mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

2019.11.10 多摩丘陵の起伏に富んだ地形を楽しむ 小田急沿線自然ふれあい歩道2-18

2019.11.10(日)百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘駅 6.0km 晴
ルート:百合ヶ丘駅~①高石神社~②香林寺・五重塔~③タブノキ~④向原の森公園~⑤金程万葉苑~⑥史跡勝坂~⑦もみじが丘公園~新百合ヶ丘駅


コース17を歩き終え読売ランド前駅から小田急線に乗り、百合ヶ丘駅に着いてすぐ出発しました。


2-18 多摩丘陵の起伏に富んだ地形を楽しむ
百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘駅コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄
このコースでは、起伏量がおおむね100m以下の小起伏丘陵である多摩丘陵と、丘陵の間に樹枝状に伸びた低地との高低差により、眺望の良いポイントが多い点が特徴です。コース途中には、かつて「七国峠」と呼ばれ、文字通り7つの国が見渡せたというポイントも残っています。常緑広葉樹を主体とする鎮守の森の雰囲気を残す「高石神社」や、落葉広葉樹の里山の風情を残した「向原の森公園」、万葉の植物に親しむことのできる「金程万葉苑」など、自然とふれあえる魅力的な場所もあります。ほかにも、コース沿いの邸宅の庭先で美しく手入れされている草花や、所々に出てくるウメの畑など、目を飽きさせない要素が点在しています。この近辺に今も多く見られるクヌギは、良質な炭の原料となり、かつては黒川炭として江戸へ送られていました。


コースマップ

13:12  百合ヶ丘駅 、スタートします

津久井道の横断歩道橋を渡ります


高石見晴し緑地、坂道を上ったところにあります


13:23  ①高石神社 の参道に着きました

1654年に加賀美金右衛門慰正吉によって建立され、祭神は天照大神です。かつて源義経が奥州へ赴く際、道中の難を免れるために神事を行ったと伝えられています。境内周囲にはクスノキの大木のほか、常緑樹が多く見られます。

江戸時代は「伊勢宮」と言われ、この辺りは「お伊勢の森」と呼ばれていた。明治6年(1873年)に神明社と改称され、その後、高石神社と改められた。主神は天照大神で、百合ヶ丘駅から北方を眺める樹木繁った天辺にあり、標高117m。晴れた日には眺望が素晴らしい。五穀豊穣を祈る高石神社の伝統行事の「やぶさめ」が例年成人の日(祝日)に行われる。

昭和59年(1984年)に社殿を改築、また神社境内には多数の句碑が並んでいる。

境内からの眺め、右のほうによみうりランドの観覧車が見えます

厄焼落し


「高石神社」は、厄払いの「厄焼落とし」という神事で知られている。かの源義経が奥州へ向かうとき、道中の災いを落とすために厄を焼き払う神事を行ったといい、1984(昭和59)年の大改修に際して復活。以後、地域の大切な祭りとなった。
クスノキの大木


高石神社から坂道を下るところで道を間違え、スマホアプリで確認してすぐコース復帰しました、助かります


13:39  コースマップにビューポイントと書かれた場所、香林寺五重塔が見えました


西生田小学校跡、香林寺のすぐ手前です


13:48  ②香林寺・五重塔 

1525年に創建された臨済宗建長寺派の寺院で、本尊は十一面観世音菩薩です。1987年に建立された五重塔は、古来の工法に近代的な手法を加えて建築された日本唯一といわれる禅宗様式の五重塔で、その優美な塔形は印象的です。


香林寺は大永5年(1525)、川崎市多摩区、仙谷山寿福寺の第七世・南樹法泉和尚によって開山された禅宗の寺で、臨済宗建長寺派に属している。開山の折には観音堂(二間~三間)があり、霊験あらたかな身代り観音が祀られ香林坊と称していたことが文禄3年(1594)の水帳に記されている。後、慶長年間(1596年から)に南嶺山香林寺という山号、寺号を称するようになった。
香林寺 本殿

香林寺 太子殿


香林寺 五重塔

昭和62年(1987)細山・金程地区五大事業の完成を記念して五重塔が建立された。併せて先祖の供養と山川草木の慰霊、さらに未来永劫地域社会の発展を願って関係者が建立、香林寺に寄進されたものである。


香林寺 鐘楼

昭和53年(1978)には鐘楼が建立された。これは細山第二土地区画整理事業に伴い墓地を香林寺に移葬した供養のためで、多くの人々の願いをこめた銅板も鋳込まれ梵音を響かせている。


14:06  細山北谷公園、左の道へ行きます


14:14  ③タブノキ 

邸宅の門前に立つ圧倒的な量感のタブノキは、川崎市の保存樹木に指定され、また、川崎市「まちの樹50選」にも選ばれています。樹上にはノキシノブがじゅうたん状に着生し、古木の趣を高めています。

麻生区千代ヶ丘・〇〇氏宅にあり、樹齢数百年を越えた「たぶ」の巨木。周囲8m、高さ20mに及ぶ巨木で、川崎市選定「まちの樹50選」に選ばれている。

すごい迫力です、空洞の部分から向うが見えます


14:34  ④向原の森公園 

自然の地形と樹林を生かした面積1.6haの公園です。園内はクヌギとコナラを主体とする林が広がり、ホオノキやイヌシデなどの落葉広葉樹も楽しみながら散策できます。春にはシロバナマンテマが愛らしい花をつけます。

コースは東の端を通り抜けるだけで、中へ入りません


14:40  金程4丁目緑地


14:43  ⑤金程万葉苑 

緑地保全地として残された区画を生かしながらつくられた公園で、ヤブツバキ、アセビ、モミなど、万葉集に詠まれている植物が多く植栽されています。それらの植物を詠み込んだ万葉集の和歌の札も掛けられています。

万葉歌碑と万葉植物約80種ほか、多摩丘陵の樹木、山野草が植栽されている。
万葉植物にはそれぞれ万葉歌が揚げられていて市民の憩いの場にもなっている。


14:49  金程後谷緑地、脇を通るだけです


14:55  史跡勝坂からの眺め


14:56  ⑥史跡勝坂 

戦国時代に名君として知られた北条氏康が、初陣(小沢原の戦い)を飾った場所と伝えられています。氏康が、「勝った勝った」と声を発して坂を駆け上がったことから勝坂と呼ばれるようになったと伝えられています。


15:01  千代ヶ丘5丁目公園


15:08  ⑦もみじが丘公園 

樹形の美しい1本のケヤキが目を引き、周囲にはクスノキ、ヤマモモ、カナメモチなどが植栽されている快適な緑地空間です。階段の周辺には、ドウダンツツジなどのツツジ類や花木類が植栽されています。


15:10  万福寺さとやま公園


新百合山手の大きな緑の核となり、起点となっているのが、万福寺さとやま公園なのだ。四季折々の自然や自然を背景にたたずむ街並みを眺めながら、全周約2.4キロ、徒歩約30分のコースをゆっくりと楽しむことができる。


コース案内どおり階段を上ります


15:26  万福寺ふるさと緑地 、中へ入らず脇を通ります


15:29  津久井道 新百合ヶ丘駅入口交差点 、右折します


15:34  新百合ヶ丘駅 、ゴールしました


コースタイム:2-18 多摩丘陵の起伏に富んだ地形を楽しむ

経由地・日付・天気 距離 累計 総h 所要h 見学h 着t 発t
百合ヶ丘駅        0m  0:00  13:12
①高石神社    600m    600m  0:17  0:11  0:06  13:23  13:29
②香林寺・五重塔    940m  1540m  0:44 0:19  0:08  13:48  13:56
③タブノキ    780m  2320m  1:03  0:18  0:01  14:14  14:15
④向原の森公園    940m  3260m  1:22  0:19  0:00  14:34  14:34
⑤金程万葉苑    390m  3650m  1:34  0:09  0:03  14:43  14:46
⑥史跡勝坂    430m  4080m  1:45  0:10  0:01  14:56  14:57
⑦もみじが丘公園    690m  4770m  1:58  0:11  0:02  15:08  15:10 
新百合ヶ丘駅  1240m  6010m  2:22  0:24  15:34 
2019/11/10(日) 晴  6010m  2:22   2:01  0:21


2-18 百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘駅の感想
高石神社まではずっと上り坂です。最後の階段を上りきって境内に出ましたが誰もいません。巫女さんが外に出て、手持ちぶさたにしていました。今日は日曜日です。先ほどコース17で寄った子の神社では七五三のお参りに数組がいました。当然こちらにもいると思ったのですが、どうしたのでしょうか。たまたまその時間にいなかったというのであればよいのですが。
高石神社を出てすぐの下り坂で道を間違えました。しかし、お散歩ガイドスマホアプリで確認してすぐコース復帰することができました。便利なものです。
タブノキとは何のことかと思えばクスノキの一種のことでした。逞しい筋肉隆々の姿に圧倒されてしまいます。公園ではなく個人宅なので、中へ入らないで下さいと書かれているのもうなずけます。


以上です。
                                    前のコース1-17 ⇦    ⇨次のコース 2-19
                                 読売ランド前駅~読売ランド前駅         柿生駅(麻生川)