mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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港区06 泉岳寺から白金プラチナコース(逆) TOKYO Walking Map 2023.3.22

2023.3.22(水)晴  3.9km→7.5m
ルート:広尾駅→光林寺→松岡美術館→通称プラチナ通り→白金台いきいきプラザ白金台児童館→東京大学医科学研究所→ゆかしの杜→清正公→高輪消防署→白金高輪駅前→高輪コミュニティーぷらざ→細川邸跡の椎の木→旧高松宮邸→泉岳寺→泉岳寺駅


次のコースへの移動を考慮して、逆回りすることにしました。途中の経由地の順番を入れ替えています。


東京都福祉保健局のサイト

港区06 泉岳寺から白金プラチナコース(逆)
最寄駅:泉岳寺駅(京急電鉄) 泉岳寺駅(都営地下鉄) 泉岳寺前(都営バス) 所要時間:約60分 距離:約3.9km 消費カロリー:約180kcal 歩数:約5570歩


8:15  広尾駅  スタートしました


外苑西通り  


天現寺橋交差点 左折 明治通りへ  


天現寺  中へ入ります


明治通り  光林寺交差点

8:31  光林寺   

初代駐日米国総領事、ハリスの通訳ヒュースケンの墓がある。

光林寺 | 港区観光協会 | VISIT MINATO CITY - 東京都港区の観光情報公式サイト
アムステルダムで生まれたヒュースケンは渡航先のアメリカで、ドイツ語、フランス語等もできる語学力をハリスにかわれて日本に赴任しました。陽気闊達な気質と日本の国情に精通した見識で、江戸に滞留する外国人間で知名士でしたが、プロシア使節と日本人側との通訳として通っていた赤羽根接遇所からの帰り道、中の橋のたもとで刺客の一団に襲われました。1861年1月15日のことで、享年28歳でした。


明治通りを天現寺橋交差点へ戻ります


天現寺橋交差点  左折  外苑西通りへ  


外苑西通り  


慶應義塾幼稚舎 前を通過 

恵比寿三丁目交差点  直進   


左折  プラチナ通りへ


プラチナ通り  


  プラチナ通り | 港区観光協会 | VISIT MINATO CITY - 東京都港区の観光情報公式サイト
目黒通りと外苑西通りを結び、イチョウ並木沿いにおしゃれなカフェ、レストラン、ショップが立ち並ぶ。名称は「白金」の地名に由来。洗練されたこの街の雰囲気に合う女性を「シロガネーゼ」と呼んで、マスコミに取り上げられたことから一躍有名になりました。


順路でいくと次は松岡美術館ですが、東京大学医科学研究所の西門がありこちらの方が近そうなので、中へ入りました


9:03  東京大学医科学研究所  西門


東京大学医科学研究所  1号館

建物も目を引きます。秋にはイチョウの葉が色づき景色が変わります。
東京大学医科学研究所
東京大学医科学研究所は、明治25年(1892年)に北里柴三郎博士により設立された大日本私立衛生会附属伝染病研究所を前身とし、昭和42年(1967年)に医科学研究所に改組されました。

東京大学医科学研究所西門を出た通りの向いに、松岡美術館へ入る道があったようですが見落としてしまいました。


9:17  松岡美術館  左の通りの先に東京大学医科学研究所西門が見えます
Googleストリートビュー

松岡美術館
初代館長であり、美術館の創設者である松岡清次郎は若いころから書画骨董を愛し、約半世紀をかけて一大コレクションを築きました。当館は開館以来、所蔵品のみで展示を行っています。それは、「私立美術館は美術品を蒐集した館の創立者の美に対する審美眼を、その一つひとつの美術品を通して、ご覧いただく方に訴えるべきところ」と考えた清次郎の意志によるものです。
  
プラチナ通りを振返ったところ


白金台交差点 左折 目黒通りへ  


9:29  白金台いきいきプラザ白金台児童館  一度通り過ぎて戻ってきました5分ロス


東京大学医科学研究所 正門  本来のルートはここから入ります


9:32  ゆかしの杜  入口

郷土歴史館やがん在宅緩和ケア支援センター、保育サポートなどの複合施設
「ゆかし」には、「心惹かれ、そこに行きたいと思う」との語意があり、(1)気品・情趣があり、心が惹かれる(2)昔が偲ばれ懐かしく感じられる様子(3)好奇心がそそられ、見たい、聞きたい、知りたい、欲しい等の気持ちを表しています。また、緑豊かな白金台に開設され、区の「ゆかしい」施設が集まる複合施設なので「杜」という言葉を添え、「ゆかしの杜」と名付けました。(2018.3.21発行 広報みなと No.2045)

港区立郷土歴史館 は2020.11.22 「JR駅からハイキング」で見学したため、今回は旧公衆衛生院の建物見学を行ないました
港区立郷土歴史館
港区立郷土歴史館は、自然・歴史・文化をとおして港区を知り、探求し、交流する拠点となる施設です。建物は、昭和13(1938)年に竣工した旧公衆衛生院の姿を保存しながら、耐震補強やバリアフリー化等の改修工事を行い、安心して利用いただけるように再整備しました。入館料300円


旧公衆衛生院の建物  

昭和の名建築 旧公衆衛生院(港区立郷土歴史館) | 旅のひろば | ワールド航空サービス
白金にある港区立郷土歴史館の建物は、旧公衆衛生院。昭和初期の内田祥三氏設計の名建築です。これを3年前に港区が購入し、一般の人々が内を見学できるようになりました。内田祥三氏は本郷の東京大学図書館や法学部など東大系の学舎をほとんど設計していて、貴重な建築遺産を残しています。
前庭の桜は満開でした


建物入口でもらった「旧公衆衛生院 建物見学のご案内」に沿って進みます


2F中央ホール  中央エントランスから入ったところ

2層吹き抜けの空間で、左右に分かれる階段が作り出す空間が特徴的です。床材、壁材に石材が使われており、そのデザインが特徴的です。


エレベーターで6階へ


6階 フロア案内  旧寮階


5階 フロア案内  現在は 港区立がん在宅緩和ケア支援センター


4階 フロア案内

旧講堂  

備え付けの机椅子が設置された階段状の講堂です。建設当初の姿がよく残されており、電灯器具や講壇左右に設置されたレリーフなども特徴的です。

4階の窓から見た前庭  


3階への階段から見た吹抜


3階 フロア案内 


旧院長室・旧次長室  

公衆衛生院長及び次長の執務室です。当時高級材であったベニヤ材が張られているほか、旧院長室の床は寄木細工となっており、当時の職人技術の高さを見ることができる部屋です。

3階 旧書庫  現在図書室


1階 フロア案内


1階  中央ホール  採光用プリズムガラス


2階 フロア案内  


旧公衆衛生院(港区立郷土歴史館)を出ました

目黒通りへ  


日吉坂  

日吉坂 | 港区観光協会 | VISIT MINATO CITY - 東京都港区の観光情報公式サイト
能役者 日吉喜兵衛が付近に住んだためと伝えられています。ほかに、ひよせ・ひとせ・ひとみなどと書く説もあります。


シェラトン都ホテル 東京  


清正公前交差点 右折
 
10:13  清正公 覚林寺  

5月5日のこどもの日には清正公まつりが催されます。多くの人が訪れ、出店もいっぱいです。
清正公覚林寺 | 港区観光協会 | VISIT MINATO CITY - 東京都港区の観光情報公式サイト
加藤清正公が祀られ、「白金の清正公さま」として親しまれてきた覚林寺では、毎年5月4・5日に清正公大祭が行われる。清正公堂は、拝殿・幣殿・本殿からなる権現造です。山門と共に港区の有形文化財に指定されています。
清正公堂  

覚林寺 本堂  

清正公前交差点  桜田通りへ 


10:19  高輪消防署  


10:23  白金高輪駅前  


10:23  高輪コミュニティーぷらざ  

高輪コミュニティーぷらざ | 港区エリアガイド
「高輪コミュニティーぷらざ」は都営三田線「白金高輪駅」のほぼ真上にある、港区役所の高輪支所と高輪区民センター、図書館、福祉売店などが共存している複合施設。


松ヶ丘方面へ階段をいくつも上っていきます


階段の途中から見た「高輪コミュニティーぷらざ」と「シティハイツ高輪」


最後の階段  


後から「高輪コミュニティーぷらざ 各階案内」をみたところ5階までエレベータで行けたようです

10:29  細川邸跡の椎の木  階段上ってすぐ右手

旧細川邸のシイ | 東京とりっぷ
東京都港区高輪1丁目、港区高輪地区総合支所の横(南東側)にある巨木が、旧細川邸のシイ。港区高輪地区総合支所、港区立高松中学校一帯は、熊本藩細川家下屋敷跡で、幹周り8mを超えるスダジイの老木が茂っています。主幹は高さ10mあたりで切断され、下部の空洞は樹脂で埋められています。


右折して二本榎通りへ


10:37  旧高松宮邸 高輪皇族邸(非公開)  

緑が多く、静かで鳥の鳴き声が聞こえてきます。


10:38  伊皿子交差点   


ここでスマホのアプリでコースルートを確認すると、もっと手前の近道を行くようになっているため戻りました


ここが近道の抜け道です、「通行止め」の看板がありますが車両用と思い行ってみます


高輪中学校・高等学校の裏で道が急に細くなりました


どうやら完全に「通行止」のようです


仕方なく二本榎通りへ出て、迂回路を探します
ルート検索をすると、この近道しか出てきません
あきらめて紙のコースマップに書かれている伊皿子交差点へ戻ります


10:55  伊皿子交差点  右折   17分のロス


 突当りを右へ

11:02  泉岳寺  中門

元来、泉岳寺には三門と言って三つの門(総門・中門・山門)がありましたが、現在は中門と山門のみが残っています。現在の中門は天保7年(1836年)に35世大龐梅庭(だいほうばいてい)和尚代に再建されたもので、昭和7年に大修理を施されています。


ここにも「通行止」の看板がありました

この地図を見ると本当に近道で、あと僅かなところまで行ったということが分ります


泉岳寺 山門  

この門は天保3年(1832年)に34世大道貞鈞(だいどうていきん)和尚代に再建されたものです。二階部分には十六羅漢が安置され、一階部分の天井には「江戸三龍」のひとつ、銅彫大蟠龍がはめ込まれています。


主君・浅野内匠頭長矩夫妻とともに、「忠臣蔵」の吉良邸討ち入りで名を馳せた赤穂四十七士の墓がある曹洞宗の名刹です。


大石内蔵助良雄銅像  

この銅像は、浪曲の宗家・桃中軒雲右衛門の発願により鋳造されたもので、所有が転々としていましたが、泉岳寺に寄進され、大正10年12月14日に除幕したものです。内蔵助が当時の風俗である元禄羽織を身につけ、連判状を手にして東の空(江戸方向)をじっとにらんでいる姿を表したものです。


本堂  

旧本堂は第二次世界大戦で空襲に遭い消失。現本堂は昭和28年12月14日に落成した鎌倉様式の建築です。ご本尊は釈迦牟尼仏、他に曹洞宗の宗祖である道元禅師・瑩山禅師、また大石内蔵助の守り本尊である摩利支天(秘仏)などが納められています。

曹洞宗 江戸三ヶ寺 萬松山 泉岳寺
泉岳寺は曹洞宗の寺院です。曹洞宗のご本山は二つあり、一つは道元禅師が開かれた福井県の永平寺、もう一つは横浜鶴見の總持寺です。泉岳寺は慶長17年(1612年)に門庵宗関(もんなんそうかん)和尚(今川義元の孫)を拝請して徳川家康が外桜田(現在の警視庁の近く)に創立した寺院です。寛永18年(1641年)の寛永の大火によって焼失。そして現在の高輪の地に移転してきました。


赤穂義士墓地  

赤穂義士は元禄16年(1703年)2月4日に切腹した後、直ちにこの地に埋葬されました。ただし間新六の遺体は遺族が引き取っていきました。・・・


工事中迂回のロスタイムがあったので、墓地の見学は諦めました

血染の梅・血染の石  

浅野内匠頭が田村右京大夫邸の庭先で切腹した際に、その血がかかったと伝えられている梅と石です。


首洗い井戸  

義士が本懐成就後、吉良上野介の首級をこの井戸水で洗い、主君の墓前に供え報告したところから「首洗い井戸」と呼ばれています。


赤穂義士記念館  

討ち入り300年に当たり次の時代に引き継ぐべく、新たに建てられた義士に関する資料館です。中には義士の貴重な遺品などが納められており、忠臣蔵についてのビデオも上映しています。


山門 の裏側  


泉岳寺を出て坂を下ります


11:11  泉岳寺駅  第一京浜手前にあります  ゴールしました
次のコース07の起点赤羽橋へ向うため都営浅草線に乗りました


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dのグラフ  3.9km→7.5m


港区06 泉岳寺から白金プラチナコース(逆) のコースタイム

経由地 距離km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
広尾駅  0.0km  0:00    8:15
光林寺  0.9km  0.9km  0:19  0:16  0:03    8:31    8:34
通称 プラチナ通り  1.2km  2.1km  0:40  0:21  0:00    8:55    8:55
東京大学医科学研究所  0.4km  2.5km  0:52  0:08  0:04    9:03    9:07
(松岡美術館)
 白金台いきいきプラザ白金台児童館   1.2km  3.7km  1:14  0:22  0:00    9:29    9:29
ゆかしの杜(旧公衆衛生院)  0.2km  3.9km  1:46  0:03  0:29    9:32  10:01
清正公  1.1km  5.0km  2:00  0:12  0:02  10:13  10:15
高輪消防署  0.3km  5.3km  2:04  0:04  0:00  10:19  10:19
白金高輪駅前  0.2km  5.5km  2:09  0:05  0:00  10:24  10:24
高輪コミュニティーぷらざ  0.0km  5.5km  2:10  0:00  0:01  10:24  10:25
細川邸跡の椎の木  0.1km  5.6km  2:15  0:04  0:01  10:29  10:30
旧高松宮邸  0.4km  6.0km  2:22  0:07  0:00  10:37  10:37
泉岳寺  1.1km  7.1km  2:52  0:25  0:05  11:02  11:07 
泉岳寺駅  0.4km  7.5km  2:56  0:04  11:11 
コース07へ
2023/03/22(水)晴  7.5km  2:56   2:11  0:45


港区06 泉岳寺から白金プラチナコース(逆) の感想
出だしの広尾駅~天現寺~光林寺は千代田区06東京まちさんぽ2017.11.18コース(港区11と同じ)で通っているので、すんなりいきました。
問題は経由地への道がマップに書かれていないことです。まず東京大学医科学研究所は入口が2ヶ所あります。しかも建物は道路からかなり入り込んでいるにもかかわらず、道順が示されていません。同様に松岡美術館も外苑西通りから入り込んでいるのに、線が引かれていません。通りには看板などの案内はなく、うっかり通り過ぎてしまいました。清正公覚林寺の位置も不正確で、目黒通りに面して書かれていますが実際は桜田通り側にあります。
さらに惑わされたのが泉岳寺へのルートです。紙のマップでは伊皿子交差点経由のように見えますが、webのルートは近道を案内しています。一旦伊皿子交差点へ行ったうえで、近道へ戻ったところ工事による通行止でした。webと紙のルートが違うのは他のコースでも随所に見られます。本当に杜撰なコースマップで、利用者のことを全く考えていないと思わざるを得ません。
ゆかしの杜は2020.11.22 に港区立郷土歴史館 へ入ったので、今回は旧公衆衛生院の建物見学をしました。同じ建物ですが、港区立郷土歴史館は有料(¥300)で、内部は写真撮影禁止になっています。建物の設計者は東京大学大講堂(安田講堂)や東大医科学研究所1号館などを設計した元東京大学総長で、文化勲章を受章した内田祥三です。この建物は都とか国の所有物といってもよいほど立派です。2017年に港区が購入したとのことですが、購入額が気になりました。
コースマップの不備や通行止めの影響で、予定していた泉岳寺の赤穂義士墓地と赤穂義士記念館の見学ができませんでした。


以上です。
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