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ウォーキングとフラメンコ
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宮前区4大山街道コース 川崎市各区の散策 2025.07.24

メセタ

2025.07.24(木)晴  5.8km→6.2km

ルート:①梶が谷駅~②宮崎大塚~③三又庚申堂跡~④八幡神社~⑤観音堂跡~⑥小台坂~⑦八幡坂~⑧阿弥陀堂⑨うとう坂~⑩あゆみが丘


コース6のゴール宮崎大塚から梶が谷駅まで歩いてきました


川崎市:ウォーキングのススメ

各区のウォーキングマップや散策コースを集めてみました!

<参考>

川崎市宮前区 : 宮前区ガイドブック改訂版「ガイドブック片手に出かけよう」(平成24年9月発行)

宮前区を3つの地域に分けて、それぞれ地域ごとにエリア地図を作成し、その地域の特徴を生かしたお散歩コース(全10コース)や歳時記を掲載しました。

・人と緑のまち 鷺沼・宮崎エリア  
東急田園都市線3駅、透明IC(インターチェンジ)をかかえ、行政サービス・文化交流・情報発信などの拠点として、人が行き交う。


宮前区4大山街道コース

鷺沼・宮崎エリア 東海道の裏街道の歴史(しの) ぶ

大山街道は矢沢往還ともよばれ大山口登拝後の富士山、富士登拝後の大山詣でにも利用されていた。矢倉沢往還は江戸へ物資を運ぶ役割を果たしており、駿河の茶・絹、伊豆のワサビ・シイタケ・干し魚、秦野からは煙草、厚木からは相模川の鮎などを江戸に運んでいた。

宮前区内の大山街道は、昭和30年代以降に始まった大規模な都市開発のため多くの区間が消滅した。宮崎大塚から庚申坂上、小台坂から鷺沼、有馬の八幡坂にルートが残されている。しかし、道路は拡幅され坂は緩やかに改良されているため、ガイドブック無しには歩くことが難しい。それでも馬絹の三又や有馬は詳細に観察すれば民家が建てられた向きから、在りし日の大山街道を偲(しの)ぶことができる。宮前区は多摩丘陵に位置するため、庚申坂・札野坂・土橋の八幡坂・小台坂・有馬の八幡坂が連続し、いずれも開発前は急傾斜であり、大山街道の難路であった。


14:27  ①梶が谷駅  スタートしました  駅を出て左へ 


梶が谷駅前交差点 直進 


突当り 左折 


道標と庚申塔 


国道246号線 直進 梶が谷歩道橋を渡ります


宮崎中学校入口交差点 左へ 


右折 


14:51  ②宮崎大塚   

6世紀に築造された円墳と言うが、未調査のため詳細は不明、武器の隠し場所、物見塚、鎌倉街道の一里塚など諸説がある。大山街道が盛んに使われた時代には往来する人びとの目標になった。王禅寺道の起点になっている。


戻って 左折 

宮前生活環境事業所 


宮崎団地前交差点  中央の道へ 


庚申坂  


宮崎第2公園 


信号 直進 


花園橋北交差点 右折 登戸野川線へ 


右折 


左折 


右折 


左折 


15:26  土橋の八幡坂  

土橋の八幡坂は急傾斜のうえ湧き水があり、手車の往来に難儀した。しばしば土砂崩れを起こし、数回ルートを変更している。都市開発で坂は消滅し、その東側40mほどの場所に新道が作られている。坂の名称は、隣にある八幡神社に由来する。


15:34  八幡神社  

「新編武蔵風土記稿」に石段の中央が土橋村と馬絹村の境にあり、片大門と呼ばれていると記されている。社殿には両村の御神体を祀る。明治39年(1906) に馬絹神社に合祀されたが、その後、現在地に戻された。石段下にある庚申塔は、正徳4年(1714) に立てられた。以前、大山街道はこの庚申塔の前を通過していた。

八幡神社 小台庚申塔 


八幡神社 社殿 


階段を下りて 右へ 


宮前平駅 


尻手黒川通りへ出て 右折 


すぐ 左折 


田園都市線をくぐります 


竹林  


突当り 右折


右折してすぐマップの⑤観音堂跡と描かれているところで、道路工事をやっていました

うろうろ探していたら、工事現場の人から「どうしました」と声をかけられました

コースマップを見せながら「この辺りにある観音堂跡というのを探しているのですが」

というと、一緒になって探してくれましたが見つかりません


帰ってからGoogleマップで確認すると「泉福寺観音堂跡」と載っていますが、Googleストリートビューにはそれらしいものはなにもありませんでした


15:46  ⑤観音堂跡  見つからず

江戸時代末期に火災で焼失。本尊は難を逃れ馬絹の泉福寺に移された。堂横のツゲの大木は枯れ死。


15:52  ⑥小台坂  

坂の上部になるほど急傾斜で道幅が狭かった。坂の半ばからは水が湧き出し、旅人の喉を潤していた。坂の麓には「下の店」があり、茶・地酒・草鞋(わらじ)などを売っていた。その前には稲毛三十三ヶ所観音霊場第26番札所もあった。 明治時代中期仁長雨のため坂が崩れ通行が困難になったため高山から旧国道246号を利用して迂(う)回していた。高山からは、秋から冬にかけた晴天の日に品川の海や多摩川の帆掛け舟が眺望できたという。


小台公園 


右折してすぐ左折


右へ 

この先で 左折する道が分らなくなりました 

散々迷ったうえ、この道へ入りました 


しかし、かなり手前だったため ⑦有馬の八幡坂 を経由することができませんでした


  ⑦有馬の八幡坂  未通過

有馬の八幡坂は急傾斜のうえ土手から湧き水があり、手車の通行に難儀し後押しを付けた。 坂の中腹には馬の医者である伯楽や髪床、坂の麓には菓子・・草鞋(わらじ)を売る「出店」があり、季節には駄菓子屋も店を開いた。また坂の中腹からは、鎌倉街道の支線が土橋を経由して枡形(ますがた) 山に向っていた。天保2(1991)年、渡辺崋山は大山街道を厚木まで歩いているが、途中、「出店」に立寄り荏田宿までの道程を尋ねている。その時、崋山は有馬の景を描いたが、そのスケッチは「遊相日記」に記されている。

Googleストリートビュー 



有馬北耕地公園 先 右折 国道246号線へ 


新有馬交差点 直進 ここからコース復帰  右に八幡坂があります

歩行者信号の向こうに ⑧阿弥陀堂 があったのに気が付きませんでした


16:36  ⑧阿弥陀堂  見過ごし

元禄元年(1689)銘の地蔵尊、阿弥陀仏がある。疫病で亡くなった幼児の供養と病気回復を祈って建てられた。

Googleストリートビュー 


右の坂が 八幡坂 です 


鷺沼二丁目交差点 左折 


左折 


有馬さくら公園 手前 左折 


右折 


植木畑 


16:59  ⑨うとう坂  

牛久保のうとう坂は急坂で知られている。以前、両側には雑木林や竹林が茂る里山が広がっていた。坂の西方から大山・丹沢・富士山を好    できたが、近年新興住宅が建ち並び景観を損なっている。坂の頂上近くには植木農家の皆川園があるが、以前大山街道の休憩所である「立場」を開いていた。板の下方は血流れ坂の推定地の一つであり「武蔵風土記稿」では人の場を記しているが、実際には関東ローム層から湧(わ)き出した酸化鉄の錆(さび)が作った赤茶色の湧き水である。


右折して 日吉元石川線へ 


17:05  ⑩あゆみが丘 サントゥール中川バス停  ゴールしました  ここは横浜市都筑区です


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dの標高グラフ  5.8km→6.2km


宮前区4大山街道コース のコースタイム

経由地 距離km 見学km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
①梶が谷駅  0.0km  0:00  14:27
②宮崎大塚  1.0km  0.0km  1.0km  0:25  0:24  0:01  14:51  14:52
③土橋の八幡坂  1.5km  0.0km  2.5km  0:59  0:34  0:00  15:26  15:26
④八幡神社  0.4km  0.1km  3.0km  1:11  0:08  0:04  15:34  15:38
⑤観音堂跡=見つからず   0.2km  0.0km  3.2km  1:19  0:08  0:00  15:46  15:46
⑥小台坂  0.2km  0.0km  3.4km  1:25  0:06  0:00  15:52  15:52
⑦有馬の八幡坂=不通過
⑧阿弥陀堂=気づかず  1.4km  0.0km  4.8km  0:44  0:44  0:00  16:36  16:36
⑨うとう坂  1.0km  0.0km  5.8km  1:07  0:23  0:00  16:59  16:59 
⑩あゆみが丘  0.4km  6.2km  1:13  0:06  17:05 
2025/7/24(木) 晴  6.1km  0.1km  6.2km  2:38   2:33  0:05


宮前区4大山街道コース の感想

マップの説明文に「宮前区内の大山街道は、昭和30年代以降に始まった大規模な都市開発のため多くの区間が消滅した。」とあります。確かに真っすぐの道が少ないうえに、坂の連続でした。

マップの精度が粗く、ルート線以外の道が描かれていません。そのため、鷺沼交番前交差点手前の分岐する道で、現在地が分らなくなってしまいました。散々迷ったうえ進んだ道が全く別方向で、有馬の八幡坂にたどり着けませんでした。

⑤観音堂跡はネット検索してもその痕跡を示すものは見つからず、説明版のようなものは何もないと思われます。


以上です。62

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