にはサン・フランシスコに米国で最初のタブラオを開店した。しかし、間もなく英文による正統フラメンコの入門書の必要性を感じて1959年にスペインに戻り、モロンの近くにある米空軍基地で経理の仕事をしながらフラメンコたちとの交流を深め、フラメンコ三部作の1冊目である本書「The Art of Flamenco (1962)」と2冊目の「フラメンコの伝記と伝説/Lives and Legends of Flamenco (1964)」の執筆を続ける。3冊目は「これもひとつの生き方/ A Way of Life (1980)」。伝説のギタリスト、ディエゴ・デル・ガストールをはじめとするアーティストたちとの交流を通じ、失われ行く「本物のフラメンコ」の魅力を世に伝えることに生涯情熱を注ぎ続けた。2007年11月、マドリッドにて永眠。享年77歳。
訳者略歴:青木和美[アオキカズヨシ]
1938年、和歌山県新宮市生まれ。会社員として生活するかわたら、40歳を過ぎてからフラメンコの魅力に取りつかれ、ギターをエンリケ坂井氏に学ぶ。神保町の古書店にて偶然出会ったポーレンの著作に感銘を受け、翻訳を手がける。現在、スペイン、エステポーナ在住


上記「フラメンコの芸術」を既に持っていますが、20年以上後になって「絶版品切れで手に入らなくなった本を投票で復刊させよう!」という案内が目にとまりました。一定数以上の投票が集まれば復刻できるというので、思わず申込んだのが次の本です。申込んでから発行までには結構時間がかかりました。
●フラメンコの芸術(復刻版)
著 者:ドン・E・ポーレン(Donn E.Pohren) /青木和美訳
版・頁:A5版、302頁
発行所:ブッキング
発行日:2009/1/25
価 格:3,675円(3,500円+税)


『フラメンコの芸術(ドン・E・ポーレン/青木和美 訳)』 販売ページ | 絶版・レア本を皆さまの投票で復刻 復刊ドットコム


やがて、パセオから最初の「百科」が出ました。パセオが有限会社になっています。
●フラメンコ百科
編集発行人:小山雄二
版・頁:B5版、227頁
発行所:(有)パセオ
発行日:1990/06/30
価 格:2,575円(2,500円+税)

目次
■私の愛するアーティスト
■フェリアで踊ろうセビジャーナス
■アンダルシアの旅
■フラメンコの古典
■フラメンコ大年表
■ラメンコたち
■日本フラメンコ・アーティスト名鑑(日本人200名、在日外国人アーティスト4名)

※「フラメンコ ハンドブック '88」よりアーティスト名鑑の項目が少なくなっています。
①連絡先②本名③出身地④誕生日⑤血液型⑥身長⑦体重⑧好きなもの⑨趣味⑩略歴


アカデミーの教授だったマヌエル・カーノがフラメンコ・ギターに絞って書いた本です。
●フラメンコ・ギターの歴史(CD2枚付)
著 者:マヌエル・カーノ/濱田滋郎訳
刊 行:マヌエル・カーノ記念音楽事業団
版・頁:A4版、255頁
出版社:(有)パセオ
発行日:1990/11/11
価 格:7.000円(6.797円+税)

目次
第1章:ギターの起源と発展
第2章:スペイン民俗音楽とギター
第3章:フラメンコへのギターの導入
第4章:フラメンコの諸形式
第5章:民衆の心情表現としてのカンテーー添付のCDに即して
第6章:スペインのギター製作者たち、その流派
    アントニオ・デ・トーレス/マヌエル・ラミレス/ホセ・ラミレス/サントス・エルナンデス/

    マルセロ・バルベーロ/ドミンゴ・エステーソ/エステソの後継者たち ほか
ギター楽譜
   マヌエル・カーノ作曲
  恋人よ、目をお覚まし(結婚式のロマンセ)/モンレオンの若者たち/ラ・タララ/小さな巡礼たち/
  18世紀のセビジャーナス ほか

 古いギター曲
  変奏付きファンダンゴ(D.アグアド作曲)/マラゲーニャ(エル・ムルシアーノ作曲)/
  ソレアレス(フリアン・アルカス作曲)

基本的なフラメンコ形式の例
  ファンダンゴ・コリード/マラゲーニャ・フラメンカ/タランタ/グラナディーナ/セビジャーナスほか
著 者:Manuel Cano、Manuel Cano Tamayo、Granada, España、1925.2.23-1990.1.12
大学では土木工学を専攻。30歳を過ぎてから、プロとしての活動を本格化する。1964年、『ラモン モントーヤの想い出』により、ベスト レコード賞を受賞。クラシカルの演奏法が特徴のコンサート ギターリストとして活躍。スペインの王立美術アカデミーのフラメンコギターの教授を務めた。同氏のコレクション18点が、ギター文化館(茨城県 石岡市)に保存されている。


パセオに連載した記事を単行本にしたスペイン・フラメンコ・アーティストの列伝です。パセオが株式会社に変っています。
●フラメンコ・アーティスト列伝
著 者:濱田滋郎
版・頁:A5版、323頁
刊行元:ICG国際ギター文化協会
発売元:㈱パセオ
発行日1993/06/30
価 格:2,500円(2.427円+税)

目次
第1章 カンタオール/カンタオーラの部 32名
第2章 ギタリストの部 16名


パセオから2番目の「百科」が出ました。
●新フラメンコ百科
編集発行人:小山雄二
版・頁:B5版、310頁
発行所:㈱パセオ
発行日:1993/12/15
価 格:2,900円(2,816円+税)

目次
フラメンコの至宝/フラメンコな人々/フラメンコを彩る小物たち/ANIF日本フラメンコ協会/フラメンコ略史/フラメンコ早分かり/カンテを体験する/フラメンコ小辞典/フラメンコを楽しむ/スペイン・フラメンコ情報/日本フラメンコ情報/全国フラメンコ教室ガイド/日本アルティスタ名鑑

※アルティスタ名鑑の項目は最初の「フラメンコ百科」と同じです。
①連絡先②本名③出身地④誕生日⑤血液型⑥身長⑦体重⑧好きなもの⑨趣味⑩略歴


「百科」から「専科」に変りました。
●フラメンコ専科 '95
編集発行人:小山雄二
編集責任者:パセオ編集部
版・頁:A5版、328頁
発行所:㈱パセオ
発行日:1994/09/10
価 格:2,800円(2,718円+税)

目次
総集編・逢坂剛のフラメンコやりたいほうだい
スペイン アーティスト名鑑(12名)
アントニオ・ガディス ロングインタビュー
日本 アーティスト名鑑(175名)
スペイン・フラメンコ関連 全国ショップガイド

※アーティスト名鑑の項目が増えています。
連絡先(住所・電話)①本名②生年月日③出身地④血液型・星座⑤身長・体重⑥好きなアーティスト⑦好きなフラメンコの曲種⑧スペインで好きな町⑨尊敬する人⑩愛読書⑪好きな映画⑫趣味⑬座右の銘⑭好きな食べ物⑮嫌いな食べ物⑯好きな酒⑰好きな花⑱好きな色


次は百科事典並みの本です。全5巻の厚さは23cm、2,371ページにもなります。
●HISTORIA DEL FLAMENCO(CD40枚付)
監修:JOSÉ LUIS NAVARRO GARCÍA Y MIGUEL ROPERO NÚÑEZ
版・頁:250x310㎜・全5巻Ⅰ-P463 Ⅱ-P459 Ⅲ-P499 Ⅳ-P491 Ⅴ-P459
発行所:EDICIONES TARTESSOS, S.L. Sevilla, España
発行日:1995/01/01
価 格:189,000円(180,000円+税)

全5巻

写真が多く見ているだけで、楽しくなります。そして、ずっしり重いです。CDは40枚で463曲あり、全部聴くと40時間02分02秒あります。


「専科」第2弾です。
●フラメンコ専科 Vol.2
編集発行人:小山雄二
編集責任者:パセオ編集部
版・頁:A5版、282頁
発行所:㈱パセオ
発行日:1995/09/10
価 格:2,800円(2,718円+税)

目次
フラメンコ・ロード
フラメンコ実用辞典
ジャンル別 アーティスト名鑑(175名)
スペイン・フラメンコ関連 全国ショップガイド

※アーティスト名鑑の項目が変りました。
連絡先(住所・電話)①本名②生年月日③出身地④血液型・星座⑤身長・体重⑥趣味⑦好きな食べ物・酒⑧好きな花⑨座右の銘⑩好きなアーティスト⑪好きなフラメンコの曲種⑫思い出のポップス・歌謡曲⑬最も影響を受けたできごと


●フラメンコソフト総カタログ(パセオ増刊号)
編集発行人:小山雄二
企画・編集:パセオ編集室 
版・頁:A5版、168頁
発行所:㈱パセオ
発行日:1996/09/30
価 格:850円(825円+税)

目次
パセオ特選フラメンコ・ベスト
特別インタビュー:渡辺香津美
フラメンコソフト総カタログ(ビデオ編・CD編・BOOK編)
フラメン教室案内
全国フラメンコガイド


●現代フラメンコアーティスト名鑑(パセオ・フラメンコ増刊号)
監修:志風恭子
編集発行人:小山雄二
編集責任者:西脇美絵子
企画・編集:パセオ・フラメンコ編集部
版・頁:A5版、282頁
発行所:㈱パセオ
発行日:1998/07/20
価 格:880円(838円+税)

美しく威厳のあるフラメンコを踊るクリスティーナ・オヨス、言葉にならない哀しみが直接心に響いてくるフェルナンダ、歌うソレア…現代フラメンコの素晴らしい踊り手、歌い手、ギタリストを網羅した名鑑。
目次
現代を生きるフラメンコの原点と創造
現代フラメンコ・アーティスト名鑑(トップアーティスト200名;在日スペイン人アーティスト5名)
タイプ別フラメンコソフト・ガイド
ファン必携 フラメンコ名門一族の家系図
索引・フラメンコ用語早わかり

※アーティスト名鑑は全てスペイン人です。


次はフラメンコアーティスト・データベースを作成するときに、スペイン人アーティストの登録で最も参考にした本です。
●Guia libre del flamenco
著 者:Jose Manuel Gamboa con la colaboracion de Pedro Calvo
版・頁:172x231㎜、454頁
発行所:Sociedad General de Autores y Editores (SGAE)
発行日:2001/6/2
価 格:4,095円(3,900円+税)

Una fuente de referencias imprescindible en la que el lector encontra- rá amplia información práctica sobre los más significados protagonis- tas del flamenco de nuestros días. La guía incorpora además datos re- lativos a la danza española: producciones coreográficas de los maes- tros vinculados al género y las principales compañías de baile. Un completo directorio profesional y diversos índices complementan la obra, una herramienta fundamental al servicio de la promoción y difu- sión del flamenco dentro y fuera de muestras fronteras.
ABC順にフラメンコアーティストの経歴を紹介しています。
著者略歴(wikipedia):Jose Manuel Gamboa(1959~,Madrid, España)
José Manuel Gamboa es un periodista, escritor y productor musical español, especializado en Flamenco, nacido en Madrid en 1959. Actualmente desempeña el cargo en SGAE de analista técnico musical en la especialidad de Flamenco y es miembro del cuerpo académico de la Cátedra de Flamencología de Jerez de la Frontera.
ホセ・マニュエル・ガンボア 1959年にマドリードで生まれたフラメンコ専門のジャーナリスト、作家、スペイン音楽プロデューサー。現在、SGAEのフラメンコ専門のテクニカル・アナリストとして務めており、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのフラメンコ学術機関のメンバーです。


次のは翻訳本です。
●アンダルシア フラメンコ ガイド/Guia del Flamenco de Andalucia
  (CD2枚付) 
著 者:Alberto García Reyes アルベルト・ガルシア・レジェス
版・頁:150x238㎜、235頁
編 纂:Junta de Andalucia アンダルシア州政府
翻 訳:有限会社アルテシア
発行日:2005/3(原書は2002)
価 格:4,095円(3,900円+税)

Esta Guía del Flamenco de Andalucía ve la luz con el propósito de ofrecer, al viajero del siglo XXI, un instrumento para comenzar a conocer la historia y los hitos, para viajar por los caminos que conducen hasta sus raíces, para oír y aprender a saborear y distinguir unos palos de otros, para disponer de las referencias de los eventos más interesantes, para facilitar el acercamiento a un arte que goza del reconocimiento universal, y que hoy, en plena expasión internacional, sigue contribuyendo (fiel a sus orígenes) al intercambio de sentimientos de amistad y solidaridad entre culturas, pueblos y razas.
Sumario:
Visión Turistica del Flamenco
Historia y orígenes del Flamenco
Rutas por los territorios flamencos
Biografías de artistas de Cante, Baile y Toque
Descripción de Los Palos del Flamenco
Completo Directorio de todo el Flamenco de Andalucía.

目次
歴史/ルート/アーチスト名鑑/フラメンコ用語集/住所録
CD 1:Aceitunera/ Alboreá/ Alegría de Córdoba/ Alegrías/ Almonaster la Real (Fandangos de Santa Eulalia)/ Alosno (Fandango cané)/ Alosno (Fandango de la Conejilla)/ Alosno (Fandango valiente)/ Arrieras/ Bamberas/ Bondolá/ Bulería/ Bulerías de Cádiz/ Bulerías de Jerez/ Cabales/ Cabezas Rubias (Fandango de Cabezas Rubias)/ Calañas (Fandango de Calañas antiguo)/ Calañas (Fandango de Calañas primitivo)/ Campanilleros/ Cantiñas de Pipini/ Caracoles/ Carcelera/ Cartagenera chica/ Cartagenera clásica/ Caña/ Colombiana/ Debla/ El cerro de Andévalo (Fandango del Cerro)/ El cerro de Andévalo (Fandango de Quinta)/ Encinasola (Fandango de Encinasola)/ Fandango de Almería/ Fandango de Aznalcóllar/ Fandango de Cepero/ Fandango de Frasquito Yerbagüena/ Fandango de Gloria/ Fandango de Lucena/ Fandango de Manuel Torre/ Fandango del Almendro/ Fandango del Bizco Amate/ Fandango del Pichichi/ Fandango minero/ Farruca/ Galera/ Garrotín/ Granaína/ Guajira/ Huelva (Fandango estilo paco Isidro)/ Huelva (Fandango estilo Toronjo)/ Jabegote/ Jabera/ Jaleos/ Levantica/ Liviana/ Malagueña de Chacón/ Malagueña de la Trini.

CD 2:Malagueña del Mellizo/ Mariana/ Martinete/ Media Granaina/ Milonga/ Minera/ Mirabrás/ Murciana/ Nana/ Petenera/ Polo/ Romance/ Romeras/ Rondeña chica/ Rondeña grande/ Rosas/ Saeta por Seguiriya-Olivares/ Santa Bárbara de Casas (Fandango de Santa Bárbara)/ Serrana/ Sevillanas/ Seguiriyas de Jerez/ Seguiriya de Triana/ Soleá de Alcalá/ Soleá de Cádiz/ Soleá de Córdoba/ Soleá de Jerez/ Soleá de Triana/ Soleá de Utrera/ Tangos de Granada/ Tangos de Triana/ Tangos del Piyayo/ Tangos extremeños/ Tanguillos/ Taranta/ Taranta de Linares/ Taranto/ Tientos/ Tonás/ Trilleras/ Valverde del camino (Fandango antiguo)/ Valverde del camino (Fandango de Valverde)/ Verdial/ Vidalita/ Zalamea la Real (Fandango de Zalamea)/ Zalamea la Real (Fandango de Zalamea, San Blas)/ Zángano/ Zarabanda/ Zorongo.


前述のフラメンコの芸術(復刻版)と違い元の本を持っていなかったので、同時期に出た復興版の案内を見てすぐに申込んだのがこの本です。
●ひとつの生き方/ A Way of Life(復刻版)
著 者:ドン・E・ポーレン(Donn E.Pohren) /青木和美訳
版・頁:A5版、220頁
発行所:ブッキング
発行日:2009/1/25
価 格:3,360円(3,200円+税)

ドン・E・ポーレンによる“フラメンコ三部作”の最終作、「A WAY OF LIFE」が待望の邦訳刊行。伝説のギタリスト、ディエゴ・デル・ガストールの素顔がここに!
著者は1960年代にアンダルシアの田舎町、モロン・デ・ラ・フロンテーラにフラメンコ・センターを設立。地元のアーティストを中心とした昔気質のフラメンコ達によるフエルガ(フラメンコの宴)を通じて、外国からの訪問客を本物のフラメンコに触れさせるという試みを始めた。本書ではその活動の記録を中心として、伝説のギタリスト、ディエゴ・デル・ガストールをはじめとする個性的で魅力的なフラメンコ達の素顔とフエルガの日々、そして失われゆく古き良き時代のアンダルシアの風景が描かれています。
本書は1980年に刊行され、その後、青木氏の翻訳によりフラメンコ専門誌「パセオ」に連載されましたが、事情により三分の一ほどのところで連載中断となりました。したがって今回の刊行にあたり、残り部分は青木氏により新たに翻訳されました。
モノと情報が氾濫し経済効率ばかりが重視される現在において、見失いがちな大切な「何か」について考えさせられるところもあり、フラメンコに魅せられた男の単なる回想録にとどまらない魅力を持つ本作品。フラメンコ・ファンのみならず、シプシーの文化や音楽、あらゆる芸術に興味のあるすべての人に読んでもらいたい一冊です。
目次
第一部  背景
第二部  モロンとフィンカ
第三部  フラメンコたち点描
第四部  フィンカの客
第五部  フェルガ


最後は愛読書のパセオフラメンコです。1988年から読み始め、バックナンバーもいくつか集めました。かなり前から年間定期購読をしています。
●月刊パセオフラメンコ
出版社:パセオ
発行日:毎月
価 格:733円+税、年間定期購読(送料込/年間12冊)8,778円+税

1984年創刊の地球唯一の月刊フラメンコ専門誌。フラメンコに親しみ、より踏み込むための知恵と勇気の詰まったパセオ。(パセオフラメンコより)


以上です。
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