mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
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2019.12.08 岡上の谷戸を巡り里山を楽しむ 小田急沿線自然ふれあい歩道2-21

2019.12.08(日)鶴川駅~ 鶴川駅 4.4+1.4km=5.8km 晴
ルート:鶴川駅~①鶴見川~②歩道沿いの植物1~③岡上営農団地~④歩道沿いの植物2~⑤歩道沿いの植物3~⑥岡上の里山の眺望~⑦岡上の尾根道(雑木林)~<分岐1>~<分岐2>~⑨田園風景、歩道沿いの植物4~<分岐1>~⑧果樹園~鶴川駅


降りた鶴川駅は東京都町田市能ヶ谷町にあります。このコースの大半は川崎市麻生区岡上です。この岡上地区は周囲を町田市と横浜市青葉区に囲まれ、川崎市とは接していない完全な飛び地です。なぜ飛び地になったかは他のサイトを参考にしてください。
川崎市麻生区に飛び地ができた経緯とは!? - [はまれぽ.com] 横浜 川崎 湘南 神奈川県の地域情報サイト
小田急ホームページからコースマップをダウンロードしてプリントしたところ、コース名に「ツツジに囲まれた寺と里山を訪ねて」と入っていました。以前はルートにお寺が入っていたのですが、現在は変更されて寄らないので修正し忘れたようです。


2-21 岡上の谷戸を巡り里山を楽しむ
鶴川駅コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄
岡上の谷戸の中を雑木林や田んぼ、果樹園、野菜畑など、さまざまな農村風景を巡るコースです。多摩丘陵の北部は大部分が鶴見川の流域であり、ここ岡上の谷戸もその流域にある谷戸の一つです。岡上地区はかつて養蚕が盛んに行われていてほとんどが桑畑でしたが、今は果樹園や野菜畑になっています。田んぼの周りには小川が流れ、雑木林がその周囲を取り囲んでいます。


コースマップ

9:40  鶴川駅 北口:スタートしました


10:44  ①鶴見川  に沿って進みます

町田市上小山田の源流から、横浜市青葉区、緑区、都筑区、港北区、鶴見区、川崎市幸区を流れる一級河川です。水質汚染を防ぐための清掃活動も積極的に行われており、歩道からはカルガモやコイなどを観察できます。


9:48  鶴見川のカモとシラサギ


10:00  岡上小学校を過ぎ、ここを左折して坂を上っていきます


10:04  ②歩道沿いの植物1 この季節花らしいものは見当たりません

歩道沿いにはサルスベリ、アベリア、ムクゲなどの花木や秋の七草として知られるオミナエシ、ホオズキなどの草花が生育しています。ホオズキを見ると、子供のころによく遊んだ風船づくりを思い出します。


10:07  ③岡上営農団地 通りの左側に温室が何棟も続いています

岡上営農団地にある温室の中では、キュウリやトマトなどを年間を通して栽培しています。また、果樹も多く栽培されており、温室の近くの畑にはリンゴが植えられていて、秋には実が真っ赤に色づきます。
岡上営農団地 (おかがみえいのうだんち) | 川崎・麻生観光協会
昭和47年(1972年)に営農団地推進協議会が組織され、翌年に起工式が行われ、昭和59年(1984年)に完工した。面積は35.6ha。温室での野菜栽培、露地野菜、柿、リンゴ、さつまいも、落花生掘りなど、都市近郊型の観光農業も行われている。平成19年(2007年)6月国の登録記念物に指定された禅寺丸柿の古木が随所に見られる。「ふるさと麻生八景」にも選ばれている。


10:10  ④歩道沿いの植物2 通りの左側の景色

歩道沿いには、サクラがたくさん植えられています。果樹園にはカキのほかクリも植えられていて、6月ごろ、独特の香りのする花が咲き、秋においしそうな実がなります。


10:13  ⑤歩道沿いの植物3 左側の柿畑、これは禅寺丸柿でしょうか

ミソハギ、ケイトウを栽培している畑があり、ミソハギのピンクとケイトウの赤のコントラストが美しい花畑となっています。ミソハギを乾燥させたものは、下痢止めの民間薬として利用されています。


右側の柿畑


桜並木


何の花でしょうか


10:21  柿畑が多いです


10:22  ⑥岡上の里山の眺望 一番高いところに来ました

岡上の里山が一望できる場所です。春の新緑、秋の紅葉と季節感があふれ、四季折々の景観を楽しむことができます。歩道沿いには桜並木が続き、春には美しい彩りの中から街並みを眺めることができます。


10:26  雑木林

尾根道沿いの雑木林の中からは、特に午前中、メジロをはじめエナガ、シジュウカラなどの野鳥の鳴声が聞こえます。雑木林は、野鳥にとって巣をつくるのに適した場所で、餌となる昆虫や木の実などの宝庫でもあります。


10:29  この鋭角で曲るところでミスしました、行き過ぎて戻ってきたところです


10:35  ⑦岡上の尾根道(雑木林)  多摩丘陵グリーン・コンソーシアムに向けて


10:37  見どころポイントと書かれたところ


10:40  山道となっているところ


10:43  <分岐1> 真っすぐはメインルートですが、右折してサブルートに入ります


10:52  途中にある霊園


10:57  <分岐2>⑨田園風景、歩道沿いの植物4 サブルートはここで終了です

岡上の谷戸では田園風景が広がり、秋には稲穂で一面黄金色に彩られます。道沿いには、良い香りのする花が咲くボタンクサギ、日暮れから夜明け前まで花を咲かせるカラスウリなどが見られます。


ここからメインルートを逆に進み分岐1へ向います、急な坂を上っていきます


11:08  <分岐1>先ほどサブルートに入った場所です、そのまま引返します


11:12  ⑧果樹園 この辺りも柿畑が続いています

カキやモモの果樹園があります。もともとこの辺りは、禅寺丸柿という小粒のカキの産地であったことからカキの木が多く見受けられます。禅寺丸柿の歴史は古く、10世紀に発見され、栽培を始めたと伝えられています。


急な坂を下っていきます


11:17  <分岐2>に戻ってきました


11:20  かわいだ人道橋から見た鶴見川


11:22  鶴川駅 北口:ゴールしました


コースタイム:2-21 岡上の谷戸を巡り里山を楽しむ

経由地・日付・天気 距離 累計 総h 所要h 見学h 着t 発t
鶴川駅        0m  0:00    9:40
①鶴見川  0:04  0:04  0:00    9:44    9:44
③岡上営農団地  1500m  1500m  0:27  0:23  0:00  10:07  10:07
⑥岡上の里山の眺望  0:46  0:19  0:00  10:26  10:26
⑦岡上の尾根道(雑木林)  0:55  0:09  0:00  10:35  10:35
<分岐1>  1900m  3400m  1:03  0:08  0:00  10:43  10:43
<分岐2>⑨田園風景    850m  4250m  1:17  0:14  0:00  10:57  10:57
<分岐1>    550m  4800m  1:28  0:11  0:00  11:08  11:08
⑧果樹園  1:32  0:04  0:00  11:12  11:12 
鶴川駅  1000m    5800m  1:42  0:10  11:22 
コース1-22へ
2019/12/08(日) 晴  5800m  1:42   1:42  0:00


2-21 鶴川駅~ 鶴川駅 の感想
小田急ホームページのコースマップをダウンロードすると、コース名が「ツツジに囲まれた寺と里山を訪ねて」となっています。以前2007.6.9に回ったときは確かに東光院というお寺を通りました。しかしルートが変更されこのお寺を通らないにもかかわらず、修正されていません。
この辺りが川崎市の飛び地だということは以前から知っていました。20数年前仮住まいしていたのがこの近くで、毎日鶴川駅で降りてここを通るとき、何でここが川崎市なのか不思議に思って調べたことがあるからです。
メインルートとサブルート両方を歩くため、分岐点間を往復することにしました。マップ上では分りませんでしたが、かなり急な長い坂道でした。
コース中に神社・寺院・施設などがなく、立ち止まる個所が一つもありません。以前ルートにあった東光院をはずしたのは何故でしょうか。できれば岡上神社を加えた方が良いのではと感じました。


以上です。
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