mesetaのブログ

ウォーキングとフラメンコ
Walking,Flamenco&Guitar
Caminante,Flamenco y Guitarra

国立市03 谷保一番地コース TOKYO Walking Map 2021.10.6

2021.10.6 (水) 晴 4.4km→4.4km
ルート:谷保駅南口~谷保天満宮梅林~トンネル~上坂橋~大山橋~谷保一番地碑~市川緑道四阿~西府町湧水~上坂橋~ハケ上~谷保東方遺跡群~甲州街道~本田家住宅~谷保駅北口


コース07のゴール東京都多摩障害者スポーツセンターから、約550m離れた谷保駅まで歩きました


東京都多摩障害者スポーツセンター  


大学通りを国立駅と反対の南へ真っすぐ進むと、谷保駅に突き当たります


谷保駅北口  


連絡通路を上って改札口前を通り、南口へ移動します


東京都福祉保健局のサイト

国立市03 谷保一番地コース~はけの道と水路に沿って~
谷保天満宮の梅林を出発し、ハケ下の水路に沿って府中の市境まで、さらに、ハケ上から甲州街道を谷保駅まで歩きます
最寄駅:谷保駅(JR) 谷保駅(立川バス) 谷保駅(京王バス) 所要時間:約1時間10分 距離:約4.4km 消費カロリー:約210kcal 歩数:約6300歩


12:03  谷保駅 南口 スタートしました


谷保天満宮前交差点  


谷保天満宮  

谷保天満宮
菅原道真の子・道武が、大宰府で没した父をいたみ祀ったのを起源とし、養和元年(1181 年)に現在地へ遷したと伝えられる東日本最古の天満宮です。梅林には国立を愛した作家山口瞳の文学碑をはじめ多くの碑があります。有栖川宮威仁親王碑は、日本初(明治41 年)の遠乗会を記念し、自動車文化のさきがけを示すものと言えます。また例年2 月末~3 月初めの土・日曜日に梅祭りが催されます。神社では学業と共に交通安全の神を謳っています。


12:15  谷保天満宮  梅林にあった「わが国初の自動車「遠乗会」100周年」 説明板


段丘を下りてから府中用水に沿って進みます


立川崖線(ハケ)と府中用水

ハケと水路(下の川)  
谷保天満宮から流れ出した湧水が府中用水に混ざり、ハケ下を流れ「下の川」と呼ばれています。整備された遊歩道は、田圃を眺めながら府中へ向かう道です。

立川崖線(ハケ)
立川崖線は、府中に入ると府中崖線と呼び名を変え、調布では布田崖線と呼ばれています。
国分寺崖線と同様に古玉川(昔の多摩川)が削ったハケで、太古の昔に出来たと言われています。


この狭い道へ入ります


澄んだ水の府中用水 下の川


ここで一旦府中用水を離れます


立川崖線を振返ったところ


12:29  日野バイパストンネル をくぐります


再び府中用水 下の川 沿いを進みます


大山道に出ました


12:37  上坂橋  大山道を横切りました 

大山道  
各地から大山阿夫利神社(神奈川県)への参詣道を大山道と呼び、代表格が今の国道246号となった「矢倉沢往還」です。国立の各村にも “講”の一つに大山講があり昭和のはじめごろまでは恒例となっていたようです。参詣後に江の島を回る落語の「大山詣り」は、その風習を伝えるものでしょう。


ここでコースマップを見誤りました
本来のコースは大山道を右折して府中用水本流を通り、市川緑道まで行ってまたここへ戻って来るのですが、直進してしまいました
この間逆回りになっています


上坂橋  かみさかばし  説明杭


府中崖線  


12:42  西府町湧水  

府中(立川)崖線からの湧水で、東京の名湧水57選の一つです。ハケの上下を結ぶ斜めの坂がつくられ、西府緑地と名付られています。


12:42  谷保一番地碑  草で覆われていますが、かろうじて「和」と読めます

国立市の標高最低地点で、府中市日新町に接する地点です。府中用水は、国立側と府中側とが別個に管理されてきましたが、平成12 年の土地区画整理竣工により管理の一本化がなされました。谷保一番地の地に区画整理竣工記念碑が立ち、「和」と刻まれています。


市川緑道に入りました

12:49  市川緑道 四阿あずまや  ここで折り返します

府中用水本流がハケ下を流れる「下の川」と合流し府中に入ると「市川」と名を変えます。現在では、府中市を流れる用水はほぼ暗渠化され、市川緑道と呼ばれる散策路になっています。


府中用水本流  

多摩川の水を青柳で取水し、国立、府中の田圃を潤す府中用水は、江戸時代のはじめごろ古多摩川の流路跡を開削したといわれ、かつては「七ヶ村(組合)用水」と呼ばれました。谷保堰で府中への本流と谷保分水に分かれ、市境の谷保一番地で再び合流し府中を流れ、是政から多摩川へ注ぎます。府中三宿(新宿・本町・番場)と是政、上下の谷保、青柳の七ヶ村が用水の対象区域です。
 
大山橋  


13:04  上坂橋 に戻ってきました  大山道を上ります


11:13  ハケ上  からの眺め


ここで谷保東方遺跡群を探しました
写真がなくどんな様子かも分らずマップに書かれた位置を通り過ぎてしまいました
戻ってみましたがそれらしいものは見当りません
狭い道の左右を注意深く見ていたらありました!


13:11  谷保東方遺跡群  フェンスの中に小さい説明板が置かれていました

縄文中期末(約4000 年前)から古墳時代前期(約1700年前)の敷石式住居址集落遺跡で府中まで続きます。横穴墓は、昭和51 年道路改良工事の際に市内で初めて発見された遺跡で、単独での存在はまれです


その先にあった 谷保東方遺跡 横穴墓 説明板


白山神社   住宅街の中にあります


13:23  甲州街道  国立インター入口交差点

・甲州街道が国道20号から都道へ移管:国立IC入り口から八王子(高倉)に至る日野バイパスが全線開通し、国道20号となり、従来の20号(甲州街道)は都道256号となりました。
・甲州街道とバイパスの交差点:東八道路と日野バイパスを接続する道路を工事中です


旧獅子宿碑  


13:28  本田家住宅  

本田家は、江戸初期から350 年以上続く下谷保村の名家。名主、医家、書家であり、住宅は甲州街道に面して建ちます。主屋・薬医門は、国登録有形文化財です。主屋は慶安年間(1648~51)の建築とも言われましたが、享保16 年(1731)に発見された祈祷札により、江戸中期の18 世紀を下らないことが判りました。喰違六間型の都内最古例です。薬医門は、幕末の嘉永2 年(1849)建築の袖塀付き大型一間薬医門で、馬上のまま通過できたと言われています。昭和5 年、甲州街道拡幅により現在の位置に移転しました。


下谷保庚申塔(本田道)

庚申塔は悪疫を防ぎ、長寿を招く道教の庚申信仰により建てられました。60 日ごとに巡る庚申の夜、人体に棲む三尸の虫が、人の眠りに乗じ、天帝にその罪悪を告げ寿命を縮めると言い、眠らず過ごす“庚申待ち”の風習が江戸時代に広まりました。かつて府中と国立を結ぶ庚申道に建てられ、青面金剛を刻み、道標を兼ね、寛政五年と刻まれています。


13:37  谷保駅 北口  ゴールしました


13:41発の南武線で帰りました


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dのグラフ  4.4km→4.4km


国立市03 谷保一番地コース のコースタイム

経由地 距離km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
谷保駅  0.00km  0:00  12:03
谷保天満宮梅林  0.40km  0.40km  0:13  0:12  0:01  12:15  12:16
 日野バイパストンネル   0.60km  1.00km  0:26  0:13  0:00  12:29  12:29
上坂橋  0.55km  1.55km  0:34  0:08  0:00  12:37  12:37
西府町湧水  0.20km  1.75km  0:40  0:05  0:01  12:42  12:43
谷保一番地碑  0.20km  1.95km  0:45  0:04  0:01  12:47  12:48
市川緑道四阿  0.10km  2.05km  0:47  0:01  0:01  12:49  12:50
大山橋  0.50km  2.55km  0:56  0:09  0:00  12:59  12:59
上坂橋  0.25km  2.80km  1:01  0:05  0:00  13:04  13:04
ハケ上  0.15km  2.95km  1:03  0:02  0:00  13:06  13:06
谷保東方遺跡群  0.20km  3.15km  1:09  0:05  0:01  13:11  13:12
甲州街道  0.50km  3.65km  1:20  0:11  0:00  13:23  13:23
本田家住宅  0.25km  3.90km  1:25  0:05  0:00  13:28  13:28 
谷保駅  0.50km  4.40km   1:34  0:09  13:37 
2021/10/06(水) 晴  4.40km   1:34   1:29  0:05


国立市03 谷保一番地コース の感想
このコースもハケと呼ばれる崖線を歩きます。立川崖線、府中崖線と湧水が見どころになっています。西府町湧水と市川緑道は今年2月11日に府中市コース03でも来ています。その他は初めてのところばかりでした。
コースマップをよく見ると谷保天満宮の拝殿は寄らずに、まっすぐ梅林を通るようになっています。折角来たので拝殿まで行きお参りをしました。梅林には作家山口瞳の文学碑や有栖川威仁親王殿下台臨記念碑、句碑、石碑などがあったようです。もっとじっくり眺めればよかったのですが、一気に通り過ぎてしまったので残念ながら全く見ていません。


以上です。
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