mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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Caminante,Flamenco y Guitarra

関東ふれあいの道 群馬県コース7 歴史を尋ねるみち

2017年9月15日(金)晴
http://www.pref.gunma.jp/01/e2310123.html
コース7 歴史を尋ねるみち
11.5㎞/一般向け/標準歩行時間:3時間30分/撮影ポイント:貫前(ぬきさき)神社
ルート
上信電鉄富岡駅⇒富岡市中高尾~長学寺~貫前神社~富岡市宮崎


関東ふれあいの道初めての宿泊は目覚ましなしで5時前に目が覚めました。昨日聞いていたようにフロントのカウンターにキーを置き、玄関ドアのロックをはずして外へ出ると、青空が広がっています。


予定通り6時丁度に出発しました。右の方へ1分ほど進んだ突き当りが富岡製糸場になります。
6:00


富岡製糸場入口です。
6:02

門の格子に手を入れて建物を撮りました。
6:03

見えてるのは東置繭所
東置繭所(国宝)は主に繭を貯蔵していた建物です。2階に乾燥させた繭を貯蔵し、1階は事務所・作業場として使っていました。長さおよそ104mにもおよぶ巨大な繭倉庫です。


入口のすぐそばに、コース11の横川駅前にある「峠の釜めしおぎのや」がありました。もちろん開いていません。
6:04


塀越しに東置繭所が見えています。
6:04


国道254号線の富岡駅入口です。
6:23


富岡諏訪神社です。
6:24


6:25

左側の拝殿の鬼瓦は大迫力、大きな目玉で見下しています。参道脇のかわいらしい子持ちのの狛犬は女神の分身であり、子孫繁栄を願うという意味があるそうです。
ということで、拝殿の鬼瓦です。
6:26


参道脇のかわいらしい子持ちの狛犬です。
6:26


参道を反対側から見たところです。
6:27


富岡駅に着きました。7時発の富岡市乗合タクシーに乗ります。
6:43

ホテルを出て富岡製糸場~上町~裁判所~富岡小学校~富岡諏訪神社~富岡市役所~富岡駅と歩き回り、朝飯を食べるところを探しましたが、一軒も開いていません。昨日食堂で聞いたことが現実味を帯びてきました。この調子だと朝飯どころか昼の弁当も買えない状況になりそうです。


丁度来た車に乗合タクシー小野線の乗り場を聞いたら「この車がそうです」と言って、運転手さんが下りて小野行の表示板を付けました。
6:46


駅改札の左側(写真中央やや左)に無人の観光案内所が見えます。
6:46


8人乗り乗合タクシーの車内です。
6:47

出発まで10分以上あるので、運転手さんといろんな話をしました。やはり駅近くには朝やっているお店はないそうです。コンビニもなく、食料品店もやっていません。駅裏600mほどの254号線バイパスまで行くとあるそうです。
7:00丁度時間通り出発しましたが、乗客は一人だけでした。7:03頃運転手さんのスマホが鳴り、私に手渡して読んでほしいと言われました。見ると「北朝鮮弾道ミサイル発射」の緊急警報メールでした。7:04頃今度は私のスマホにエリアメールが入ってきました。


中高尾に着きました。乗合タクシーとお別れです。250円でした。
7:20

7:23に出発しました。


少し先に進んだところでコース略図を見つけました。
7:24


中高尾から0.9㎞、長学寺まで0.4㎞
7:36


7:39


長学寺入口
7:42


ふれあいの道コースとありますが、関東ふれあいの道ではありません。
7:42


長学寺の梵鐘
7:46

長学寺の梵鐘は口径64センチメートル、総高112センチメートルのやや細身の鐘身(しょうしん)で、製造年代は不詳ですが特徴から室町期の作とみられ、群馬県の重要文化財に指定されています。


寒水仙球根:鐘楼の下に「ご自由にお持ちください」とあったので、2ついただいてきました。
7:47

角度を変えて
7:49


前田家の霊廟
7:50


ここで墓地を真っ直ぐ突き抜けるミスをして、学習の森に入ってしまいました。
7:58

しかし、山道を抜けてコースに復帰できロスはありませんでした。


中高尾から2.2㎞、貫前神社まで8.8㎞
8:00


大きな木に咲いていました。
8:07


イノシシの「わな」があるようです。
8:08


すぐありました。
8:09


わなの前には栗の木があり、実をつけています。
8:09


この分岐点には標識がありません。地図を確認して左へ進みました。
8:15


開けた場所に出たので、パノラマ写真を撮りました。左に妙義山が見えます。
8:17


距離の表示がありません。
8:21


中高尾から3.2㎞、貫前神社まで7.8㎞
8:23


CONVENIENCE STOREと書いてあります。まだ朝飯を食べていないので、寄ろうとしましたが、残念ながら開いていません。
8:23


中高尾から3.5㎞、貫前神社まで7.5㎞。この標識は明らかに違う方を指しています。左に
行かなければならないのに、右を向いています。
8:27


中高尾から3.7㎞、貫前神社まで7.3㎞
8:31


また妙義山が見えてきました。
8:33

8:43


中高尾から4.5㎞、貫前神社まで6.5㎞
8:45


中高尾から5.5㎞、貫前神社まで5.5㎞
9:01


またまたアンザイの社屋越しに妙義山です。
9:02


中高尾から6.2㎞、貫前神社まで4.8㎞
9:11


もみじ平総合公園そばの信号です。
9:28


池に蓮の花が咲いていました。
9:35


中高尾から9.2㎞、貫前神社まで1.8㎞
10:00


またまたまた妙義山です。
10:02


変ったかかしです。風で宙に舞ったあと、下に落ちてもすぐに舞い上ります。
10:06


中高尾から10.2㎞、貫前神社まで0.8㎞
10:18


中高尾から10.4㎞、貫前神社まで0.6㎞
10:20


貫前神社の大鳥居です。
10:21


貫前(ぬきさき)神社に着きました。
10:30

10:31


千年余を経た古木に包まれ、あたりは荘厳な空気が漂います。延喜式神名帳に名神大社として列せられている名社です。安閑天皇元年(531)に武神である経津主神(ふつぬしのかみ)と農耕と機織の神である比売大神(ひめおおかみ)が祀られています。


10:32

参道を下った低地に社殿がある全国的に珍しい構造で、本殿・拝殿・楼門は寛永12年(1635)3代将軍徳川家光の再建、5代将軍綱吉による大がかりな修理を経て今日に至ります。本殿・拝殿・楼門は国指定重要文化財。


10:37

撮影ポイント
10:40


宮崎入口まで0.3㎞、空に向かっています。標識を探していたら、埋まっていました。
10:47


変則4差路、ここに標識がありません。左へ下りていきます。反対から来たら分らないなと思いました。
10:51

10:55
終点とは思わなかったため写真はありません。
バス通りに出たのですが、標識がありませんでした。どうやらここが終点です。しまりのない終り方だと感じました。宮崎入口バス停は左へ100mほど行ったところにあるようです。この通りにもお店が無く、とうとう朝飯を食べることはできませんでした。


そのままバス通りを右に数10m歩いたらコース8の起点に来てしまいました。「旧茂木家住宅まで1.0㎞」の看板は見えますが、ここも標識が見当りません。
10:56


所要時間:3時間32分
今日の感想(2017.9.15AM:群馬県コース7)
関東ふれあいの道初めての宿泊でした。メリットは翌日の朝早くスタートできることです。格安ビジネスホテルでしたので、部屋にバス・トイレはありません。それでも山の格好ですので、野宿よりましといったところです。朝食をとることができないのには参りました。コンビニの有難さを改めて思い知らされました。
コースの最低標高は起点の150m、最高標高は250mと山らしい山はなく、軽いハイキングのような感じです。
昨日ホテルで貫前(ぬきさき)神社は珍しい下り参道なんですと聞いていましたが、確かにあまり見かけないと思いました。
関東ふれあいの道の踏破数が80コースになりました。全160コースの丁度半分です。


コース踏破メーター(2017.9.15AM現在)

踏破済残数踏破㌔数
東京     7    0    100.3
埼玉   13    0    149.4
群馬   14  21    157.8
栃木     0  36        0.0
茨城     0  23        0.0
千葉   29    0    312.9
神奈川   17    0    166.8
   80  80    887.2


以上です。


過去の記事
関東ふれあいの道 群馬県コース4 小梨峠から牛伏山へのみち - mesetaのブログ

関東ふれあいの道 群馬県コース9 大桁山登山コース

2017年9月14日(木)晴
http://www.pref.gunma.jp/01/e2310125.html
コース9 大桁山登山コース(逆回り)
(1.5)+9.8=11.3km/健脚向け/標準歩行時間:4時間00分(帰り)→(31分)+3時間47分=4時間18分/撮影ポイント:大桁山山頂
ルート
コース10中村バス停より連絡道→下仁田町蛇田【あぶだ】バス停~大桁山~キャンプ場~コース8分岐点~上信電鉄千平駅


妙義山の余韻にひたりながら、コース10中村バス停を12:57に出発しました。連絡道を1.5kmほど下って、コース9へ向かいます。


途中に伏見山十一面観音の案内がありましたが、立ち寄りませんでした。いわれのある観音様のようです。
13:12


伏見山十一面観音は、高さ143センチ、幅34センチの金箔塗り(昭和以降塗りかえ)の寄木造りで、江戸時代元禄年間以前の特徴を良好に伝えています。


県道51号線に合流します。
13:16


メダカの里の看板です。この辺は「さくらの里」、「福寿草の里」などやたらに「・・・の里」が多いので「メダカの里」と付けたのでしょうか。メダカを売っているお店のようでした。
13:18


福寿草の里入口です。
13:26


蛇田【あぶだ】バス停に着きました。おにぎりとパンを食べてすぐ出発です。
13:28


バス停から少し北に進むとコース略図がありました。ここから林道に入ります。
13:33

13:54


作業道赤根沢線となっていました。
13:54


標識のない丁字路です。左の方から上ってきたのですが、さんざん迷ったあと手前の方に曲がりました。結果正解でしたが、なぜ標識を置かないのでしょうか。
14:28


名前は分かりませんが、あまり見かけない花なので撮りました。
14:38


大桁山山頂まであと800mです。
14:53

標識の向きが分り難いです。直角に見えますが、実際はかなり鋭角に曲ります。


左から来て道なりに進み、最初は通り過ぎてしまいました。しかしその先は下り坂です。山頂までまだ標高にして100m以上あるのにおかしいと思い、引き返してこの道を見つけました。まさかの道です。標識の向きを正しくするか、「大桁山山頂入口」のような立札がほしいところです。
14:59


大桁山山頂まであと200m、もうすぐです。
15:11


里程標がありましたが、ここも汚れで判読不能です。
15:20


やっと山頂に着きました。誰もいません。標高835.9mです。
15:26


【ぐんま百名山 No.19】どっしりとなだらかな山姿を見せる。「関東ふれあいの道」が通っており、山道もよく整備されている。山全体に植林されたスギやヒノキが美しい。


千平駅まで5.7km、ところどころ新しい標識になっています。
15:37


千平駅まで5.2km、電車の時間が気になってきたので、先を急ぎます。
15:47


千平駅まで4.9km
15:53


千平駅まで4.2km、ぼやぼやしていると暗くなってしまいます。
16:05


突然道路に蛇が!よく見ると頭がつぶれているようです。体はそうでもないので、どうしたのでしょうか。
16:20


3分後、今度はイノシシのようです。それにしてもいつごろから放置されているのでしょう。ここまで誰一人出会いませんでしたので、それだけ人通りがないということでしょうか。
16:23


千平駅まで2.7km
次は何がでてくるのでしょうか?熊に違いないと、どきどきしながら歩きました。
16:24


やすらぎの森、ここにはキャンプ場があるようです。
16:32


大仁田フィッシングパーク。「ここは 閑古鳥とカワセミが にぎやかにさえずる日本一 自然豊かな釣り場です 釣りを楽しんでください」と書かれています。
16:40


これは明日通る予定のコース8の略図です。ここが分岐点になります。
16:40

この前に畑があり、作業していた男性から「山頂へ行ってきた?」と声がかかりました。「はい」と答えると、「お疲れ様でした」といたわってくれました。このコースで初めて見かけた生き物は熊ではなく、人間でした。


千平駅まで700m
16:59


紅白の彼岸花
17:07


右奥から下りてきたのですが、手前の踏切を渡らずに駅へ行けると思い、最初左の道に入ってしまいました。
17:12


踏切を渡ってすぐ、コース略図がありました。
17:13


上信電鉄千平駅到着です。飲み物がなくなったので買おうと思いましたが、自動販売機は見当りませんでした。
17:14


無人駅のため、利用方法が詳しく書かれています。上り17:32発まで待ちます。
17:15


駅全体です。2両連結でドアは運転席近くの1つしか開きません。
17:18

17:23発の下りがきましたが、降りる人も乗る人もいませんでした。


乗る電車が来ました。群馬サファリパークの文字が入った「しまうま電車」です。
17:32


始発の大仁田駅(隣の駅)から乗ってきたのは男性一人だけでした。
17:32


ワンマンバスと同じで、乗るときに整理券を受取ります。
17:39


富岡駅に到着しました。ここは有人駅なので、駅員に料金480円を渡しました。世界遺産のある駅、さすが立派です。今日はここで泊まります。
17:52


まずは腹ごしらえ、駅前の川崎屋食堂でオムライスを食べました。駅の観光案内所にあった富岡駅街中おもしろマップに「意表をつく味」として載っていたからです。中華スープが付いて850円、ヴォリュームもたっぷりでした。
18:28

店を出たらもう真っ暗でした。
素泊まりのため明日の朝食をどこで調達しようかとおかみさんに問合せたところ、朝やっているところはまずないし、コンビニも一軒もないとのこと。明日は朝食抜きかもしれません。


駅前には人影がまばらにいましたが、何をしているのでしょうか。
18:28


ホテルに入る前に市内を散歩して、富岡製糸場前までやってきました。
18:47


9:00~17:00ということで、今回は残念ながら見学できません。
18:48


ホテルはここから歩いて1分ほどの所です。明日は早起きして6:00には出たいと言ったところ、対応しかねるのでキーをフロントにおいて自分で玄関ドアのロックをはずして出てほしいとのこと。ゆっくり風呂に入って早めに寝ました。


今日の感想(2017.9.14:群馬県コース09)
関東ふれあいの道79コース目にして始めての宿泊をしました。益々遠くなりますので、これからも増えると思います。事前に調べて前日ネット予約したのですが、空室ありですぐ取れました。特に翌日朝早くから歩き始めることができるのは助かります。
コース上にいた蛇とイノシシには驚かされました。生きていなくて良かったです。できれば変なものには出会いたくないのですが、山の中ではそうは言っていられないかもしれません。
大きなミスはなかったのですが、丁字路に標識がなく左右どちらに行ったらよいか迷ったことと、鋭角に曲る所の標識があいまいで通り過ぎてしまったように案内が不十分だと感じました。


コース踏破メーター(2017.9.14PM現在)

踏破済残数踏破㌔数
東京     7   0  100.3
埼玉   13   0  149.4
群馬   13 22  146.3
栃木     0 36      0.0
茨城     0 23      0.0
千葉   29   0  312.9
神奈川   17   0  166.8
   79 81  875.7


以上です。


過去の記事
関東ふれあいの道 群馬県コース4 小梨峠から牛伏山へのみち - mesetaのブログ
関東ふれあいの道 群馬県コース5 石碑(いしぶみ)めぐりのみち - mesetaのブログ

関東ふれあいの道 群馬県コース10 さくらの里と石門のみち

2017年9月14日(木)晴

http://www.pref.gunma.jp/01/e2310126.html
群馬県コース10 さくらの里と石門のみち(逆回り)
9.6km/健脚向け標準歩行時間4時間00分(帰り)/撮影ポイント:第四石門
ルート
富岡市妙義町妙義神社~一本杉~第四石門~中之岳神社~さくらの里~下仁田町中村

※一部通行止めのお知らせ(群馬県HP - コース案内)
    現在、登山道が崩落(第2見晴とタルワキ沢の間)したため、通行止めになっています。
    利用者の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

妙義山の登山コースが載っています。
<参考>富岡市観光パンフレット
妙義山登山マップ(PDF1MB)
妙義山周辺のみどころ(PDF6MB)


高崎駅4番線8:42発信越線横川行に乗ります。
電車を待つ間に松井田駅から妙義神社までのタクシーを予約しました。前回コース12で新松田駅から土塩まで乗ったタクシー会社です。ツバメタクシー027-393-1181
関東ふれあいの道 群馬県コース12 小根山森林公園へのみち - mesetaのブログ


時刻表どおり9:05に松井田駅へ着き、10数人が降りました。前回コース12新松田駅のときも同じ8:42高崎発でしたが、降りたのは一人だけ、車はタクシー1台だけでした。今回は改札下にタクシーを含め車が5台も並んでいました。乗ったのは一番右のシルバー色の車です。予約しておいてよかったと思いました。
9:07

前回コース11のときに妙義神社から50分ほどかけかて歩いた道をわずか6分で着いてしまいました。1,810円
9:14


妙義神社の参道前でタクシーを降りました。目の前に妙義神社の大鳥居があります。鳥居の間から妙義山の主峰白雲山が見えます。
9:14


9:15すぐにスタートです。朝早いせいか人影はありません。
9:17


9:18
総門です。高さ12m、切妻造りの八脚門は関東一の壮大さだそうです。


9:23
階段を上りきった所からの眺めです。


9:24
約1,500年前に建てられたという黒漆塗権現造りの妙義神社です。荘厳です。

前回はぐるりと建物を一周しましたが、今回は素通りしました。
【国指定重要文化財】妙義神社 | しるくるとみおか 富岡市観光ホームページ


左手の入口を出たすぐの所にコース略図がありました。
9:25

略図の隣に登山者カードの提出台があったので、事前に用意したカードを提出しました。
9:26


すぐ脇の標識に、崩壊のため通り抜けできないという案内がありました。

あらかじめ調べておいたので、すぐ左へ曲り登山道入口の方に下りていきました。


5分もしないうちに登山道入口に着きました。
9:30


出た所が県道196号線で金鶏橋までこの道路を進みます。石門めぐりの案内が見えます。
9:39


途中にあった石碑ですが、「妙義自然休養林」と書かれていました。
9:51


妙義山登山道入口から22分で金鶏橋に着きました。ここから右へ曲り、再び山道に入ります。
9:52


この辺りには野猿が多いようです。前回西松井田駅に向う途中で群れを見ました。
10:01


大人場(おにんば)に着きました。
事前に迂回ルートを検討した結果、左側の一般登山道で一本杉を目指すことにしました。前回来た時に妙義神社の参道でもらった妙義山登山マップ(2015.6)では右側の中間道方面は中級登山道になっていました。ところが今回登山者カード提出場所に置いてあった妙義山登山マップ(2017.4)を帰りがけによく見たら、関東ふれあいの道の迂回ルートがあり、右側の中間道へ進むようになっていました。しかも、中級登山道が一般登山道に変っています。あらかじめこれを見ていたら右へ曲ったのではないかと思います。
10:01

10:09


10:23

途中にあった白ペンキの矢印です。思わず7月に行った富士山須走ルートの偽矢印を思い出しました。


一本杉に到着。
10:29

一本杉前にあった標識です。


一本杉から下りてきた所を振り返りました。再び県道196号線に出ます。
10:33


県道から上をみたら妙義山ならではの奇岩がいくつも見えました。かなり離れているので、望遠で撮っています。
10:37


眺めの良い場所もありました。
10:38


管理事務所隣の無料休憩所です。「水道工事のため使用できません」の張り紙がしてあります。
10:41




管理事務所の前が石門群登山道です。ここから登っていきます。
10:42

上の写真の右下にある案内図です。

現在地は下の県道沿いに赤字で書かれています。


事故が多いようです。
10:45

今年も死亡事故が相次いでいます。
・2017年4月30日午前、金洞山鷹戻し鎖場で73歳の女性が滑落し死亡
・2017年8月5日9時30分ごろ表妙義(白雲山)奥ノ院で55歳男性が滑落し死亡


現在地が中央下に赤字で書かれています。この辺りで男性が一人下りてきました。
10:47

このあとすぐ「かにのこてしらべ」という鎖場を通りました。前の写真の赤字のすぐ上の所です。回避する道もありましたが、ここは文字通り「こてしらべ」のつもりでチャレンジしました。


いよいよ石門群に近づいてきました。
10:49

どちらに行こうか迷いましたが、左は中級登山道で「かにの横ばい」「たてばり」「つるべさがり」「片手さがり」と鎖場・難所が続くということなので、右の一般登山道を選びました。従って第一石門・第二石門はパスしました。


ここで合流します。
10:55


第三石門への分岐点ですが、全くの寄り道なのでここもパスして第四石門へ向かいます。
11:01

第四石門手前の標識です。
11:03

コース略図もありました。


第四石門到着です。
11:05


石門ごしに「大砲岩」「ゆらぎ岩」を望めます。
11:06


門をくぐり抜けて反対側から撮りました。
11:07

右下に広場とあずまやの屋根が見えます。2人の女性が休憩していました。広場には2棟の建物とテーブル・イスがいくつもあり、大勢の人が休めます。


撮影ポイント用です。
11:14


中之岳神社へ向かいます。
11:25


縦走コースの分岐点に危険を知らせる案内がありました。
11:25

・2017年4月30日午前、金洞山鷹戻し鎖場で73歳の女性が滑落し死亡
この女性もここから金洞山中之岳、東岳を通り鷹戻しへ行ったようです。


見晴台への分岐点です。
11:26


見晴台では若い男女3人が休んでいました。
11:27

ヘルメットを着用し、ロープなどを持っていたので、金洞山へ行ったのかもしれません。


狭い見晴台からの眺望です。
11:28


中之岳神社までは長い岩場の道を下ります。
11:33

岩場は歩き難いです。


中之岳神社まで200m
11:35

11:41


ここにもコース略図がありました。
11:41


中之岳神社到着
11:42

11:42


中之岳神社から階段を下りる途中振り返ると、神社の上に大きな轟岩(とどろきいわ)が迫っていました。
11;44

さらに階段を下りていきます。
11:45

一番下まで下りてきました。
11:46


ここで右の細い道を下りていきましたが、正規のルートは駐車場を通るようです。
11:48


さくらの里に向かう途中で妙義山が良く見える場所がありました。
11:52

左下にみえるのは中之岳神社境内にある中之嶽大国神社の大黒様です。平成17年(2005年)に完成した金色の日本一大きい大黒像(高さ20メートル、重さ8.5トン)だそうです。


林道さくらの里線
11:55


11:58


長い下り坂を一気に進みます。
12:06

12:11


道から少し入った所に里程標を見つけました。汚れで判読できません。
12:13

12:29


珍しいりんご畑です。結構な本数がありました。
12:43


バス通りに出てきました。
12:49

12:50


終点の中村バス停です。
12:50

小屋の右の停留所は木に隠れて見えなくなっています。
12:50

所要時間:3時間35分
この後連絡道を通ってコース9へ向かいます。


今日の感想(2017.9.14:群馬県コース10)
妙義山は一般登山道でも難所が多いというので、いつものミドルカットに替えてハイカットの登山靴を履いていきました。群馬県のホームページには「一部通行止めのお知らせ」 はありますが迂回ルートは示されていません。そのため、事前に自分でルートを決めて現地入りしました。ところが富岡市観光協会のパンフレットでは迂回ルートが設定されていました。しかし、それを知ったのは帰りの電車の中だったのです。よく見ると今まで中級登山道だったところが突然一般登山道にになっていたりして、不可解な点もあります。
通ったルートは鉄階段や長い鎖場はなく、割と楽に歩くことができました。


コース踏破メーター(2017.9.14AM現在)

踏破済残数踏破㌔数
東京     7    0    100.3
埼玉   13    0    149.4
群馬   12  23    135.0
栃木     0  36        0.0
茨城     0  23        0.0
千葉   29    0    312.9
神奈川   17    0    166.8
   78  82    864.4


以上です。


過去の記事
関東ふれあいの道 群馬県コース4 小梨峠から牛伏山へのみち - mesetaのブログ