mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

高野山・熊野三山・中辺路ハイキング-2日目-1 2020.11.1

「高野山・熊野三山・中辺路ハイキング 3日間」というツアーに参加しました。
<ハイク初級>『バス1人2席利用 語り部同行 高野山・熊野三山・中辺路ハイキング 3日間』【東京発】<GoToトラベル事業支援対象>|クラブツーリズム
ツアー日程
1日目 10月31日(土):<新幹線のぞみ号>名古屋=高野山・奥之院=紀州みなべ千里浜温泉
2日目 11月01日(日):
  2-1 紀州みなべ千里浜温泉=闘鶏神社=滝尻王子~熊野古道・中辺路ハイキング~
        (道の駅~牛馬童子像~近露王子)

  2-2 =発心門王子~水呑王子~熊野本宮大社~大斎原)=串本温泉
3日目 11月02日(月):
  3-1 橋杭岩
  3-2 串本温泉=那智山めぐりハイキング(大門坂~熊野那智大社~青岸渡寺~那智の滝
        =那智山=熊野速玉大社=名古屋<新幹線のぞみ号>


2日目-1:11月01日(日) の様子


6:01  ホテル&リゾーツ 和歌山 南部(みなべ) の部屋から見た月

幸せになる!?ブルームーンが10月31日ハロウィーンの日に登場! 
6:02  今月2回目の満月だそうです

6:08  


地域共通クーポン を確認しました

ホテル全景


7:45  ホテル出発 


8:17  闘鶏神社 到着

田辺探訪(和歌山県田辺観光協会) :: 闘鶏神社
鬪雞神社は、通称「権現さん」と呼ばれ、御祭神の中には、熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)も勧請(かんじょう)されています。熊野権現の三山御参詣に替えるという三山の別宮的存在で熊野信仰の一翼を負っていました。熊野本宮大社が川の増水で流失する以前の社殿の形を再現しています。
また、鬪雞神社は勝負の神様としても御利益があるともいわれています。

※鬪雞神社は、2016年10月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録されました



御神木 大楠 


9:14  富田川 熊野古道館へ向う車中から


9:15  駐車場到着
       
ガイドの紹介があり、ガイディングレシーバーを装着します
以後歩いている最中もずっとガイドの話が続きます


9:19  滝尻王子 

滝尻王子:熊野九十九王子:熊野の観光名所
滝尻王子は、熊野九十九王子のなかでもとくに格式が高いとして崇敬されてきた「五体王子」のひとつで、熊野の霊域の入り口とされたとても重要な場所でした。富田川(とんだがわ)と石船川(いしぶりがわ)の合流点にあり、「滝尻」の名は、石船川の急流が富田川に注ぐ滝のような水音からきたといいます。


熊野古道 中辺路(なかへち)起点 の標識


この坂道からスタートします


大きな岩を抱え込むような木


富田川

富田川はかつて岩田川(いわたがわ)と呼ばれ、熊野詣の重要な垢離場(こりば)のひとつでした。岩田川は熊野古道「中辺路」を歩く道者が初めて出会う熊野の霊域から流れ出ている川であり、熊野詣の道中で最も神聖視された川であったのです。


9:30  熊野古道館 

熊野古道館|なかへち町観光協会
町内の12の王子社にちなんだ12角形の建物が目印の熊野古道館は、中辺路町の情報拠点で、滝尻王子の向かいにあります。熊野古道を中心とした中辺路の観光案内と歴史紹介を兼ねた休憩施設として、平成6年度まちづくり特別対策事業の認定を受けて建設されました。


熊野古道館を出て滝尻王子方面を見たところ


熊野古道館前駐車場からバスに乗り、道の駅 熊野古道中辺路へ向いました


10:05  道の駅 熊野古道中辺路 駐車場 を出発、いよいよ熊野古道に入ります


牛馬童子口バス停 


牛馬童子まで800m




旧バス通りに出てきました


標識24  500m毎にあり滝尻王子から12kmを表します


荷物運搬用のレール 


一里塚跡 



牛馬童子像 への入口


10:40  牛馬童子像 

牛馬童子~近露王子【熊野古道中辺路】|和歌山南紀エリア観光情報
牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)
牛と馬にまたがる僧服の石像は花山法皇の熊野詣の旅姿であるとも言われ、田辺市指定史跡となっています。明治時代に作られたものですが、高さ50cm程の姿は小さくてかわいい印象で、中辺路のシンボル的存在となっています。牛馬童子像のある箸折峠は、花山法皇が食事をとるため休憩した際、近くに生えていた萱を折って箸にした為、その名がついたと伝えられています。


10:45  近露王子 方面へ


中辺路25 標識


石畳を下っていきます


日置川(ひきがわ) を渡ります


11:11  近露王子跡 

近露王子(ちかつゆおうじ)
王子の中でも最も早い時期に現れた王子のひとつ。近くの川で水垢離を行った記録もあります。現在は近野神社に合祀されていますが、石碑が残りこんもりとした木々に囲まれて面影を残しています。近露は田辺と本宮のほぼ中間地点にあたる大きな山里であり、中辺路の要所・宿場でした。

近露王子:熊野九十九王子熊野の観光名所
熊野古道「中辺路(なかへち)」。大坂本王子と比曾原王子の間、熊野詣の宿場として賑わった近露の里、日置川の畔に近露王子はあります。


なかへち美術館 

熊野古道なかへち美術館|和歌山県田辺市
熊野古道なかへち美術館は、現在国際的に活躍する建築家ユニット「妹島和世+西沢立衛/SANAA」が最初に手がけた美術館です。美術作品を新しい空間で見せ、アートを通じた交流の場を生み出す、という構想のもと設計され、1998年に旧中辺路町立美術館として開館しました。2005年から市町村の合併により、田辺市立美術館の分館として新たなスタートをきっています。

熊野古道なかへち美術館
近露王子近くに立つ、市立の近代的な美術館。地元出身の日本画家・野長瀬晩花と南画家・渡瀬凌雲の作品を、下絵などを含めて収蔵しています。展示室周囲の回廊やロビーは全面ガラス張りになっているので、中辺路の美しい景色を絵画のように眺められます。


今通ってきた熊野古道方面


11:17  近露王子公園 に着きました


ここで昼食の弁当を食べました


2日目-1 闘鶏神社~熊野古道近露王子跡 は以上です


道の駅 熊野古道中辺路~牛馬童子~近露王子の歩行マップ

道の駅 熊野古道中辺路~牛馬童子~近露王子の歩行グラフ

2日目 11月01日(日) 2-1 の感想
昨日がハロウィンということをすっかり忘れていました。ホテルのロビーにあったカボチャグッズで思い出しました。今月2度目の満月はブルームーンということで、窓から外を見たところ薄暗い空にくっきりと月が浮かんでいました。ブルームーンというよりイエロームーンでしたが、夜明けが近づくうちにだんだん赤味を帯びてきました。
闘鶏神社というのは聞いたことがありませんでした。熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)とも関係あり、拝殿は熊野本宮大社を少し小ぶりにした形をしているとのことです。
道の駅熊野古道中辺路~牛馬童子~近露王子のコースは前回歩いていないので、今回初めてでした。ガイディングレシーバーをつけてガイドの説明を聞きながら歩きます。レシーバーがないとポイントで立ち止まり密な状態で説明を聞かなければなりませんが、バラけたままでも十分きこえるため、どうしても列が長くなります。新型コロナの感染防止という点では良いことなのかもしれません。


                                                     高野山・熊野三山・中辺路 ハイキング
  1日目                                           2日目                                                                     3日目
 1 高野山       2-1 闘鶏神社 熊野古道  2-2 熊野古道 熊野本宮大社       3-1 橋杭岩  3-2 熊野那智大社 熊野速玉大社