2020.08.23 よこやまの道から若葉台公園を訪ねて 小田急沿線自然ふれあい歩道5-65
2020.08.23 (日) 曇 6.0km
ルート:はるひ野駅~①黒川よこみね緑地~②よこやまの道~③みはらし緑地~④天王森公園・八坂神社~⑤若葉台公園~⑥上谷戸親水公園~⑦三沢川~⑧黒川東営農団地~黒川駅
今朝の天気予報は9:00から弱い雨、午後からは少し強くなるとのことでした。雨を覚悟して、しっかり傘を持って出かけました。
スタート地点のはるひ野駅は今月始めにコース64のサブコースで行っています。しかもよこやまの道までは全く同じ道なので油断があり、とんでもないミスで1時間10分のロスをしてしまいました。
5-65 はるひ野駅~黒川駅コース
はるひ野駅~黒川駅コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄
万葉の時代から「多摩の横山」「眉引山」とも呼ばれた横山の尾根道は、万葉集に「赤駒を山野に放し捕りかにて 多摩の横山徒歩ゆか遺らむ」と謡われており、古代、国防警備の目的で北九州に配属された防人たちが使用した西国と東国を結ぶ要衝であり、活用されてきた道でありました。この東西に伸びる尾根筋には鎌倉古道(鎌倉街道早ノ道、鎌倉街道上ノ道本路、軍事戦略鎌倉道)や奥州古道、奥州廃道、古代の東海道などの重要な歴史街道(古街道)が南北に交差し、さまざまな伝説なども語り継がれています。多摩丘陵の眼下に広がる景観を眺め、小鳥のさえずりに耳を傾け、起伏に富んだ地形に展開される自然豊かな森の樹々や上谷戸川、三沢川流域の植物を愛でながら巡るコースです。
18:18 はるひ野駅 スタートしました
トンネルの手前を左折します
9:24 よこやまの道入口
8:27 ここまでは順調でした
今考えるとこの先で分岐があり、右の階段道を上っていったのが間違いだったようです。
しばらく進んだところに、見覚えのある張り紙がありました
ここも通ったはずですが、まだ気がつきません
広い道にでました、後から調べたら尾根幹線道路です
全く逆方向に進み、よこやまの道の外に出ました。給食センターの前を通り過ぎてから、おかしいと思い位置情報をみますが、目標となる多摩東公園が出てきません。これはおかしいと思いあわてて戻ります
再びよこやまの道へ入りました
この分岐点を入ってみました
黒川高区配水池
こちらも違うようなので戻ります
ようやく本来右折しなければいけなかったサクラの広場に戻りました
1時間10分のロスです
9:43 ①黒川よこみね緑地 サクラの広場
黒川よこみね緑地は、よこやまの道に連絡する遊歩道として、斜面緑地を利用して整備されたものです。はるひ野駅側からの入り口はサツキなどの低木が植栽され、一部伐採された斜面にはコナラなどの苗木の植栽により、森の復元が試みられています。
はるひ野町内会 -黒川よこみね緑地
黒川よこみね緑地は、都市緑地法により自然環境の保全地区に指定された、よこやまの道に隣接した斜面約7.2haの自然環境保全地区を指します。
9:48 ②よこやまの道
この道は古代より武蔵野と相模野を眺められる高台にあり、西国と東国を結ぶ要衝として活用されました。この尾根筋には鎌倉古道が南北に交差し、尾根道にサクラ、コブシのほか、5月に淡紫色の花をつけるヒメシャガが見えます。
多摩よこやまの道 | UR都市機構
既存の山路や尾根沿いに残された自然や緑を積極的に活かしながら、樹林内の散策路や休憩広場、多摩市域を一望できる展望広場等が整備され多摩丘陵や多摩ニュータウンの風景とともに、四季折々の自然に親しみ地域に残る史跡や伝説の歴史文化にふれあうことのできる全長約10kmの遊歩道です。
展望台のようなところがあります
9:52 展望台からの眺め
9:54 雑木林を出て左へ行きます
9:55 天王橋 を渡ります
10:00 ③みはらし緑地 に着きました
この緑地は稲城市と多摩市の境目にあり、2004年に完成した展望公園です。芝生に覆われた緩斜面にはベンチや滑り台が配置され、眼下に若葉台ニュータウンの街並みを一望することができ、美しい夜景を楽しむことができます。
みはらし緑地 - Wikipedia
公園は周囲の土地より高く(標高約150m)丘のようになっているため、東側は稲城市の若葉台地区を見下ろすことができ、西側は多摩市を見下ろすことができる。北側は地形の関係から、南側は樹木に邪魔されて視界はあまり良くない。
誰もいないので、滑り台を下りてみようと思いました
ローラーが回転して進みます、靴の底がくすぐったいです
うまく滑り下りました
公園に隣接した鉄塔の下を通ります
10:08 坂浜聖ヶ丘橋 多摩大学附属聖ヶ丘高・中が見えます
八坂神社 裏参道を上ります
10:11 ④天王森公園・八坂神社
多摩市の中で最も標高が高く、眺望の良さから東京百景に選ばれています。鎮守の森の雰囲気がある、八坂神社の境内には一等三角点が設置され、神社の参道には市の天然記念物に指定されているスダジイが見事な板根を見せています。
天王森公園 | 多摩ニュータウン.com | 多摩ニュータウンを楽しむ情報サイト
多摩市で一番高い場所(標高161.7m)にある公園で、八坂神社に隣接しています。多摩市と稲城市の境に接していて、裏側に雑木林が続いています。道路から一歩中に入ると、いつもはしーんと静かです。ギラギラとした太陽が降り注いだとたんに、何かがはじけたように、一斉にセミの声がふってきます。(緑のパークシティ「多摩」:多摩市制20周年記念誌)あります。
10:15 坂浜聖ヶ丘橋に戻り、脇の階段を下ります
若葉台公園西交差点
10:28 ⑤若葉台公園 入口
この公園は、上谷戸川の最上流部に位置し、災害時に水を供給する若葉台給水所がある多目的防災公園です。半円状の大斜面には、シバザクラが植栽され、野球やテニスといったスポーツや憩いの場所として多くの市民に親しまれています。
若葉台公園:稲城市
稲城市の西側に位置し、多目的広場(野球・サッカー)やテニスコートがあり、いずれもナイター設備があります。
若葉台公園 展望広場
若葉台公園 展望広場 を下りていきます 、右の階段上が管理棟
若葉台公園 展望広場
若葉台公園管理棟 コースには含まれていません
若葉台公園 花の段々広場
若葉台公園 池
若葉台公園 花の段々広場 を振返ったところ
「ほら、ザリガニがいるわよ」といって指をさしていました
10:47 ⑥上谷戸親水公園 入口、ここからは入りません
この公園は、上谷戸川の最上流部に位置し、災害時に水を供給する若葉台給水所がある多目的防災公園です。半円状の大斜面には、シバザクラが植栽され、野球やテニスといったスポーツや憩いの場所として多くの市民に親しまれています。
コースマップに「屋敷」と書かれているところ
上川橋 から見た上谷戸親水公園、ここを渡ってすぐ階段を下ります
上谷戸地区(かさやとちく)の中央を流れる上谷戸川(かさやとがわ)の周辺を自然観察や水遊びができる親水公園として、周辺地区と一体となった景観となるように整備し、平成17年度に全体が完成しました。
上川橋をくぐります
10:53 上谷戸大橋 の下を通ります
上谷戸親水公園 水車小屋
上谷戸大橋(アーチ橋)を振返ったところ
竹林の脇を通ります
11:02 鶴川街道 に出ました、右折します
11:11 ⑦三沢川 橋の上から覗いても、樹々に覆われて水面が殆ど見えません
東京都町田市小野路町周辺を源とし、川崎市麻生区黒川地区と東京都稲城市市街地を流れ、川崎市多摩区布田で多摩川に合流します。ほとんどが三面張り構造ですが、河床にはヨシなどの湿性植物も生育しており、コサギなどを見ることができます。
若葉台の駅が見えます
11:21 ⑧黒川東営農団地
周辺の農家が共同経営している農園には、サツマイモや落花生が作付けされており、小学生の農業体験や幼稚園・保育園のイモ掘り遠足に利用されています。この場所は高台にあり眺望も良く、多摩丘陵の自然景観が満喫することができます。
黒川東営農団地 (くろかわあずまえいのうだんち) | 川崎・麻生観光協会
丘陵地を整地し、昭和52年(1977年)に完成した。18ha(東京ドーム4個分)の畑が広がり、秋にはサツマイモ、落花生の掘り取りが楽しめ収穫の秋を満喫できる。
黒川第一公園
11:37 黒川駅 ゴールしました
Google マイマップで作成
カシミール3Dのグラフ
SUUNTOのGPSデータ使用
5-65 はるひ野駅~黒川駅コース コースタイム
経由地 | 距離m | 累計m | 総h | 所要h | 見学h | 着t | 発t |
---|---|---|---|---|---|---|---|
はるひ野駅 | 0m | 0:00 | 8:17 | ||||
①黒川よこみね緑地 | 630m | 630m | 1:26 | 1:26 | 0:00 | 9:43 | 9:43 |
②よこやまの道 | 300m | 930m | 1:31 | 0:05 | 0:00 | 9:48 | 9:48 |
③みはらし緑地 | 600m | 1530m | 1:48 | 0:12 | 0:05 | 10:00 | 10:05 |
④天王森公園・八坂神社 | 390m | 1920m | 1:56 | 0:06 | 0:02 | 10:11 | 10:13 |
⑤若葉台公園 | 700m | 2620m | 2:13 | 0:16 | 0:01 | 10:29 | 10:30 |
⑥上谷戸親水公園 | 810m | 3430m | 2:30 | 0:17 | 0:00 | 10:47 | 10:47 |
⑦三沢川 | 1280m | 4710m | 2:54 | 0:24 | 0:00 | 11:11 | 11:11 |
⑧黒川東営農団地 | 600m | 5310m | 3:04 | 0:10 | 0:00 | 11:21 | 11:21 |
黒川駅 | 690m | 6000m | 3:20 | 0:16 | 11:37 | ||
コース5-66へ | |||||||
2020/8/23(日) 曇 | 6000m | 3:20 | 3:12 | 0:08 |
5-65 よこやまの道から若葉台公園を訪ねて の感想
思い込みは禁物ということを身に染みて感じました。コース64のサブコースで一度来ているので、よこやまの道までは問題なく行けると思っていました。どこでどう間違ったのかはトラックデータを拡大して見るとよく分ります。しかも関係ない道を何度となく行ったり来たりしたため、1時間10分もロスしてしまいました。コース距離は6.0kmですが、実際距離は10.4kmになっています。このコースは2008.11.1に歩いていますが、その時はミスもなく2時間05分でした。
こんな時「自然ふれあい歩道 お散歩ガイド(スマートフォンアプリ)」があればすぐに解決できたはずです。残念なことにこのアプリは終了したため、使えません。
今にも降りだしそうな空模様でしたが、何とか持ちこたえました。
みはらし緑地の展望台はそれほどの眺めではなかったのですが、人影がないローラー滑り台をひっそり楽しむことができました。
若葉台公園には大勢の家族連れを見かけました。斜面を利用した展望広場、花の段々広場をはじめ、多目的広場、円形広場などユニークな多目的防災公園になっています。一番下の池ではザリガニを見たと言って3世代の家族連れが大きな声を出していました。
以上です。
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黒川駅 小田急永山駅
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