mesetaのブログ

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2020.08.02 雑木林の尾根道に自然を求めて 小田急沿線自然ふれあい歩道5-63

2020.08.02 (日) 晴 黒川駅~栗平駅コース 3.2+(0.35)=3.55km
ルート:黒川駅~①川崎市黒川青少年野外活動センター~②林床の植物~サブ③真光寺公園~④栗木緑地(雑木林)~⑤雑木林からの景色(桐光学園)~⑥歩道の植物(ロゼットを持つ草花)~⑦鶴川台尾根緑地~⑧里地の風景~⑨常念寺~⑩片平川~栗平駅


黒川駅が起終点となっているのは3コースあり、そのうち2コースを歩きます。帰りのルートを考えて5-64から歩き始めたので、今日2つ目のコースになります。


5-63 雑木林の尾根道に自然を求めて
黒川駅~栗平駅コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄

このコースでは、鶴見川水系の片平川と、真光寺川の源流域にある多摩丘陵の原風景の名残を残す雑木林の尾根道(栗木緑地)と、その周辺を巡ります。多摩丘陵は、高尾山の東に発し境川と多摩川に挟まれて南北に延びる丘陵で、その北部に位置する栗木緑地は、鶴見川流域の片平川と真光寺川の分水嶺にあります。緑に囲まれた尾根道を気持ち良く散策しながら、いろいろな植物にふれあうこともできます。


11:12  黒川駅 スタートしました


11:16  川崎市黒川青少年野外活動センター 入口 坂を上っていきます


散策路入口、途中の階段を上ります


11:18  ①川崎市黒川青少年野外活動センター 

多くの樹木に囲まれた静かな環境の中で青少年が野外団体活動を体験することを目的として、市が旧柿生小学校黒川分校跡地に建てた施設です。集会、研修、工作などができる多目的ホールや厨房、野外炊事場や宿泊室もあります。

川崎市黒川青少年野外活動センター
川崎市黒川青少年野外活動センターは、四季折々の自然に恵まれた場所にあります。
もとは、柿生小学校黒川分校の校舎があった場所です。


11:19  ②林床の植物 山道を通ります

黒川青少年野外活動センター沿いの雑木林は手入れが行き届き、日光が適度に差し込む明るい林床や林縁にはヤクシソウやイヌザンショウ、コゴメウツギ、ススキなどが生育しています。本来この地の雑木林に自生していた植物の様子を観察することができます。


こんな広場もあります


11:28  サブルート分岐点 直進してサブルートに入ります


11:35  サブ③真光寺公園 ここは町田市です

栗木緑地に隣接する約3.7haの緑豊かな公園で、多摩丘陵の自然と身近にふれあうことができます。山の起伏や自然の池を巧みに配して趣があり、カントウカンアオイを計画的に保全するなど、生態系に配慮した公園管理がされています。

真光寺公園 :真光寺町内会
町内の最北に位置し、周辺では最も広く、駐車場とトイレや専任の管理人がいる公園である。広場の半分が扇状に傾斜して、背の低い草に被われ、一般の公園にはない動きや遊びが楽しめる。また南を眺めると鶴川側の景観が楽しめる。


真光寺公園に入ってすぐ階段でつまずき、カメラを落としてしまいました
電源オンオフをするときに開閉するレンズカバーが動作しなくなりました
5~6分立ち止まって直そうとしましたが、うまくいきません
たまに開きますがすぐに反応しないため、仕方なくスマホのカメラで撮ることにしました


11:53  真光寺公園 を出ます


11:59  真光寺緑地 に入ります


12:00  合流点 に着きました、右折します


12:00  ④栗木緑地(雑木林) 

栗木緑地は都県境の尾根沿いにあり、木立のトンネルをくぐり抜けるように山道がのびています。コナラなどの雑木林が広がり、夏はすがすがしい涼しさを感じながら冬は木漏れ日の中、枯れ葉を踏みしめながら気持ち良く散策できます。


12:20  ⑤雑木林からの景色(桐光学園) 

細長い雑木林の尾根道からは木々を通して周辺の街並みが見え隠れし、景色の変化を楽しめます。街並みの後ろに見える緑とこの雑木林はつながっていて、多摩丘陵の大きさを実感できます。


サッカー場


桐光学園キャンパス案内


ビューポイント


12:29  ⑥歩道の植物(ロゼットを持つ草花) 

オオマツヨイグサは、ロゼットを持つ草花の一つです。ロゼットとは、「小さなバラ」という意味に由来し、風の影響を避けながら十分な光を受けられるよう葉を地面にぴったりと貼り付けて冬越しする多年草の姿を表現したものです。


12:29  ⑦鶴川台尾根緑地 

造成された住宅地の外周部分に新設された緑地で、隣接の自然林と一体化しているため、ひときわ緑豊かな緑地となっています。稜線沿いの歩道からの景観は素晴らしく、新しい街並みや遠方の山々を眺めながらの散歩を楽しめます。


12:41  ⑧里地の風景 

雑木林や谷戸田など農業による人の手が加わった二次的自然が残されている里地には、多様な自然環境に応じてさまざまな生物が生息し豊かな生態系が形成されています。かつて身近にあった懐かしい雰囲気を感じ取ることができます。


常念寺脇の通り


12:47  ⑨常念寺 

田舎の風情が漂うこの寺は、町田市の金井町にあった阿弥陀堂が1558年現在地に移されたといわれています。本堂前の六地蔵は「イボとり地蔵」と呼ばれ頭を「つげぐし」でなで、それをイボにつけると取れると伝えられています。

浄土真宗本願寺派 常念寺 - ホーム
浄土真宗の開祖親鸞聖人の弟子で有名な二十四輩の一人である乗念又は成然(常念と書 いた署名もある)が西暦一二〇〇年代に開山したと伝えられ寺暦七〇〇年余といわれる。


⑩片平川  道路の下にあり川を見ることができませんでした
柿生駅付近で麻生川に合流する約2.8kmの短い川で、かんがい用水として重要な役割を果たしています。栗木境から上麻生境まで五つのせきがあり、かつてはせきを利用した水車も設置されていたそうです。


12:59  栗平駅 


Google マイマップで作成


カシミール3Dのグラフ

SUUNTOのGPSデータ使用


5-63 黒川駅~栗平駅コース コースタイム

経由地 距離m 累計m 総h 所要h 見学h 着t 発t
黒川駅        0m  0:00  11:12
①川崎市黒川青少年野外活動センター    300m    300m  0:06  0:06  0:00  11:18  11:18
②林床の植物
 0:07  0:01  0:00  11:19  11:19
サブ 分岐    450m    750m  0:16  0:09  0:00  11:28  11:28
③真光寺公園  0:29  0:07  0:06  11:35  11:41
サブ 合流  0:48  0:19  0:00  12:00  12:00
④栗木緑地(雑木林)    700m  1450m  0:48  0:00  0:00  12:00  12:00
⑤雑木林からの景色(桐光学園)    850m  2300m  1:10  0:21  0:01  12:21  12:22
⑥歩道の植物(ロゼットを持つ草花)  1:17  0:07  0:00  12:29  12:29
⑦鶴川台尾根緑地  1:17  0:00  0:00  12:29  12:29
⑧里地の風景  1:29  0:12  0:00  12:41  12:41
⑨常念寺    650m  2950m  1:37  0:06  0:02  12:47  12:49
⑩片平川              1:38  0:01  0:00  12:50  12:50 
栗平駅    600m  3550m  1:47  0:09  12:59 
2020/8/2(日) 晴  3550m  1:47   1:38  0:09


5-63 雑木林の尾根道に自然を求めて の感想
このコースは2008.10.19に一度来ています。ルートも全く変っていません。
恐らく周りの風景もそれほど変っていないのではないかと思います。一番印象に残っているのは桐光学園高校のサッカー場です。栗木緑地を抜けてしばらくすると、山道の左手金網越しに大きな建物と緑色のサッカー場が目に入ってきます。今回も練習試合をしていました。桐光学園といえば当時から全国高校サッカー選手権大会やインターハイの強豪校として知られています。OBに何人もJリーガーがいるので、この中から将来プロになる人もいるはずです。
真光寺公園で思わぬアクシデントに見舞われました。カメラが壊れてしまい、何回も立ち止まって修復を試みたため休憩時間に含まれないロスタイムがかなりあります。せっかくの広々とした真光寺公園も景色を眺める余裕はありませんでした。


以上です。
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