2019.6.22 川崎市緑化センターと二ヶ領用水
2016.6.22(土)雨時々曇
妙楽寺のあじさいを鑑賞した後、降りしきる雨のなか次の目的地川崎市緑化センターに向いました。
都市緑化植物園 川崎市緑化センター 概要
神奈川県農業試験場東部園芸指導地が昭和11年(1936年)に開設されました。
その後、この施設は昭和24年(1949年)に川崎市に移管され、川崎市園芸技術普及農場として、ナシやモモなどの果樹栽培技術の普及、家畜伝染病の予防、農業用機械の技術講習場として活用されたほか、土壌診断や野菜及び花卉に関する試験栽培の実施など、多種の業務により市内の農業技術の向上を担ってまいりました。フルーツパーク(現川崎市農業技術支援センター)に果樹栽培試験に関する業務を移管後、昭和54年(1979年)に都市緑化の推進のために設定された川崎市緑化センター条例に基づき、「緑の相談所」の機能を持つ川崎市緑化センターとなりました。
川崎市緑化センター 園内マップ
川崎市緑化センターは妙楽寺から歩いて15分ほどのところにあり、二ヶ領用水を挟んで西園と東園に分かれています
川崎市緑化センター 南門:マップの一番下から西園に入りました
まずハーブ園へ行ってみます
ハーブ園
休憩所
生垣樹見本園
緑陰樹見本園から野草の小路を通ります
芝生公園
和風見本庭園
緑の吊橋
西園案内図:緑の吊橋手前にあります
苗畑方面へ進みます
苗畑の向うに あずまや が見えます
あずまや前の花畑
苗畑脇の通路
桃の里・宿河原
仕立樹見本園
雰囲気のある通路
二ヶ領用水:
はぎのトンネル
西園を出て緑の吊橋を渡り、東園に向います
緑化センター 西門
西門を入ってすぐのところ:東園に入りました
ときめき温室
トロピカルゾーン
ランゾーンと食虫植物コーナー
これが バニラ です
ドライゾーン
大きなサボテンです
管理事務所
緑化センター案内図
管理事務所の中に入りました
展示室
展示室全体
催し物広場:ハナショウブ カキツバタ アヤメ の違い
変った花です
灌木見本園方面
ピンボケではありません! スモークツリー
鉢物展示場
川崎市緑化センターを出ました:西門を出て緑の吊橋の手前を右に曲ります
二ヶ領用水に沿って歩きます
五ヶ村堀と八幡下の堰
長尾の里めぐり 案内板
二ヶ領用水竣工400年記念
二ヶ領用水は幹線水路だけで32kmもあると云われています。測量開始から14年、慶長16年(1611)に工事は完成した。工事を始めた時の次大夫は59歳、工事終了時は73歳になっていました。次大夫は、正月の3,4日以外は、毎日休まずに仕事をしたといいます。 そして 2011年3月1日が完成400年です
八幡下圦樋(いりひ) 明治43年4月竣工
八幡下圦樋(跡)記念碑:記念碑には、「八幡下圦樋とは、二ヶ領用水をの水を堰き止め、水量を調節する目的で明治43年4月に完成されたが、近年(昭和63年ごろ)、この圦樋が原因で水害が発生したため、取り壊された。」という趣旨の記述がある。
南武線のすぐ脇を通ります
二ヶ領用水両側に桜の木があります
手づくり郷土(ふるさと)大賞 受賞記念碑
手づくり郷土賞 平成17年度 大賞部門 二ヶ領用水(宿河原線)
宿河原堤桜保存会、宿河原町会
宿河原線は、ウォーキングや市内の史跡巡りコースとして、また地元小学校の環境学習の場として活用されています。桜の名所でもある沿川は、春には「桜まつり」、夏は「灯篭流し」等のイベントも行われる一方、魚の放流や桜の害虫駆除、桜木のこも巻きや撤去、クリーン作戦等に地元町会や市民団体が参画し、地域の活性化、まちづくり推進の拠点になっています。
水辺に生える植物
緑橋
カモが一羽
後からハトが飛んできました
手前ではコイがウヨウヨ
水辺に生える植物
宿河原の桜並木
二ヶ領用水
桜橋
南武線の下を通ります
立ったままでは通れません、傘をさしながら前傾姿勢でくぐりました
1.5mくらいある大きな花です
ところどころ道路で寸断されています、しかも横断歩道がありません
信号のあるところまで迂回しました
二ヶ領せせらぎ館 周辺案内図
二ヶ領せせらぎ館(TRM情報サイト)
TRM=多摩川リバーミュージアム:多摩川の活動情報
この下を二ヶ領用水が流れています:下流側
上流側
二ヶ領せせらぎ館
二ヶ領せせらぎ館 入口
二ヶ領せせらぎ館
二ヶ領せせらぎ館は、国土交通省の二ヶ領宿河原堰管理所の一画にあり、水防活動資材を備蓄しています。場所は、川崎市多摩区宿河原の二ヶ領宿河原堰のそばにあり、一階が情報・展示ホール、二階に会議室があります。
二ヶ領せせらぎ館の中:多摩川の鮎
二ヶ領用水宿河原堰模型
二ヶ領せせらぎ館展示室
二ヶ領用水はなぜ造られた?:そもそも二ヶ領用水は1590(天正18)年に多摩川が大洪水を起こして流路を変えたことから、新たに農業用水を引き、水田を開発するために造られました。
二ヶ領の「二」の意味は?:川崎領と稲毛領の「二」つの「領」にまたがって流れたことに由来します。二ヶ領用水と対岸の世田谷領・六郷領を流れる六郷用水を合わせて「四ヶ領用水」と総称することがあります。両用水は同じ小泉次大夫の指揮のもとに、ほぼ3か月交代で交互に工事が進められました。そのため「双子の用水」と呼ばれたりします。
二ヶ領用水の取水口:左が二ヶ領用水、右が多摩川、対岸は狛江市です
宿河原堰
多摩川下流方面
船島稲荷神社
船島稲荷神社(沓稲荷):わら沓に願いをかけて、これを奉納したことから「くつ稲荷」「くつかけ稲荷」とよばれています。
狛犬はオリに入った状態です
燈籠は支柱に支えられています
河川敷に建っているため大雨になると埋没するので、流されないようにしていると思われます
明治25年3月 建立
二ヶ領宿河原堰 説明板
宿河原堰は二ヶ領用水宿河原線へ安定的に多摩川の水を供給するためにつくられました。昭和 49 年(1974 年)の台風時に狛江側の堤防が決壊して大きな被害が出たために、平成 11 年(1999 年)可動堰として完成。
土手には大量のムクドリがいました
このあと土手を下り、登戸経由で歩いて帰りました
2019.6.22 川崎市緑化センターと二ヶ領用水 の感想
朝10:30家を出たときはまだ雨は降っていませんでした。歩き始めて30分ほどして降り始め、府中街道の藤子・F・不二雄ミュージアム前を通過するころには本降りとなりました。風もあり最初の目的地妙楽寺に着いたときは、ズボンはすっかり色が変わってしまいました。一旦止んでもすぐ降ってきます。その繰り返しでした。
妙楽寺はアジサイを見に来た人が大勢いましたが、緑化センターはまばらで温室や展示室には誰もいませんでした。すれ違うのは殆どが係りの人です。
二ヶ領用水は桜の季節に来たことがありますが、大勢の人が花見に訪れています。しかし、この日は雨が降っていたので、地元の人以外はいない感じでした。同様に二ヶ領せせらぎ館も他には誰もいませんでした。
以上です。
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