mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

2020.06.27 引地川に沿ってサクラと緑と歴史を求めて 小田急沿線自然ふれあい歩道4-54

2020.06.27(土)曇  六会日大前駅(引地川)コース 7.0+(1.5)=8.5km
ルート:六会日大前駅~①駅前・大学周辺の植物~②天神公園~③天神社~④自性院~⑤佐波神社~⑥なかむら公園~サブ⑫諏訪神社~サブ⑬桐原公園~⑦一色川~⑧引地川~サブ⑭引地川周辺の植物~⑨遊歩道の植物~⑩亀井神社~⑪不動ヶ丘公園~六会日大前駅


コース53の終点湘南台前駅から小田急線に乗り、一つ目の六会日大前駅で降りて本日3コース目に入ります


4-54 六会日大前駅(引地川)コース
六会日大前駅(引地川)コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄
このコースは、かつての暴れ川である引地川がたびたび氾濫を起こし、侵食されてできた低地と相模原台地とのコンストラクトを体感しながら、現在の地形が形成されるまでの悠久の時間に思いをはせつつ、コースをたどっていきます。コース途中には、大学や工場の沿道、幹線道路、引地川沿いなどにさまざまな街路樹や並木を見ることができ、本コースの魅力となっています。街路樹の高木の根元に植えられた低木類もさまざまな表情を見せており、色々な樹木との出会いがあります。このような沿道の木々に導かれつつ訪れる社寺や公園には、それぞれの土地の履歴を映し出したような記念碑や石塔類などを多く見ることができます。


コースマップ



14:11  六会日大前駅  スタートしました

六会日大前駅出口(Google Street View) 回転すると周囲を見渡せます

六会日大前駅 - Wikipedia
開設当時の「六会」は、1889年(明治22年)の町村制施行の際に六つの村(高座郡円行村、亀井野村、下土棚村、西俣野村、今田村および石川村)が合併した(結び合〔会〕った)ことに由来する六会村から。1998年(平成10年)8月22日 - 六会日大前駅に改称。


日本大学 生物資源科学部 看板


14:17  ①駅前・大学周辺の植物 

日本大学周辺ではカツラ、サクラ、ケヤキなどの並木や、ウバメガシ、アベリアなどの生垣が見られます。また、正門近くにはクスノキの大木があり、農場付近には、イイギリ、ミズキなどが自生しています。


日本大学 正門

キャンパスマップ|学生生活|日本大学生物資源科学部
湘南キャンパスは東京ドーム12個分の広さ。その緑あふれるキャンパスには、校舎やグラウンドの他、農場や演習林、各種実習場も備えています。なお、本学部創設60周年記念事業の一環として、「60周年記念棟(高層棟,低層棟)」を竣工し,現在は「1号館,2号館」として学生に親しまれています。自然と近代建築の融合を目指したキャンパスに,ぜひお越しください。


入口には日本大学農獣医学部 と書かれていますが、1996年生物資源科学部に改称しているようです


ここを左折します


14:38  ②天神公園 

この規模の公園としては多くの種類の樹木が植えられていることが特徴で、サクラ、モクレン、サルスベリ、アキニレ、ハギなど四季折々の木々を楽しめる公園です。藤棚もあり、快適な緑陰の下で休憩することができます。


14:40  ③天神社 

古来、この地には天神社と神明社の二社がありましたが、区画整理事業が開始されたのを機に、永年の風雪により損傷の激しかった二社が天神社として統合されました。9月秋分の日の例祭は「神輿渡御祭」ともいわれ、執り行われています。

天 満 宮 巡 拝|1243天神社(天神町・藤沢市)
【由緒】「昔よりこの地に天神社と神明社の二社あり 氏子崇敬者に両社大神ととなえて祭典を行ってきたがその由来については天神社の社殿は寛保元年(1741)に造立されたと伝えられる 尚天神社の鐘楼には弘化四年(1847)銘の梵鐘があったが太平洋戦争時の供出により失われ・・・以下略 」(境内の造営碑より)


14:50  ④自性院 

引地川沿いに建ち、当初は龍見寺と称されていましたが、後に寺号を浄土宗自性院(じしょういん)としました。境内には、重厚な本堂を取り囲むようにシダレウメなどの庭木や庭石、宝筐印塔などの石塔類が並べられ、厳粛な雰囲気が漂っています。

自性院 (藤沢市) - Wikipedia
藤沢市にある、浄土宗の寺院。山号は石川山。藤沢市を南北に流れる引地川の東岸沿い、石川地区に位置する。江戸時代初期に旗本の中根氏を開基とし、龍見が開山し以来、400年程の歴史がある。かつては石川山 龍見寺と呼ばれたが、のちに寺号を自性院と改称した。


14:53  引地川 秋本橋


14:58  ⑤佐波神社 

祭神は源義朝で、一説によると、戦国時代にこの石川の地で勢力のあった石川六人衆によって勧請されたと伝えられています。風格ある社殿の左には、ウメの古木があります。また、神社の東側にはタブノキ林が広がっています。

佐波神社 神奈川県藤沢市石川 - 神社と古事記
戦国時代末期、当地の石川に勢力のあった石川六人衆によって勧請されたと伝えられている。石川六人衆とは入内嶋、西山、田代、伊沢、佐川、市川氏のこと。なお、当社創立は江戸時代初期の慶長16年(1611年)ともされる。御祭神は源義朝。石川六人衆と源義朝の関係は不明。社名は初め、佐馬殿神社だった。その後、鯖神社に改称された。後に水害に遭い、再度改称して現社号に定まった。


15:13  ⑥なかむら公園 

2006年6月に全面開園した公園です。斜面を上ると、芝生広場が開けており、シンボルツリーとしてクスノキが一本そびえています。周囲にはパーゴラが設けられ、一般的な遊具のほか、アスレチック遊具も用意されています。
シンボルツリーのクスノキ

ロングすべり台とアスレチック

なかむら公園:スリル満点のロングすべり台&アスレチックほか - あそびい横浜・湘南
スリル満点のロングすべり台&アスレチックのほか、芝生広場、ターザンロープなども。見晴らし最高!の穴場公園です


15:23  和泉橋  サブルートとの分岐点


15:24  サブ⑫諏訪神社 

2本の大イチョウに挟まれた鳥居をくぐり、階段を上ると、草原のような境内が広がっており、龍の浮き彫りの装飾が目を引く諏訪神社の社殿が正面に現れます。諏訪神社から向かって右側には、山王神社の社殿が並んでいます。



15:38  サブ⑬桐原公園 

桐原工業団地の一角にあり、1967年に開園しました。園内には野球場が併設されており、市内で唯一ナイター設備があります。広々とした広場周辺にはサクラが主に植栽され、花見の時期には地元の人々が多く集まります。


15:51  和泉橋 に戻ってきました、メインルートに復帰



15:54  ⑦一色川 

一色川は、藤沢市葛原の女坂台付近を水源とし、石川の稲荷山で引地川に合流する延長1.9kmの準用河川です。流域内は工業団地が多く、また、川沿いには橋の欄干など、藤沢市にゆかりのある植物を題材にした構造物が見られます。


16:05  ⑧引地川 

引地川は、大和市上草柳にある県企業庁の谷戸を水源とした延長21.3kmの河川です。急激な市街化により、流域の保水・遊水機能が低下し、水害が頻発するようになってから、護岸の改修工事が行われ、現在に至っています。
アーチ形水管橋

田園都市線つきみ野駅近くの境川にあった水管橋と比べると小ぶりです


16:17  馬渡橋  2度目のサブルート分岐点


16:23  サブ⑭引地川周辺の植物 

馬渡橋上流の引地川沿いには、シダレヤナギ、ドウダンツツジ、ヤマブキ、シロシキブ、ホウキギなどさまざまな植物が植栽されています。馬渡橋付近の護岸には、セイバンモロコシ草地が見られます。


16:29  馬渡橋 に戻ってきました、再びメインルートに戻ります


16:31  ⑨遊歩道の植物 

引地川と湘南国際女子短大の間の遊歩道には、シラカシ、カクレミノ、ムクゲ、エゴノキ、アジサイ、トキワサンザシなどが植栽されています。トキワサンザシは西アジア原産のバラ科の常緑低木で、切花などに利用されます。


多摩大学の下を通ります


16:42  ⑩亀井神社 

この地に定住した人々が農地開拓を始めたころ、篤信な人が「不動の森」を霊山と定め、法華経を信仰したことが始まりと伝えられています。明治に亀井神社と改称し、村の鎮守社となりました。境内の池の周りには、センリョウやタマシダが見られます。


16:49  ⑪不動ヶ丘公園 

慶応年間より代々この地に住む山本松五郎氏が所有していた土地で、長年にわたり「いこいの森」として親しまれてきました。藤沢市に寄贈された後、傾斜地形と自然林を生かした、かつての雑木林をしのばせる公園となりました。


16:58  六会日大前駅 


六会日大前駅(Google Street View) 回転すると周囲を見渡せます


3階の通路から見た日本大学方面、スタート時は左の階段を下りて行きました


4-54 六会日大前駅(引地川)コース コースタイム

経由地・日付・天気 距離 累計 総h 所要h 見学h 着t 発t
六会日大前駅        0m  0:00  14:11
①駅前・大学周辺の植物    550m    550m  0:06  0:06  0:00  14:17  14:17
②天神公園  1000m  1550m  0:27  0:21  0:00  14:38  14:38
③天神社    100m  1650m  0:30  0:02  0:01  14:40  14:41
④自性院    650m  2300m  0:40  0:09  0:01  14:50  14:51
⑤佐波神社    500m  2800m  0:49  0:07  0:02  14:58  15:00
⑥なかむら公園    650m  3450m  1:04  0:13  0:02  15:13  15:15
サブ⑫諏訪神社    300m  3750m  1:14  0:09  0:01  15:24  15:25
サブ⑬桐原公園    700m  4450m  1:28  0:13  0:01  15:38  15:39
⑦一色川  4450m  1:43  0:15  0:00  15:54  15:54
⑧引地川  1400m  5850m  1:54  0:11  0:00  16:05  16:05
サブ⑭引地川周辺の植物    900m  6750m  2:13  0:18  0:01  16:23  16:24
⑨遊歩道の植物    300m  7050m  2:20  0:07  0:00  16:31  16:31
⑩亀井神社    600m  7650m  2:32  0:11  0:01  16:42  16:43
⑪不動ヶ丘公園    300m  7950m  2:38  0:06  0:00  16:49  16:49 
六会日大前駅    550m  8500m  2:47  0:09  16:58 
2020/6/27(土) 曇  8500m  2:47   2:37  0:10


4-54 引地川に沿ってサクラと緑と歴史を求めて 感想
昔はただの六会駅といっていたはずだと思いながら調べてみると、1998年(平成10年)8月に六会日大前駅に改称されていました。恐らく降りるのは初めてです。小田急線の駅にしては驚くほど豪華な駅舎でした。その割には辺りは閑散としていて、駅前にはクリニックや美容室が入っている3階建てのビルが1軒あるのみです。
日本大学生物資源科学部のある湘南キャンパスは東京ドーム12個分の広さがあるそうで、駅名を変えるほどおおきな影響力を持っているのが分ります。正門を過ぎたところに日本大学農獣医学部の看板がかかった門がありました。世田谷に住んでいたころ、駒留中学のそばに日本大学農獣医学部の校舎があったのを思い出します。現在は危機管理学部・スポーツ科学部となっているようです。
このコースにもサバ神社がありました。石川 の佐波神社で、「相模七左馬」のうち5ヶ所を回ったことになります。
3か月ぶりのウォーキングでしたが、3コース22.4kmを無事歩き終えました。


以上です。
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